明るさと音楽の両方を確保できるランタンスピーカーは、アウトドアや室内で間接照明として使用できたりと、多様なスタイルや楽しみ方ができるアイテムです。
ご自身に合ったアイテムを選ぶことで、キャンプはもちろん、リビングや寝室でも使用でき、その場にあった楽しみ方や雰囲気を演出してくれます。
しかし、昨今のキャンプブームの影響もあって、種類も多くなり、どんなものを選べば良いかわからなくなってきますよね。
そこで今回はランタンスピーカーのメリット・デメリットや選び方、おすすめ12選をご紹介したいと思います。
目次
- 1 ランタンスピーカーを使うメリット
- 2 ランタンスピーカーを使うデメリット
- 3 ランタンスピーカーの選び方
- 4 ランタンスピーカーおすすめ12選
- 4.1 【SONY】グラスサウンドスピーカー(LSPX-S3)
- 4.2 【山善】 ランタンスピーカー(QLS-8023)
- 4.3 【バルミューダ】バルミューダ ザ スピーカー(M01A-BK)
- 4.4 【UPPEL】 LEDテントライト(du3243)
- 4.5 【アラジン】プチランタンスピーカー(SAL-SP01A)
- 4.6 【morimori】 ledランタンスピーカー(FLS-21)
- 4.7 【コールマン】 360° サウンド&ライト(2000034246)
- 4.8 【BOOS】 炎音(HNB-RS1)
- 4.9 【MIFA WildCamping】 Bluetoothスピーカー LED ランタン(Wildcamping)
- 4.10 【SPICE OF LIFE】 ゆらぎカプセルスピーカー(CS2020BK)
- 4.11 【村田屋産業】 LEDランタンスピーカー(8263)
- 4.12 【トランスペアレント】 ライトスピーカー (TLS-B)
- 5 まとめ
ランタンスピーカーを使うメリット
屋内でも屋外でも使える
ランタンスピーカーは、アウトドアの照明として使用でき、屋内での照明としても使用できる優れたアイテムです。
同時に、スピーカーとして機能もあわせ持っているため、キャンプや室内などのシーンに合わせ、オシャレな空間を演出してくれ流のも魅力的。
また、火を使わないので消し忘れや不意に倒れても安心ですので、子どもを持つ親としても安心して使用できます。
見た目がよくオシャレなものが多い。
燃焼系ランタンなどは、オイルを入れられるための構造上、形が似たようなものが多くなっています。
しかし、ランタンスピーカーはオイルを使わず充電式なので、見た目が良く、オシャレなアイテムが多いです。
キャンプはもちろんこと、リビングや寝室などシーンに合わせて使用可能なのも良いポイント。
また、光の調節も簡単に可能ですので、雰囲気に合わせた演出作りができます。
使用前後のメンテナンスの必要がない
燃焼系のランタンのように、オイルを入れたりする必要はありませんし、定期的なメンテナンスも不要です。
必要なのは、使用する前に充電するのみで簡単に使用でき、また、ランタンとスピーカー同時に充電できますので、別々に充電する手間もなくなります。
また、燃焼系ランタンだと、消耗品を買い換えたりする手間やコストがかかりますが、ランタンスピーカーは汚れていたら拭き取るくらいで、手間なく手軽に使用可能です。
ランタンスピーカーを使うデメリット
明るさが欲しい方には向かない
ランタンスピーカーはキャンプサイト全体を照らしたいなど、明るさを求める方には向いていません。
キャンプサイト全体を照らすなら700〜1000Lmは必要ですが、ランタンスピーカーは、明るさを示すルーメン値も50〜400Lmとなっており、これでは明るさが不足します。
そのため、メインランタンで使用するには不十分でしょう。
一方、テーブルやテント内で使用するには十分な明るさと言えるため、サブランタンとしては使用可能です。
充電がもたない
ランタンスピーカーは充電式や電池式なので、使用時間が気になる方も多いはず。
ランタンスピーカーの使用時間は、ライト、音楽の片方のみの使用だと、数十時間使用が可能ですが、同時に使用すると数時間と少ない時間になってしまいます。
そうなると、キャンプ中に途中で消えて真っ暗になってしまった、といった状況にもなりかねません。
どちらか一方だけの使用なら問題ありませんが、昼間は音楽だけにし、夜はライトだけ使用するなど工夫して使用する必要があります。
ギアを扱う楽しさがない
