愛車の脇にピンと張ることにより、カッコいいキャンプスタイルを実現してくれるカーサイドタープ。
トライしてみたいけど、張るのが難しそう、どんなタープを用意したらいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
ところが、ちょっとした部品を用意したり、張り方のコツさえつかめば、普通のヘキサタープでも立派なカーサイドタープになるのです。
そこで今回は、カーサイド向けのヘキサタープをご紹介しつつ、おすすめグッズや張り方についても解説します。
目次
- 1 カーサイド向けヘキサタープを使うメリット
- 2 カーサイド向けヘキサタープを使うデメリット
- 3 カーサイド向けヘキサタープの選び方
- 4 カーサイド向けヘキサタープおすすめ10選
- 4.1 【WAQ】HEXATARP TC Mサイズ
- 4.2 【Unigear】ヘキサタープ tcタープ
- 4.3 【QUICKCAMP】カーサイドタープ (QC-CT500)
- 4.4 【SLUMBERJACK】ロードハウスタープ ハイランダー(A58755517)
- 4.5 【KELTY】WAYPOINT TARP(A40834221)
- 4.6 【Naturehike】カーサイドタープ PU3000+
- 4.7 【VASTLAND】ヘキサタープ エントリーモデル(VL0252)
- 4.8 【Soomloom】ヘキサタープTC(outdoor-0570102)
- 4.9 【テンマクデザイン】ムササビウィング
- 4.10 【TENT FACTORY】Hi-TCウィングタープL(TF-TCWT-L DBE)
- 5 まとめ
カーサイド向けヘキサタープを使うメリット
コスパがよい
カーサイドシェルターのような専用品は、それなりにお値段がするうえに、単体で使用できないものが多くなっています。
一方、カーサイド向けヘキサタープであれば安く購入できるうえに、タープ単体でも使用できて一石二鳥です。
安いものは1万円以下で購入できるため、初めてカーサイドタープにチャレンジしたい、という方にもおすすめです。
アレンジが可能
カーサイド向けヘキサタープは、車の横に設置したり後ろに設置したりと、その日の気分や区画によりアレンジすることができます。
また、雨風が侵入しにくい張り方にしたり、暑い日はオープンスタイルにしたりとレイアウトも自由自在です。
設営が楽にできる
車と連結させることにより、通常は最低2本のポールが必要なところを、1本で立てることができるため設営がとても楽です。
その分ペグ打ちの数も少なくて済むので、慣れれば1人でも設営、撤収までを、時間をかけずにサクッと終わらせることができます。
カーサイド向けヘキサタープを使うデメリット
風に弱い
タープ全般に言えることではありますが、少ない数のポールで支えるため、強風にあおられるとロープがゆるんで倒れてしまうことも。
特に、車と連結させる場合は車体に取り付けた吸盤が外れたり、ポールが倒れて車に傷をつける可能性もあります。
よって、強風時にはタープを畳んでしまったほうが車にとっても安心です。
張り方に工夫が必要
カーサイドタープとして一般的に使用されるのはレクタタープで、車との間に隙間ができにくいというメリットがあります。
一方、ヘキサタープはその形状から車との間に隙間ができやすく、隙間をなくすためには張り方に工夫が必要となってきます。
ヘキサタープをカーサイドタープとして使用しているYouTube動画等を参考に、あなたの車にあった張り方を見つけるようにしましょう。
車が動かせなくなる
車とタープを連結させてしまうと、急な買い出しが必要になった際に車を動かすことができないというデメリットがあります。
車を動かす可能性のある方は、逆L字型のカーポートのような張り方をして、車をバックで配置させるスタイルがおすすめです。
カーサイド向けヘキサタープの選び方
車とタープのサイズをチェク
ヘキサタープをカーサイドタープとして使用する際、いちばん重要になってくるのがサイズ選びです。
車長に対してタープの辺が長すぎると、うまく連結できない場合があるので、車のサイズは事前に確認しておくようにしましょう。
車と連結させないのであれば、大きめのタープを選んでおくと色々な張り方にも対応できるのでおすすめです。
素材をチェック
カーサイド向けヘキサタープは、おもにポリエステルかポリコットン(TC)素材から選ぶことになります。
ポリエステルは軽量で価格も安く、ある程度の雨にも耐えうるため初心者にとってもおすすめです。
