ノーメッキウェッジは、USPGAをはじめとしたツアープロが使用していることで、アマチュアゴルファーにも人気が出ています。
そのため、最近では多くのメーカーから様々なノーメッキモデルが出ているので、何を選んだらよいのか迷ってしまいますよね。
そこで、本記事ではノーメッキウェッジのメリットやデメリット、おすすめ商品を紹介しています。
人気で有名なメーカーのものから、強いこだわりのもとに作っているメーカーのものまで集めていますので、参考にしてみてください。
目次
- 1 ノーメッキウェッジとは
- 2 ノーメッキウェッジを使うメリット
- 3 ノーメッキウェッジを使うデメリット
- 4 ノーメッキウェッジの選び方
- 5 ノーメッキウェッジおすすめ11選
- 5.1 【クリーブランド】RTX6 ZIPCORE ツアーラック (30227355)
- 5.2 【キャロウェイ】JAWS RAWウェッジ クロム (4F2848107324G3010)
- 5.3 【キャロウェイ】JAWS RAWウェッジ フルフェイス (4I205810J01N3000)
- 5.4 【テーラーメイド】ハイ・トウ3 ウェッジ (MILLED GRIND HI-TOE3 WG DG)
- 5.5 【テーラーメイド】MG3 クローム ウェッジ (JJC42)
- 5.6 【タイトリスト】SM9 ジェットブラック (846RS1F4610J)
- 5.7 【ブリジストン】BRM2 ウェッジ
- 5.8 【マジェスティ】W-MOMENT ウェッジ ノーメッキQPQ仕上げ (1541523)
- 5.9 【アーティザン】ARTISAN WEDGE
- 5.10 【ムジーク】Fifties Wedge
- 5.11 【マスダゴルフ】M425/S
- 6 まとめ
ノーメッキウェッジとは
ウェッジのヘッドには通常クロムメッキなどのメッキ仕上げが施されていますが、ノーメッキウェッジはその名の通りメッキ加工が施されていません。
そのため、メーカーによっては、”生の”という意味のRAWウェッジと呼んでいることもあります。
ですが、UAPGAをはじめトッププロがこぞって愛用し、アマチュアゴルファーでも選択する人が増えてきました。
ノーメッキウェッジの大きなメリットの一つに、傷つきやすく錆びやすいためスピン性能が安定していることが挙げられます。
一方で、デメリットは錆びやすく手入れが必要であることや溝が丸まりやすく寿命が短いことです。
ノーメッキウェッジを使うメリット
スピン性能が安定している
通常のメッキ加工されたウェッジですと、乾いた状態ではよくスピンが入りますが、濡れている状態でスピンが入りにくくなってしまいます。
ノーメッキウェッジですと、フェース表面に入った傷や錆びによってボールが良く噛むようになり状態に寄らず安定してスピンが入るようになります。
スピン性能が高くなるわけではなく、ライに寄らず安定してスピン量をコントロールできることが大きなメリットです。
味のある見た目
革製品と同じようにピカピカの見た目から、自分の手でお手入れをして長持ちさせながら出てくる錆びには独特の風合いが生まれ愛着がわきます。
また、アマチュアゴルファーでノーメッキウェッジを使用していると、上級者っぽく上手そうに見られるでしょう。
経年劣化しないメッキ加工も良いですが、経年美化してくるノーメッキウェッジの見た目もとても素晴らしいものです。
ノーメッキウェッジを使うデメリット
錆びる
ノーメッキ加工ですので、通常のメッキ加工のウェッジと比べると錆びやすい点が挙げられます。
もちろんこの錆がスピン性能や味のある見た目を作り出していますが、人によっては気になってしまうポイントでもあります。
自分の価値観と相談しながら選ぶようにしましょう。
スピン性能の寿命は短い
錆びによってライに寄らない安定したスピン性能を提供してくれるノーメッキウェッジですが、その寿命は短いです。
ノーメッキであるがゆえに、フェースに刻まれた溝の角がやわらかく丸まりやすいという特徴があります。
そのため、使用方法にもよりますがアマチュアゴルファーでは1年ほどでスピン性能が激減してしまい寿命となってしまうでしょう。
ノーメッキウェッジの選び方
ロフト角
ノーメッキウェッジでも、通常のウェッジと同じようにロフト角の選択からするようにしましょう。
アイアンセットのピッチングウェッジのロフト角から等間隔になるように選ぶのが基本です。
最近ではストロングロフトによって、ピッチングウェッジが立っているものもありますので、ウェッジを3本入れる選択肢も良いでしょう。
クラブ重量
基本的には、アイアンセットの流れで違和感なくスイングできるウェッジが良いとされています。
そのため、できればアイアンセットとシャフトを合わせたり、バランスが統一できると良いでしょう。
特に、ウェッジとはいえフルショットでも使用する番手では、非常に重要な要素になります。
メーカー
トッププロ向けであったりアマチュア向けであったり、メーカーによって考え方は大きく異なります。
ノーメッキウェッジにおいては、多くの場合トッププロを視野に入れたセッティングになっています。
自分のゴルフスタイルやスイング、アプローチへの考え方に合うメーカーを選ぶといいでしょう。
価格帯
