スノーボードに行く際、スマホや貴重品などを持ち歩くのにポケットに入れていくと思いますが、荷物が多いと困りますよね。
特にお子さんとスノーボードに行く方や、GoProなどで撮影する方などは荷物がかさばります。
そのようなときに便利なのが、バックパックやリュックサックです。
そこで今回は、大型のバックパックから小型の10Lリュックまで、選び方やおすすめをご紹介していきます。
スノーボード用バックパックを使うメリット
両手が使える
バックパックを背負うことで、両手が自由に使えるのがメリットの一つです。
手に荷物を持ちながら滑るとバランスを崩しやすくなるので、両手がフリーな状態はバランスを取りやすく安定します。
また、小さなお子さんと移動するとき、バックパックの裏側にコンプレッションベルトがあれば、板を固定して持ち運べます。
手を繋いで歩けるのも嬉しいポイントですね。
荷物が多くても持ち運べる
ポケットに収納しきれない荷物でも、バックパックがあるとたくさんの荷物を持ち運ぶことができます。
子供の着替えや、滑って暑くなった際に脱いだインナーなどを入れておけます。
撮影する際には、三脚や折り畳みの自撮り棒、予備バッテリーなども収納できるので便利です。
ちょっとしたおやつやドリンクなども入れておくと、小腹が空いたときに重宝しますよ。
スノーボード用バックパックを使うデメリット
転倒の衝撃がある
バックパックを背負って滑っていて転倒したとき、ペットボトルや三脚などのゴツゴツした部分が背中に当たると衝撃があります。
転倒して痛いとモチベーションも下がるので、痛くならないよう荷物の入れ方を工夫すると良いですね。
また、背中にパットが入っている物もあるので、衝撃を吸収してくれるバックパックを選ぶのも良いでしょう。
荷物に対して容量が大きいとバランスが崩れる
自分の荷物の量に対してバックパックの容量が大きいと、滑っているときにバッグの中で荷が動いてバランスが崩れやすくなります。
バランスが崩れると転倒しやすくなり、なかなか上達しません。
そのため、荷物の量を考えてバックパックの容量を決めることが大切です。
スノーボード用バックパックの選び方
容量を決める
バックパックを選ぶうえで重要なのが、容量を決めることです。
大きめを選べばよいと思うかもしれませんが、中の荷物が少ないとバッグの中で荷物が遊んでしまい、衝撃が背中に伝わります。
また、荷物が遊ぶことでバランスを崩しやすくなるので、容量を決める際は自分が持っていきたい荷物を考えて選ぶ必要があります。
背中の衝撃を緩和するもの
バックパックを背負う際、荷物が硬いものだと背中に衝撃が伝わりやすくなります。
特に三脚や自撮り棒など持っていると、滑っているときにも伝わってきます。
さらに、転倒した際には角が背中に当たることもあるのです。
そのため、背中にパッドなどの衝撃吸収素材が入っているバックパックを選ぶことで、衝撃を緩和して安全に滑走できます。
体へのフィット感
バックパックを背負って滑走する際には、体にフィットしているものを選ぶのも大切です。
体にフィットしていないと、バッグがずれて滑りに集中できません。
荷物が少なくてもバッグは上下に揺れるので、ベルト付きがおすすめです。
ベルトは胸付近にあるチェストベルトや、腰にあるウエストベルトの2カ所あります。
荷物が少ない場合はチェストベルト、荷物が多い場合は両方のベルトがあるバックパックを選ぶと良いでしょう。
板の固定ができるコンプレッションベルト
バックパックの反対側には、板を固定できるコンプレッションベルトがあります。
バックカントリーでは、このベルトで板を固定し、山を登って滑ります。
小さなお子さんをお連れの場合は、板をバッグに背負うことで、子供と手を繋いで駐車場を歩くことが可能です。
また、暑くて脱いだウェアなど、バッグに入りきらない荷物も、ベルトで固定して持ち運ぶことができるのも良いと思います。
便利機能や安全性
便利な機能として、スノーボードをしているときはグローブをしているので、ファスナーを開け閉めしやすい仕様が良いでしょう。
グローブをしていると、指先がゴワゴワして掴みにくいので、大きなファスナーか紐など付いていると開閉しやすいです。
また、サイドポケットが付いていると、ペットボトルを取り出しやすいので便利ですよ。
ほかにも、スマホやゴーグルなどを収納する場所に、衝撃吸収素材や防水性の高い素材が使用されていると助かります。
安全面では、ベルト類が長いとリフトに引っ掛かることがあるので、ベルト類の長さを調整できる物を選ぶと良いでしょう。
スノーボード用バックパックおすすめ10選
【Unigear】
スキーバックパック
30Lの収納があり、ゴーグルのポケットはベルベット素材で傷を防止してくれます。
人間工学に基づいた設計で、PEフォーム素材のため疲れにくく、通気性も良いのが特徴です。
