安全性が高く、どんな人でも手軽に使えるので、キャンプやBBQでなどのアウトドアで便利な「LEDランタン」。
乾電池を使用する電池式のLEDランタンであれば、地震や停電時などの防災アイテムとしても活躍します。
しかし、さまざまなブランドから発売されているので、どれを選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、乾電池を使用する電池式LEDランタンを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 電池式LEDランタンを使うメリット
- 2 電池式LEDランタンを使うデメリット
- 3 電池式LEDランタンの選び方
- 4 電池式LEDランタンおすすめ10選
- 4.1 【GENTOS】LEDランタン(EX-036)
- 4.2 【無印良品】LEDランタン 白(MJ-LTNF1/44876879)
- 4.3 【BAREBONES】ミニエジソンランタン(BARE273)
- 4.4 【CAPTAIN STAG】雷神 COBランタン(UK-4055)
- 4.5 【snow peak】たねほおずき(ES-041WH-US)
- 4.6 【Coleman】バッテリーガードLEDランタン(2000034245)
- 4.7 【BRUNO】マルチLEDランタン(BOL005-IV)
- 4.8 【BAREBONES】レイルロードランタン(20230010007000)
- 4.9 【GENTOS】LEDランタン(EX-1300D)
- 4.10 【Coleman】マルチパネルランタン(2000031270)
- 5 まとめ
電池式LEDランタンを使うメリット
火を使用しないので安全性が高い
電池式LEDランタンを使用する1番のメリットは、ガスランタンのように火を使用しないので安全性が高いことでしょう。
キャンプやBBQなど屋外で使用する場合は、とくに火がテントやタープに燃え移る心配がありません。
また、小さなお子さんのいるご家庭でも、火傷やケガのリスクも少ないので、LEDランタンの使用がおすすめです。
使い方が簡単
電池式LEDランタンは、ガスランタンなどと比較して、使用方法が簡単な商品が多いことも魅力の1つです。
そのため、これからキャンプを始めたいという初心者の方や、お子さんのいるファミリーキャンパーの方にもおすすめです。
また、乾電池を交換するだけでよい電池式LEDランタンであれば、使用後に充電する必要もないので手軽に使えるでしょう。
さまざまな明るさの商品がある
電池式LEDランタンはメインランタン、サブランタンどちらとしても使用できるような、さまざまな明るさの商品があります。
そのため、キャンプやBBQなどの使用用途に合わせて、ぴったりな明るさのランタンが手に入るでしょう。
とくに、大きいテントでもしっかりと照らせる1,200ルーメン以上のランタンは、1つ持っていると安心できるアイテムです。
防災アイテムとしても活躍
手軽に使用できるLEDランタンは、地震や台風などの災害時の防災アイテムとしても活躍するでしょう。
とくに、電池式のLEDランタンは乾電池を入れ替えるだけで使用可能で、充電を必要としないので停電時も安心して使用できます。
また、商品によってはモバイルバッテリーが搭載されていて、スマホやラジオを充電できる便利な商品もあります。
持ち運びが簡単
電池式LEDランタンは、ガスランタンや灯油ランタンと比較して持ち運びやすい商品が多いです。
とくに、自宅の収納場所から車、キャンプサイトへと持ち運びの機会が多いキャンプ場では活躍する商品でしょう。
また、灯油やCB缶、OD缶などの燃料を必要とせず、それらを持ち運ぶ必要がないので、さらに手軽に使える商品と言えます。
電池式LEDランタンを使うデメリット
雨などに弱い商品もある
電池式LEDランタンの中には、雨や結露の水滴などによる水濡れに弱い商品も販売されています。
とくに、天気が変わりやすいような標高の高い場所や雨の多い場所で、よくキャンプをされる方は注意が必要です。
ただし、防水・防塵性能が優れた商品も多く発売されているので、購入前に必ずチェックしてみてください。
故障して使用できなくなる可能性も
先述した通り、LEDランタンの中には防水・防塵性能の低い商品も販売されています。
