MacとWindowsの両方のOSを兼用しているキーボードは、仕事などで両方のOSを併用する方にとても便利です。
別々のキーボードを用意せずに済むため、デスク上のスペースを取ることが無く、仕事も快適になります。
しかし、両方のOSを兼用しているキーボードが多く、自分の環境に合う1台を選ぶことに悩んでいる方も多いはずです。
本記事では、両方のOSを兼用しているキーボード10選を分かりやすく紹介し、メリットやデメリットについても詳しく解説します。
目次
- 1 MacとWindows兼用キーボードを使うメリット
- 2 MacとWindows兼用キーボードを使うデメリット
- 3 MacとWindows兼用キーボードの選び方
- 4 MacとWindows兼用キーボードおすすめ10選
- 4.1 【Logicool】ERGO(K860)
- 4.2 【Logicool】ワイヤレスキーボード(K380)
- 4.3 【Logicool】ワイヤレスキーボード(K780)
- 4.4 【ELECOM】Bluetooth キーボード(TK-FBM120KBK)
- 4.5 【Logicool】CRAFT(KX1000s)
- 4.6 【Logicool】MX Mechanical (KX850FL)
- 4.7 【Apple】Magic Keyboard(MQ052J/A)
- 4.8 【東プレ】REALFORCE R3(R3UC11)
- 4.9 【Anker】ウルトラスリム ワイヤレスキーボード(A7726121)
- 4.10 【Logicool】SIGNATUR(K855)
- 5 まとめ
MacとWindows兼用キーボードを使うメリット
デスク上がスッキリする
両方のOSに対応しているキーボードが1台あれば、切り替えながら使うことできるので、別々にキーボードを用意する必要が無いです。
1台で済む分デスク上がスッキリしてスペースが広くなり、他の作業なども行いやすくなります。
マルチペアリングに対応していれば、ワンタッチで切り替えれる場合もあるため、繋ぎ変える際の手間がとても少ないです。
使い慣れているキーボードが使えるので誤操作が減る
MacとWindowsで異なるキーボードを用意した場合、キーピッチなど変わると誤操作につながる可能性が高いです。
キーストロークが違えば、タイピングの感覚も変わるため違和感が大きく、人によってはストレスにもなります。
両OSに対応している場合、1台のキーボードで済むのでタイピングの感覚のズレが無く、誤操作も起きにくいです。
経済面に優しい
両方のOSに対してにそれぞれキーボードを用意した場合には、少なくても2台分の予算が必要です。
しかし、1台のキーボードで両方のOSに対応していて切り替えながら使うことで、1台分のキーボードのお金が節約できます。
少し高価なキーボードであれば耐久性も高い傾向にあり、買い替えの必要が無いので長期的に見ると経済面に優しいです。
MacとWindows兼用キーボードを使うデメリット
ショートカットキーが異なるので誤操作する場合がある
スクリーンショットを例に挙げると、Windowsの場合は「Windows」+「Shift」+「S」のショートカットで可能です。
しかし、Macの場合は「Shift」+「Command」+「3」というショートカットでスクリーンショットを行います。
慣れの部分も大きいですが、切り替え直後は誤操作を起こす可能性が高いです。
両OSに対応しているキーボードの製品数が少ない
複雑な機構が必要となるので、MacとWindows両方に対応しているキーボードの製品数が少ないです。
特に、Windowsのみに対応している製品が多く、Macには対応していない場合が多いです。
欲しいと思ったキーボードで兼用していない場合には、もう1つキーボードを用意するなど対応が必要となります。
互換性が保証されていない場合があり、正しく動作しないことがある
両OSに対応していても、一部正常に動作しないキーや機能しないキーが存在する場合があります。
例として、Windowsでは不便なく使えても、Macでは一部のキーが正常に動作しないなどです。
キーボードの構造や仕様上などの可能性もあるので、確実な動作を求める場合には、それぞれに対応したキーボードが必要となります。
MacとWindows兼用キーボードの選び方
キーボードの種類など打鍵感から選ぶ
キーボードは主に4つの種類に分かれており、種類によって打鍵感が大きく変わります。
打鍵感については個人差が大きく出てしまう部分であり、自分の肌感覚がとても重要となるので実際に店舗で触ってみると良いです。
また、キーピッチやキーストロークなど、キーボードの種類を問わず打鍵感に影響を及ぼす部分もあります。
ここを誤ってしまった場合、タイピング中に大きなストレスを感じることが多いので、最悪の場合キーボードを買いかえる事になります。
なお、一般的にキーピッチは約19mm前後がタイピングしやすいと感じる場合が多く、キーストロークは深いほど押し心地が良いです。
互換性や切り替え時の手間から選ぶ
キーボードによってはMacからWindowsへ移動する際、そのまま移動できる製品もあればモードを切り替えるなど様々です。
「極力手間をかけず接続先を変えるだけで切り替えたい」と言う方は、モードを切り替えないといけない製品を選ぶとストレスになります。
また、Windowsでの動作は問題無くても、Mac上ではすべてのキーが正常に動作しないなど確実な互換性が無い場合もあります。
両OSに対して平等に使用する場合は、互換性に欠けると支障が大きいので、購入前にどれくらい互換性があるのか調べることが重要です。
キーレイアウトから選ぶ
MacとWindowsでは、一部のキーの配置が異なっているため、キーレイアウトを考慮せず購入すると誤操作をする確率が高いです。
