パウダースノーやバックカントリーを好む人は、スプリットボードについて、一度は聞いたことがあるかと思います。
また、最近ではスキー場でもスプリットボードを担いでいる人も見かけるようになりました。
スキー場からハイクアップで気軽にバックカントリーを楽しめるようになり、スプリットボードの人気は高まっていると言えます。
そこで、今回はスプリットボードのおすすめ10選をご紹介していきます。
目次
- 1 スプリットボードとは
- 2 スプリットボードを使うメリット
- 3 スプリットボードを使うデメリット
- 4 スプリットボードの選び方
- 5 スプリットボードおすすめ10選
- 5.1 【KORUA】パウダー バックカントリー(B0BLK49J6L)
- 5.2 【MOSS】スプリットボード ターン オーリー(MATAGI 2324)
- 5.3 【ROSSIGNOL】フィッシュテイル サーファーライク(B082VWDY5J)
- 5.4 【JONES】バックカントリー フリーライド(B09Z6DBBSG)
- 5.5 【RIDE】ワイド 軽量化 レスポンス(B01G9A7GK6)
- 5.6 【Lib Tech】キャンバーボディ ディレクショナル(B0B3YBLTFL)
- 5.7 【BURTON】ディレクショナルツイン キャンバー(010101jjhthxspt)
- 5.8 【G3】バックカントリー カーボン キャンバー (B07VB5SK2V)
- 5.9 【OGASAKA】国産 高品質 自社製ビス(24oga-facet)
- 5.10 【SALOMON】ツーリング スキンセット 加速(B0BR88D7FB)
スプリットボードとは
スプリットボードとは、スキーのように2つに分かれるスノーボードの板のことです。
登山時は、板同士がぶつからないよう分かれた板の左右を入れ替え、スキーのように使用します。
ツーリングブラケットにビンディングの先だけが装着され、ソールにスキンシールを貼るため、安定した歩行が可能です。
そして、山を降るときは4箇所のクリップとビンディング2箇所で固定し、スノーボードのようにして滑走します。
ブーツはスノーボードのブーツを使用して、ビンデイングの装着チェンジもかなりスムーズなため、利便性は高いです。
スプリットボードを使用するには専用ギアを要するため、マニアックかつ費用がかかるため気軽に手を出せる分野ではありません。
しかし、誰しも一度は憧れ、所持したくなるものでしょう。
スプリットボードを使うメリット
最大のメリットとして、圧倒的に登山時の歩行やハイクアップが楽になります。
バックパックにスノーボードの板をつけて滑らなくて良いため、非常に軽いので、歩行時の負荷が軽減されます。
また、板を背負うことがないため、風の抵抗を受けて煽られる心配もありません。
その他、周辺の専用ギアも要するため、それを選定する楽しさもあるでしょう。
最後の滑走時に体力を残せておけると、その分極上のパウダースノーを存分に楽しめます。
スプリットボードを使うデメリット
スプリットボードのデメリットは、まず一本所持するにも非常に費用がかかるということです。
その相場は、10万〜20万ほどです。
周辺ギアにもこだわりいくつか揃えようとするなら更に費用が嵩むでしょう。
また、普段ゲレンデで使い慣れている自分の好きな板ではないため、操作性に劣る部分があります。
スプリットボード専用の軽量化に特化されたビンディングのため、思ったような反応を楽しめないこと挙げられます。
最後に、急斜面は登ることができないため、そのような場合は結局スノーシューの方が利便性が高い場合があるということです。
スプリットボードの選び方
板の形状や重さ
板の形状によって、浮力や反発をどれくらい得たいのかが変わってきます。
キャンバーは板の反発を楽しむものであるため、パウダーボードとして単なるキャンバーの板は向いていません。
浮力でパウダースノーやラッセル(雪をかき分けて進む)ことを楽しむのであれば、ロッカー形状が向いていることは間違いありません。
板の長さ
スプリットボードだからといって、板の長さ選びに慎重になることはありません。
通常のパウダーボードや、ツリーランを楽しむときのように選定していくことが良いでしょう。
スピードを重視したい場合は、身長マイナス10cm程の長めの板を選ぶのも良いでしょう。
また、ツリーランで操作性を重視したい場合は、身長マイナス5cmの短めの板を選択してみても良いかもしれません。
ノーズやテイルの形状
通常のラウンド型であれば一番馴染みが深く、扱いもしやすいでしょう。
操作性や反応を楽しみたい場合には、スワローテイルなども反応が良くおすすめです。
また、浮力や安定感を求めるのであれば、ノーズが広く大きい3D形状のものが良いでしょう。
そして、サーフィンのような乗り心地を楽しみたい方には、セットバックができるピンテイルを選択するのも良いかもしれません。
メーカー
KORUAはブランドコンセプトにもあるよう、バックカントリーでオールラウンドに楽しめる板が豊富に揃っています。
また、サスティナブルな生産もしており、より環境を考えています。
MOSSは、大自然を楽しめる板が多くあり、雪山でまるでサーフィンをしているような感覚も味わえるでしょう。
新たなバックカントリーの楽しみ方も見出せるかもしれません。
価格帯
スプリットボードの相場は、10万〜20万程であり高価です。
中古品や型落ちでも10万をきるものがあれば買いでしょう。
また、周辺ギアがセットになっているのかどうかも重要なポイントです。
ビンディングやスキンがセットになっていない場合は、自分好みにカスタマイズできる反面、費用がかかります。
スプリットボードおすすめ10選
【KORUA】