そのため、万が一雨や砂埃がランタンの中に入ると、最悪の場合壊れてしまい点灯しなくなってしまう可能性も。
キャンプなどのアウトドアシーンでは、急な故障にも対応できるよう、予備のランタンを持ち歩くと安心でしょう。
ガスランタンのような暖かさがない
灯油やガソリンを使用するガスランタンは、気温の下がる季節はちょっとした暖房としても使えます。
しかし、電池式のLEDランタンは火を使わない分安全ですが、ガスランタンのような暖かさはありません。
ランタンには手軽さや安全性より、温かみやメンテナンスを楽しみたいという方には、ガスランタンがおすすめです。
電池式LEDランタンの選び方
用途に合った明るさを選ぼう
LEDランタンを購入する際は、メインとサブどちらで使用するかによって明るさを選びましょう。
メイン:1,000~12,00ルーメンがおすすめ
大人数でキャンプをする場合は1,200ルーメンあると安心です。
広い場所を照らすのはもちろん、手元までしっかりと見えるでしょう。
サブ:300ルーメン以上がおすすめ
テーブル上や小さなテント内を照らす場合は300ルーメン以上を選びましょう。
また、360°照らせるタイプであれば置き場所に困らず使用できます。
光色や光量が調節できる便利
光色や光量を調節できるランタンは汎用性が高く、あらゆるシーンで活躍するでしょう。
例えば、料理など手元を照らすときは「白色」、就寝前のリラックスタイムには「暖色」など、雰囲気を自由に変えられます。
光量調節できるものはメインランタンやサブランタンどちらとしても使用できるので便利です。
また、調節方法は「ボタン式」より「ダイヤル式」の方が、暗い場所でも簡単に調節できるのでおすすめです。
連続点灯時間は7~8時間以上がおすすめ
キャンプで使用する場合は、LEDランタンの連続点灯時間7~8時間以上の商品を選びましょう。
ただし、2泊以上キャンプをするのであれば、乾電池の取り換えが必要となる可能性が高くなります。
また、連続点灯時間は低い照度で使用するか、高い照度で使用するかによって、時間が変わってきます。
使用シーンを想定しつつ、アクシデントにも備えて取り換え用の電池を複数持ち歩いていると安心です。
防水・防塵性が高いと安心
キャンプやBBQなどアウトドアシーンを中心に使用するのであれば、防水・防塵性に優れたLEDランタンがおすすめです。
天気の急変や強風によって、雨や砂埃がランタン内に入り込むと最悪の場合故障して点灯しなくなってしまう可能性もあります。
防水・防塵性能は「IPコード」という規格で表され、「IP47」のような数字で記されます。
数字の前半が防水、後半は防塵性能を表し、アウトドアで使用するときは「IP54」以上の商品を選ぶとよいでしょう。
モバイルバッテリー搭載商品は災害時に活躍
地震や台風などの災害時に防犯対策として使用する場合は、モバイルバッテリーを搭載した商品を選びましょう。
モバイルバッテリーを搭載していれば、停電時でもスマホやラジオ、パソコンなどの充電ができます。
目安として、「バッテリー容量5000mAh以上」の商品であれば、スマホ1台分が充電可能です。
キャンプなどのアウトドアシーンでも活躍する機能なので、ぜひ購入する際はチェックしてみてください。
キャンパーに人気の高いおすすめメーカー
キャンパー人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。
コールマン
100年以上続く、老舗アウトドアメーカーです。
初心者から上級者まで、使い勝手の良いアウトドアグッズを販売しています。
ジェントス
1978年に創業した、ライトの製造や販売を行うメーカーです。
ランタンだけではなく、ヘッドライトなど安全性の高い商品を発売しています。
ベアボーンズ
アメリカで設立した、キャンパー人気の高いメーカーです。
アンティーク調でおしゃれなLEDランタンを、多く発売しています。
気になる価格帯をチェック
電池式LEDランタンは、安い商品で3,000円程度から高い商品は10,000円を上回る程度と、価格にやや幅があります。
高価な商品は、照度が高いものや高性能なもの、おしゃれなものが多い印象があります。
ただし、使用するシーンや用途によっては、オーバースペックとなる可能性も。
