これからタープを購入したい、または買い替えたいと思っているキャンパーにとって、色選びは悩ましいものです。
「ベージュは無難すぎる」「ブラックは攻めすぎかな?」とお悩みの方は、イエローのタープを選んでみてはいかがでしょうか。
イエローであれば周りのキャンパーとかぶりにくく、それでいて浮いた印象にならないのでおすすめです。
今回は、さまざまな種類のイエローのタープをピックアップし、そのメリットやデメリットについても解説するので是非参考にしてください。
目次
- 1 イエローのタープを使うメリット
- 2 イエローのタープを使うデメリット
- 3 イエローのタープの選び方
- 4 イエローのタープおすすめ10選
- 4.1 【CAPTAIN STAG】キャンプアウト レクタタープセット320×290UV(UA-1086)
- 4.2 【Soomloom】ヘキサタープ(outdoor-0940102)
- 4.3 【THE NORTH FACE】スタープ5(NV22312)
- 4.4 【oxtos】タフ レクタタープ(OX-067)
- 4.5 【oxtos】タフ ウィングタープ(OX-092)
- 4.6 【MSR】ランデブーサンシールド 120ウィング(37014)
- 4.7 【Hasika】テールゲート シェード
- 4.8 【MINIMAL WORKS】BLUEHOLE HEXA TARP(MGTA-BH000-GO2MU)
- 4.9 【SEA TO SUMMIT】エスケーピスト 15Dタープ(1700417)
- 4.10 【Hill Stone】ヘキサタープ(28885201)
- 5 まとめ
イエローのタープを使うメリット
ヴィンテージものが好きなキャンパーにおすすめ
ヴィンテージものが好きなキャンパーにとって、イエローのタープはおすすめのアイテムです。
実際、ヴィンテージテントが欲しいけど値段が高くて手が出ない、と迷っている方もいらっしゃることでしょう。
そんな方は、手頃なイエローのタープを選ぶことにより、レトロでかわいいヴィンテージ風サイトコーデを実現することができます。
自然に溶け込むカラー
キャンプギアは、自然に溶け込むアースカラーのものが多くなっています。
イエローもアースカラーのひとつで、秋の稲穂をイメージさせてくれる色のため、存在感がありながらも浮いて見えることがありません。
派手すぎないけど存在感のあるイエローのタープは、違和感なく「映える」サイト作りの手助けをしてくれるでしょう。
自分のサイトがすぐに分かる
周りには似たようなテントやタープが多く、間違って他人のサイトに入りそうになった、という経験をお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。
そうならないためにも、自分のサイトにオリジナリティをプラスすることも重要です。
そこでイエローのタープを投入することにより、ひと目で自分のサイトを見分けることができるのでおすすめです。
ベージュやカーキのテントとも相性がよい
ベージュのテントに合わせるタープとして選ぶのであれば、イエローはおすすめのカラーです。
同系色のためタープが浮いてしまうことがなく、違和感なくサイトコーデを楽しむことができます。
また、グリーン系とも相性がよいため、アースカラーのテントをお持ちの方にとってイエローのタープは「使える」アイテムとも言えます。
イエローのタープを使うデメリット
遮光性が落ちる
イエローのタープは幕下が明るくなるのがメリットですが、その反面、遮光性が落ちるというデメリットがあります。
特に、薄くて軽いナイロンのタープを選ぶと日光を遮りにくく、まぶしいと感じてしまうこともあるでしょう。
まぶしさを解消するためには、裏面にシルバーやブラックのコーティングがされている素材を選ぶとよいでしょう。
商品数が少ない
イエローのタープをリリースしているメーカーはとても少なく、探すのにもひと苦労してしまいます。
せっかく好みのタープが見つかったとしても、品切れや販売終了になっていることも多く、すぐに手に入らないのがデメリットです。
迷っている間に売り切れになってしまうこともあるので、気になる商品が見つかったら早め入手しておきましょう。
イエローのタープの選び方
素材で選ぶ
イエローのタープはTCやオックスフォード、ナイロンやポリエステルまでさまざまな素材から選ぶことができます。
例えば、タープの側で焚き火をしたければTC素材がおすすめで、火の粉による穴開きのリスクを減らすことができます。
その反面、TCは重量があるためバックパックキャンプには向きません。
一方、ナイロン素材のタープは軽量でコンパクトに収納できますが、火の粉に弱いため焚き火の近くでの使用は避けたほうが無難です。
このように、それぞれの素材にメリット・デメリットがあるため、活用したいシーンに合った素材を選ぶようにしましょう。
タープの形で選ぶ
