キャンプや登山などのアウトドアシーンで活躍する、機能性に優れたアイテムである「アウトドアブーツ」。
ファッション性が高い革製のアウトドアブーツは、お手入れをしながら経年変化も楽しめるので人気も高いですよね。
しかし、さまざまなブランドから発売されているので、どれを購入すればよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、おしゃれで高性能な革製ブーツを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 革製アウトドアブーツを使うメリット
- 2 革製アウトドアブーツを使うデメリット
- 3 革製アウトドアブーツの選び方
- 4 革製アウトドアブーツおすすめ10選
- 4.1 【caravan】GK8X(0011899)
- 4.2 【L.L.Bean】ビーン・ブーツ(175060)
- 4.3 【KEEN】ピレニーズ(1026585)
- 4.4 【Columbia】チャケイピア(YU9073)
- 4.5 【Onitsuka Tiger】HMR PEAK G-TX
- 4.6 【Timberland】プレミアム ウォータープルーフ ブーツ(6INCHI)
- 4.7 【Danner】マウンテンライト(31530-blk)
- 4.8 【Merrell】ウィルダネス キャニオン オリジンズ(J37501)
- 4.9 【Danner】LIGHT(30440)
- 4.10 【Zamberlan】Tofane NW GT(1025WB)
- 5 まとめ
革製アウトドアブーツを使うメリット
見た目がおしゃれ
革製のアウトドアブーツを使用する1番のメリットは、ファッション性が高く見た目がおしゃれなことでしょう。
自然に馴染みやすいナチュラルな見た目なので、アウトドアシーンにはもちろん、タウンユースでも活躍する商品です。
また、ハイカットの商品や複数のレザーが組み合わせられた商品など、種類も豊富なので自分にぴったりな商品が見つかります。
革ならではの経年変化を楽しめる
レザーのアウトドアブーツは、着用しているうちに革ならではの経年変化を楽しみながら使用できます。
ただし、ナイロンなどの化学繊維を使用した素材に比べると、使用後のメンテナンスに手間や時間がかかるでしょう。
使用後のお手入れに手間や時間をかければかけるほど長く使用でき、革ならではの経年変化を楽しめ、愛着を持つことができます。
頑丈でケガのリスクを軽減できる
革製アウトドアブーツは頑丈な作りとなっているので、アウトドアシーンでもケガのリスクを軽減できるでしょう。
とくに、登山で岩場の多い場所であっても、つま先部分などケガをしやすい場所の保護にもつながります。
ただし、革製ブーツは頑丈な分、合わないサイズを履くと靴ずれを起こしやすくなるので、サイズ選びには注意が必要です。
履けば履くほど足に馴染む
革製の商品は適度な塑性と弾性を持っているので、アウトドアブーツは履けば履くほど自分の足に馴染みやすくなっています。
ただし、履き初めはブーツが硬く感じて、靴ずれやマメの原因になることもあるので注意が必要です。
履き初めの靴擦れやマメも、インソールや厚めの靴下を履くことで改善できることがあるので、ぜひチェックしてみてください。
革製アウトドアブーツを使うデメリット
価格の高い商品が多い
革製アウトドアブーツは、化学繊維を使用した商品に比べると、価格の高い商品が多い傾向にあります。
理由としては、革製品自体が高級ということと、ブーツを制作するときに技術が必要なことが挙げられます。
ただし、メンテナンスをきちんと行えば10年以上履き続けられる商品なので、長い目で見ればコスパの良い商品と言えるでしょう。
重量がある
レザー素材を使用したアウトドアブーツは重量があるので、足が疲れやすいと感じる方もいるでしょう。
メーカーやモデルによって変わりますが、化学繊維を使用したブーツの倍近くの重量がある商品が多いと言われています。
ただし、フィット感の高い商品であれば、重量があっても気にならないことがあるので、ぜひ試着して確認してみてください。
お手入れが大変
革製アウトドアブーツは、その他の素材を使用した商品よりも、お手入れに手間や時間がかかるでしょう。
そのため、使用後のメンテナンスがめんどくさいと感じる方には、革製品はあまりおすすめできません。
使用後のメンテナンスをせずに長時間放置することで、最悪の場合カビが生えたり、革が硬くなってしまう可能性もあるため注意しましょう。
通気性が悪く蒸れやすい商品も
革製アウトドアブーツは通気性の悪い商品が多く、登山などで汗をかくと蒸れが気になる商品もあります。
しかし、商品によってはインナーに防水透湿素材で蒸れが気になりにくい「ゴアテックス」を使用している商品もあります。
また、通気性に優れた「ヌバックレザー」という素材を使用している商品も、蒸れが気になる方におすすめです。
革製アウトドアブーツの選び方
使用用途に合った履き口の高さを選ぼう
アウトドアブーツを購入する際は、自分の使用用途に合わせて履き口の高さを選びましょう。
ハイカット
くるぶしより上に履き口がくるタイプで、足首の固定性が高いです。
ねん挫などのケガのリスクを軽減できますが、その分重量があります。
ミドルカット
ハイカットとローカットの中間にあたります。
ローカット
履き口が足首あたりにくるタイプで、足首の可動性が高いです。
ねん挫などのケガのリスクは高くなりますが、軽量で足が疲れにくいです。
