自然の中という普段とは違う環境で過ごすことで、日頃のストレスを解消することができるキャンプ。
キャンプを満喫できるかどうかは、夜の睡眠が重要なポイントになります。
しかし、普段と違う環境だと、眠れないという方も多いでしょう。
そこで欠かせないのが、季節に合った寝心地のいい寝袋です。
季節ごとにいくつも寝袋を用意するのは大変なので、これひとつでオールシーズン使える寝袋があると大活躍してくれます。
この記事では、便利なオールシーズン対応の寝袋について、メリット・デメリットや選び方まで詳しくご紹介します。
目次
- 1 オールシーズン対応寝袋を使うメリット
- 2 オールシーズン対応寝袋を使うデメリット
- 3 オールシーズン対応寝袋の選び方
- 4 オールシーズン対応寝袋おすすめ10選
- 4.1 【AIFLYCY】寝袋 シュラフ(shuidai0921)
- 4.2 【LICLI】寝袋 夏用 オールシーズン
- 4.3 【KingCamp】寝袋 ワイド
- 4.4 【UnderwoodAggregator】二人用寝袋
- 4.5 【HAWK GEAR】寝袋 シュラフ
- 4.6 【Coleman】寝袋 コージーII(2000034772)
- 4.7 【snow peak】寝袋 SSシングル(BD-105GY)
- 4.8 【NATURE LAND】寝袋 シュラフ
- 4.9 【mont-bell】シームレスダウンハガー800 #3 (1121401)
- 4.10 【NANGA AURORA】light 750 DX(AURLT750DX)
- 5 まとめ
オールシーズン対応寝袋を使うメリット
これひとつで一年中使える
キャンプにハマりだすと、夏だけでなく1年中キャンプに行きたくなってしまいますよね。
キャンプは季節ごとに必要な装備が変わってきますが、とくに寝袋は気温に対応するため、夏と冬では必要な機能が大きく異なります。
とはいえ、寝袋をいくつも所有するのは中々難しいため、オールシーズン対応の寝袋があるとよいでしょう。
油断しがちな夏の冷え込みにも安心
夏のキャンプだからと油断していると、天候の悪い日など急に冷え込むことがあります。
天候が悪くなくても、夜や朝方は思ったより寒いと感じることも多いため、念のため上着を用意するなど防寒対策が必要です。
寒いと安眠を妨げてしまうため、寝ている時の防寒対策も重要ですが、オールシーズン対応の寝袋であれば暖かく快適に眠ることができます。
地厚で寝心地がいい
オールシーズン対応の寝袋は、冬の寒さにも耐えられるよう厚手のしっかりした作りになっています。
そのため、クッション性があり体を優しく包み込んでくれるため、寝心地も抜群です。
夏に使用する場合だと、厚手の寝袋は暑すぎることもありますが、そのような時は敷布団のように上に寝てしまうといいでしょう。
オールシーズン対応寝袋を使うデメリット
真夏と真冬には対応しにくい
オールシーズン対応の寝袋は、普通の寝袋に比べてあらゆる気候に対応できるようになっています。
しかし、冬の寒さに合わせると夏には暑すぎるし、逆に夏も使える薄手にすると冬には向かないなど、バランスを考慮することが必要です。
夏の使用が多ければ暑く感じやすいフランネル素材は避ける、冬の使用が多ければ使用可能な最低気温が-5℃以下の商品を選びましょう。
収納時にかさばる
キャンプでは、持ち運びの負担を減らすために、コンパクト性は重要なポイントです。
オールシーズン対応の寝袋は、冬の寒さにも耐えられるよう厚手に造られていることが多いため、普通の寝袋よりかさばりやすくなっています。
とくに、登山キャンプやツーリングキャンプで使用する場合には、収納時のサイズや重量をよくチェックしてください。
機能性のいい商品は高額
オールシーズン対応の寝袋は、コスパのよい低価格な商品も多いですが、中には数万円する高額なものもあります。
もともと寝袋の価格帯は、使用可能な最低気温が低いほど高額になり、さらに有名ブランドの商品だと5万円を超えるものもあります。
そこまで高額だと手が出ないという方は、ホッカイロや湯たんぽ、電源が用意できるなら電気毛布などを併用するとよいでしょう。
オールシーズン対応寝袋の選び方
機能性
体力を使うキャンプでは、睡眠でしっかり疲れをとることがとても重要です。
そのため、キャンプアイテムの中でも、寝袋はとくに機能性が大事なポイントになります。
寒さを防ぐ耐寒性、寝心地、肌触りなど快適な睡眠のための機能性のほか、コンパクト性など持ち運びのしやすさも確認しましょう。
また、中には自宅で丸洗い可能な寝袋もあり、頻繁にキャンプに行く方におすすめです。