LEDランタンを購入する際は価格はあまり気にせずに、自分の使用用途やシーンを考えて、適切な商品を選びましょう。
電池式LEDランタンおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 照度(ルーメン) | 連続点灯(時間) |
---|---|---|---|---|
GENTOS LEDランタン | 400g | 73×158mm | 210~450 | 強:1 弱:128 |
無印良品 LEDランタン 白 | 761g | 101.5×203mm | 不明 | 強:30 弱:200 |
BAREBONES ミニエジソンランタン | 250g | 108×108×121mm | 35~100 | 強:5 弱:20 |
CAPTAIN STAG 雷神 COBランタン | 740g | 226×136×134mm | 1,000 | 強:8 弱:200 |
snow peak たねほおずき | 108g | 62×62×75mm | 60 | 強:60 弱:100 |
Coleman バッテリーガードLEDランタン | 570g | 110×215mm | 250~1,000 | 強:14 弱:200 |
BRUNO マルチLEDランタン | 470g | 100×200×100mm | 25~400 | 1~25 |
BAREBONES レイルロードランタン | 1,000g | 165×165×241mm | 35~200 | 強:3.5 弱:100 |
GENTOS LEDランタン | 1,220g | 129×246mm | 600~1,300 | 強:7 弱:260 |
Coleman マルチパネルランタン | 1,200g | 145×235mm | 100~800 | 強:20 弱:400 |
【GENTOS】
LEDランタン(EX-036)
使用シーンに合わせて白色・昼白色・暖色に光色を変えられる、サブランタンにおすすめのLEDランタンです。
ランタン前面についているスイッチを長押しすると、簡単に強~弱まで光量を自由に調節できます。
「キャンドルモード」を搭載しているので、キャンプでは安全に炎のような光を楽しみたいという方にも向いているでしょう。
重さ | 400g |
---|---|
サイズ | 73×158mm |
照度 | 210~450 |
連続使用時間 | 強:1 弱:128 |
【無印良品】
LEDランタン 白(MJ-LTNF1/44876879)
屋内外で安全に使える「防沫仕様」の、シンプルなデザインがおしゃれなLEDランタンです。
全面についたダイヤル式のボタンで、明るさを無段階に調節できるので、使用シーンに合わせてちょうどよい明るさに調節できます。
また、虫が寄りにくいLEDランタンで、ハンドルがついているのでランタンポールにぶら下げて使用することもできます。
重さ | 761g |
---|---|
サイズ | 101.5×203mm |
照度 | 不明 |
連続使用時間 | 強:30 弱:200 |
【BAREBONES】
ミニエジソンランタン(BARE273)
アンティーク調仕上げがおしゃれで、キャンプで使用しないときは自宅のインテリアとしてもかわいいLEDランタンです。
乾電池とUSB給電どちらも使用可能なので、キャンプでも自宅でもコスパや使い勝手が良いでしょう。
また、重量250gと軽量で持ち運びしやすく、7色のカラーから選べるのでお気に入りのデザインが見つかります。
重さ | 250g |
---|---|
サイズ | 108×108×121mm |
照度 | 35~100 |
連続使用時間 | 強:5 弱:20 |
【CAPTAIN STAG】
雷神 COBランタン(UK-4055)
メインランタンからサブランタンまで、使用シーンに合わせて明るさを4段階に調節できるLEDランタンです。
ランタン上部には便利なハンドルがついているので、ランタンハンガーにぶら下げて全体を照らすように使うことができます。
また、オプション商品の「ランタンシェード」を購入すれば、優しい光の広がりを楽しめるでしょう。
重さ | 740g |
---|---|
サイズ | 226×136×134mm |
照度 | 1,000 |
連続使用時間 | 強:8 弱:200 |
【snow peak】
