流行りの軽量アイアンを中古クラブで試してみたいけれど、情報が多すぎてどうすればよいか分からなくなったことはありませんか?
一般的に何を選べばいいのか分からないまま中古アイアンを購入してしまい、自分に合わず後悔してしまうケースは非常に多いです。
そこでこの記事では、迷わず中古の軽量アイアンのメリットやデメリット、おすすめ商品をまとめて解説しています。
人気のモデルから最新のモデルまで集めていますので、是非参考にしてみてください。
中古の軽量アイアンを使うメリット
飛距離が伸びる
クラブが軽いとヘッドスピードが上がるので、飛距離が出るようになります。
また、ヘッドスピードが上がると、高弾道のボールが打ちやすくなるのもメリットです。
ヘッドスピードが落ちてきて、アイアンの飛距離アップを目指している方や、今より高弾道のボールを打ちたい人におすすめです。
力みがとれてショットの精度が上がる
必要以上に重いクラブを使用していると、どうしても一生懸命振ろうとしてミスの原因になります。
ですので、ヘッドスピードが落ちてきて、今のクラブが重く感じる人におすすめです。
軽量アイアンに変更してからは、力みが解消されてミスが少なくなったケースは多く当てはまるので、一度チャレンジする価値はあります。
体の負担が軽くなりケガをしにくくなる
軽量アイアンは体への負担が少なくなりますので、特に冬場でのケガの防止につながります。
また、ラウンドでの疲労感も減りますので、後半でのミスショットを減らすことができます。
たくさん練習をするゴルファーや、慢性的な腰痛等をお持ちの方におすすめです。
廃版モデルが購入できる
好きなプロが使用したクラブを、自分も使ってみたくなったことは一度はあるかと思います。
そのようなときに、廃版商品だと手に入りませんが、中古クラブなら願いが叶うのです。
運が良ければ状態が良い中古品も出回っているので、ほぼ新品に近いクラブを安価で購入することもできます。
人気商品は品切れになりやすいので、積極的にチェックしておきましょう。
中古の軽量アイアンを使うデメリット
手打ちによるミスが増える
重さが感じられなくなるので、手打ちによるミスが起こりやすいのが軽量アイアンのデメリットです。
特に、プレッシャーがかかった場面や、短く持ってコントロールショットをする時にミスが出やすくなります。
また、手が動きすぎることにより、引っかけ気味のボールが出やすくなりますので、フック系のゴルファーは特に注意が必要です。
将来的に飛距離が落ちる可能性がある
自然とクラブのスペックに合わせてスイングするようになるので、軽いクラブに慣れるとそれ以上のスピードが出せなくなります。
特に、若い人やこれから腕を磨いていきたいゴルファーは、伸び代が無くなる可能性があるため注意が必要です。
ラクしたいという理由だけでは将来後悔しますので、よく考えて購入しましょう。
アプローチが難しくなる
アプローチでミスが出やすくなります。
アプローチでは、若干重めのクラブの方が大きい筋肉を使ってスイングができるのでミート率が安定します。
そのため、アプローチが苦手で特にトップのミスが多いゴルファーは、余計にトップが出やすくなりますので要注意です。
偽物に注意
人気のメーカーやモデルは一部偽物も流通しています。
偽物クラブは、壊れやすく性能も低いので使うと分かりますが、見た目で判別するのは非常に難しいです。
中古は安価で性能も新品と同等なのでおすすめですが、偽物をつかまされるリスクがあることも認識しておく必要があります。
できるだけ信頼できる販売元で購入する方がいいでしょう。
中古の軽量アイアンの選び方
自分のヘッドスピードを計る
ヘッドスピードが速いゴルファーや、パワーがある方はそもそも軽量アイアンが合いません。
個人差がありますが、男性ゴルファーの場合、ヘッドスピードが44m/s以上あれば、軽量アイアンが扱いづらくなってきます。
ゴルフショップ等で計測ができますので、ご自身のヘッドスピードは必ずチェックするようにしましょう。
自分のミスの傾向を把握する
軽いとトップしたり、ひっかけのミスが出やすくなります。
そのため、ダフりやスライスのミスの幅を狭めたいゴルファーは、軽量アイアンが向いています。
