ロードバイク用ジレは、秋冬用の厚めのジレから、夏場ヒルクライムで使用するような薄手のジレまで様々なものが存在します。
そのため、シーンに合わせて最低2着ほど持っていると、オールシーズン対応できるためおすすめです。
今回は、様々なシチュエーションを想定して幅広い種類のジレとおしゃれなベストを合わせた10選をご紹介していきます。
おすすめのシーズンやシチュエーションも記載しますので、選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
目次
- 1 ロードバイク用ジレを使うメリット
- 2 ロードバイク用ジレを使うデメリット
- 3 ロードバイク用ジレの選び方
- 4 ロードバイク用ジレのおすすめ10選
- 4.1 【Rapha】メンズ プロチーム インサレーティッド ジレ(PIG02XX)
- 4.2 【POC】Pure-Lite スプラッシュジレ(58041)
- 4.3 【パールイズミ】シャツ キルト ベスト メンズ(3710-B)
- 4.4 【BAISKY】BK ウィンドベスト ダブルジッパー
- 4.5 【モンベル】ウインドブラストベスト(1103266)
- 4.6 【ルコックスポルティフ】Glambike ウインドベスト(QCMUJC20)
- 4.7 【リオン ド カペルミュール】ストレッチウインドベスト( liwv010)
- 4.8 【YORKEN】サイクリングジャケット ベスト(YK-WFP-002)
- 4.9 【おたふく手袋】冬用ベスト(JW192SIS)
- 4.10 【Monton】サイクリングジレ
- 5 まとめ
ロードバイク用ジレを使うメリット
温度調整が容易にできる
ロードバイクに乗っていて寒いと感じた時、普通の上着だと空気抵抗でバタついたり、漕いでいて暑すぎたりすることもあります。
逆に上着で暑いと感じた時、脱いでも中々収納できず、上着のやり場に困って結局そのまま着ていることも多いです。
ジレは細かな温度調整に向いていて、かつコンパクトに畳めるため、ツールケース等にも容易に収納できます。
通気性も高い
温度調整と並ぶジレのもう一つの大きなメリットとして、通気性の高い商品が多い点が挙げられます。
通気性の良さは温度調節だけでなく、汗をうまく外気へ逃がしてくれるため、衣服が汗でまとわりつくのを防ぎます。
夏場のヒルクライムのように、山頂付近では冷えるがそれまでは汗をかくほど暑いといったシーンでは、ジレが特におすすめです。
見た目がかっこいい
ロードバイク用ジレを使うことで見た目もロードバイクとマッチしてかっこよく見えます。
普段使っているコートやジャケットのままロードバイクによると、場合によってはミスマッチになってしまうため注意が必要です。
ロードバイク用であれば、初めからロードバイクに乗ることを前提に作られているため、見た目もマッチし、浮く心配は不要です。
ロードバイク用ジレを使うデメリット
荷物が増える
コンパクトに折り畳めるとはいえ、荷物になることには変わりありませんので、ツールケースに入れる物を考慮する必要があります。
ジレを使う際はプラスでサドルバッグを活用したり、優先順位の低いものをもっていったりしないといった心がけが必要です。
また、ジレまで汗が浸透すると、収納した時他のものに汗が付着してしまうため、ビニール袋等を持っていくことをおすすめします。
本格的な寒さには対応できない
ジレを羽織ることで寒さ対策になりますが、真冬や早朝のような強い寒さには対応できないことがあります。
冬場の通勤のように寒さが強い時は、ジレをインナーとして使い、その上にアウタージャケットを羽織るのがおすすめです。
熱くなったらインナーのジレだけを脱げば収納もできるので、荷物もそれほど増えることなく対処可能です。
ロードバイク用ジレの選び方
シチュエーションで選ぶ
ジレを選ぶ際には、着用して走行するシチュエーションを明確にしておくことが重要です。
漠然とジレを探してネットショッピングしていると、膨大な商品の中で無為に時間を浪費してしまいます。
夏用の通気性に優れたジレを探しているのか、秋冬用の保温性に優れたジレを探しているのか明確にしておくと迷わずに済みます。
収納性で選ぶ
ロードバイク用ジレを選ぶポイントですが、ジレ自体の収納性も重要な要素の一つです。
気軽に脱いだり着たりできるのがジレのメリットですが、よりコンパクトに畳んで収納できるものの方が便利です。