価格帯は、ウェッジ一本で1万円台から3万円を超えるものまでさまざまです。
価格が高ければ高いほどいいわけではなく、ロフト角やクラブ重量、クラブ設計の考え方などを考慮して選ぶ必要があります。
本記事では幅広い価格帯のモデルを紹介しているので、予算と相談しながら参考にしてみてください。
ノーメッキウェッジおすすめ11選
メーカー・製品名 | ロフト角 | クラブ重量(ロフト, シャフト) |
---|---|---|
クリーブランド RTX6 ZIPCORE ツアーラック | 50/52/54/56/58/60 | 442g (52°, N.S.PRO 950GH neo) |
キャロウェイ JAWS RAWウェッジ クロム | 48/50/52/54/56/58/60 | 455g (52°, N.S.PRO MODUS3 115) |
キャロウェイ JAWS RAWウェッジ フルフェイス | 54/56/58/60 | 451g (54°, N.S.PRO 950GH neo) |
テーラーメイド ハイ・トウ3 ウェッジ | 54/56/58/60 | 457g (52°, KBS HI-REV 2.0) |
テーラーメイド MG3 クローム ウェッジ | 54/56/58/60 | 449g (52°, N.S.PRO MODUS3 105) |
タイトリスト SM9 ジェットブラック | 46/48/50/52/54/56/58/60 | 444g (52°, N.S.PRO 950GH neo) |
ブリジストン BRM2 ウェッジ | 52/58 | 444g (52°, N.S.PRO MODUS3 105) |
マジェスティ W-MOMENT ウェッジ ノーメッキQPQ仕上げ | 48/50/52/56/58 | 440g (52°, N.S.PRO 950GH neo) |
アーティザン ARTISAN WEDGE | 46/48/50/52/54/56/58/60 | 454g (52°, N.S.PRO MODUS3 115) |
ムジーク Fifties Wedge | 50/51/52/53/54/56/57/58/59 | 454g (52°, N.S.PRO MODUS3 105) |
マスダゴルフ M425/S | 48/52/58 | 463g (52°, N.S.PRO MODUS3 115) |
【クリーブランド】
RTX6 ZIPCORE ツアーラック (30227355)
ショートゲームへ特化しており、特にウェッジの性能の高さに定評のあるクリーブランドのRTXシリーズのノーメッキウェッジです。
ノーメッキ仕上げになっており、RTXシリーズの特徴的なグルーブがより生かされ、非常に高いスピン性能になっています。
ロフト角も50度~60度まで2度刻みで幅広く展開しており、その寛容性と相まって多くのゴルファーに適したウェッジであります。
ロフト角 | 50/52/54/56/58/60 |
---|---|
クラブ重量(ロフト, シャフト) | 442g (52°, N.S.PRO 950GH neo) |
【キャロウェイ】
JAWS RAWウェッジ クロム (4F2848107324G3010)
キャロウェイの代表的なウェッジのJAWSシリーズのノーメッキモデルです。
高いスピン性能で好評だったJAWSウェッジから様々な面で進化しており、特にスピン性能は今までにないほどに高くなっています。
タングステンによる重心設計やロフトごとのヘッドデザインによって、やさしく振りぬきやすい上でツアーレベルのパフォーマンス性能となっています。
ロフト角 | 48/50/52/54/56/58/60 |
---|---|
クラブ重量(ロフト, シャフト) | 455g (52°, N.S.PRO MODUS3 115) |
【キャロウェイ】
JAWS RAWウェッジ フルフェイス (4I205810J01N3000)
JAWSウェッジのフェース面すべてにスコアラインの入っているフルフェイス仕様になります。
フェースを開いて使用する際や、中心を外してコンタクトしたい時などでも、しっかりとフェースに刻まれた溝がボールにスピンを与えてくれる設計です。
ロフト角は54°~60°とフェースをオープンに使用することの多いものだけになっていますので、JAWS RAWウェッジと組み合わせてのセッティングをおすすめします。
ロフト角 | 54/56/58/60 |
---|---|
クラブ重量(ロフト, シャフト) | 451g (54°, N.S.PRO 950GH neo) |
【テーラーメイド】
ハイ・トウ3 ウェッジ (MILLED GRIND HI-TOE3 WG DG)
テーラーメイドと言えばこのハイ・トウ ウェッジでしょう。
54°以降はすべてこのふるぇいすスコアラインであり、あらゆる場面であらゆる使用方法で常に高いスピン性能をもたらしてくれます。
また、トゥ側の高さをより高くしたことによって重心がフェース中央部に近づき、心地よい打感とミスヒットへの寛容性も好評の理由です。
ロフト角 | 54/56/58/60 |
---|---|
クラブ重量(ロフト, シャフト) | 457g (52°, KBS HI-REV 2.0) |