イエローのタープには、色んなアレンジができるレクタタープからカッコよく張れるウィングタープまで、さまざまな形のものがあります。
それぞれの形によって影の範囲や雨よけになる面積が違ってくるので、商品画像をよくチェックして選ぶようにしましょう。
付属品もチェック
イエローのタープは、ポールまでセットになったエントリーモデルから付属品のない上級者向けモデルまであります。
付属品が付いたモデルを選んでもおまけ程度のもので、結局ペグなどを買い直さなければならないこともあるので注意が必要です。
付属品の有無やその品質に関しては、商品概要欄またはレビューをチェックして選ぶようにしましょう。
メーカーから選ぶ
キャンプグッズでおなじみのキャプテンスタッグからは、ヴィンテージ風オールドイエローを使ったタープがラインナップされています。
また、コスパのよい登山用テントをリリースしているオクトスのタープは、国内製造なので安心感があります。
他にもノースフェイスやMSRからも見た目がカッコいい商品がラインナップされているので、気になる人はチェックしてみてください。
イエローのタープの価格帯
安い中華ブランド品であれば1万円以下という手頃な価格で購入できますが、縫製が雑な面も見受けられます。
一方で、MSRやノースフェイスのような憧れのメーカー品は5万円近くしますが、細部にまでこだわりがあります。
ただし、高ければよいというわけでもないので、ご自分が必要とするスペックと価格に見合った商品を選ぶようにしましょう。
イエローのタープおすすめ10選
メーカー・製品名 | 素材 | 形 | サイズ |
---|---|---|---|
CAPTAIN STAG キャンプアウト レクタタープセット320×290UV | ポリエステルリップストップ210T | レクタ型 | 320×290cm |
Soomloom ヘキサタープ | TC | ヘキサ型 | 420×410cm |
THE NORTH FACE スタープ5 | 75Dポリエステルタフタ | ペンタゴン型 | 505×450×290cm |
oxtos タフ レクタタープ | 15D透湿防水マイクロリップストップナイロン | レクタ型 | 288×236cm |
oxtos タフ ウィングタープ | 15D透湿防水マイクロリップストップナイロン | ウィング型 | 330×289×228cm |
MSR ランデブーサンシールド 120ウィング | 68Dリップストップポリエステル | ウィング型 | 380×360cm |
Hasika テールゲート シェード | ポリエステル | テールゲート型 | 130×100×160cm |
MINIMAL WORKS BLUEHOLE HEXA TARP | P/Rip DTY PD WR | ヘキサ型 | 430×430cm |
SEA TO SUMMIT エスケーピスト 15Dタープ | 15Dシリコン/ポリウレタンコーティングナイロン | レクタ型 | 200×260cm |
Hill Stone ヘキサタープ | 150Dオックスフォード | ヘキサ型 | 500×500cm |
【CAPTAIN STAG】
キャンプアウト レクタタープセット320×290UV(UA-1086)
意外と知られていないキャプテンスタッグの「CAMPOUT」シリーズは、ビンテージ系カラーのオールドイエローが特徴です。
タープに描かれた等高線はキャプテンスタッグの本拠地、燕三条エリアをモチーフにしており、さらにあの「鹿」の絵も隠されています。
そんな遊び心にあふれたタープで、他にはない自分だけのオリジナルのサイトを作ってみてはいかがでしょうか。
素材 | ポリエステルリップストップ210T |
---|---|
形 | レクタ型 |
サイズ | 320×290cm |
【Soomloom】
ヘキサタープ(outdoor-0940102)
しっかりとした作りのTC素材で、付属のロープやペグも質がよいと評判のSoomloomヘキサタープの、イエローバージョンです。
ハッキリとした色みのイエローは、芝生のキャンプ場で映えること間違いありません。
420×410cmと十分な広さがあり、ソロ〜ファミリーキャンプまで対応できる使い勝手のよいタープです。
素材 | TC |
---|---|
形 | ヘキサ型 |
サイズ | 420×410cm |
【THE NORTH FACE】
スタープ5(NV22312)
話題になったノースフェイスの球体テント、ジオドームにフィットする形に作られたというペンタゴン型(五角形)のタープです。
もちろん、タープ単体で使うこともできて、ポール2本で立てたり3本で立てて広めの空間を作ることもできます。
ウィング部分の端に設けられたレインガーターにより、雨水を効率的に流してくれるギミックなど、機能的にもこだわったアイテムです。
素材 | 75Dポリエステルタフタ |
---|---|
形 | ペンタゴン型 |