キーボードによっては、上段と下段に分かれてそれぞれのOSのキーの印字がされているため、分からなくなることは無いようになっています。
例えば、Windowsでは「Ctrl」キーが左端に配置されていますが、Macでは同様の機能の「Control」キーが少し内側に配置されています。
このような違いを考慮して、どちらの環境でも使いやすいキーレイアウトを持つキーボードを選ぶことが重要です。
特に、自分が頻繁に使用するOSに沿ったキーレイアウトのキーボードを使うことで、誤操作が減りストレスがかかりにくいです。
MacとWindows兼用キーボードおすすめ10選
【Logicool】
ERGO(K860)
人間工学に基づいたデザインで作られたワイヤレスキーボードです。
キーボードの湾曲形状は、手首の角度を自然な状態に保つように設計されており、腱鞘炎や関節痛を引き起こすことが少なくなります。
BluetoothまたはUnifyingレシーバーを介して、最大3つのデバイスとマルチペアリング可能です。
【Logicool】
ワイヤレスキーボード(K380)
Androidなどの幅広いOSに対応しており、切り替えもワンボタンでスムーズに行えるため、使い勝手に優れています。
OSの切り替え時には、キーボードが接続先を自動で認識して対応のOSに最適化してくれるため、設定の切り替えなどを行う必要が無いです。
打鍵感は人を選びますが、とても安価で機能性に優れているので、コストパフォーマンスが高い1台です。
【Logicool】
ワイヤレスキーボード(K780)
スマートフォンなどを立てかけれるスタンドが付いておりめ、小型のデバイスの入力時でもパソコン感覚でタイピングができます。
対応しているOSも広く最大3台までマルチペアリング可能で、PC以外のスマホなどにも頻繁にキーボードを使いたい方におすすめです。
パンタグラフ方式となっており、タイピング音がとても静かなので、使用する場所や時間を選びにくいです。
【ELECOM】
Bluetooth キーボード(TK-FBM120KBK)
とても安価でありながらも幅広いOSに対応しているため、とにかく低予算でおさめたい方におすすめです。
キーボードの幅が約44cmと長いので、持ち運びには向かないので、自宅などでの据え置きとしての使用をおすすめします。
キーストロークが2.5mmと短めですが、ノートパソコンでのタイピングに慣れている方であれば、問題無く使用できます。
【Logicool】
CRAFT(KX1000s)
クリエイティブな作業をする方におすすめで、特にofficeなどよく使う場合作業効率がとても上がります。
本体の左上にはクラウンと呼ばれるダイヤルがついており、音量操作やアプリケーションごとに特有の機能を割り当てができます。
キーストロークが1.8mmと浅く、キーの真ん中にはタイピングがしやすいよう窪みがあり、長期間の使用時にも疲れにくいです。
【Logicool】
MX Mechanical (KX850FL)
3種類のキースイッチから選ぶことができ、幅広いOSに対応しているメカニカルキーボードです。
キーストロークが3.2mmと浅いですが、他のメカニカルキーボードと比較しても全く劣らない打鍵感で、心地よいタイピングが味わえます。
バックライトがついているためキーの視認性が高く、明るさも控えめなので常時点灯させていても不快感を感じることは無いです。
【Apple】
Magic Keyboard(MQ052J/A)
Appleの純正のキーボードでMacしか使えない印象が強いですが、Windowsでも問題無く動作します。
シザー機構が採用されており、キーストロークは浅いですがしっかりとした打鍵感があり、軽いタッチでタイピングが可能です。
Mac用の印字しか無いため、Windowsで使う場合にはあらかじめどのボタンが置き換わるのか調べる必要があります。
【東プレ】
REALFORCE R3(R3UC11)
物理的な接点を持たない静電容量無接点方式が採用されており、故障の可能性が少ないので耐久性が高いです。
打鍵感が軽いので長時間の作業においても疲れにくく、エンジニアなどキーボードを多用するユーザーの人気が高いです。
打鍵音もとても静かなので、オフィスなどの静かな環境での作業が求められる場所での使用に適しています。
【Anker】
ウルトラスリム ワイヤレスキーボード(A7726121)
本体が約200gなのでとても軽量となっており、テンキーレスのためどこにでも簡単に持ち運べます。
とても安価な製品ですが、単4電池2本で最大3か月以上使用できるので、ランニングコストもかかりにくく経済面に優しいです。
幅広いOSのデバイスを、気軽に持ち運びながらも使用できるキーボードを探している方におすすめです。
【Logicool】
SIGNATUR(K855)
アルミの質感と適度な重さが高級感を漂わせ、赤軸の打鍵感がとても心地よいメカニカルキーボードです。
キーボード上部を底面にすることで自立するので立てかけ可能となり、使わない時はスペースを取らずデスク上のスペースを節約できます。
専用ソフトを使うことで、キーボードの設定変更などを簡単に行えるためカスタイマイズ性も高いです。
まとめ
ビジネスシーンにおいて、MacとWindowsの両方のOSを併用される方多いと思います。
安く購入できるものから高価なものまで幅広い製品がありますので、本記事を参考に自分に合う1台を検討いただけると幸いです。
MacとWindows兼用キーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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