ランタンスピーカーはメンテナンスも少なく、充電や電池交換くらいで手軽と説明しましたが、裏を返すと、ギアを扱う楽しさは下がってしまいます。
キャンプでギアも育てていきたいという方には、単純すぎるアイテムと言えるため、道具を扱う楽しさはありません。
初心者の方は手軽さを求めることで良いですが、本格的にキャンプを楽しんでギアも手入れしていきたい方には、つまらないアイテムになります。
ランタンスピーカーの選び方
デザインで選ぶ
ランタンスピーカーは、さまざまな見た目やデザインのものが多いです。
例えば、本格的なものからスタイリッシュなもの、アンティーク調まで幅広いデザインのものがたくさんあります。
また、光加減も、明るく照らすものが良いのか、柔らかく温かみのあるものが良いのかも選ぶことが可能です。
さまざまなシーンで使用することが可能なので、ご自身に合わせたデザインのものを選ばれるのがおすすめと言えます。
機能や明るさで選ぶ
ランタンスピーカーは、機能や明るさも幅広く展開しています。
例えば、音域の質や音の広がりなど、音にこだわっているメーカーもあります。もし、音で選ぶなら再生周波数帯域(Hz)の20Hzから20,000Hzをカバーしているものが良いでしょう。
人間が聞くことのできるこの領域をカバーしているなら、音も良くなります。
明るさでは、明るさを示すルーメン値が50〜400Lmのものが多く、どこで使用するかによって選び方も変わってきます。
メインランタンでの使用には明るさが足りませんが、テーブルやテント内、寝室やリビングなどの使用は可能なため、どこで使用するかを決めてから選ぶのが良いでしょう。
電源や使用時間で選ぶ
ランタンスピーカーは電池式、充電式、USB対応などがあり、用途や頻度に合わせて使いやすいタイプを選ぶことも大切。
電池式は、電池が切れても交換するだけですぐに使用可能な手軽さがあり、また、充電可能な電池を選べば、コストも減らすことができます。
充電式は、充電するだけで使用可能なため、ランニングコストを減らすことができます。
アイテムによって、連続使用時間が異なるため、長く使用したい方は、容量が大きいものを選びましょう。
また、スマホやタブレットの充電ができるモノもあるのでチェックしておきましょう。
防塵・防水機能で選ぶ
キャンプで使用する方も多いため、防塵・防水機能が搭載されているモデルがあるのか気になる方も多いはず。
防塵・防水とは、防水保護等級、防塵保護等級と別れており、格0〜6段階と0〜8段階で示され、数字の大きい方が保護力は強くなっています。
「IP68」のような英数字で表され、防塵機能だけなら「IP4X」、防水機能だけなら「IPX5」、両方の機能がある場合は「IP68」などと表示されます。
キャンプで使用するとした場合の選ぶ基準としては、防塵機能がIP5X以上、防水機能がIPX4以上がおすすめでしょう。
ランタンスピーカーおすすめ12選
【SONY】
グラスサウンドスピーカー(LSPX-S3)
2段階の明るさを調整可能にするLEDライトに加え、キャンドルのように見せるキャンドルライトも搭載され、雰囲気に合わせてオシャレな演出が可能です。
SONYならではのクリアなサウンドが広がる独自のスピーカー構造なので、リアルな音をお楽しみいただけます。
見た目もスタイリッシュなデザインとなっており、屋内、屋外どちらをとっても使用できるでしょう。
【山善】
ランタンスピーカー(QLS-8023)
リチウムイオン4000mAh電池搭載で、使用時間はランタンのみで15時間、音楽のみで16時間、使用可能となっています。
また、スマホなども充電できる優れものです。
防水機能(IPX4)なので、小雨や水まわりでも使用可能。BBQやキャンプなどのアウトドアにはもちろん、お部屋での間接照明などにも使用できます。
【バルミューダ】
バルミューダ ザ スピーカー(M01A-BK)
音が出る部分が、上向きに設置されたユニークな構造のスピーカーで、どこに置いても音が聞こえ、立体的なサウンドをお楽しみいただけます。
見た目も、高さ約188ミリ、直径約105ミリとコンパクトになっており、小型で邪魔にならないのも特徴です。
光の調整は3つのモードから選択でき、音に合わせて輝くモード、キャンドルのように輝くモードなどを選ぶことが可能です。
【UPPEL】
LEDテントライト(du3243)
3つの光の調整に加え、ストロボモードとSOSモードが加わり5つの調光モードが可能。シーンに合わせた光の調整ができます。