サイズ | 505×450×290cm |
【oxtos】
タフ レクタタープ(OX-067)
登山用品専門店、オクトスのタープは国内の自社縫製工場で生産されており、他のブランドと比較してコスパがよいのが魅力です。
15D透湿防水マイクロリップストップナイロンを使用しているため軽くて破れにくく、耐水圧1,000mmという高い防水性能を誇ります。
ガイロープ、ペグなどは一切付属していませんので、高スペックのアイテムを安く購入したいというキャンパーにおすすめです。
素材 | 15D透湿防水マイクロリップストップナイロン |
---|---|
形 | レクタ型 |
サイズ | 288×236cm |
【oxtos】
タフ ウィングタープ(OX-092)
先述のレクタタープと同じ素材を使った、重量わずか240gで手のひらサイズに収納できる超軽量ウィングタープです。
もともとはシングルウォールテントの前室兼フライとして企画された商品ですが、もちろんタープ単体で使うこともできます。
ザックに忍ばせておいても負担にならない軽さなので、登山だけでなく交通機関を使ったバックパックキャンプにも使えます。
素材 | 15D透湿防水マイクロリップストップナイロン |
---|---|
形 | ウィング型 |
サイズ | 330×289×228cm |
【MSR】
ランデブーサンシールド 120ウィング(37014)
パッと目を引くイエローと、7つのガイコードポイントに施されたMSRらしい赤がポイントの、とにかく見た目がカッコいいタープです。
真ん中のラインにくびれができるように立体裁断してあるため、シワが寄りにくく美しく張ることができます。
さらに、生地の裏側に施されたUPF50+のUVカット加工により紫外線を大幅にカットしてくれるため、日焼けを気にせずキャンプを楽しむことができます。
素材 | 68Dリップストップポリエステル |
---|---|
形 | ウィング型 |
サイズ | 380×360cm |
【Hasika】
テールゲート シェード
SUV車のバックドアにかぶせてホイールとドアノブにロープを固定させるだけ、という手軽さが魅力のタープです。
メッシュドア付きで虫が入ってこないため、夏はバックドアを開放して気軽に車中泊を楽しむことができます。
3,000mmという耐水圧で雨の日も安心なので、キャンプだけでなく釣りやピクニックなどマルチに活躍してくれることでしょう。
素材 | ポリエステル |
---|---|
形 | テールゲート型 |
サイズ | 130×100×160cm |
【MINIMAL WORKS】
BLUEHOLE HEXA TARP(MGTA-BH000-GO2MU)
あざやかなマスタードイエローがぱっと目を引く、ミニマルワークスのヘキサタープです。
UVカット率95%で日焼けの心配もなく、裏側のブラックコーティングで濃い影を作ってくれるため、炎天下のキャンプでも快適に過ごせます。
さらに、耐水圧10,000mmという驚きの防水性能で、一晩じゅう雨が降っても浸みてくる心配がありません。
素材 | P/Rip DTY PD WR |
---|---|
形 | ヘキサ型 |
サイズ | 430×430cm |
【SEA TO SUMMIT】
エスケーピスト 15Dタープ(1700417)
スタッフバッグやアウトドアキッチングッズのイメージが強いシートゥサミットですが、実はテントやタープもリリースしています。
このタープはリフレクター付きのコードがあらかじめセットされており、コードロックによりテンションの調節ができるスグレモノです。
イエローの生地はタープの下を明るくしてくれますが、生地が薄いため遮光性は劣るというデメリットもあります。
素材 | 15Dシリコン/ポリウレタンコーティングナイロン |
---|---|
形 | レクタ型 |
サイズ | 200×260cm |
【Hill Stone】
ヘキサタープ(28885201)
イエローとグレーのツートンカラーは某有名メーカー品に配色がそっくりですが、こちらのタープはかなり安く購入することができます。
厚みのあるしっかりとしたオックスフォード素材は、少雨程度なら浸みてくることもなく安心して使用できます。
付属のポールは鉄製で重さはありますが、別途購入する必要がないため、低予算でイエロータープを試してみたい、というキャンパーにおすすめです。
素材 | 150Dオックスフォード |
---|---|
形 | ヘキサ型 |
サイズ | 500×500cm |
まとめ
イエローのタープはいつものサイトコーデのスパイスとなりつつも、ほかのキャンプギアとも相性がよく「映える」アイテムです。
本記事を参考に、映えるサイトづくりに一役買ってくれるとっておきのイエロータープを選んでみてください。
イエローのタープの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方