軽量なものだと疲れにくい
革製アウトドアブーツを購入するときは、足が疲れにくい軽量な商品を選びましょう。
とくに、これから登山を始める方や、体力に自信のない女性の方におすすめです。
レザー製のブーツはナイロンなどの化学繊維を使用した商品と比較すると、重量があります。
しかし、近年発売されている商品の中には、化学繊維製と変わらないほど軽量なモデルも発売されています。
ぜひ、店頭でフィット感を試しながら、軽量で歩きやすい商品を選んでください。
サイズ選びは慎重に
革製品は履けば履くほど足に馴染みますが、初めのうちは硬く感じることが多く、靴擦れなどケガの原因となることも。
目安としては、つま先が前についた状態で踵に1~1.5cm隙間が空いてる少し大きめの商品がよいとされています。
踵からつま先までの長さだけではなく高さや幅も、靴に当たって痛みがないか確認しましょう。
また、インターネットで購入する場合でも、必ず店舗で試着をして自分の足に合うサイズを選んでください。
インナーにゴアテックスを使用していると安心
防水性能や透湿性を重視したい方は、インナー素材に「ゴアテックス」を使用した商品がおすすめです。
インナーにゴアテックスを使用していれば、汗をかいてもブーツ内が蒸れにくく快適でしょう。
使用している場合、ライニングと呼ばれる部分にゴアテックスと表記されているので、ぜひ確認してみてください。
ヌバックレザーは蒸れにくい
レザー製のアウトドアシューズに使われることが多い「ヌバックレザー」は蒸れが気になる方におすすめです。
ヌバックレザーは、牛などの革を起毛させて加工して作られた丈夫な革素材のことを指します。
通気性に優れていて、気温の高い季節でも足の蒸れや匂いが気になりにくいです。
さらに、通気性にこだわりたい方は、メリノウールなどの透湿性に優れる素材を使用した靴下もおすすめです。
登山やキャンプ中の足の蒸れが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
人気の高いメーカーは?
人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。
ダナー
1932年にアメリカで創業された、ワークブーツブランドです。
機能性が高く、耐久性にも優れた商品を多く発売しています。
ティンバーランド
1952年にアメリカで設立された、カジュアル商品メーカーです。
クオリティが高くおしゃれな商品が多いです。
エルエルビーン
アメリカに本社があり、100年以上の歴史を持つアウトドアメーカーです。
アウトドアはもちろん、日常生活でも使える使い勝手の良い商品が魅力です。
気になる価格帯をチェック
革製アウトドアブーツは、安いもので2万円程度の商品から10万円を上回る商品まで、価格帯の幅が広いです。
高価な商品は、性能や耐久性が高いのはもちろんですが、メーカーのブランド力も大きく影響しています。
使用する人や使用方法によっては、高価な商品でもオーバースペックとなる可能性が高いです。
ブーツを購入する際は、価格はあまり気にせずに自分の使用用途に合った適切な商品を見つけてください。
革製アウトドアブーツおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | タイプ |
---|---|---|---|---|
caravan GK8X | 1,320g | 22.5~30cm | スエードレザー | ハイカット |
L.L.Bean ビーン・ブーツ | 1,400g | 7~14 | レザー | ローカット |
KEEN ピレニーズ | 1,184g | 25~35cm | レザー | ハイカット |
Columbia チャケイピア | 不明 | 23~28cm | レザー | ミドルカット |
Onitsuka Tiger HMR PEAK G-TX | 不明 | 22.5~31cm | レザー | ハイカット |
Timberland プレミアム ウォータープルーフ ブーツ | 860g | 25~30cm | レザー | ハイカット |
Danner マウンテンライト | 不明 | 25~28cm | レザー | ハイカット |
Merrell ウィルダネス キャニオン オリジンズ | 1,600g | 26.5~28.5cm | レザー | ハイカット |
Danner LIGHT | 不明 | 25~28cm | 天然皮革 | ハイカット |
Zamberlan Tofane NW GT | 1,940g | 25~28.5cm | レザー | ハイカット |
【caravan】
GK8X(0011899)
ブーツにハードフレームを使用したことで耐久性に優れ、縦走登山にも対応できる革製アウトドアブーツです。
ライニング部分にはゴアテックスを使用しているので、汗をかいても蒸れにくく、足の匂いが気にならないでしょう。
また、サイズの微調整ができるようフルインソールを採用し、履き心地が柔らかいので初心者の方にもおすすめです。
重さ | 1,320g |
---|---|
サイズ | 22.5~30cm |
素材 | スエードレザー |
タイプ | ハイカット |
【L.L.Bean】
ビーン・ブーツ(175060)
1912年から100年以上作り続けられている、L.L.Beanの顔ともいえる人気の高いアウトドアブーツです。
アッパー部分には、雨や雪を弾く「フルグレイン・レザー」を使用しているので、悪天候の日でも快適にアウトドアを楽しめます。