また、オーバースイングになりにくいので、コンパクトなトップを目指したいゴルファーにも非常に有効です。
ヘッドの種類を選ぶ
重量がマッチしても、自分の好みにあうヘッドでなければゴルフが難しくなります。
ゴルフにやさしさを求める場合は、ミスに寛容なヘッドを選びましょう。
反対に、操作性を重視する場合は、コンパクトなヘッド形状にした方が、自分のスイングとマッチします。
購入前に、これらのことをしっかり決めておくことが望ましいです。
メーカー
テーラーメイド、キャロウェイ、ピンなどの海外メーカーが根強い人気を誇っています。
ほかにも、国内メーカーのダンロップ、ブリヂストン、ミズノなどは日本人向けに設計されていますので、比較的軽量なモデルも豊富です。
また、タイトリストのアイアンも人気ですが、設計がややアップライト気味のため、身長が高くない方は注意が必要です。
価格帯
本数や発売年、程度にもよりますが、年式にこだわらなければ6本セットで50,000円~70,000円が目安になります。
100,000円を超えるものは、新しいモデルだったり、高価なカーボンシャフトが装着されているケースがほとんどです。
あまりに安すぎると、かなり古いクラブのため購入してすぐ破損したり、グリップ交換が必須な商品もあるので要注意です。
中古の軽量アイアンおすすめ10選
メーカー・製品名 | タイプ | ネック形状 | ロフト角(7番) |
---|---|---|---|
キャロウェイ エピックマックスファスト | オートマチック | セミグース | 26度 |
ダンロップ ゼクシオ12 | オートマチック | グース | 28度 |
ダンロップ ゼクシオX | セミオート | セミグース | 29度 |
ピン G430 | オートマチック | グース | 29度 |
テーラーメイド P790 | セミオート | セミグース | 30.5度 |
キャロウェイ APEX | セミオート | セミグース | 30.5度 |
タイトリスト T200 | セミオート | セミグース | 31度 |
グローブライド オノフ赤 | オートマチック | グース | 28度 |
プロギア eggフォージド2019 | オートマチック | グース | 26度 |
ミズノ JPX200X | オートマチック | グース | 26度 |
【キャロウェイ】
エピックマックスファスト(4F225223K2006)
飛距離、やさしさ、そしてカッコよさも求めるゴルファーにおすすめです。
7番アイアンのロフトが26度であり、アスリート向けアイアンの5番相当の飛距離が出せます。
しかし、ロフトが立っている割にしっかり球も上がり、安心してグリーンを狙えるアイアンです。
シルエットは割とすっきりしており、このようなアイアンにありがちなボテッとした印象がなく、構えやすい顔も人気の要因です。
タイプ | オートマチック |
---|---|
ネック形状 | セミグース |
ロフト角(7番) | 26度 |
【ダンロップ】
ゼクシオ12(XX12NVSTIS5)
アマチュアゴルファーのおすすめクラブ代表、ともいえる大人気モデルです。
アマチュアゴルファーがやさしく扱うことを前提に作られているため、すべての性能のバランスよく、非常に扱いやすいアイアンです。
初代が発売してから約20年進化し続けているモデルでもあり、最後に迷ったらこれを選択するのも良いでしょう。
タイプ | オートマチック |
---|---|
ネック形状 | グース |
ロフト角(7番) | 28度 |
【ダンロップ】
ゼクシオX(XX12BKIS5)
ゼクシオのアスリートバージョンであり、素材に軟鉄が使用されています。
軟鉄ならではのフィーリングに加え、ミスヒットにも寛容で、非常に完成度の高いアイアンです。
ヘッドはやや大きめのサイズでセミグース形状になっていますが、ターゲットに対して構えやすく、上級者も使えます。
タイプ | セミオート |
---|---|
ネック形状 | セミグース |
ロフト角(7番) | 29度 |
【ピン】
G430
ピンの大人気モデルであるGシリーズは、圧倒的なやさしさで、極端なミスをしない限り安定して飛んでくれます。
飛距離、寛容性、上がりやすさの全てがトップクラスで、ゴルファーのレベルを問わず非常に扱いやすいアイアンです。
