近年、人気が高まっているバックカントリーは、整備されていない雪山を自分で登り、滑走するウィンタースポーツです。
通常のコース外を滑るため、傾斜は圧雪されていないパウダースノーの状態で滑ることも多いでしょう。
ですが、どんなスキー板を購入すればいいか、悩んでしまう方も多いと思います。
そこで今回は、バックカントリー向けのおすすめスキー板10選をご紹介します。
バックカントリー向けスキー板のメリットや選び方もご紹介するので、購入を考えている方は、是非参考にしてみてください。
目次
- 1 バックカントリー向けスキー板を使うメリット
- 2 バックカントリー向けスキー板を使うデメリット
- 3 バックカントリー向けスキー板の選び方
- 4 バックカントリー向けスキー板おすすめ10選
- 4.1 【ATOMIC】BENT 100(AA0029432180)
- 4.2 【HEAD】KORE 99(224hea1024)
- 4.3 【K2】MINDBENDER 89TI W(cd67942)
- 4.4 【Blizzard】HUSTLE 9(8A2267 00 001)
- 4.5 【BLUEMORIS】ASYMMETRY(24-bluemoris-asymmetry)
- 4.6 【VOLKL】RISE ABOVE 88(fd16056)
- 4.7 【Fischer】Ranger 102(A17722V)
- 4.8 【ROSSIGNOL】BLACKOPS 98(cd64893)
- 4.9 【OGASAKA】E-TURN ET-9.8(cd85505)
- 4.10 【ARMADA】ARV 94(RA0000506)
バックカントリー向けスキー板を使うメリット
バックカントリーは、ふかふかで非圧雪の傾斜を滑ることが多いです。
そのため、バックカントリー向けのスキー板は、深雪の影響を受けにくいように板の先端が反り上がった設計になっています。
まるで浮いているような感覚で傾斜を滑ることができるという点が、大きな魅力の一つです。
また、通常のスキー板よりも長めの設計になっていて、安定感のある滑りができます。
特に、初心者の方の場合は全体的にバランスの取れたスキー板を使うと滑りやすいでしょう。
最近は、パウダーでもアイスバーンでも滑りやすい板も多く出ているため、性能の高い板がおすすめです。
バックカントリー向けスキー板を使うデメリット
バックカントリーを始める場合、新しくスキー板を購入する必要があります。
スキー板を新たに購入するとなると数万円はかかってしまうため、通常のスキー板を使おうと考える方もいるでしょう。
通常のスキー板でも滑ることは可能ですが、バックカントリー向けのスキー板とは適した長さや太さが異なります。
さらに、雪の状態が通常のスキーとは違うため、バックカントリー向けのスキー板を購入するのがおすすめです。
初心者の方も専用のスキー板を購入し、気持ちよく滑ることができれば、もっとバックカントリーを楽しめます。
バックカントリー向けスキー板の選び方
スキー板の長さ
バックカントリー向けのスキー板を使う場合、通常使うスキー板よりも長い板がおすすめです。
初心者の方は自分の身長くらいか、身長より5〜10cmほど長いものから選ぶといいでしょう。
長すぎてしまうとターンの時の操作が難しくなるため、自分のレベルと滑りたいスタイルに合わせるように選びます。
バックカントリー向けスキー板の長さは、快適な滑り心地を保つために重要なポイントとなります。
センター幅の太さ
バックカントリー向けスキー板を選ぶとき、板のセンター幅の太さも非常に大切です。
おすすめの太さは通常のスキー板よりも太い約100〜110mmで、太さがあることで、深雪の上でも浮いているような感覚で滑りやすくなります。
しかし、太すぎてしまうと板の重量も出てきてしまったり、登るときに大変になったりするので、注意が必要です。
メーカー
バックカントリー向けスキー板のおすすめメーカーは、ELAN(エラン)やATOMIC(アトミック)、K2(ケーツー)です。
各メーカーから、滑り方に適したスキー板が販売されているため、どのような特長があるのか確認してから購入しましょう。
予算もメーカーによって変わってきますので、気になる商品をチェックしてみてください。
価格帯
バックカントリー向けスキー板は、安価なモデルでも約5〜10万円ほどかかります。
さらに高価なモデルだと、約10〜20万円ほどするスキー板もあります。
性能やブランドによって差がありますが、様々な場面で滑ることを想定して最低限のスペックがあるスキー板を選びましょう。
価格帯は上がりますが、上級者の方はよりスペックの高い板がおすすめです。
バックカントリー向けスキー板おすすめ10選
【ATOMIC】
BENT 100(AA0029432180)
汎用性の高い、センター幅100mmを採用したモデルとなっています。
パウダーでもゲレンデでも楽しめて、様々な地形に対応する性能を備えています。
また、パークを楽しみたい方にも人気が高く、この1台で幅広い滑りができるでしょう。
軽量でターンもしやすいため、バックカントリーにピッタリのスキー板です。
サイズ | 180cm |
---|---|
サイドカット(トップ/センター/テール) | 129.5mm/100mm/120mm |
サイドカーブ(R) | 19.5m |
【HEAD】
KORE 99(224hea1024)
こちらの板は、スキー場で目を引く赤いカラーがポイントです。
性能面も高く、パウダーからアイスバーンまでマルチに対応できます。
