ロードバイクは走行性能はもちろんのこと、洗練されたフォルムとデザインが魅力的ですよね。
ロードバイクはカラーラインナップがとても豊富ですが、中でも黒色はシンプルながらクールな雰囲気を感じさせる人気カラーの一つです。
この記事では、ロードバイクの購入を検討中の方に向けて、黒いロードバイクのメリットやデメリット、選び方のポイントを解説します。
記事の最後には、人気メーカーの黒くてかっこいいロードバイク10選もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
黒いロードバイクを使うメリット
クラシックでシャープなデザイン
一般的に黒という色は、引き締まったクールな印象を与える色です。
そのため黒色のロードバイクは、派手さは赤色や白色には劣るものの、黒ならではのシャープでかっこいい印象を与えてくれます。
周囲からかっこよく見られるデザインのロードバイクをお探しであれば、黒色は最もよい選択肢の一つとなるでしょう。
色の組み合わせがしやすい
黒や白といったシンプルで中立的なカラーのメリットは、他のカラーとの組み合わせがしやすい点です。
黒いロードバイクであれば、ウェアにどんな色を合わせても違和感は生まれないでしょう。
また、黒いフレームをベースに、バーテープやサドルにアクセントカラーを入れることで、自分らしいデザインを作り上げることもできます。
傷や汚れが目立ちにくい
ロードバイクは外で長時間走行するため、どうしても砂埃や泥汚れが付着してしまいます。
黒は数ある色味の中でも汚れが目立ちにくいため、ロードバイクについた汚れを頻繁に掃除するのはめんどくさいという方に向いています。
ただし、擦ったりぶつけた跡は残ってしまいますので、綺麗なフレームを保つためには他のカラーと同じように大切に扱いましょう。
モデル数が多い
ゴールドやパープルなどの個性的で珍しい色合いは、ラインナップが少なくなかなかモデルが見つからないでしょう。
一方、黒色はロードバイクの中でも人気なカラーですので、メーカーのラインナップが多く選択肢が豊富な点もメリットです。
ひとえに黒色といってもデザインは多種多様のため、さまざまなメーカーを見比べて気に入ったロードバイクを選びましょう。
黒いロードバイクを使うデメリット
夜は目立ちにくい
ロードバイクは車道を走行するため、交通事故には常に気をつけなければなりません。
黒に限らず、暗めの色合いは夜間に目立ちにくく、自動車や歩行者からの視認性が低く安全性に劣ります。
黒いロードバイクで夜間走行する機会が多い方は、明るい色のウェアを着用したり、前後のライトは明るいものを使うことでカバーしましょう。
他の人とかぶりやすい
黒いロードバイクは人気カラーのため、人とかぶりやすく個性は出しにくい部類になります。
黒いロードバイクで個性を表現したい方はホイールやタイヤ、バーテープ、ステムなど他の部品でアクセントカラーを入れるのもおすすめです。
ロードバイクの目指すデザインによっては、黒色をメインではなく、差し色として使うのも選択肢の一つかもしれません。
黒いロードバイクの選び方
デザインをチェック
黒色がベースのロードバイクでも、メーカーごとのロゴデザインや色合いによって与える印象はガラリと変わります。
また、フレームのデザイン性を高めるべく、明るいカラーを差し色として使っているモデルもあるでしょう。
黒のロードバイクの中でも、好きなデザインやイメージにあったモデルを選ぶように多くのモデルを比較することが大切です。
フレームのサイズをチェック
ママチャリではあまり細かくサイズを意識しませんが、ロードバイク選びではフレームサイズのチェックが重要です。
ロードバイクのフレームサイズは一般的に、「480mm」や「520mm」のように、トップチューブの長さで表現されます。
サイズが合っていないロードバイクでは快適なライドポジションが取れなくなってしまいますので、必ず購入前にフレームサイズを確認しましょう。
フレーム素材から選ぶ
ロードバイク選びにあたっては、乗り心地や使い方、予算に合わせたフレーム素材を選びましょう。
ロードバイクのフレームは主に「アルミ」「クロモリ」「カーボン」の3種類があります。
アルミは比較的リーズナブルで耐久性も高く、エントリーモデルに多くのラインナップがあります。
クロモリはクラシックなデザインと高耐久な素材で人気です。
カーボンは軽量で乗り心地も快適ですが、フレームの中では最も価格が高い素材となっています。
予算に合わせて選ぶ
ロードバイクの価格帯は安いもので数万円、ハイエンドモデルになると100万円を超えるモデルまで、価格帯がとても幅広くなっています。
ロードバイクは本体以外にも、ライトやヘルメット、ウェアや空気入れなど多数のアイテムが必要になります。