足首の自由度が高いローカットタイプで、ソックスを履けば春や秋にも問題なく履くことができるでしょう。
重さ | 1,400g |
---|---|
サイズ | 7~14 |
素材 | レザー |
タイプ | ローカット |
【KEEN】
ピレニーズ(1026585)
クラシカルなデザインで、アウトドアシーンでは自然とも馴染みやすいハイカットタイプの革製ブーツです。
ヒール部分には衝撃吸収・安定性・サスペンションをテーマに3つの独自のテクノロジーを採用しています。
また、KEEN独自の防水透湿素材「KEEN.DRY」により、蒸れを感じさせない快適な履き心地を実現するでしょう。
重さ | 1,184g |
---|---|
サイズ | 25~35cm |
素材 | レザー |
タイプ | ハイカット |
【Columbia】
チャケイピア(YU9073)
秋から冬にかけてのキャンプやタウンユースまで、幅広く使えるミドルカットタイプの革製アウトドアブーツです。
素材の一部に難燃コットンを使用しているので、キャンプで焚火やBBQを楽しむ方にも向いているでしょう。
また、ミッドソール部分にはクッション性が高く軽量なEVA素材を使用しており、長時間履いても足が疲れにくいです。
重さ | 不明 |
---|---|
サイズ | 23~28cm |
素材 | レザー |
タイプ | ミドルカット |
【Onitsuka Tiger】
HMR PEAK G-TX
1966年に発売された「HIMARAYAN PEAK」をもとに、デザインと機能性をアップデートした革製アウトドアブーツです。
アッパー部分にゴアテックスを使用しているので、雨の日や登山中でも快適な履き心地を実現しています。
また、ソールにはグリップ性や耐摩耗性の高い素材を使用しているので、ケガのリスクを軽減できるでしょう。
重さ | 不明 |
---|---|
サイズ | 22.5~31cm |
素材 | レザー |
タイプ | ハイカット |
【Timberland】
プレミアム ウォータープルーフ ブーツ(6INCHI)
通称「イエローブーツ」とも呼ばれ、キャンパーにも人気の高いTimberlandの定番レザーブーツです。
アッパー部分には防水加工、アイレットには防錆加工が施されているので、比較的メンテナンスが簡単でしょう。
クッション性が高いアンチファティーグ機能を搭載しているので、長時間履いても足が疲れにくいです。
重さ | 860g |
---|---|
サイズ | 25~30cm |
素材 | レザー |
タイプ | ハイカット |
【Danner】
マウンテンライト(31530-blk)
誕生から30年たった今でもポートランドの工場でハンドメイドで作られている、革製アウトドアブーツです。
防水透湿素材のゴアテックスを使用しているので、アウトドアシーンでも蒸れを感じにくく、履き心地が良いです。
また、ソールにはグリップと耐摩耗性に優れ、安定性を重視した素材を使用しているので、ケガのリスクも軽減できるでしょう。
重さ | 不明 |
---|---|
サイズ | 25~28cm |
素材 | レザー |
タイプ | ハイカット |
【Merrell】
ウィルダネス キャニオン オリジンズ(J37501)
「メレルの原点」とも言われ、一から熟練の職人が手作りをするレザー製のアウトドアブーツです。
アッパー部分に「撥水フルグレインレザー」を採用してるので、履けば履くほど足に馴染んでくるでしょう。
また、耐久性やグリップ力に優れるソールは交換もできるので、お手入れを続けながら長く愛用できる商品です。
重さ | 1,600g |
---|---|
サイズ | 26.5~28.5cm |
素材 | レザー |
タイプ | ハイカット |
【Danner】
LIGHT(30440)
Dannerの象徴的存在であるレザーブーツで、職人によって特徴的なダナー式ステッチダウン製法を使用して作られています。
防水・透湿性能に優れたゴアテックスを使用しており、排水性能が高い作りとなっているので悪天候の日でも安心です。
また、安定性の高いソールを使用しており、ソール交換も可能なのでメンテナンスを続けながら長く愛用できるでしょう。
重さ | 不明 |
---|---|
サイズ | 25~28cm |
素材 | 天然皮革 |
タイプ | ハイカット |
【Zamberlan】
Tofane NW GT(1025WB)
伝統的な「ノルウェージャン製法」によって作られた、クラシカルデザインのレザーブーツの代表的モデルです。
仕上げに植物タンニンを使用してたしなめているので、使えば使うほど足に馴染みやすく、経年変化を楽しめるでしょう。
ソール部分の衝撃吸収性やグリップ力の高さはもちろん、長時間や長距離を歩いても疲れにくい配慮がされたブーツです。
重さ | 1,940g |
---|---|
サイズ | 25~28.5cm |
素材 | レザー |
タイプ | ハイカット |
まとめ
今回は、おしゃれで高性能な革製ブーツを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の足に合った機能性の高いレザーブーツを見つけて、アウトドアを快適に楽しんでください。
革製アウトドアブーツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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