キャンプでテントサイトやテント内を明るく照らし、お子さんのいるご家庭でも安全に使用できる「LEDランタン」。
軽量な小型のLEDランタンであれば、コンパクトに収納できるので持ち運びにも便利ですよね。
しかし、さまざまなブランドから発売されているので、どれを選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、キャンプにおすすめの小型LEDランタンを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 小型LEDランタンを使うメリット
- 2 小型LEDランタンを使うデメリット
- 3 小型LEDランタンの選び方
- 4 小型LEDランタンおすすめ10選
- 4.1 【GENTOS】LEDランタン（EX-109D）
- 4.2 【CARRY THE SUN】ソーラーランタン（24002）
- 4.3 【Black Diamond】ボルト（BD81016）
- 4.4 【Goal Zero】LIGHTHOUSE micro FLASH（32005）
- 4.5 【snow peak】たねほおずき（ES-041WH-US）
- 4.6 【Prism】CLAYMORE（CLC-1400BK）
- 4.7 【WAQ】LEDランタン（WAQ-LL02）
- 4.8 【BAREBONES】ビーコンライト
- 4.9 【LUMENA】LUMENA2
- 4.10 【BALMUDA】ザ・ランタン（N/A-S459D4ESSS）
- 5 まとめ
小型LEDランタンを使うメリット
持ち運びに便利
小型LEDランタンを使用する1番のメリットは、軽量で持ち運びがしやすいことでしょう。
そのため、自宅の収納場所から車、キャンプサイトへと持ち運びの機会が多いキャンプでも安心して使えます。
また、コンパクトに収納できるので、車の積載や自宅の収納のスペースが小さいという方にもおすすめです。
安全に使用できる
LEDランタンは、灯油ランタンやガスランタンと異なり、火を使用しないので簡単かつ安全に使用できます。
テントやタープの中で使用しても一酸化炭素中毒の可能性がないので、小さなお子さんのいるご家庭にもおすすめです。
また、倒してしまったり、落としてしまったりしても火事となる心配がないので、安心して使用できます。
一定の明るさを保てる
小さいLEDランタンは、ガスランタンや灯油ランタンと異なり、風などの影響を受けることがありません。
そのため、どんな環境であっても左右されることなく、一定の明るさを保てるというメリットがあります。
近年では燃焼系のランタンにも負けない光量の商品が発売されているので、使用用途に合わせた商品が見つかるでしょう。
災害用としても役立つ
軽量かつ小型で持ち運びやすいLEDランタンは、地震や台風などの災害時の防災アイテムとしても役立ちます。
災害用の非常食や水などと一緒に、リュックに一つ入れておくだけで、停電時など電気の使えない状況でも安心です。
また、商品によってはスマホなどの充電ができるものや、ソーラーチャージャーがセットになった商品もあります。
メンテナンスが簡単
LEDランタンは灯油ランタンやガスランタンなどの燃焼系の商品と異なり、メンテナンスに手間や時間がかかりません。
そのため、これからキャンプを始めるという初心者の方や家族でキャンプを楽しむ方にも、おすすめのお手入れがしやすい商品です。
また、ソーラー充電可能なものなど、簡単に充電できる商品もあるので、ぜひ購入する際はチェックしてみてください。
小型LEDランタンを使うデメリット
使用後は充電する必要がある
LEDランタンの給電方法は、「充電式」と「電池式」の2つのタイプがあります。
電池式は電池が切れれば入れ替える必要があり、充電式は使用後に充電するなどメンテナンスをする必要があります。
充電式も電池式もそれぞれにメリットやデメリットがあるので、自分に合ったタイプを選んでください。
キャンプらしさは少ない
コンパクトなミニサイズのLEDランタンは安全に使用できますが、燃焼系ランタンのようなキャンプらしさは少ないでしょう。
そのため、ランタンのお手入れをしながら、経年変化を楽しみたいという方にはあまりおすすめできません。
ただし、LEDランタンでもアンティーク風のおしゃれな商品もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
