車中泊向けLEDランタンおすすめ10選!メリットや選び方を解説!

テントを張ったり火起こしなどの準備が要らない車中泊は、気軽に始められるアウトドアレジャーとして人気が定着しました。

気軽に始められるとは言え、車の中で快適に過ごすには工夫が必要で、なかでも適度な明るさの照明は無くてはならない存在です。

ところが車中泊用の照明を選ぼうと思っても、たくさんありすぎて何を選べばよいかお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、車中泊にピッタリのLEDランタンをご紹介し、そのメリットや選び方についても解説します。

車中泊向けLEDランタンを使うメリット

適度な明るさに調節できる

LEDランタンのほとんどは調光機能がついているため、食事をとる時やリラックスする時など、必要に応じて明るさの調節が可能です。

また、色味の調節も可能なため、調理をする時は白色系、読書をする時は暖色系など、シーンに合わせて変化させることができます。

なかには、オイルランタンのようにゆらゆらと揺らめく光のものもあり、車内にいながら極上のリラックスタイムを過ごせます。

どこにでも設置できる

LEDランタンは車のアシストハンドルにぶら下げたり、就寝する時は枕元に置いたりと、色んな場所に置くことができます。

カラビナが付いたモデルであれば、どこにでも引っ掛けることができますし、取っ手のついたものであれば夜中トイレに行くときにも便利です。

また、マグネット付きのものであれば車のボディに引っ付けることもできるため、カーサイドタープを張って車外で過ごす時にも役立ちます。

バッテリーの持ちが良い

LEDランタンは充電式のものが多く、蓄電量が大きいものほどバッテリーの持ちがよく、何日も充電せずに使えるものまであります。

そのため、数日かけて車中泊旅行をする時にも便利で、電源が確保しづらい場所での車中泊にも最適です。

また、非常時の備えとしても活用できるうえ、停電時の照明としてはもちろん、出力機能があればモバイルバッテリーとしても使うこともできます。

車中泊向けLEDランタンを使うデメリット

調光の仕方が難しい

LEDランタンは、電源ボタンがひとつしかないものが多いため、メーカーによって調光の仕方が違い、覚えにくいというのがデメリットです。

例えば、電源ボタンを長押ししたあとに数秒以内にボタンを押して明るさや色味の調節をするなど、一度では覚えにくい場合もあります。

そのようなボタン操作が煩わしいと思う方は、ツマミを使って無段階調節ができるような商品を選ぶと迷いがなくてよいでしょう。

頻繁に充電が必要

蓄電量が少ないモデルであれば、光量をMAXにした場合、2〜3時間で充電が切れてしまうため充電が頻繁に必要となります。

ポータブル電源があれば問題ありませんが、持っていない場合や、ポータブル電源のバッテリーが切れてしまっては充電ができません。

急な充電切れで慌てたくないような場合は、充電オンリーではなく、乾電池も使えるようなタイプを選ぶと安心です。

車中泊向けLEDランタンの選び方

明るさ・調光機能で選ぶ

LEDランタンの明るさは、主にルーメン(lm)で表記されています。

メイン照明として使いたい場合は1000ルーメンあれば安心ですし、サブで使用したいのであれば100ルーメンもあれば十分です。

ただし、車中泊の場合はランタンと人との距離が近くなるため、明るすぎるランタンであれば眩しく感じることもあります。

そのため、調光機能は細かく調節できるようなものを選ぶと、活用シーンに合わせて明るさを変化させることができ便利です。

デザインや付加機能で選ぶ

LEDランタンは、その名の通りランタン型のものから、四角形のもの、楕円形のものまであらゆるデザインから選ぶことができます。

ほとんどの商品は吊り下げ、据え置きの両方に対応していますが、なかにはマグネットが付いていたりと小技が効いた商品もあります。

意外と使えるのがカメラ用三脚のネジ穴付きのもので、ゴリラポッドを使って色んなところに取り付けたり、撮影用の照明としても使えて便利です。

充電式 or 電池式で選ぶ

最近のLEDランタンは充電式のものがメインとなっていますが、老舗のコールマンやジェントスのように、乾電池式のモデルも多く存在します。

充電式のメリットは繰り返し使用できることですが、乾電池式であれば急に電池が切れた場合でもコンビニなどで調達することができます。

災害時の使用も想定して購入するのであれば、充電と乾電池の両対応のモデルを選んでおくと安心です。

