フェードを打ちやすいアイアンおすすめ10選!メリットや選び方は?

ゴルフが上達してきたら、プロのようにフェードを打ちたいと思う人も多いかと思いますが、フェードを打つのも簡単ではないと思います。

もしかしたら、今使ってるクラブがフェードが打ちにくいクラブかもしれません。

実は、フェードを打つためにはクラブの選び方が重要で、アイアンの選び方ひとつで今よりもフェードが打ちやすくなります。

この記事では、フェードが打ちやすいアイアンのメリットやデメリットを解説し、アイアンの選び方とおすすめ10選を紹介します。

フェードを打ちやすいアイアンを使うメリット

球を止めることができる

フェードは、ダウンブローといって緩やかに上からクラブを入れる打ち方とカット軌道でボールを打ちます。

そのため、必然的にバックスピンの量が多く打ち出し角が高くなり、球を止めることができます。

硬いグリーンでも球を止められたり、バンカーやハザードが多いコースでも効果的です。

球筋をコントロールしやすくなる

フェードは、ドローに比べてフェースターンが少ないので曲がり幅が少なくなり、球筋が安定します。

なので、思ったところに打てたり曲がり幅もイメージしやすいため、正確性・安定感が増します。

また、操作性も良くなるため、フェード以外にもドローや高低でこういう球を打ちたいという時に、打てるところもいいところです。

攻め方のバリエーションも増え、ゴルフがより楽しめます。

スコアアップに繋がる

前述でもありますが、グリーンで止めやすかったり、曲がり幅が少ないとスコアアップに繋がります。

フェードをマスターできれば、安定感のあるフェードは武器になり、特に狭いコースだとOBの心配もあるのでスコアが伸びる確率が上がります。

トッププロの選手にフェードが多いのもその理由です。

フェードを打ちやすいアイアンを使うデメリット

飛距離が出ない

基本的に、ドローに比べてフェードは飛距離が落ちます。

その理由としては、フェードだとボールを捕まえられないのとバックスピンの量が多くなるからです。

距離のあるコースでは苦戦するかと思いますが、アイアンは飛ばすクラブではないのでフェードの方がアイアンには合ってるかと思います。

難易度が高い

フェードボールの打ちやすいアイアンを選ぶと、どうしても操作性のいいクラブになってきます。

そうなると、上級者向けのクラブになるためヘッドの大きさが小さくて芯に当てるのが難しく、難易度が高いショットが必要です。

芯を外すと大きく飛距離をロスしてしまったり、左右に曲がるリスクがあります。

引っ掛けてしまったらミスが大きくなる

フェードというのは左に打ち出し、自然な弾道で右に流れていくボールのことを言います。

フェードを打つときは、右に行くことを前提で構えるのであらかじめ最初から左に向いて構えます。

その時に引っ掛けてしまって打ち出しよりも左に出ると、さらに左に曲がってしまうことになり、OBの危険性もあるので注意が必要です。

フェードを打ちやすいアイアンの選び方

ヘッドの形状

種類は大きく分けてキャビティ、マッスルバック、中空と3種類あります。

その中でもおすすめするのは、断然マッスルバックです。

マッスルバックはヘッドが小さいですが、操作性がいいのでボールを曲げやすいです。

しかし、マッスルバックは芯で打たないと飛距離が急激に落ちてしまうため、初心者の方は慣れるまで難しいでしょう。

ヘッドが小さいもの

マッスルバックを選べば必然的にヘッドが小さくなりますが、他の形状のものでも小さいものを選ぶことをおすすめします。

クラブヘッドが小さいとクラブの重心距離が短くなるので、操作性が高いのが特徴的です。

フェードを打つにはフェース面を返さずに打つ必要があるので、操作性が重要になってきます。

クラブヘッドが小さいものは芯に当てるのが難しくなるので、初心者の方は注意が必要です。

ロフト角

ロフト角とは、簡単にいうとクラブフェースの傾きの角度のことで、ロフト角が少ないものを選ぶといいです。

フェードを打とうとすると、どうしても打ち出し角度が高くなって飛距離が落ちてしまいます。