小さいLEDランタンは光量が少ない商品もある
小さいLEDランタンは軽量で持ち運びしやすいですが、商品によっては光量が少ないものもあります。
そのため、テント内やタープ内でメインランタンとして使用する場合は、光量に注意して大きな商品を選ぶ必要があるでしょう。
LEDランタンでも1,000ルーメン以上の商品であれば、メインランタンとしても問題なく使用できます。
小型LEDランタンの選び方
使用シーンに合った光量を選ぼう
メインランタンとサブランタンどちらとして使用するかに合わせて、適切な光量の商品を選びましょう。
メインランタン
光量1,000ルーメン以上のLEDランタンがおすすめです。
パネルタイプの商品であればサイト全体が明るく、調理の際も手元を十分に照らすことができます。
サブランタン
光量300ルーメン程度あれば問題なく使用できるでしょう。
とくに、テーブルランタンなどとして使用する場合は、明るい商品であれば眩しすぎる可能性もあるので注意が必要です。
光色や光量の調節ができると便利
キャンプで使用するランタンは、暖色・昼白色・白色など光色が3種類以上あるものであれば便利です。
食事時は白色、就寝前には暖色など、キャンプシーンに合わせて光色を使い分けることができます。
また、光量の無段階調節機能ができるLEDランタンであれば、ピンポイントで明るさを調節できます。
メインランタンとしてLEDランタンを使用する場合は、特にあると便利な機能なのでチェックしてみてください。
連続点灯時間をチェック
小さいサイズのLEDランタンを購入する際は、必ず連続点灯時間をチェックしましょう。
キャンプで暗い時間に使用するとなると、最長7～8時間程度はランタンを点灯することになるでしょう。
2泊や3泊と連泊する可能性がある場合は、それ以上の点灯時間が必要となります。
また、光量調節ができるものは、使用する明るさによって連続点灯時間が異なるので注意が必要です。
使用シーンを想定しながら、心配な場合は予備のバッテリーや電池を要してください。
使用用途に合った給電方法を選ぼう
先述した通り、LEDランタンには「充電式」と「電池式」の2つの給電方法があります。
キャンプでの使用用途に合わせて、適切なタイプを選びましょう。
充電式
充電式はコンセントから充電するのみなので、コスパの高さが魅力です。
ただし、電源のない停電時などは使用できないので災害用としては向いていません。
電池式
手軽に使用でき、電源のない停電時も使用できます。
ただし、コスパが悪く、電池分の重量は負担となるでしょう。
防塵・防水加工済みだと安心
LEDランタンをアウトドアで使用する場合は、ほこりや突然の雨などに備えて防塵・防水性に優れた商品を選びましょう。
ランタンに記載されている「IP◯◯」という表記は、防塵・防水規格を表し、数字が高いほど防塵・防水機能にも優れます。
前半部分の数字が防塵機能、後半部分の数字が防水を表します。
キャンプで使用するLEDランタンの場合は、「IP54」以上の商品がおすすめです。
あると便利な機能をチェック
LEDランタンにあると便利な機能を3つ紹介します。
モバイルバッテリー機能
スマホやパソコンなどの充電ができます。
バッテリー容量が5000mAh以上あれば、スマホ1台分の充電が可能です。
ソーラー・ハンドルチャージ
太陽光やハンドルを回すだけで、ランタンの充電ができます。
停電時など災害対策アイテムとしておすすめです。
吊り下げフック
テントやタープ内でランタンを吊り下げるときに便利です。
キャンパー人気の高いおすすめメーカー
キャンパーに人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。
ジェントス
高品質でキャンパーから人気の高い日本のLEDライト専門メーカーです。
初心者でも購入しやすいコスパの高い商品が魅力です。
スノーピーク
新潟県三条市に本社があるアウトドアメーカーです。
初心者から上級者まで、レベルに合わせて適切な商品を選べます。
ベアボーンズ
アメリカで創業されたアウトドアメーカーです。
アンティーク調でおしゃれなLEDランタンが人気です。
気になる価格帯を確認しよう
ミニサイズのLEDランタンは、安いもので3,000円から23.000円程度まで価格帯にやや幅があります。
高価な商品は防塵・防水性に優れるものなど、高性能な商品が多い印象があります。
ただし、使用シーンや使用する人によっては、高価な商品でもオーバースペックとなる可能性も。