メーカー

昔からあるLEDランタンとしてはジェントスが有名ですが、ベアボーンズやゴールゼロなど、ここ数年で爆発的にヒットしたメーカーもあります。

ただし、人気商品は転売価格で売られていたり、並行輸入品であることも多いため、しっかりとした販売元から購入するようにしましょう。

価格帯

安いものは1,000円台から購入することができますが、安いものは明るさが足りなかったり、バッテリーの持ちが悪かったりもします。

1万前後するような商品であれば機能性、バッテリーの持ちも良好ですが、なかにはデザイン性を重視した、通常より割高の商品もあります。

機能性を重視するか、見た目を重視するかは好みにもよりますので、ショッピングサイトのレビューも参考に商品を吟味するようにしましょう。

車中泊向けLEDランタンおすすめ10選

メーカー・製品名明るさ調光機能給電方法
WAQ LEDランタン 2250〜1650lm3色・明るさ4段階USB
Coleman クアッドマルチパネルランタン25〜800lm明るさ3段階単一電池4本or8本
Coleman ラギッド パッカウェイ ランタン45〜405lm2色・明るさ2段階単三電池3本orリチウムイオン電池2本
GENTOS Explorer 電池式50〜1000lm3色・明るさ無段階単一電池3本
GENTOS Explorer 充電式/電池式40〜1100lm3色・明るさ2段階単一電池3本or専用充電池
Barebones ビーコンライトLED2.030〜220lm明るさ無段階USB
Goal Zero LIGHTHOUSE micro CHARGE最大150lm3つの点灯モード・明るさ無段階USB
CARRY THE SUN ソーラーランタン10〜100lm2色・明るさ3段階ソーラー
Finnart LEDランタン 2個セット記載なし明るさ2段階USB
Beszing LEDランタン記載なし3色・明るさ無段階USB

【WAQ】
LEDランタン 2(‎waq-ll2-camo)

引用:Amazon

コンパクトながら最大輝度1650ルーメンでしっかりと明るく、さらに大容量13400mAhのバッテリーで持ちが良く、スマホの充電も可能。

4段階の明るさ調節ができるため、車内の広さに合わせて調節したり、食事をとる時は明るくしたりと、汎用性の高いLEDライトです。

マグネット式ハンドルは、カラビナで吊るした際にランタンだけを取り外すことができるため、車内で探しものをする時などにも便利です。

明るさ250〜1650lm
調光機能3色・明るさ4段階
給電方法USB

【Coleman】
クアッドマルチパネルランタン(2000031270)

引用:Amazon

4つのパネルを取り外すことができるため、大きめの車であれば分けて置くことにより光を分散させることができます。

その取り外したパネルは懐中電灯としても使えるので、家族ひとりひとりの専用懐中電灯として使うことができとても便利です。

単一電池8本使用でかなり重量があるのはネックですが、一家に一台あれば、停電時には家のいたる所に置くことができ安心です。

明るさ25〜800lm
調光機能明るさ3段階
給電方法単一電池4本or8本

【Coleman】
ラギッド パッカウェイ ランタン(2000036871)

引用:Amazon

本体を引き上げることにより点灯、収縮させると消灯するというギミックが、ギア好きの心をくすぐるLEDランタンです。

メタリックな赤と黒のカラーもおしゃれで、軽くて使いやすいため、追加購入するユーザーが多い商品です。

見た目が良いだけでなく、USB充電と電池の両対応、さらにUSB出力にも対応していたりと、機能性も申し分ありません。

明るさ45〜405lm
調光機能2色・明るさ2段階
給電方法単三電池3本orリチウムイオン電池2本

【GENTOS】
Explorer 電池式(EX-109D) 

引用:Amazon

多くのキャンパーから長く愛用されているジェントスのLEDランタンは、品質も安定しており、多少手荒く扱っても壊れにくいのが特徴です。

こちらの1000ルーメンのタイプは大きすぎないボディで、コンパクトカーであればメインライトとして十分に機能します。

単一電池3本が必要ですが、切らした場合はコンビニでも調達できるというのが電池式のメリットです。

明るさ50〜1000lm
調光機能3色・明るさ無段階
給電方法単一電池3本

【GENTOS】
Explorer 充電式/電池式(EX-450H)