ロフト角が少ないアイアンだと飛距離が落ちず、打ち出しが低くなるのでロフト角の少ないアイアンを選ぶといいです。

ソール幅

ソール幅が少ないと操作性が良くなりフェースの開閉がしやすくなるので、フェースをコントロールしたい人はとても有効です。

コントロール性能とボールを操りたい人は、ソール幅が少ないクラブがいいです。

メーカー

有名どころでいうと、テーラーメイドやタイトリスト、キャロウェイ、スリクソン、ミズノなどがあります。

特に、フェードが打ちやすいメーカーというものはないので、自分の好きなメーカーだったり、各メーカーで操作性やヘッドの種類、大きさで選ぶといいです。

価格帯

だいたい、5アイアンからピッチングウェッジまでセットで販売されていることが多いです。

セット価格で、だいたい安いものだと40,000円前後、高いものだと10万円以上するものまであります。

ショップに行けば試打をすることができるので価格だけでなく、打感・デザインなどを総合的に判断して決めることをおすすめします。

フェードを打ちやすいアイアンおすすめ10選

メーカー・製品名

ヘッドの形状

ヘッドの大きさ

ロフト角ソール幅

タイトリスト MB718

マッスルバック

小さい

普通狭い
ピン i525中空普通少ない普通

ピン ブループリント

マッスルバック

小さい

普通狭い
キャロウェイ X FORGED CBキャビティバック小さい普通狭い
ミズノ Mizuno pro 221マッスルバック小さい普通狭い
ミズノ JPX 921 TOURキャビティバック小さい普通狭い
テーラーメイド P7MBマッスルバック小さい普通狭い

スリクソン Z-FORGEDⅡ

マッスルバック小さい普通普通
タイトリスト T100キャビティバック小さい普通狭い
HONMA T//WORLD TW-MB ROSE PROTO IRONマッスルバック小さい普通狭い

【タイトリスト】
MB718(532RM120S5P)

引用:Amazon

マッスルバックのブレードアイアンです。

素材が軟鉄鍛造になっているので打感がとても柔らかいのが特徴です。

マッスルバックでフェース上部のトップラインが薄くなっており、ショットコントロールがしやすくなっています。

また、ボールが高く上がりやすいので、ボールを高く上げたい人や元々弾道が低い方におすすめです。

ヘッド形状マッスルバック
ヘッドの大きさ小さい
ロフト角普通
ソール幅狭い

【ピン】
i525

引用:Amazon

「操れる飛び系」というキャッチコピーで、飛ぶに加えて操ることが可能なクラブです。

中空構造ということもあり、操作性があるクラブの中では優しいタイプのクラブなので初心者の方でも使えるかと思います。

操作性・飛距離・寛容性があり、とてもバランスの取れたアイアンです。

ヘッドの大きさは標準的ですが、中空で寛容性を踏まえると小さい方です。

ヘッド形状中空
ヘッドの大きさ普通
ロフト角少ない
ソール幅普通

【ピン】
ブループリント

引用:Amazon

ピン史上初のマッスルバックで、上級者が求める操作性の高いモデルとなっています。

ヘッドの大きさを極限まで小さくし、ソールの幅も狭いのが特徴的です。

ヘッド形状がウェッジのようにハイバウンスになっているので、アイアンが上から打っても刺さりにくい工夫が施されています。

マッスルバックの中では比較的優しめのアイアンです。

ヘッド形状マッスルバック
ヘッドの大きさ小さい
ロフト角普通
ソール幅狭い

【キャロウェイ】
X FORGED CB(4C47501813006)

引用:Amazon

こちらはヘッドの形状がキャビティバックになっていますが、ヘッドの大きさがコンパクトでソール幅も狭いのでとても操作性の優れています。

キャビティバックですが、まるでマッスルバックのような打感と操作性になっています。

マッスルバックよりも扱いやすくミスしてもカバーしてくれるので、初心者の方におすすめです。

ヘッド形状キャビティバック
ヘッドの大きさ小さい
ロフト角普通
ソール幅狭い

【ミズノ】
Mizuno pro 221(‎5KJSS31506)

