磯の王者とも呼ばれる、ルアーマンに人気のターゲット”ヒラスズキ”。
そんな憧れのターゲットを効率よく狙っていくために、ロッド選びはとても重要なポイントとなります。
今回は、11ft台のヒラスズキロッドのメリットやデメリット、さらにはおすすめのアイテムも紹介していきますので、ぜひロッド選びの参考にしてみてください。
- 釣り歴20年
- 元釣具屋店員
- 船舶免許あり
友人の誘いがきっかけでバス釣りの楽しさにハマり釣りを始める。その後、ヒラマサキャスティングゲームの発祥の地とも言われる佐賀県の呼子に移動。自身も船舶免許を取得し、ショア&オフショアでの青物やヒラスズキ等を中心に様々なジャンルのルアーフィッシングに魅了されつつ今日に至る。
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11ft台のヒラスズキロッドが活きる状況とは
ヒラスズキロッドの中で11ft台のものは、最も多く使われていると言っても過言ではありません。
特に11ft台のロッドは、強風時にも持ち重りしにくく、キャスト時にもコンパクトに振り抜くことができ、コントロール性の高さも大きな特徴となっています。
オールマイティに使用可能な11ft台のヒラスズキロッドですが、横風や向かい風の強い状況でヒラスズキを狙う際には特に、この絶妙なレングスが活きてくるでしょう。
11ft台のヒラスズキロッドを使うメリット・デメリット
では、11ft台のヒラスズキロッドを使うメリットとデメリットについて少し掘り下げて見ていきましょう。
メリット
メリットとして挙げられるのは、上記にあるように強風時にも持ち重りしにくいという点、そして操作性と感度の良さです。
操作性の点で、11ft台のものは12ft以上のロングロッドと比較して、取り回しが良く後ろにすぐ壁があり振りかぶることができないようなポイントや狭い場所でも、軽快にキャストし、ファイトを楽しむことができます。
また11ftという程よい長さということもあり、ある程度ブランクスに張りを持たせることが可能で、それだけ他のロングロッドに比べて感度も良くなります。
デメリット
デメリットとしては、足場が少し高い場所では、足元のポイントを攻めにくいという点が挙げられます。
良く通うフィールドに足場の高いポイントが多い場合は、11ft台よりも少し長めのロッドを選んだ方が良いでしょう。
また、波が高く時折磯の先端を波が洗っているような状況では、11ft台のものよりもロングレングスのヒラスズキロッドの方が安全性とルアーの操作性の両方の面で有利になります。
11ft台のヒラスズキロッドおすすめ8選
【シマノ】
エクスセンス ジェノス S110H/R
シマノのヒラスズキロッドの中でも、パワー重視設計となっているアイテムで、大型のヒラスズキだけでなく青物もターゲットとして視野に入れたゲーム展開が可能となっています。
波が高く、早めに勝負をつけたいという状況でも、このパワーのあるブランクスははとても有利で、ファイトからランディングまでアングラーの意思通りにスムーズに行っていくことができます。
【シマノ】
18 ディアルーナ S110M
11ftで自重174gというかなり軽量化されたシマノの18ディアルーナですが、軽さだけでなく強度の面でも「スパイラルX」や「ハイパワーX」と共に、マッスルカーボンを使用することでかなりのレベルを保持しています。
ラン&ガンを繰り返しながら、軽快にヒラスズキゲームを楽しみたいアングラーの方におすすめの1本です。
【ダイワ】
ラテオ モバイル 110MH-4
こちらのアイテムは4ピース仕様のモバイルロッドで、仕舞寸法はなんと89cmとなっています。
険しい道のりを歩いて進み、ポイントまでたどり着かなくてはならないようなフィールドにおいても、このコンパクトさは大きな武器となるでしょう。
継ぎ部にはVジョイント構造が採用されているため、マルチピースのモバイルロッドにありがちなパワーロスや感度の減衰も少なく、快適にヒラスズキゲームを楽しんでいくことが可能です。
【ヤマガブランクス】
バリスティック ヒラ 11MH TZ/NANO
東レのナノアロイ技術を搭載した、ナノブランク採用のヒラスズキ専用モデルです。
荷重がかかった際にはしっかりと曲がりこむブランクスでありながら、反発力は強く、大型ヒラスズキも簡単に浮かせることができます。
トルザイトリング搭載のガイドが使用されており、軽量化と感度の高さの点でも文句なしです。
【がまかつ】
ラグゼ チータ R3 110MH
発売当初から人気だったラグゼ チータシリーズの三代目となる、R3シリーズの最もロングレングスでパワーのあるモデルです。
東レの「ナノアロイ」と「トレカ(R)T1100G」という技術を搭載したそのブランクスは、ヒラスズキの繊細なバイトもしっかりと乗せながら、ファイト時には驚きのパワーと反発力で、意のままに大型魚をコントロールすることができます。
【テイルウォーク】
HI-TIDE TZ S110XH
チタンフレームにトルザイトリングを採用したガイドを搭載している、テイルウォークの高級ヒラスズキロッドです。
使用可能なルアーはMAX70gとなっているため、ヒラスズキゲームだけでなくショアジギングにも対応可能で、これ1本でさまざまな状況に対応することできる便利なロッドとなっています。
【アブガルシア】
エラディケーター エクストリーム EXTC-110H-TZ
こちらも東レのナノカーボンを採用した、高感度・高強度モデルのヒラスズキロッドです。
ヒラスズキロッドの中では数少ないベイトモデルで、エキスパートアングラーからの高い支持を得ています。
スピニングタックルでは味わえない、スリリングでゲーム性の高い釣りを楽しみたい方におすすめのアイテムです。
【メジャークラフト】
3代目 クロステージ CRX-1102M
クロスフォース製法を採用したシャープで強靭な作りのブランクスで、磯からのヒラスズキゲームをきっちりとサポートしてくれます。
かなり安価で購入可能なモデルでありながら、作りはしっかりしていて実釣に必要な装備も兼ね備えているため、これからヒラスズキゲームを始めてみたいという初心者の方にもおすすめの1本です。
まとめ
現在人気急上昇中のヒラスズキゲームですが、使用する装備やタックルの選択は簡単ではなく、ロッドに関してもさまざまなモデルが存在しているため、レングスやパワー設定などどれを選べば良いのか迷う方も多くいます。
ヒラスズキゲームで最も広く使用されている11ft台のロッドを使用する際の、メリット・デメリットをしっかりと理解して、ぜひ自分に合った仕様のロッドを選んでいきましょう。
11ft台のヒラスズキロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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