カーボン製タープポールおすすめ10選!使用するメリットや選び方を紹介!

キャンプは、都会の喧騒を離れて、自然の中でリラックスできる素敵な時間です。

友人や家族とにぎやかにバーベキューを楽しむのも、キャンプの大きな楽しみのひとつ。

しかし、そんな風に外で過ごすときには、日よけや雨よけの対策が必ず必要になります。

そこで欠かせないのが、使い勝手のよいタープとそれを支えるためのタープポールです。

この記事では、タープポールの中でもとくにおすすめの、カーボン製タープポールについてご紹介します。

カーボン製タープポールを使うメリット

とにかく軽い

タープポールに使用される主な素材は、「アルミ」「スチール」「ウッド」がほとんどですが、カーボンは金属に変わる素材として注目されています。

プラスチック素材にカーボンファイバーを組み合わせて作られた素材のため、鉄と比べて比重が4分の1と大変軽いのが特徴です。

そのため、持つ運びにとても便利で、ソロキャンプやツーリングキャンプにとくに向いています。

耐久性が高い

カーボン素材は鉄の4分の1の重さしかないのに、なんと強度は鉄の10倍!

カーボンは炭素の結晶が規則正しく相互に絡み合い、金網のような構造になっているためとても丈夫です。

タープボールは、雨風に負けずしっかりと支える耐久性が何よりも重要なため、数ある素材の中でもカーボン製はとくに優れています。

錆びない

カーボン製タープポールの主成分は、炭素繊維とプラスチックです。

そのため、金属のように腐食することが無く、水分や湿気に強くて錆びるということがありません。

金属製だと雨に濡れた後にきちんとお手入れをしなければ錆びて劣化しやすくなりますが、カーボン製はメンテナンスがとても楽になります。

カーボン製タープポールを使うデメリット

曲がらずに折れやすい

カーボン製タープポールは、たしかに強度は高いのですが、金属のような粘度やウッドのような柔軟性がありません。

そのため、一方向に強い力が加わると、曲がらずにポッキリ折れてしまうことがあります。

運搬中に衝撃が加わったり、使用中に強風が吹いたりした際に折れやすいため、取り扱いには十分注意しましょう。

壊れたらもう使用できない

金属製のタープポールであれは、多少壊れても修理してまた使うことが可能です。

まず衝撃が加わってもなかなか折れることはなく、曲がるまでで済むことが多いため、少々の歪み程度であればそのまま使うことができます。

しかし、カーボン素材はポッキリと折れて金属のように溶接もできないため、壊れたら再利用はできません。

カーボン製タープポールのみ使用する場合は、1本は予備を持っておくことをおすすめします。

価格が高め

カーボン製タープポールは、素材のカーボンの製造コストが高く加工もしにくいため、ほかの素材の商品に比べると価格が高めです。

選べる商品が少ないため、価格の幅が少ないという点も難点と言えます。

しかし、カーボン製の軽さと丈夫さは、できるだけ荷物の負担を減らしたいキャンパーにとっては価格が高いだけの価値があるでしょう

カーボン製タープポールの選び方

高さや太さ

まず、タープポールは「メインポール」か「サブポール」かによって、選び方が大きく変わってきます。

メインはタープを主に支える2本のポールで、十分な高さとより耐久性のある太さが必要です。

高さは2m前後、太さは250mm以上のものがよいでしょう。

サブはメインポールに追加して、タープを広げたり傾斜させたりアレンジするために使用します。

そのため、高さを調整しやすい商品がおすすめです。

収納形式

タープポールは商品によって収納形式に違いがあり、それによって使い勝手も大きく変わります。

一番多いのはジョイント式で、タープを購入した際に付属しているポールもほとんどがこのタイプです。

高さの調整はできない、収納時にかさばるなどのデメリットがありますが、耐久性があるためメインポールに適しています。

スライド式はかなり細かな高さの調整が可能なため、天候に合わせて自在にアレンジしたい場合にぴったりです。