ウエストとチェストにベルトがあるのでフィット感も高く、チェストにはホイッスルが付属しています。
また、背面にはスノーボードの板も固定できるので、持ち運びも可能です。
【ミレー】
クーラ30(MIS0545)
撥水加工がされており、耐久性に優れた素材のため、2~3日程度までの荷物を入れることができます。
背面はクッション性や通気性が良く、フィット感が高い形状になっています。
ウエストベルトは街でも使やすいように、取り外し可能なのがいいですね。
メインポケットのジップには、鍵を掛けることができるので安心です。
レインカバーも付属しているので、突然雨が降ってきても対応できるので助かります。
【ザノースフェイス】
Chugach 28(NM62252)
高摩耗性のある素材や高強度アルミフレームを使用することで、軽量かつ高耐久を実現しています。
ジップには紐が付いているのでグローブでも開閉しやすく、開口部も大きいため荷物が取り出しやすくなっており便利です。
スノーボードやヘルメットキャリーもあり、いろいろと持ち運べるので使い勝手が良く、値段は少し高いですがおすすめです。
【ダカイン】
HELI PLO 24L(BC237217)
ダカインの24Lバックパックは、スノーボードに必要な道具をほぼすべて収納可能になっています。
スノーシャベルのポケットがあり、ゴーグルポケットの内側はフリース素材になっているので、傷が付きにくいのも嬉しいですね。
背中からヒップまでパット付きなので、クッション性も高く安全です。
チェストやウエストにはベルトがありフィット感も良く、胸にはレスキュー用のホイッスルがあるので、もしものときも安心できます。
【バートン】
サイドヒル25L
安全な素材のみを使用したバックパックのため、安心して使用できます。
両サイドにジップ付きでボトル用のポケットがあり、内側にはキークリップのメッシュポケットなど便利機能が充実しています。
ゴーグルポケットも、傷が付きにくいフリース素材なので安心です。
サイドの圧縮ストラップは、荷物の量が少ない場合にストラップを締めると、バッグを小さくできて荷物の揺れを抑制できます。
【オークリー】
ESSENTIAL BOX PACK M 4.0(FOS900234)
オークリーの25Lバックパックは、メイン収納部分が細かく分かれており、整理しやすくなっています。
開閉も大きいので、出し入れも簡単にできるのが便利です。
また、EYEWEARのホルダーやポケットもあり、見た目もカッコよくスタイリッシュなので目立ちます。
【マムート】
ニルヴァーナ 18(2560-00061)
リサイクル素材を使用した、環境にやさしいマムートのバックパックです。
背面はパットが内蔵され、ヒップやショルダーには伸縮素材を使用しているので、激しい動きも問題ありません。
フルジップなので、荷物の出し入れが簡単にできるのもいいですね。
ゴーグルはパッド入りのポーチになっています。
【ダカイン】
Heli Pack 12L
スノーボードの板も担げる12Lバックパックです。
スノーツールやシャベルなどのキャリーもあるので、スノーボードのスタイルの幅が広がります。
ゴーグルはフリース素材でしっかりと保護し、撥水仕様でレスキュー用ホイッスルも付いているので、いざというときも安心です。
【サロモン】
エックスティー10
こちらは、サロモンの10Lリュックサックです。
サイクリングや登山などにも最適で、バックパネルはクッション性や通気性に優れています。
10Lと小さいのでウエストベルトはありませんが、チェストベルトのみでしっかりと固定できてフィット感抜群です。
荷物が少ない場合は、これくらいの大きさが良いかもしれません。
【ザノースフェイス】
マーティンウィング10(NM61814)
レース用ランニングモデルですが、機能性が高く、スノーボードにもおすすめのリュックです。
背面が軽量のメッシュ構造で、通気性が良く、蒸れにくくなっています。
ヒップベルトにはポケットが、その横にもストレッチポケットがあるので、小物や薄手のインナーなどを入れるのに便利です。
メイン収納は、広い開閉ができるので出し入れもしやすく、見た目がかっこいいのでおしゃれに身につけられます。
まとめ
スノーボードにバックパックを背負っていくことで、今まで持って行けなかった荷物を持てるので、楽しみ方の幅が広がります。
荷物の量や機能面などを考慮して、自分に合ったバッグで楽しいスノーボードを満喫してください。
スノーボード用バックパックの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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