特にあまり荷物を持たないで走りたい方であれば、畳んでツールケースに収まる程度の収納性を持つジレをおすすめします。
ポケットの数や形状で選ぶ
サイクルウェアについてあるポケットは何かと重宝しますが、ジレでも同じことが言えます。
ポケットの数も重要ですが、ポケット自体の形状や容量、着用した時の使い勝手も必ず確認が必須です。
ポケットがあるからいいと思い確認を怠ると、いざ購入して使う際に使いがっての悪さが気になってしまう可能性もあります。
メーカーで選ぶ
国内外で様々なメーカーがありますが、日本のサイクルウェアブランドでは、「パールイズミ」がおすすめです。
国内メーカーですのでフィット感も抜群ですし、値段も高すぎないため一着は持っておくことをおすすめします。
海外ブランドでは「Rapha」がおすすめで、そのウェアの着心地や品質の高さから多くのファンが存在します。
フィット感もよく風によるバタつきもほとんどない最高のジレですが、やはりどうしても価格は他のメーカーに比べて高めです。
ロードバイク用ジレの価格帯
ロードバイク用のジレはエントリーモデルであれば5,000円程度で購入することが可能です。
また、中級モデルで10,000円程度、高級モデルでは30,000円程度がおよその相場と言えます。
エントリーモデルと高級モデルでは来た時のフィット感や風によるバタつきの少なさなどに差が出ます。
ただし、街乗りやとりあえず一着という場合は、エントリーモデルでも十分です。
ロードバイク用ジレのおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | メイン素材 | おすすめ時期・シーン |
---|---|---|---|
Rapha メンズ プロチーム インサレーティッド ジレ | 記載なし | ナイロン | 秋、冬、春 |
POC Pure-Lite スプラッシュジレ | 記載なし | ポリアミド | 夏、山地 |
パールイズミ シャツ キルト ベスト メンズ | 記載なし | ポリエステル | 冬(重ね着推奨) |
BAISKY BK ウィンドベスト ダブルジッパー | 記載なし | ポリエステル | 夏、朝晩 |
モンベル ウインドブラストベスト | 記載なし | ナイロン | 秋、春 |
ルコックスポルティフ Glambike ウインドベスト | 記載なし | ポリエステル | 秋、春 |
リオン ド カペルミュール ストレッチウインドベスト | 記載なし | ナイロン | 夏、山地 |
YORKEN サイクリングジャケット ベスト | 記載なし | ダウンプルーフコットン | 冬 |
おたふく手袋 冬用ベスト | 80 g | ポリウレタン | 冬 |
Monton サイクリングジレ | 記載なし | ポリエステル、エラスタン | 秋、春 |
【Rapha】
メンズ プロチーム インサレーティッド ジレ(PIG02XX)
軽量な合成断熱材を要所に多用し、必要な個所を的確に温めてくれる冬場のライドに必須のジレです。
高い断熱性を持ちながら速乾性と疎水性も兼ね備えているため、汗をかいても熱気がこもることがなく、速やかに放出してくれます。
どんなシチュエーションでも活躍してくれますが、冬場や春先の朝など、寒さが強い時期の使用が特におすすめです。
重さ | 記載なし |
---|---|
メイン素材 | ナイロン |
おすすめ時期・シーン | 秋、冬、春 |
【POC】
Pure-Lite スプラッシュジレ(58041)
ポリアミド素材を用いることにより撥水性に優れたジレで、風や雨から身体を守ってくれます。
また、フロントのジッパーは上下2way式となっているため、細かい温度調節に優れています。
背部はメッシュ加工となっているため、本格的な冬場より夏場のヒルクライム等におすすめです。
重さ | 記載なし |
---|---|
メイン素材 | ポリアミド |
おすすめ時期・シーン | 夏、山地 |
【パールイズミ】
シャツ キルト ベスト メンズ(3710-B)
薄手で軽量ながら裏面を起毛加工とすることで断熱性も確保したコスパの高いベストです。
また、バックポケット下や袖の後部など適所に反射材がついているため、夜間の走行でも視認性を高めてくれます。
キルト加工が施されているため冬場の使用がおすすめで、さらにアウターの重ね着も考慮した造りとなっています。
重さ | 記載なし |
---|---|
メイン素材 | ポリエステル |