プッシュボタン式はある程度高さの調整が可能ですが、設営の際に連結の手間がかかるというデメリットがあります。

また、スライド式とプッシュボタン式を組み合わせたプッシュアップ式もあり、高さ調整、設営時の丈夫さ、コンパクト性のバランスが優れています。

メーカー

カーボン製タープポールを取り扱っているメーカーのほとんどは、海外のマイナーな会社になります。

カーボン素材の加工の難しさや単価の高さのせいか、メジャーなブランドの取り扱いはあまりありません。

軽量さが売りのため、ただのキャンプ用品ではなく、登山やツーリングに特化したアイテムを扱っているブランドも多いです。

価格帯

通常のタープポールであれば、安いもので1,000円台からありますが、カーボン製タープポールは1万円前後の商品が多いです。

高いものだと2万円を超えるものもあります。

やけに安いと思ったら1本だけの価格だったということもありますので、選ぶ際は何本付属しているかの確認もしっかり行いましょう。

カーボン製タープポールおすすめ10選

メーカー・商品名重量高さ収納形式
Qboo カーボン タープポール392g63-240cmスライド式
DOBEN カーボン タープポール312g60-210cmスライド式
KSHIRU 伸縮式カーボンポール370g51-200cmスライド式
FIELDOOR カーボン タープポール500g120-240cmプッシュボタン式
BBQCTR カーボンポール394g62-240cmスライド式
Loveyes タープポール カーボン240g58-170cmスライド式
SANLIKE タープポール カーボン385g71.5-242cmスライド式
KEMEKO テレスコカーボンポール190g44.5-180cmスライド式
Ysdeal タープポール 3Kカーボン製250g42-180cmスライド式
Six Moon Designs SMD ポール テント/タープ用60g114cmジョイント式

【Qboo】
カーボン タープポール

引用:Amazon

ソロキャンプやテント泊の登山にぴったりの、軽量でコンパクトなカーボン製タープポールです。

スライド式のため、無段階で63cmから240㎝まで自由に高さを調整することができます。

カーボン自体の耐久性の高さに加え、最大直径は31㎝と十分な太さもあるため、メインポールとしても耐えうる丈夫さです。

重量392g
高さ63-240cm
収納形式スライド式

【DOBEN】
カーボン タープポール(2.1M)

引用:Amazon

ロックナットを回すだけで無段階で高さを調整できる、スライド式のカーボン製タープポールです。

先端のキャップを外すことができるため、小さめのタープ穴にも通しやすく使いやすい設計になっています。

同じシリーズの商品の中で、最長サイズが1.7Mから3.0Mのものまで幅広く選べるのも嬉しいポイントです。

重量312g
高さ60-210cm
収納形式スライド式

【KSHIRU】
伸縮式カーボンポール

引用:Amazon

最大直径が3.3cmとかなり太めで、安心の耐久性を誇る商品です。

ポール本体はカーボンらしい網目調の質感がスタイリッシュで、付属の収納ケースもおそろいのカーボン調になっています。

各セクションにMAXの文字のメモリが付いていて分かりやすく、水抜き穴も付いていたりと細かなところまで気を使った設計です。

重量370g
高さ63-240cm
収納形式スライド式

【FIELDOOR】
カーボン タープポール

引用:Amazon

スライド式タープポールに比べると少々重めですが、それでもカーボン製のためほかの素材の同タイプ商品に比べるとかなり軽量です。

2本から4本まで好きな本数を連結することで高さを調整することができ、専用ケースも付属していて持ち運びもしやすくなっています。

耐久性も高く、メインポールとしてもサブポールとしても使用することが可能です。

同じメーカーでスライド式の商品もあり、自分の使い方に合ったタイプのものを選ぶことができます。

重量500g
高さ120-240cm
収納形式プッシュボタン式

【BBQCTR】
カーボンポール(‎TSTMG-1)