ロフトも極端にストロングではないので、適度にロフトの立ったアイアンを使用したいゴルファーにはおすすめです。
タイプ | オートマチック |
---|---|
ネック形状 | グース |
ロフト角(7番) | 29度 |
【テーラーメイド】
P790(JJC69)
アスリートモデルで人気のPシリーズの中で、最もヘッドが大きいモデルです。
中空ヘッドになっており、飛距離、やさしさ、上がりやすさは文句なしの仕上がりになっています。
見た目はマッスルでかっこよさを求めるが、やさしいアイアンを使用したいゴルファーにとって最適解の内のひとつでしょう。
30.5度と適度にロフトがあるため、スピンがしっかり入るのも高ポイントです。
タイプ | セミオート |
---|---|
ネック形状 | セミグース |
ロフト角(7番) | 30.5度 |
【キャロウェイ】
APEX(4D205078B3006)
非常にバランスが良く、使いやすいアイアンです。
飛び系ではないため、一発の大きな距離は出ませんが、芯を外しても距離が落ちず、ラクにボールも上げられます。
オーソドックスな形状でクセが無く、やさしいアイアンを求めるゴルファーにおすすめです。
長く使用できるアイアンの中でも、トップクラスにおすすめします。
タイプ | セミオート |
---|---|
ネック形状 | セミグース |
ロフト角(7番) | 30.5度 |
【タイトリスト】
T200(550RS1S6PJ)
シャープな見た目通りの操作性を残しつつ、ある程度の寛容性も持たせた非常にバランスの良いクラブです。
アスリート系の中でも少し寛容性があるクラブが良いが、飛び系は使いたくないゴルファーにおすすめします。
ただ、タイトリストのアイアンは、ライ角が他のメーカーよりもアップライト気味に設計されているので、そこは注意が必要です。
タイプ | セミオート |
---|---|
ネック形状 | セミグース |
ロフト角(7番) | 31度 |
【グローブライド】
オノフ赤アイアン
黒と赤の2種類あるオノフのアイアンの中でも、飛びとやさしさに重きを置いたモデルが赤です。
大きめのヘッドであり、ヒール側のふところが広く設計されているため、非常に安心感のある構えやすい形状になっています。
バックフェースの赤い塗装がカッコよく、おしゃれに見える所も見逃せないポイントです。
タイプ | オートマチック |
---|---|
ネック形状 | グース |
ロフト角(7番) | 28度 |
【プロギア】
eggフォージド2019
飛びに特化したeggアイアンですが、打感や操作性も備えたモデルがeggフォージドです。
ロフトがかなりストロングのため、飛距離は申し分ありませんが、ある程度の操作性を感じられます。
飛び系を使いたいが、ある程度ボールを捕まえられるゴルファーにマッチするモデルです。
また、オリジナルシャフトのフレックス表記が、独自の表記方法になっているのも特徴です。
タイプ | オートマチック |
---|---|
ネック形状 | グース |
ロフト角(7番) | 26度 |
【ミズノ】
JPX200X(5KJKS57204)
アスリートに人気のミズノの中でも、かなりストロングロフト設計で飛びに特化したアイアンです。
カテゴリーは飛び系になりますが、ミズノのアイアンらしく、アドレス時にバック側が見えない構造になっており、構えやすくなっています。
注意点はPWのロフトが39度のため、単品のPG(44度)もセットで揃えておく方が良いでしょう。
タイプ | オートマチック |
---|---|
ネック形状 | グース |
ロフト角(7番) | 26度 |
まとめ
アイアンの軽量化も進んでおり、クラブセッティングのバランスを整えるためにも、軽量アイアンを試してみることは価値があります。
選ぶ際には自分のスイングスピードやミスの傾向、操作性の好みなどを考慮し、慎重に選ぶようにしましょう。
アイアン 中古 軽量の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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