10400mAhのリチウム電池搭載で、ライト、音楽を同時使用しても、16時間使用できる優れものです。
IP65の防塵防水機能も兼ね備えており、少々な厳しい環境でも活躍するアイテムになります。
【アラジン】
プチランタンスピーカー(SAL-SP01A)
遊び心があるポップなカラーの見た目が印象的。本体の大きさも横11センチ、高さ21センチと小型です。
正面と天面にアラジンのランプマークをあしらい、非常に細部までこだわっているデザインとなっています。
4種類のLEDライトカラーに加え、光の強さも4段階に調整可能。自分好みの雰囲気を選べるランタンです。
【morimori】
ledランタンスピーカー(FLS-21)
見た目が、オイルランプやガスランプのようなシルエットで、キャンドルのような暖かい光が印象的なランタンスピーカーです。
発光部分はオイルランプのロープ綿をイメージしたような作りになっていて、ロープ綿が燃えているような雰囲気を演出してくれます。
防水機能(IPX4)対応で、火も使用しないので、屋内、屋外どちらでも使用可能です。
【コールマン】
360° サウンド&ライト(2000034246)
最大400Lm点灯でき、ランタンスピーカーではトップクラスの明るさを持っています。
360°無指向性で、置き場所を選ばず、ランタン付近ならどこからでも音が聞こえます。
また、ランタンを引っ掛けられるのもポイントの一つ。
防水性能(IPX4)対応で、素材には耐衝撃性に優れるABS樹脂を使用。少々厳しく使っても安心なランタンスピーカーです。
【BOOS】
炎音(HNB-RS1)
光が本物の炎のように揺らぎ、暖かみがある色で雰囲気のある光を演出してくれます。
底部には多機能のねじ穴がついており、この穴に付属のフックや差し込みアダブターをつけることで、下げランタや篝火のような使い方ができるのが魅力的です。
シーンに合わせて、置く、かける、さして使用するといった方法が選べます。
【MIFA WildCamping】
Bluetoothスピーカー LED ランタン(Wildcamping)
IP67防塵防水を搭載しているため、ちりや埃が一切入らず、一時的に水の中に沈めても機器が問題ないほどの性能が魅力的。
水辺や雨、雪などにも耐え、キャンプはもちろん、海辺などあらゆるシーンで使用可能です。
9600mAh電池を搭載し、ランタンのみで18時間、スピーカーのみで38時間、両方使用で13時間と、長時間使用できます。
【SPICE OF LIFE】
ゆらぎカプセルスピーカー(CS2020BK)
たき火のような揺らいだ光が、「1/fゆらぎ」という、人の心を癒やすリズムを表現してくれるランタンスピーカー。
そんな癒やし効果のある揺らぎとお気に入りの音楽で、ゆったりとした時間を演出してくれます。
IP65防塵防水機能も兼ね備えているため、屋外はもちろんのこと、バスルームでも使用可能なのも魅力的です。
【村田屋産業】
LEDランタンスピーカー(8263)
サイズが直径8.5センチ、高さ24.5センチの小型なランタンスピーカーです。
このランタンスピーカーは、上部のライトの部分が収納でき、収納時の高さが、13センチと場所を取らないランタンとなっています。
小型なランタンスピーカですが、明るさは200ルーメンあり、テーブルやテント内、寝室などで使用するには十分な明るさです。
【トランスペアレント】
ライトスピーカー (TLS-B)
ライト部分はガラス仕様のとてもオシャレな見た目。音に合わせて揺らぐ、本物の炎のような灯りを演出してくれるのも魅力的。
360°に音が出て、小型サイズではありますが、豊かな低音と、クリアなサウンドを響かせてくれます。
本体はモジュール式で、壊れた部品がある場合は、その部品だけ交換というかたちで、サスティナブルなアイテムとなっています。
まとめ
ランタンスピーカーは、ランタンとスピーカーをあわせ持つ、とても手軽に使用できるアイテムです。
そして、とても多くの種類のアイテムがラインアップされており、室内・室外などのシーンに合わせた選び方ができます。
今回紹介した内容を参考に、ランタンスピーカーを使ってみてくださいね。
ランタンスピーカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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