引用:Amazon

従来のジェントスのライトは乾電池式のみでしたが、こちらのライトは待望の充電式バッテリーを採用したモデルです。

そのため、電池を買い替える必要がなく経済的でありながら、バッテリーを外せば乾電池にも対応できるというところも高ポイントです。

本体を逆さまにすると吊り下げ式のフックがついているため、シェードを外して天井に吊り下げるという使い方もできます。

明るさ40〜1100lm
調光機能3色・明るさ2段階
給電方法単一電池3本or専用充電池

【Barebones】
ビーコンライトLED2.0(BAR-LIV-295)

引用:Amazon

おしゃれなLEDランタンとして人気の高いベアボーンズのミニタイプで、電球のような優しい明かりが特徴的です。

そのため、メインライトではなく、常夜灯として雰囲気を楽しむような用途に向いています。

ツマミを使って明るさが無段階調節できるのは便利ですが、光量をMAXにするとかなり電池の持ちが悪くなるのでご注意下さい。

明るさ30〜220lm
調光機能明るさ無段階
給電方法USB

【Goal Zero】
LIGHTHOUSE micro CHARGE(32008)

引用:Amazon

言わずと知れたゴールゼロにUSB出力端子が搭載された、スマホの充電をしながらライトの使用もできるという便利なモデルです。

また、マイクロフラッシュ機能も付いているため、夜中に車外に出る時の懐中電灯としても活用できます。

サードパーティ品として数多くのシェードが販売されているため、好みのシェードを選んでオリジナリティを出すのもおすすめです。

明るさ最大150lm
調光機能3つの点灯モード・明るさ無段階
給電方法USB

【CARRY THE SUN】
ソーラーランタン

引用:Amazon

太陽光で充電するタイプのとてもおしゃれなランタンで、コンパクトに折り畳みできるため、できるだけ荷物を減らしたい車中泊旅にも最適です。

糸を織り込んだヨットセイル生地を使用しており軽いため、外で使用する時は風に飛ばされる心配がありますが、車内では問題ありません。

暖色系のウォームライト、青系のクールブライト、レインボーの3種から選べるため、シリーズで揃えたくなりそうな商品です。

明るさ10〜100lm
調光機能2色・明るさ3段階
給電方法ソーラー

【Finnart】
LEDランタン 2個セット

引用:Amazon

とにかく安くてコンパクトなLEDランタンをお探しであれば、Amazonの評価も高いこちらの商品を選んでみてはいかがでしょうか。

2個セットで2,000円ほどで購入できるため、明るさがほしい時は2個使用、就寝時は1個のみと、シチュエーションによって使い分けができます。

マグネット内臓のため、カーサイドタープを張る時は車のボディに付けたり、カーポートでDIYをする時の照明にしたりと、幅広く活用できます。

明るさ記載なし
調光機能明るさ2段階
給電方法USB

【Beszing】
LEDランタン

引用:Amazon

3千円を切る価格でありながらもしっかりとした明るさで、最大輝度にしても7〜8時間と、とにかくバッテリーの持ちが良い商品です。

その秘密は5200mAhの大容量バッテリーで、スマホを約1回フル充電することもできます。

この価格で明るさの無段階調節、3色切り替えができるのはありがたく、機能と価格のバランスが取れたコスパの良い商品です。

明るさ記載なし
調光機能3色・明るさ無段階
給電方法USB

まとめ

車中泊だけでなくキャンプにも、災害時の備えとしても使えるLEDランタンは、一家に一台あって損はないモノです。

この記事を参考に、機能やデザインにもこだわった、あなた好みのとっておきの商品を探してみて下さい。

紹介アイテム一覧

車中泊向けLEDランタンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

WAQ
LEDランタン 2(‎waq-ll2-camo)
Coleman
クアッドマルチパネルランタン(2000031270)
Coleman
ラギッド パッカウェイ ランタン(2000036871)
GENTOS
Explorer 電池式(EX-109D) 
GENTOS
Explorer 充電式/電池式(EX-450H)
Barebones
ビーコンライトLED2.0(BAR-LIV-295)
Goal Zero
LIGHTHOUSE micro CHARGE(32008)
CARRY THE SUN
ソーラーランタン
Finnart
LEDランタン 2個セット
Beszing
LEDランタン