おすすめ時期・シーン | 冬(重ね着推奨) |
【BAISKY】
BK ウィンドベスト ダブルジッパー
ポリエステル素材の薄手のベストですが、フィット感が非常によく通気性にも優れています。
ただしポリエステルの特性上生地のストレッチ性能には欠けますので、理解しておく必要があります。
保温性能もそこまで高くないため、夏場のヒルクライムや少し冷える朝晩の着用がおすすめです。
重さ | 記載なし |
---|---|
メイン素材 | ポリエステル |
おすすめ時期・シーン | 夏、朝晩 |
【モンベル】
ウインドブラストベスト(1103266)
ぴったりフィットしすぎず、適度なフィット感で快適性と保温性を両立させたモデルとなっています。
価格が1万円以下でありながら、十分な断熱性があり、かつ中綿等は入っていないため着膨れもせずコスパに優れています。
秋口や春先など羽織るものがないと寒くなってきた時期にちょうどよく、おすすめのベストです。
重さ | 記載なし |
---|---|
メイン素材 | ナイロン |
おすすめ時期・シーン | 秋、春 |
【ルコックスポルティフ】
Glambike ウインドベスト(QCMUJC20)
背部の非常に大きなリフレクターが特徴のベストで、デザイン性と夜間の視認性に大きく寄与しています。
フィット感も身体に張り付くほどのぴったり感ではなく、適度なフィット感なので、街乗りでも抵抗なく着用可能です。
Glambikeシリーズは上級者だけでなく、あくまで趣味でのサイクリングを目的とした人に向けて開発された商品です。
重さ | 記載なし |
---|---|
メイン素材 | ポリエステル |
おすすめ時期・シーン | 秋、春 |
【リオン ド カペルミュール】
ストレッチウインドベスト( liwv010)
前面が防風仕様のベストで、風によるバタつきや体温の低下を防ぎ、背面はメッシュ加工となっているため通気性にも優れます。
フィットしすぎず伸縮性にも優れているため、着用していても動きにくさを感じない点がおすすめです。
ジッパーも上下2Wayなので体温調整も簡単にでき、かつ値段も1万円以下とコスパにも優れています。
重さ | 記載なし |
---|---|
メイン素材 | ナイロン |
おすすめ時期・シーン | 夏、山地 |
【YORKEN】
サイクリングジャケット ベスト(YK-WFP-002)
コットン素材で温かさを担保しつつ背部は透気素材を使うことで、蒸れや熱がこもるのを防いでくれます。
バックポケットは3分割されていて、かつポケットが大きいため、非常に使い勝手に優れたベストです。
コットンを使用しているため暖かさはトップクラスですが、収納性はナイロン等に比べて劣るため注意が必要です。
重さ | 記載なし |
---|---|
メイン素材 | ダウンプルーフコットン |
おすすめ時期・シーン | 冬 |
【おたふく手袋】
冬用ベスト(JW192SIS)
本来はロードバイク用ではなく屋外作業用のベストですが、冬場の走行にはぴったりの商品です。
防寒防風に優れ、ストレッチ性もあるため気ながら走っても風でバタつかない点もメリットと言えます。
ただし、背部や胸部にはポケットがないため、小物を収納する部分が少ない点は注意が必要です。
重さ | 記載なし |
---|---|
メイン素材 | ポリウレタン |
おすすめ時期・シーン | 冬 |
【Monton】
サイクリングジレ
3層の複合生地で風を遮断してくれるため、走行中の風の侵入や体温の低下を防いでくれます。
ポリエステルのため軽量で持ち運びしやすく、走りながら脱着しやすい点がおすすめです。
ジレのカラーバリエーションは少なく黒が多い中、珍しいパープルで、女性にもおすすめのジレです。
重さ | 記載なし |
---|---|
メイン素材 | ポリエステル、エラスタン |
おすすめ時期・シーン | 秋、春 |
まとめ
今回はオシャレで実用的なロードバイク用ジレを、おすすめの時期やシーンも交えて紹介させていただきました。
シーズンを考えると2着はあると便利なジレですが、季節やシチュエーションに合ったものを選ぶことが重要です。
今回の記事を参考に、自分に合ったジレを見つけていただければ幸いです。
ロードバイク用ジレの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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