引用:Amazon

各番手でブレード部分の厚さを変化させています。

そのため、ロングミドルアイアンでは高弾道、ショートアイアンでは低弾道高スピンでグリーンで止まりやすくしています。

また、フェース面に銅下メッキ素材を使用しているので、柔らかい打感で打つことが可能です。

さらに、通常よりもボールとクラブの接触時間が長く感じられて、操作性やボールのコントロールがしやすくなっています。

ヘッド形状マッスルバック
ヘッドの大きさ小さい
ロフト角普通
ソール幅狭い

【ミズノ】
JPX921TOUR(5KJKS35806)

引用:Amazon

JPXシリーズはキャビティ構造のアイアンが多いため、優しめのクラブです。

ただ、このJPX 921 TOURは、JPXシリーズの中では操作性に優れているモデルになっています。

形状はキャビティバックですが、ソール幅とブレード部分が狭くなっているので、クラブの抜け感と操作性が優れています。

フェードでは、インサイドにクラブを振り抜くので抜け感がいいクラブはよりフェードが打ちやすいです。

ヘッド形状キャビティバック
ヘッドの大きさ小さい
ロフト角普通
ソール幅狭い

【テーラーメイド】
P7MB

引用:Amazon

P7MBは、世界のトッププロのリクエストに基づいて設計されたマッスルバックで、とても精度の高いアイアンです。

特徴的なのは、重心が高めに設計されています。

なので、スピンでボールが上がりホップするようなイメージでライン出しをしたい人や、ダウンブローに打ちたい人におすすめです。

ヘッドの形状マッスルバック
ヘッドの大きさ小さい
ロフト角普通
ソール幅狭い

【スリクソン】
Z-FORGEDⅡ(‎10338220)

引用:Amazon

こちらはマッスルバックの形状をしていますが、比較的優しいタイプになります。

特徴的なのは、フェース面の裏側の打点のところだけ分厚い形状になってます。

そのためインパクト時において、しっかりとしたフィーリングが可能です。

キャビティのような安定感とマッスルのような操作性が両立できているクラブです。

ヘッドの形状マッスルバック
ヘッドの大きさ小さい
ロフト角普通
ソール幅普通

【タイトリスト】
T100

引用:Amazon

タイトリストのTシリーズで最も上級者モデルになります。

ヘッドも小さく芯に当てることが難しいですが、その分操作性があり、ボールをコントロールしやすいです。

ですが、キャビティバッグなのでマッスルバックよりはミスしても寛容性があり、芯を外してもカバーしてくれます。

ヘッド形状キャビティバック
ヘッドの大きさ小さい
ロフト角普通
ソール幅狭い

【HONMA】
T//WORLD TW-MB ROSE PROTO IRON

引用:Amazon

バンス角というソール面の角度を+2°したことにより、ダウンブローに入れても刺さりにくく抜け感が良くなっています。

そのためマッスルバックの中では、比較的優しめのアイアンになっています。

ソール幅も狭く、ヘッドも小さく重心距離も短いので、操作性があってコントロールしやすいです。

ヘッドの形状マッスルバック
ヘッドの大きさ小さい
ロフト角普通
ソール幅狭い

まとめ

フェードなどの曲げ球を打つには、操作性のあるクラブを使うことで打ちやすくなります。

フェードを打てるとゴルフに安定感ができ、ゴルフがこれまで以上に楽しめると思います。

フェードを打ちたい人やスコアアップを狙っている人は、是非参考にしてみてください。

紹介アイテム一覧

フェードを打ちやすいアイアンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

タイトリスト
MB718(532RM120S5P)
ピン
i525
ピン
ブループリント
キャロウェイ
X FORGED CB(4C47501813006)
ミズノ
Mizuno pro 221(‎5KJSS31506)
ミズノ
JPX921TOUR(5KJKS35806)
テーラーメイド
P7MB
スリクソン
Z-FORGEDⅡ(‎10338220)
タイトリスト
T100
HONMA
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