予算があらかじめ決まっている場合には、ロードバイク以外に購入する物も含めた価格帯でモデルを選びましょう。
メーカーから選ぶ
ロードバイクは、本場であるヨーロッパ製のモデルが最も多い選択肢となります。
おすすめのメーカーとしてはヨーロッパではTREKやBianchi、アメリカではcannondaleなどが挙げられます。
国内メーカーから選ぶのであれば、ブリヂストンアンカーやコーダーブルームなどが有名です。
メーカー品は価格が高めな傾向にありますが、作りがしっかりしているため安全にロードバイクを楽しめます。
黒いロードバイクおすすめ10選
メーカー・製品名 | カラー | フレーム素材 | フレームサイズ | 参考重量 |
---|---|---|---|---|
コーダブルーム FARNA 105 | マットブラック | アルミ | 395〜500mm | 8.8kg |
コーダブルーム FARNA Tiagra-B | マットガンメタ | アルミ | 395〜500mm | 9.2kg |
TRINX SWIFT 2.0 | マットブラックレッド、マットグレーイエロー | アルミ | 480〜540mm | 9.9kg |
ブリヂストン RL8D 105 ANCHOR | オーシャンネイビー | カーボン | 390〜540mm | 8.6kg |
ブリヂストン ANCHOR RL3 DROP | ミッドナイトブラック、オーシャンネイビー | アルミ | 390〜540mm | 10.3kg |
Bianchi ViaNirone 7 DISC | ブラック | アルミ | 470〜570mm | 記載なし |
LOUIS GARNEAU マルチウェイ 700 | グラファイト | アルミ | 490〜530mm | 12.5kg |
NESTO ALTERNA DISC | マットブラック | アルミ | 440〜510mm | 9.1kg |
MERIDA RIDE 80 | グロッシーブラック | アルミ | 440〜540mm | 9.7kg |
FUJI JARI 1.7 | シルクブラック | アルミ | 460〜555mm | 11.9kg |
【コーダブルーム】
FARNA 105
日本メーカーホダカのロードバイクは、欧米人と比べて手足の短い日本人に最適なフレーム設計を採用しています。
ファーナシリーズは、重量剛性比の高いアルミ合金を組み合わせることでパイプの軽量化を追求し、「軽さ」と「強度」を両立したフレームとなっています。
リーズナブルながらメインコンポはシマノのミドルグレード「105」を採用し、乗り心地にこだわったエンデュランスロードです。
カラー | マットブラック |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
フレームサイズ | 395〜500mm |
参考重量 | 8.8kg |
【コーダブルーム】
FARNA Tiagra-B
少しでもリーズナブルにエントリーバイクを購入したい方には、コンポをダウングレードしお求めやすい価格帯にしたファーナティアグラもおすすめです。
グリップ力と走行性能を両立したワンランク上のタイヤや、日本人の小さい手でも握りやすいコンパクトハンドル、質の高いシマノ製ホイールを搭載した人気モデルです。
フレームカラーは力強い印象を与えるマットガンメタを採用しています。
カラー | マットガンメタ |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
フレームサイズ | 395〜500mm |
参考重量 | 9.2kg |
【TRINX】
SWIFT 2.0
エアロフレームによるエアロダイナミクスと、軽量アルミとカーボンフロントフォークによる軽量化を実現した人気モデルです。
エントリー価格とは思えない高級感のあるエアロフォルムと、マットカラーをベースにしたフレームデザインが好評を得ています。
メインコンポには、シマノの人気モデルである105を採用し、変速機能は最新の22段変速となっています。
カラー | マットブラックレッド、マットグレーイエロー |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
フレームサイズ | 480〜540mm |
参考重量 | 9.9kg |
【ブリヂストン】
RL8D 105 ANCHOR
国内のロードバイクメーカーで最も有名なブランドの一つであるブリヂストンアンカーのミドルグレードバイクです。
オーシャンネイビーカラーのカーボンフレームは、太陽に当たると深いブルーに、暗いところではブラックに見える珍しいカラーリングです。
コントロール性が高く、コンディションを選ばない油圧ディスクブレーキを搭載しており、突然の雨でも安全に走行できます。
