大物がかかった時にタモ網を携帯せず、泣く泣く逃がした経験がありませんか。
そんな時役に立つのが〝タモの柄（ランディングポール）〟です。
中でも10m以上長さのあるモデルは、さまざまな条件で活躍します。
本稿では10m以上のラインディングポールの解説と、おすすめの最長ランディングポールを厳選してご紹介します。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
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目次
10mのタモの柄（ランディングポール）が活躍する状況とは？
短いものでは1mから10mまで様々な長さのモデルが存在するタモの柄の中で、10m以上のモデルが大活躍するポイントは〝立ち入りにくいポイント〟です。
磯や堰、漁港の中でも足場が高すぎて攻めきれないポイントには、必ずと言っていいほど大型の魚が潜んでいます。
なぜなら人間が立ち入りにくいポイントや攻めにくい場所は、魚が人的プレッシャーを感じにくいからです。
大物を狙う時は必ず携帯するのをおススメします。
10mのタモの柄（ランディングポール）のメリット・デメリット
メリット
最大長が10mあれば、陸から1m～10mまでの高さで対応できるので一本所持すると釣りができるポイントの選択肢が増えます。
また、クロダイのエサのイガイなどを採取するときにも低い位置まで落としてから、勢いをつけてイガイに引っかけて採れますので便利です。
デメリット
長い柄は伸ばすと重量がかさみ操作性がどうしても落ちてしまいます。
また、短いものに比べて携帯性が低いモデルが多いです。
適切なポイント以外では車に積んでおくなどの工夫をしても良いかもしれません。
10mのタモの柄（ランディングポール）の選び方
重さ
強度と軽量を兼ねそろえているのが特徴の〝カーボン素材〟が最も使いやすいですが、カーボン含有率の高さやカーボンの加工技術により価格に幅があります。
予算内でカーボン含有率が最も高いモデルを選定しましょう。
ネジのサイズ
ランディングポールは先端に〝ネジ穴〟が付いていて、そこに合うタモ網やギャフ、イガイとり器などを装着して使用します。
自分が使いたいタモ網やギャフ、イガイとり器のネジの径を把握して適切なランディングポールを選ぶ必要があります。
仕舞寸法
ランディングポールはラジオアンテナや指揮棒のように、パイプを継ぎ合わせていつ〝小継タイプ〟が主流です。
出来るだけコンパクトに仕舞えるタイプのものがおススメですが、コンパクトに仕舞えるものほど価格が高いでしょう。
携帯性
10mのランディングポールは、重量がかさんでしまうのでその分携帯性の高いものが良いです。
ショルダーベルト付きのモデルや、専用のタモホルダーが付いているモデルがありますが携帯性に
10mのタモの柄（ランディングポール）おすすめ8選
【PROX】
磯玉の柄剛剣 100/ITGK
カーボン含有率97%の頑強且つ軽量設計のランディングポールですので、操作性が高くスムーズに魚を取り込めます。
また、ショルダーベルトがついているので携帯性が高く、移動しながらの釣りにも向いているモデルです。
価格も15000円以下とコスパに優れています。
【SANLIKE】
玉の柄 磯釣り ランディングポール 伸縮 軽量 玉ノ柄 カーボン 小継玉の柄 9m
強さと軽量を併せ持つカーボン含有率90%の小継タイプのランディングポールです。
柄の先端のネジ穴は12㎜と汎用性が高く、さまざまなタモ網やギャフに適合しています。
ショルダーベルト付きですので、携帯性にも優れランガンや探り釣りにおススメしたいモデルです。
【tail walk】
CATCHBAR（キャッチバー）改 700 16947
10mには満たないが大き目のランディングネットを取り付けることにより8m近くまで伸ばせるタイプの小継タイプのランディングポールです。
イカギャフの装着が可能なジョイントですので、幅広い釣りで使用できる魅力的なモデルです。
また、携帯性にも優れタモホルダーとベルトが初期装備となっています。
【alpha tackle】
ランディングギア シャフト 700 52294
仕舞寸法66㎝とコンパクトに収納できる7mのランディングポールです。
大きいオーバル型のタモ網をつけることで8m近くまで長さをつけ足せます。
タモホルダーが初期装備として着用されている事から、携帯性にも優れています。
価格も1万円以下とコスパの良さも見逃せません。
【ソルフィエスタ】
ステルヴィオ磯 玉の柄 700
仕舞寸法は長いもののシッカリと作りこまれたショルダーベルトが付いているので携帯性に優れているモデルです。
また、カーボン含有率85%なので強度と軽さの両方の機能を持ち合わせています。
価格も手ごろな1万円代なのでコスパの良さも見逃せません。
【INGRAM】
ISO 玉の柄イングラム イソ8m
磯釣りを想定して作られた8mの長尺ランディングポールです。
ハイエンドモデルらしい〝豪華な装飾〟はもちろん、機能面でもスムーズな操作を実現するエアスルー設計をはじめ、ハードな使用にも耐えられる口欠け防止リングをはじめ様々な工夫が施されています。
【Gear-Lab】
落としてタモ～（玉網）
タモ網の先に取り付ける11mのロープの先に網が付いているアシストランディングネット。
どうしても水面まで届かないが魚のストックが多い穴場のポイントのマストアイテムです。
価格も安価なので一つ携帯する事をおススメします。
【Gamakatsu】
ドロップネット80cm LE806
10mのロープを水面に落とし込んで使用する〝落としタモ〟です。
ロープを繋ぎ合わせればどんなに水面から高い釣り場でも安心して魚を取り込めます。
少し使い方にコツがいりますが、携帯性と網の強度共に安心して使える便利なモデルです。
まとめ
足場が高い釣り場で大型のターゲットもランディングできる道具〝ランディングポール〟
大型の魚を狙うアングラーにとってマストアイテムと言っても過言ではありません。
本稿を参考に長いランディングポールを使用し足場の高いポイントを攻略していただければ幸いです。
10mのタモの柄の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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