たねほおずき(ES-041WH-US)
重量60gと超軽量で、手のひらに収まるサイズ感がかわいらしいサブランタンや、ヘッドライトとしても使えるLEDランタンです。
マグネット式なので、テント内でも車の中でも自由に引っかけて、全体を優しく照らすことができます。
ろうそくのような炎の揺らぎを表す「疑似ゆらぎ機能」を搭載しているので、寝る前のリラックスタイムにもおすすめです。
重さ | 108g |
---|---|
サイズ | 62×62×75mm |
照度 | 60g |
連続使用時間 | 強:60 弱:100 |
【Coleman】
バッテリーガードLEDランタン(2000034245)
消灯中の過放電を防いでバッテリーを長持ちさせる「バッテリーガード」を搭載したLEDランタンです。
暖かみのある暖色なので目が疲れにくく、テント内やキャンプサイトでのメインランタンとしても活躍するでしょう。
また、IPX4で全方向の水しぶきに対応できるタイプなので、キャンプでも安全に使用できます。
重さ | 570g |
---|---|
サイズ | 110×215mm |
照度 | 250~1,000 |
連続使用時間 | 強:14 弱:200 |
【BRUNO】
マルチLEDランタン(BOL005-IV)
アウトドアはもちろん、自宅のインテリアとしても活躍するクラシカルなデザインのLEDランタンです。
昼光色、電球色、揺らぎモードから光色を変更でき、光量も無段階で調節できるので、さまざまなシーンで使用できます。
「IP54」の防水・防塵機能を搭載しているので、天気の変わりやすいアウトドアでも問題なく使用できるでしょう。
重さ | 470g |
---|---|
サイズ | 100×200×100mm |
照度 | 25~400 |
連続使用時間 | 1~25 |
【BAREBONES】
レイルロードランタン(20230010007000)
戦前に北米で使用されていた「レイルロードランタン」を模して製造された、エジソン球タイプのLEDランタンです。
気泡が入ったアンティーク仕様のガラスホヤは、キャンプでも自宅でも見ているだけで癒されるでしょう。
ランタンにハンドルがついているので、ランタンハンガーに吊るしても置いたままでも使用できる汎用性の高い商品です。
重さ | 1,000g |
---|---|
サイズ | 165×165×241mm |
照度 | 35~200 |
連続使用時間 | 強:3.5 弱:100 |
【GENTOS】
LEDランタン(EX-1300D)
使用するシーンに合わせて、ダイヤルスイッチで弱~強まで無段階に光量を調節できるLEDランタンです。
照度は1,300ルーメンなので、大人数でのキャンプや広いキャンプサイトでもメインランタンとして活躍するでしょう。
ランタン前面に「バッテリーインジケーター」がついているので、一目で電池残量がわかり便利です。
重さ | 1,220g |
---|---|
サイズ | 129×246mm |
照度 | 600~1,300 |
連続使用時間 | 強:7 弱:260 |
【Coleman】
マルチパネルランタン(2000031270)
本体についた4つの発光パネルを取り外して、さまざまなシーンで使用できる汎用性の高いLEDランタンです。
分割したパネルはマグネットタイプでハンドルがついているので、ギアにつけたりぶら下げたりして使用することもできます。
スマホやラジオ、パソコンなどの充電もできるUSBポートがついているので、防災アイテムとしても活躍するでしょう。
重さ | 1,200g |
---|---|
サイズ | 145×235mm |
照度 | 100~800 |
連続使用時間 | 強:20 弱:400 |
まとめ
今回は、乾電池を使用する電池式LEDランタンを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の使用用途やスタイルに合ったLEDランタンを見つけて、快適にキャンプを楽しんでください。
電池式LEDランタンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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