カラー | オーシャンネイビー |
---|---|
フレーム素材 | カーボン |
フレームサイズ | 390〜540mm |
参考重量 | 8.6kg |
【ブリヂストン】
ANCHOR RL3 DROP
アンカーのRL3は、上位モデルの性能をベースとし、初心者でも手の届きやすい価格帯に開発されたロングライド用バイクです。
リーズナブルに抑えながらもメインコンポはシマノのクラリスを採用し、ブレーキやクランクなどの細部までシマノパーツで統一しています。
黒系のラインナップとして、ミッドナイトブラックとオーシャンネイビーの2色を揃えています。
カラー | ミッドナイトブラック、オーシャンネイビー |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
フレームサイズ | 390〜540mm |
参考重量 | 10.3kg |
【Bianchi】
ViaNirone 7 DISC
イタリア語で「天空」を意味するチェレステカラーが人気なビアンキですが、クールなブラックカラーも展開しています。
ブレーキには雨にも強いディスクブレーキを採用しており、安全性の高さは折り紙つきです。
剛性のあるアルミフレームをメインに、フロントフォークにはカーボンを採用することで腕への振動を緩和し、乗り心地にもこだわっています。
カラー | ブラック、オーシャンネイビー |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
フレームサイズ | 470〜570mm |
参考重量 | 記載なし |
【LOUIS GARNEAU】
マルチウェイ 700
エントリーからミドルグレードで特に人気な、LOUIS GARNEAU(ルイガノ)のブラックバイクです。
グラベルバイクの走破性に、マルチウェイのDNAを融合させた新しいルイガノの新しいアーバンバイクとなっています。
シマノのコンポ、制動製の高いディスクブレーキ、視認性の高いLEDヘッドライト、耐パンク製の高いタイヤと、利便性にこだわったモデルです。
カラー | グラファイト |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
フレームサイズ | 490〜530mm |
参考重量 | 12.5kg |
【NESTO】
ALTERNA DISC
NESTOはコーダーブルームと同じホダカが販売するブランドの一つです。
こちらのバイクはレーシングジオメトリを採用し、アルミ素材の軽量化にこだわることでクラス最軽量のアルミディスクロードバイクに仕上がりました。
前後に剛性の高いスルーアクスルを採用することで、ハードなコーナリングやブレーキ、悪路走行でもライダーに安心感と安定感をもたらします。
カラー | マットブラック |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
フレームサイズ | 440〜510mm |
参考重量 | 9.1kg |
【MERIDA】
RIDE 80
MERIDAは、ジャイアントに次ぐ台湾の大手ロードバイクメーカーです。
RIDE80には、MERIDAが数々のレーシングバイクを開発する中で培った技術を結集し、振動吸収性を高め快適さにこだわったフレームを採用しました。
ワイドレシオのギア比となっていますので、ヒルクライムを含めたロングライドに対応可能な、オールマイティバイクです。
カラー | グロッシーブラック |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
フレームサイズ | 440〜540mm |
参考重量 | 9.7kg |
【FUJI】
JARI 1.7
日本の「砂利」から取った名前であるJARIは、グラベルロードの走破性を高めたFUJIのアドベンチャーロードバイクです。
フレームバッグなどを装着できるように、アルミフレームの強度をかなり高くしています。
ロングホイールベースと低いBB位置による低重心化で安定性が高く、かつ高速域での速度キープも比較的容易なバイクです。
カラー | シルクブラック |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
フレームサイズ | 460〜555mm |
参考重量 | 11.9kg |
まとめ
黒いロードバイクはクラシックながら力強い印象を与え、ファッションの自由度も高く常にトップクラスの人気を誇ります。
ぜひこの記事をご覧になり、人気メーカーのかっこいい黒いロードバイクが見つかれば幸いです。
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