TC素材は重量がある分、高さのある車との連結には労力が必要になりますが、火の粉に強いため近くで焚き火を楽しむことができます。
必要に応じて部品を購入
車にルーフラックやキャリーが付いていれば問題ありませんが、付いていない場合は別途接続部品の購入が必要となります。
レインモールの付いた車であれば、キャプテンスタッグのタープテント用カージョイントが有名で、簡単に取り付けが可能です。
また、オガワのタープ用吸盤フックもよく使われていますが、ホームセンターで売られている強力吸盤で代用してもよいでしょう。
メーカー
一般的なヘキサタープであれば、国内ブランドから中国ブランドまで多数出ているため、好みのメーカーから選ぶことができます。
無骨なミリタリースタイルが好みであれば、アメリカのアウトドアブランド商品も後ほどご紹介しますのでチェックして下さい。
価格帯
ヘキサタープは人気が高く、1万円以下でも質のよい商品が多数揃っているため、気軽に購入することができます。
ポール等の付属品が豊富なモデルは若干高めではありますが、別途購入の必要がないため、トータルで見ると割安になる場合もあります。
カーサイド向けヘキサタープおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ | 重量 | 素材 |
---|---|---|---|
WAQ HEXATARP TC Mサイズ | 340×330cm | 6.7kg | TC |
Unigear ヘキサタープ tcタープ | 420×410cm | 3.41kg | TC |
QUICKCAMP カーサイドタープ | 500/290×400cm | 4.4kg | ポリエステル |
SLUMBERJACK ロードハウスタープ ハイランダー | 406×262/488cm | 5.6kg | ポリエステル |
KELTY WAYPOINT TARP | 337×420cm | 3.77kg | ポリエステル |
Naturehike カーサイドタープ PU3000+ | 590×340cm | 6kg | オックスフォード |
VASTLAND ヘキサタープ エントリーモデル | 500×472/350cm | 3.1kg | ポリエステル |
Soomloom ヘキサタープTC | 420×410cm | 3.8kg | TC |
テンマクデザイン ムササビウィング | 390×380/240cm | 2.15kg | TC |
TENT FACTORY Hi-TCウィングタープL | 380×400/240cm | 2.3kg | TC |
【WAQ】
HEXATARP TC Mサイズ
メインポール・サブポール・延長ベルトが付属しており、小川張りの要領でカーサイドタープにすることができます。
設営方法としては、タープに延長ベルトを取り付け、車の両サイドにポールを立ててガイロープで固定させるイメージです。
張り方についてはWAQ公式ページの「アウトドアギアに関する知識集」で解説されているので、是非チェックしてみて下さい。
サイズ | 340×330cm |
---|---|
重量 | 6.7kg |
素材 | TC |
【Unigear】
ヘキサタープ tcタープ
こちらの商品にも、前述のWAQ同様延長ベルトがついているため、小川張りの要領でカーサイドタープにすることができます。
また、ルーフキャリア付きの車であれば、そこにベルトを結びつけるとポール一本だけでもタープを立てることができます。
カーキとグリーンの色味から選べる幕はどんな車とも相性がよく、かっこいいキャンプスタイルを実現できるでしょう。
サイズ | 420×410cm |
---|---|
重量 | 3.41kg |
素材 | TC |
【QUICKCAMP】
カーサイドタープ (QC-CT500)
リアホイールに接続するためのベルト、車とジョイントさせるための吸盤、ポール2本がセットになった商品です。
付属のポールは1本のみ使って日陰の範囲を広くしたり、2本使ってオープンタープにしたりと、レイアウトは自由自在。
タープ単体で使用することもできるため、車と連結するのが難しいサイトであれば、テントと合わせて活用することもできます。
サイズ | 500/290×400cm |
---|---|
重量 | 4.4kg |
素材 | ポリエステル |
【SLUMBERJACK】
ロードハウスタープ ハイランダー(A58755517)
アメリカのアウトドアギアブランド、スランバージャックがリリースするカーサイドタープは、無骨なミリタリー感が魅力です。