購入する際は価格はあまり気にせずに、自分のキャンプスタイルに合った適切な商品を見つけてください。
小型LEDランタンおすすめ10選
| メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 光量 | 連続点灯時間 |
|---|---|---|---|---|
| GENTOS LEDランタン | 816g | 9.36×18.5cm | 50～1,000ルーメン | 11～240時間 |
| CARRY THE SUN ソーラーランタン | 86g | 11×11×11cm | 10～100ルーメン | 10～72時間 |
| Black Diamond ボルト | 224g | 8×12×12cm | 200ルーメン | 20時間 |
| Goal Zero LIGHTHOUSE micro FLASH | 72g | 3.8×3.8×8.9cm | 150ルーメン | 170時間 |
| snow peak たねほおずき | 108g | 6.2×6.2×7.5cm | 60ルーメン | 60～100時間 |
| Prism CLAYMORE | 700g | 16×9×3.4cm | 40～2,200ルーメン | 4～80時間 |
| WAQ LEDランタン | 410g | 11.5×8×3.5cm | 250～1,650ルーメン | 8.5～60時間 |
| BAREBONES ビーコンライト | 127g | 15.2×7.6cm | 220ルーメン | 3～200時間 |
| LUMENA LUMENA2 | 300g | 12.9×7.5×2.27cm | 100～1,500ルーメン | 8～100時間 |
| BALMUDA ザ・ランタン | 630g | 11×10.3×24.8cm | 195ルーメン | 3〜50時間 |
【GENTOS】
LEDランタン（EX-109D）
1,000ルーメンの光量があるのでメインランタンとしても十分使用できる、コスパの高いLEDランタンです。
暖色・昼白色・白色の3つの光色に調整できるので、使用シーンに合わせて適切な光色を選べるでしょう。
本物のろうそくのように光る「キャンドルモード」を搭載しているので、就寝前のゆったりとした時間におすすめです。
| 重さ | 816g |
|---|---|
| サイズ | 9.36×18.5cm |
| 光量 | 50～1,000ルーメン |
| 連続点灯時間 | 11～240時間 |
【CARRY THE SUN】
ソーラーランタン（24002）
太陽光のある場所であればどんな状況でも充電できる、ソーラー充電式のコンパクトに持ち運びができるLEDランタンです。
ソーラーパネルには「インジケーターランプ」がついているので、一目で電池残量がわかり便利です。
高い水準の防水防塵仕様「IP67」を搭載しているので、悪天候時のアウトドアシーンでも安心して使用できるでしょう。
| 重さ | 86g |
|---|---|
| サイズ | 11×11×11cm |
| 光量 | 10～100ルーメン |
| 連続点灯時間 | 10～72時間 |
【Black Diamond】
ボルト（BD81016）
200ルーメンのテント内のサブランタンや、登山で使用するランタンとしてもおすすめの小さいサイズのLEDランタンです。
スマートフォンなどを使用できる「リチウムイオン充電池」を搭載しているので、停電時も安心して使用できるでしょう。
また、フックがついているので吊り下げて使用でき、薄型デザインなので収納にも困りません。
| 重さ | 224g |
|---|---|
| サイズ | 8×12×12cm |
| 光量 | 200ルーメン |
| 連続点灯時間 | 20時間 |
【Goal Zero】
LIGHTHOUSE micro FLASH（32005）
最大150ルーメンで3つの点灯モードを搭載した、重量72gと軽量でコンパクトに持ち運びができるLEDランタンです。
明るさの調節可能で最弱モードで使用すれば最大170時間連続で使用でき、防水性も優れるのでアウトドアにも向いています。
また、本体には「9.62Whリチウムイオン電池」を搭載しているので、スマホなどの充電もできるでしょう。
| 重さ | 72g |
|---|---|
| サイズ | 3.8×3.8×8.9cm |