【テーラーメイド】
MG3 クローム ウェッジ (JJC42)
テーラーメイドからもう一つのウェッジ、ミルドグラインドシリーズは多くのツアープレイヤーからも採用されている高性能ウェッジです。
フェース面の加工はもちろんのこと、精密な加工によってソール部分にもグラインドが施され、抜けの良さ、振りぬきやすさを実現しています。
シンプルにスイングしても良くスピンが入るため、初心者をはじめとしたアマチュアゴルファーの方にもおすすめのウェッジです。
ロフト角 | 54/56/58/60 |
---|---|
クラブ重量(ロフト, シャフト) | 449g (52°, N.S.PRO MODUS3 105) |
【タイトリスト】
SM9 ジェットブラック (846RS1F4610J)
ツアープロからアマチュアゴルファーまで、最も多く使用されているうちの一つボーケイデザインのSM9ウェッジです。
ジェットブラックは非メッキ処理となり、ツアー使用のRAWフィニッシュと同様のフィーリングで高い性能となっています。
人気のウェッジでありながら、人とは少し違ったテイストで差をつけてみてはいかがでしょうか。
ロフト角 | 46/48/50/52/54/56/58/60 |
---|---|
クラブ重量(ロフト, シャフト) | 444g (52°, N.S.PRO 950GH neo) |
【ブリジストン】
BRM2 ウェッジ
日本のメーカー、ブリジストンゴルフから出ている軟鉄鍛造ウェッジに特注専用のノーメッキウェッジです。
52°、58°のみの展開となっておりますが、sうたっドレスタイヤの技術を応用し非常に高いスピン性能となっております。
クセが無くスッキリとした見た目に、濡れた状態でもスピンが入りやすく操作性が高いため、上級者におすすめのノーメッキウェッジです。
ロフト角 | 52/58 |
---|---|
クラブ重量(ロフト, シャフト) | 444g (52°, N.S.PRO MODUS3 105) |
【マジェスティ】
W-MOMENT ウェッジ ノーメッキQPQ仕上げ (1541523)
どこでも寄せワンというキャッチコピーで紹介されている、マジェスティのノーメッキウェッジです。
ややオフセットの強めな設定でやさしくつかまるヘッド形状に、番手別に設計されたソール形状で振り抜きやすくなっています。
初心者の方にも安心感のある大きめのフェースでありながら、ブラックの色合いがクラブの見た目を引き締めておりとてもカッコいい仕上がりです。
ロフト角 | 48/50/52/56/58 |
---|---|
クラブ重量(ロフト, シャフト) | 440g (52°, N.S.PRO 950GH neo) |
【アーティザン】
ARTISAN WEDGE
PGAツアープロからも信頼されているクラフトマンが代表を務めるブランドで、ツアーカスタムレベルの高い品質を提供しているメーカーです。
中でもこのウェッジシリーズは、8種類のロフトと5種類のソールの組み合わせから17種類のウェッジがラインナップされています。
扱いやすいヘッドサイズに、やさしさのワイドソールや超一流アスリート仕様のスクエアーベベルなどお好みに合わせてセッティングできます。
ロフト角 | 46/48/50/52/54/56/58/60 |
---|---|
クラブ重量(ロフト, シャフト) | 454g (52°, N.S.PRO MODUS3 115) |
【ムジーク】
Fifties Wedge
あたらしくおもしろいものを作る新鋭ゴルフブランドのムジークから、進化したメンソールウェッジです。
3段階のバウンス角の設定によって、跳ねずに抜けが良くスピン性能が飛躍的に向上しています。
キャビティバック形状に、ウェイトによる深重心・高重心となり、やさしさとスピン性能が両立されています。
ロフト角 | 50/51/52/53/54/56/57/58/59 |
---|---|
クラブ重量(ロフト, シャフト) | 454g (52°, N.S.PRO MODUS3 105) |
【マスダゴルフ】
M425/S
クラブデザイナーによる独創的な発想とこだわりのクラフトマンシップが詰め込まれたマスダゴルフのストレートネック仕様になります。
マスダゴルフの代表的なM425ウェッジはグースネックでしたが、こちらは一般的なストレートネック仕様になっています。
最近のストロングロフト化にも対応し、48度もラインナップされておりピッチングウェッジとのギャップを埋めるための3本使いもおすすめです。
ロフト角 | 48/52/58 |
---|---|
クラブ重量(ロフト, シャフト) | 463g (52°, N.S.PRO MODUS3 115) |
まとめ
ノーメッキウェッジは、多くのトッププロが使用していることからアマチュアゴルファーにも人気がでています。
スピン性能などノーメッキウェッジならではの特徴を生かして、自分に合った1本を見つけるために是非参考にしてみてください。
ノーメッキウェッジの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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