タイプ
寝袋には形状により何種類かタイプがあり、それぞれ使い勝手に違いがあります。
オールシーズン対応の寝袋は、おおよそ「封筒型」か「マミー型」の2つのタイプに分かれています。
「封筒型」は、その名の通り2つ折りの長方形の寝袋で、幅が広く布団のように寝返りをうつことが可能です。
「マミー型」は、ミノムシのように体にフィットし、封筒型より寝心地は劣りますが保温性に優れています。
サイズ
寝袋を購入する際は、サイズ選びがもっとも重要なポイントです。
そもそも小さすぎでは使えませんし、大きすぎてもスキマに冷たい風が入りこんで寒いなどの問題があります。
また、封筒型の寝袋であれば、連結可能な商品や、2人用のサイズの商品などもあるので、ファミリーキャンプにもぴったりでしょう。
メーカー
寝袋はキャンプアイテムの中でも最も基本的な物のひとつなので、オールシーズン対応の寝袋も幅広いメーカーで取り扱いがあります。
中国など海外の格安メーカーや、デザイン性や機能性にこだわった老舗メーカーまで様々なため、価格と質のバランスをよく考慮して選んでみてください。
価格帯
オールシーズン対応の寝袋は、メーカーや機能性によって価格に大きな差があります。
とくに、使用可能な最低気温が低いほど、こだわった素材や設計になっているため価格帯も高いです。
また、人気メーカーの商品になるとさらに高額になり、自分にとって機能性・ブランド・価格の何が重要かによって選び方も変わってきます。
オールシーズン対応寝袋おすすめ10選
メーカー・商品名 | サイズ(全長×幅) | 使用可能気温 | タイプ |
---|---|---|---|
AIFLYCY 寝袋 シュラフ | 200×100 | -20℃~28℃ | 封筒型 |
LICLI 寝袋 夏用 オールシーズン | 220×75 | -5℃~ | 封筒型 |
KingCamp 寝袋 ワイド | 220×100 | -8℃~12℃ | 封筒型 |
UnderwoodAggregator 二人用寝袋 | 220×150 | 記載なし | 封筒型 |
HAWK GEAR 寝袋 シュラフ | 210×72.5 | -15℃~ | マミー型 |
Coleman 寝袋 コージーII | 190×84 | 5℃~ | 封筒型 |
snow peak 寝袋 SSシングル | 196×78 | 5℃~ | 封筒型 |
NATURE LAND 寝袋 シュラフ | 220×75 | -5℃~10℃ | マミー型 |
mont-bell シームレスダウンハガー800 #3 | 183 | -1℃~ | マミー型 |
NANGA AURORA light 750 DX | 210×80 | -16℃~ | マミー型 |
【AIFLYCY】
寝袋 シュラフ(shuidai0921)
抜群の寝心地で、多機能なオールシーズン対応の寝袋です。
28℃から-20℃まで幅広く対応していますが、快適温度域は28℃から0℃となっているため、真冬は湯たんぽや電気毛布を併用するとよいでしょう。
幅が広くゆとりのあるサイズ感で、連結も可能なため家族みんなで一緒の寝袋を使うこともできます。
サイズ(全長×幅) | 200×100 |
---|---|
使用可能気温 | -20℃~28℃ |
タイプ | 封筒型 |
【LICLI】
寝袋 夏用 オールシーズン
オールシーズン対応の寝袋の中でも、3,000円台とコスパのよい商品になっています。
-5℃まで使用可能で中綿がたっぷり入っているため暖かく、夏には敷布団として使っても快適な寝心地です。
フード付きで寝袋内の熱が逃げるのを防ぐことができたり、ファスナーガード付いていたりと、安くても充実した機能が備わっています。
サイズ(全長×幅) | 220×75 |
---|---|
使用可能気温 | -5℃~ |
タイプ | 封筒型 |
【KingCamp】
寝袋 ワイド
全長がフード付きの220cmで幅が100cmと、成人男性が使用してもゆとりのある大き目サイズになっています。
中地はフランネル素材で肌触りがよくて暖かく、-8℃まで対応しているため冬も安心のオールシーズン対応です。
ただし、フランネル素材は暑い時期には向かないため、気温が12℃以上の場合は敷布団にして薄手のタオルケットを用意するとよいでしょう。
サイズ(全長×幅) | 220×100 |
---|---|
使用可能気温 | -8℃~12℃ |
タイプ | 封筒型 |
【UnderwoodAggregator】
二人用寝袋
2人で使えるワイドサイズのオールシーズン対応の寝袋です。