| 光量 | 150ルーメン |
| 連続点灯時間 | 170時間 |
【snow peak】
たねほおずき（ES-041WH-US）
手のひらに収まるミニサイズのコンパクトに持ち運びができる、重量108gと軽量なLEDランタンです。
マグネット式なのでテントやタープ内の好きな場所に引っかけて使用でき、ヘッドライトとしても活躍します。
また、単四電池3本使用して給電するので、停電時など災害アイテムとしてもおすすめです。
| 重さ | 108g |
|---|---|
| サイズ | 6.2×6.2×7.5cm |
| 光量 | 60ルーメン |
| 連続点灯時間 | 60～100時間 |
【Prism】
CLAYMORE（CLC-1400BK）
最大2,200ルーメンでメインランタンとしても活躍する、コンパクトに持ち運びができるLEDランタンです。
3モード光色変更と無段階調光が可能なので、キャンプシーンに合わせて最適な明るさで過ごせるでしょう。
また、充電バッテリーやSOS発信機能を搭載しているので、災害時の防災アイテムとしても活躍します。
| 重さ | 700g |
|---|---|
| サイズ | 16×9×3.4cm |
| 光量 | 40～2,200ルーメン |
| 連続点灯時間 | 4～80時間 |
【WAQ】
LEDランタン（WAQ-LL02）
最大1,650ルーメンでキャンプ中のメインランタンとしても十分使用できる、ミニサイズのLEDランタンです。
大容量な13,400mAhリチウムイオン蓄電池を搭載しているので、スマホやPCなどさまざまなアイテムの充電ができます。
ランタン専用のカラビナがセットになっているので、テントやタープ内で吊り下げて使用することもできます。
| 重さ | 410g |
|---|---|
| サイズ | 11.5×8×3.5cm |
| 光量 | 250～1,650ルーメン |
| 連続点灯時間 | 8.5～60時間 |
【BAREBONES】
ビーコンライト
アンティーク調な見た目でキャンパーにも人気が高い、コンパクトで持ち運びしやすいLEDランタンです。
スムーズな調光が可能で、連続で3〜200時間以上点灯するのでキャンプではサブランタンとして活躍するでしょう。
アンティークブロンズ、レッド、カッパーなど計8色のカラーバリエーションがあり、自分にぴったりのデザインが見つかります。
| 重さ | 127g |
|---|---|
| サイズ | 15.2×7.6cm |
| 光量 | 220ルーメン |
| 連続点灯時間 | 3〜200時間 |
【LUMENA】
LUMENA2
小さくコンパクトな見た目ですが、光量最大1,500ルーメンとメインランタンとしても活躍するLEDランタンです。
「防塵・防水IP67」と耐久性が高いので、雨の日や風の強い日のアウトドアでも安心して使用できるでしょう。
モバイルバッテリーやカメラ撮影時の照明としてさまざまな使い方ができ、汎用性の高い商品と言えます。
| 重さ | 300g |
|---|---|
| サイズ | 12.9×7.5×2.27cm |
| 光量 | 100～1,500ルーメン |
| 連続点灯時間 | 8～100時間 |
【BALMUDA】
ザ・ランタン（N/A-S459D4ESSS）
おしゃれでスタイリッシュなデザインなので、アウトドアはもちろんインテリアとしても使用できるLEDランタンです。
本物の火のようなキャンドルモードから、読書灯としてもおすすめの温白色の明かりまでシーンに合わせて調光可能です。
また、調光はランタン前面のダイヤルで簡単に調節できるので、暗い場所でも簡単に操作できるでしょう。
| 重さ | 630g |
|---|---|
| サイズ | 11×10.3×24.8cm |
| 光量 | 195ルーメン |
| 連続点灯時間 | 3〜50時間 |
まとめ
今回は、キャンプにおすすめの小型LEDランタンを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分のキャンプスタイルに合ったお気に入りのLEDランタンを見つけてキャンプを楽しんでください。
小型LEDランタンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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