パウダー バックカントリー(B0BLK49J6L)
比圧雪の極上のパウダーをはじめとして、どんなシーンでもパフォーマンスを損なうこと楽しむことができる一台です。
軽量化により、長距離のハイクアップでもストレスを軽減してくれます。
ディレクショナルボードのため、少しのセットバックでもその浮力は高まります。
サイズ展開も豊富なため、好みの長さを選ぶことが可能です。
サイズ | 152cm、157cm、162cm |
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【MOSS】
スプリットボード ターン オーリー(MATAGI 2324)
キャンバーラインでありながらテールを有効活用できる形状となっており、様々なターンやオーリーが可能になります。
ノーズにはロッカーラインもしっかり入っているため浮力もしっかり得ることができます。
バックカントリーからゲレンデまでしっかり期待に答えてくれる1本となるでしょう。
サイズ | 163cm |
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【ROSSIGNOL】
フィッシュテイル サーファーライク(B082VWDY5J)
長さを気にすることなく、中級者から楽しめるスプリットボードです。
フィッシュテイルにセットバックが入っており、操作性が高く、サーファーライクなライディングが楽しめます。
合わせてギアやアパレルを揃えることができるため、簡単にトータルコーディネートも決まります。
サイズ | 145cm |
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【JONES】
バックカントリー フリーライド(B09Z6DBBSG)
どんな天候や地形でも、最高なパフォーマンスを発揮できるオールラウンドな逸品です。
ディレクショナルロッカーであるため、板が浮きやすく、操作性も高いです。
軽量化されたスプリットボードで、トーション(板のねじれ)も効いており、足の負担もかかりにくいでしょう。
ワイドサイズもあり、短くても操作性がよく安定した滑りが可能になります。
サイズ | 161cm、161W、169W |
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【RIDE】
ワイド 軽量化 レスポンス(B01G9A7GK6)
中級以上のライダーのためのWARPIGシェイプが搭載されており、従来のものより短くてワイドであるため、あらゆる動きを楽むことができます。
RIDE独自のSlimewall®が搭載されており、軽量化はもちろんだが効率的なレスポンスが味わえます。
振動吸収性にも優れているため、足の負担も軽減されます。
サイズ | 148cm、154cm |
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【Lib Tech】
キャンバーボディ ディレクショナル(B0B3YBLTFL)
コアは軽量総桐でできておりキャンバーボディのため、安定した登りができます。
ディレクショナル形状でありノーズの浮力は抜群で、下山時もストレスフリーな滑走ができます。
また、複雑な地形や高速域など、どんなシーンでもパワフルで安定した滑りが実現するため、信頼できる逸品といえるでしょう。
【BURTON】
ディレクショナルツイン キャンバー(010101jjhthxspt)
ディレクショナルのため、新雪の上でもノーズが沈むことなく浮力を発揮してくれます。
両足下はキャンバー形状となっていて、エッジに乗っているときも失速せずターンが可能です。
ツインフレックスで、スイッチでも滑走しやすくバックカントリーでのフリーライドには、もってこいの一本といえます。
サイズ | 150cm、154cm、158cm、162cm |
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【G3】
バックカントリー カーボン キャンバー (B07VB5SK2V)
どんなシーンでも安定した状態が保てるモデルで、ノーズとテイルの立ち上がりがよく、浮力は抜群です。
また、わずかなキャンバー形状となっているため、高速域でも安定した滑りができます。
ポプラ桐材、カーボン素材が使用され、軽量だがフレックスやトーション(板のねじれ)性に優れています。
ボード先端の内側は鋭角ではないため、ウェアなどを傷つける心配もありません。
サイズ | 153cm |
【OGASAKA】
国産 高品質 自社製ビス(24oga-facet)
国産のスノーボードメーカー「OGASAKA」からも、スプリットボードが出ています。
デッキ面の自社製のビスによる丁寧な仕上がりで、まるで一枚の板かのような接合面となっており、海外からも評価されています。
やはり日本製と言ってしまうほど乗り心地も安定しており、高品質で高機能な逸品です。
サイズ | 159cm |
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【SALOMON】
ツーリング スキンセット 加速(B0BR88D7FB)
専用のスキンがセットになっているため、ウォークモードでも動きやすさが発揮されます。
長時間のツーリングにも安定して耐え得る、硬めのフレックスです。
リサイクル素材も使用されており、環境にも配慮されています。
短くカットされたテールとサイドカットにより、浮力を持たせたまま、ターンのときも加速する楽しい乗り心地です。
サイズ | 156cm、159cm、162cm |
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