切り離してそれぞれ1人用の寝袋としても使うことができ、長いほうを男性が、短いほうを女性がとカップルで使い分けることができます。
ちゃんと枕が2つ付いているのもうれしいポイントです。
46×34×12cmで重さ2.4kgと、通常の寝袋を2つ持つよりもコンパクトで軽量になっています。
サイズ(全長×幅) | 220×150 |
---|---|
使用可能気温 | 記載なし |
タイプ | 封筒型 |
【HAWK GEAR】
寝袋 シュラフ
何と使用可能な最低気温が-15℃とかなり高性能なのに、価格が5,000円以下という大変コスパのよい寝袋です。
マミー型で体にフィットする形のため、熱を逃がさず冬でも快適に眠ることができます。
カラーバリエーションも豊富で、水温30度以下で丸洗いも可能な、便利で魅力的な商品です。
サイズ(全長×幅) | 210×72.5 |
---|---|
使用可能気温 | -15℃~ |
タイプ | マミー型 |
【Coleman】
寝袋 コージーII(2000034772)
表地は落ち着いたネイビーで、裏地は明るいオレンジににぎやかな柄がアクセントになっている、デザイン性もよい商品です。
5℃以上対応で、冷え込みがちな10月や11月ごろにも安心して使うことができます。
スマホ収納用のポケットが付いていたり、連結も可能だったりと何かと便利なオールシーズン対応の寝袋です。
サイズ(全長×幅) | 190×84 |
---|---|
使用可能気温 | 5℃~ |
タイプ | 封筒型 |
【snow peak】
寝袋 SSシングル(BD-105GY)
洗練されたグレー一色のおしゃれなオールシーズン対応の寝袋です。
安心安定のスノーピークで、デザイン性だけでなく機能性も優れています。
しっかりと厚みのある中綿で、寒い夜もぬくぬく暖かく過ごすことができ、肌触りも抜群です。
スマホを収納するためのポケットが付いており、2つ連結させて家族で仲良く一緒に寝ることもできます。
サイズ(全長×幅) | 196×78 |
---|---|
使用可能気温 | 5℃~ |
タイプ | 封筒型 |
【NATURE LAND】
寝袋 シュラフ
キャンプインストラクターも絶賛の、とことん寝心地のよさを追求したこだわりの設計です。
内側は毛布生地になっており、とろけるような肌触りで熟睡できること間違いなし。
また、冷えやすい足元には中綿が増量されていて、寒い日でも快適に眠ることができます。
安心の日本メーカーの商品で、保証も30日間付いています。
サイズ(全長×幅) | 220×75 |
---|---|
使用可能気温 | -5℃~10℃ |
タイプ | マミー型 |
【mont-bell】
シームレスダウンハガー800 #3 (1121401)
縫い目と凹凸がない革新的でスタイリッシュなデザインの寝袋になっています。
サイズ展開が3種類あり、一番大きいものだと身長190cmの成人男性にぴったりのサイズです。
商品説明の中に幅の記載がありませんが、独自の伸縮性の高い生地を使用しており、あらゆる体形にフィットする設計になっています。
また、本体が555gと超軽量であることも大きな特徴です。
サイズ(全長×幅) | 183 |
---|---|
使用可能気温 | -1℃~ |
タイプ | マミー型 |
【NANGA AURORA】
light 750 DX(AURLT750DX)
5万円以上とかなり高額ですが、ダントツの性能のよさを誇るオールシーズン対応の寝袋です。
独自に開発した防水透湿素材を使用し、悪天候でテント内に雨が侵入しても、湿度が高くても快適に眠ることができます。
収納時のサイズは19×31cmとコンパクトですが、広げると驚くほど膨らみ、ほどよいボリューム感で体を優しく包んでくれます。
サイズ(全長×幅) | 210×80 |
---|---|
使用可能気温 | -16℃~ |
タイプ | マミー型 |
まとめ
キャンプのアイテムは商品によって色々な機能のものがあって、スペースとお金さえあれば無限に揃えたくなってしまいますよね。
しかし、寝袋のようなかさばるアイテムはそういくつも持てるものではありません。
オールシーズン対応の寝袋は商品によって機能性に大きな違いがあるため、ぜひこの記事を参考に自分にぴったりの寝袋を見つけましょう。
オールシーズン対応寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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