センター幅が99mmとちょうどよく、初心者の方でもターンしやすい設計となっているのも安心です。
サイズも163cmからあるので、性別問わず乗ることができるでしょう。
サイズ | 177cm |
---|---|
サイドカット(トップ/センター/テール) | 134mm/99mm/120mm |
サイドカーブ(R) | 17m |
【K2】
MINDBENDER 89TI W(cd67942)
センター幅が89mmと狭めで操作しやすいため、パウダーでもゲレンデでも使えるのが嬉しい点です。
軽くて、しなやかさもあり、レディース用の板を探している方にはピッタリです。
スピードが出ても安定感があるため、いろいろな傾斜での滑りに対応することができます。
コスパも高く、おすすめのスキー板です。
サイズ | 164cm |
---|---|
サイドカット(トップ/センター/テール) | 130mm/89mm/114mm |
サイドカーブ(R) | 13.1m |
【Blizzard】
HUSTLE 9(8A2267 00 001)
ハッスルシリーズは、強度と軽さ、さらに安定性がプラスされたスキー板です。
操作性も高く、より優れた滑りを発揮することができます。
しなやかで柔らかさもあるため、パウダーから圧雪された雪まで対応でき、スムーズにターンできるところが魅力です。
バックカントリーはもちろん、フリーライドやツアーでも楽しめる1台となっています。
サイズ | 164cm |
---|---|
サイドカット(トップ/センター/テール) | 124mm/92mm/114mm |
サイドカーブ(R) | 14m |
【BLUEMORIS】
ASYMMETRY(24-bluemoris-asymmetry)
テレマーク専用設計で開発されたモデルで、左右非対称な形状が特徴的です。
自由度の高さが魅力的なテレマークスキーの醍醐味は、バックカントリーで発揮されること間違いなしです。
スキー板の外側と内側のカーブで大きさが異なり、カーブの中心を意図的にずらすことで、幅広い滑りのスタイルに対応できます。
サイズ | 170cm |
---|---|
サイドカット(トップ/センター/テール) | 122mm/79mm/105mm |
サイドカーブ(R)(アウト/イン) | 17.5m/16m |
【VOLKL】
RISE ABOVE 88(fd16056)
3Dラディウスを採用し、雪山でのターンはもちろん、様々な滑走スピードを最大限楽しむことができるスキー板です。
ハイクアップと滑り、両方の性能とバランスが兼ね備えられたモデルです。
スキー板の裏側に貼るシールは、簡単に着脱可能なスマートスキンクリップが採用されています。
コスパが高く、この冬からバックカントリーに挑戦する方にはおすすめです。
サイズ | 177cm |
---|---|
サイドカット(トップ/センター/テール) | 131mm/88mm/111mm |
サイドカーブ(R) | 17m |
【Fischer】
Ranger 102(A17722V)
このスキー板は、自由に雪山を楽しむことができるのが大きなメリットです。
細かい部分まで考え抜かれているため、機能性や操作性が高く、安定感もあります。
ムダのないデザインで、ユニセックスなのも魅力の一つでしょう。
非常に優れた乗り心地で、フリーライダーにとっても嬉しいスキー板です。
サイズ | 183cm |
---|---|
サイドカット(トップ/センター/テール) | 138mm/102mm/128mm |
サイドカーブ(R) | 19m |
【ROSSIGNOL】
BLACKOPS 98(cd64893)
このスキー板は、センター幅が98mmで扱いやすいのが嬉しいポイントです。
ブラックのカラーがカッコよく、デザインもシンプルなところが人気となっています。
バックカントリーだけでなく、ゲレンデでも使いやすく、初めてのスキー板にもピッタリです。
ターンが容易にできる点も大きな魅力でしょう。
サイズ | 172cm |
---|---|
サイドカット(トップ/センター/テール) | 131mm/98mm/121mm |
サイドカーブ(R) | 17m |
【OGASAKA】
E-TURN ET-9.8(cd85505)
前モデルからパワーアップし、どんなゲレンデでも抜群の回転性能と安定性を発揮します。
パウダースノーはもちろん、春先の雪でも雪質を選ばずに滑ることができます。
操作性の良さが特徴的で、いろいろな地形での滑りが楽しめるでしょう。
このE-TURNシリーズは、雪山を自由に楽しみたい人におすすめです。
サイズ | 179cm |
---|---|
サイドカット(トップ/センター/テール) | 136mm/98mm/120mm |
サイドカーブ(R) | 18.6m |
【ARMADA】
ARV 94(RA0000506)
このモデルは、従来のARVよりもやや柔らかめに設定されていて、プレスなどに優れたバランス力があります。
また、安定性と反発力も高いため、どんなコンディションにも対応できるでしょう。
センター幅が94mmと細めで、操作しやすい点も嬉しいところです。
コスパも高いため、初めてバックカントリー向けスキー板を購入する方におすすめです。
サイズ | 164cm |
---|---|
サイドカット(トップ/センター/テール) | 122mm/94mm/116mm |
サイドカーブ(R) | 16m |
バックカントリー向けスキー板の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方