引用:Amazon

8層の46T炭素繊維を使用し、かなり高い耐久性を持つカーボン製タープポールです。

6つのセクションで無段階に長さを調節できるスランド式で、設置後でも天候に合わせて後から簡単に高さを変えることができます。

最長が240cmのため、立って歩いてもゆとりのある高さで、開放感のあるレイアウトにすることが可能です。

重量394g
高さ62-240cm
収納形式スライド式

【Loveyes】
タープポール カーボン

引用:Amazon

スライド式の4継無段階調節が可能なカーボン製タープポールで、最長170cmまで高さを調整することが可能です。

最長サイズは170cmと少々低めですが、その代わり1本あたりの重さが240gとかなり軽量になっています。

粒子式滑り止め設計で下への力が加わっても落ちない工夫がされており、落ちやすいと言われているスライド式でも安心でしょう。

重量240g
高さ58-170cm
収納形式スライド式

【SANLIKE】
タープポール カーボン(SD-212)

引用:Amazon

登山用リュックザックのサイドポケットに差し込んで持ち運びができる、軽量でコンパクトな商品です。

自由に高さ調節ができるスライド式で、最長242cmとかなり高めに設定することができます。

カーボン素材は電気の伝導性がよく、雷が落ちる可能性が高いと言われていますが、この商品は先端に避雷針も付属しており安心です。

重量385g
高さ71.5-242cm
収納形式スライド式

【KEMEKO】
テレスコカーボンポール

引用:Amazon

1本あたりなんと190gと、カーボン製タープポールの中でもトップクラスの軽量さを誇る商品です。

収納サイズも44.5cmとかなりコンパクトで、ツーリングキャンプや登山キャンプにぴったりでしょう。

少ない力でもしっかり締めることができて、さらにその状態から緩めるのも簡単なため、女性でも扱いやすい設計です。

重量190g
高さ44.5-180cm
収納形式スライド式

【Ysdeal】
タープポール 3Kカーボン製(42-180CM)

引用:Amazon

カーボン製タープポールの中でも、カーボン製を謳いながら炭素含有量が少ない商品も多いですが、こちらは100%炭素繊維で作られています。

そのため、カーボンの特性である軽量さや耐久性・耐熱性などがとくに優れており、使いやすく長持ちする商品です。

先端は取り外しが可能で収納時に折れたり壊れたりする心配が無く、水没した際の水抜き用の穴も付いており、安心の設計になっています。

重量250g
高さ42-180cm
収納形式スライド式

【Six Moon Designs】
SMD ポール テント/タープ用

なんと1本あたり60gと、信じられないほど軽いカーボン製タープポールです。

これだけ軽いと耐久性が心配になる方も多いかと思いますが、ソロキャンプ用のテントやタープであれば十分な耐久性を持っています。

商品ラインナップはジョイント式のカーボン製のほかアルミ製も選べて、3分割か5分割かも選ぶことができて便利です。

重量60g
114114cm
収納形式ジョイント式

まとめ

タープポールはタープを購入した際に、付属で付いてくることが多いでしょう。

しかし、付属のポールは耐久性が心もとなかったり、高さ調整ができず不便ということがよくあります。

そのため、付属のポールがあったとしても、メインポールを自分で選んで用意すると大変便利です。

もちろんサブポールとしても大活躍してくれますので、これを機にぜひカーボン製タープポールを使ってみてください。

紹介アイテム一覧

カーボン製タープポールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

Qboo
カーボン タープポール
DOBEN
カーボン タープポール(2.1M)
KSHIRU
伸縮式カーボンポール
FIELDOOR
カーボン タープポール
BBQCTR
カーボンポール(‎TSTMG-1)
Loveyes
タープポール カーボン
SANLIKE
タープポール カーボン(SD-212)
KEMEKO
テレスコカーボンポール
Ysdeal
タープポール 3Kカーボン製(42-180CM)
Six Moon Designs
SMD ポール テント/タープ用