車の後方に設置するタイプで、ロングサイズのためかなり広めのリビングスペースを作ることができ、車中泊にも最適です。
車から荷物を取り出す際の導線もスムーズで、雨の日のキャンプでも設営・撤収の際に荷物が濡れる心配がありません。
サイズ | 406×262/488cm |
---|---|
重量 | 5.6kg |
素材 | ポリエステル |
【KELTY】
WAYPOINT TARP(A40834221)
収納サイズはとてもコンパクトになるため、車のトランクに常に積んでおいても邪魔にならないカーサイドタープです。
左右のリアホイールにベルトを通して車と連結、付属のスチールボールを立ててガイロープを張るだけと設営も簡単。
入り口が庇のようになっているのが大きなポイントで、雨を逃がす設計となっているため、雨の日でも快適に過ごすことができます。
サイズ | 337×420cm |
---|---|
重量 | 3.77kg |
素材 | ポリエステル |
【Naturehike】
カーサイドタープ PU3000+
一風変わった形をしていますが、張ってみると意外とスタイリッシュで、周りとかぶることがなくオリジナリティあふれる空間を演出します。
先端の尖った2隅をペグダウンし、付属の2本のポールで跳ね上げ、ガイロープで調節という簡単3ステップで設営できます。
そこに車をバックで駐車すればカーサイドタープの完成で、車と連結しないため、急な買い出しで車を動かすような時にも便利です。
サイズ | 590×340cm |
---|---|
重量 | 6kg |
素材 | オックスフォード |
【VASTLAND】
ヘキサタープ エントリーモデル(VL0252)
ビッグサイズのタープにポールとペグが付属して1万円を切るという価格が魅力の、初心者にも扱いやすいヘキサタープです。
VASTLANDのYouTubeチャンネルで解説してあるとおり、車の天井に吸盤を付けて連結すれば、ポール一本で立てることができます。
もちろん普通のタープとしても使えるので、とにかく安くカーサイドタープを試してみたい、という方にもおすすめです。
サイズ | 500×472/350cm |
---|---|
重量 | 3.1kg |
素材 | ポリエステル |
【Soomloom】
ヘキサタープTC(outdoor-0570102)
そのコスパのよさでAmazonでもかなり売れており、レビューも高く安心して購入できるSoomloomのTCヘキサタープです。
片側2ヶ所を地面にペグダウンし、4本のポールを使って跳ね上げ車をタープの下に移動させると、簡易的なシェルターになります。
ソロであれば幕下にインナーテントを置いてカンガルースタイルにすることもでき、快適なソロ空間を作ることができます。
サイズ | 420×410cm |
---|---|
重量 | 3.8kg |
素材 | TC |
【テンマクデザイン】
ムササビウィング
ムササビ型のタープは、底辺にあたる面のカーブが緩いため、車と連結させた時に隙間が開きにくいというメリットがあります。
よって、レクタタープのように車のサイドに連結させてもよし、バックに連結させてもよしと活用の幅が広がります。
その独特な形状により張るだけでかっこよく見えるので、愛車とタープを並べて映えるサイトを演出するのにもってこいです。
サイズ | 390×380/240cm |
---|---|
重量 | 2.15kg |
素材 | TC |
【TENT FACTORY】
Hi-TCウィングタープL(TF-TCWT-L DBE)
タープの裏側がコーティング加工されているため、雨の日のカーサイドキャンプも安心して快適に過ごすことができます。
大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感は、ソロ〜デュオでの使用に最適。
TC素材のため火の粉にも強く、愛車とタープの側で焚き火を楽しむ、無骨なキャンプスタイルを実現してくれます。
サイズ | 380×400/240cm |
---|---|
重量 | 2.3kg |
素材 | TC |
まとめ
カーサイドタープは敷居が高いと思われている方にとっても、人気のヘキサタープであれば気軽にトライできるのではないでしょうか。
この記事を参考に、あなたの愛車にフィットしそうなとっておきのタープを探してみて下さい。
カーサイド向けヘキサタープの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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