ロープロファイルキーボードおすすめ10選!無線接続の商品も紹介!

キーボードを操作している際、確かな感触は味わえますが、「応答速度が遅い」「疲れてしまう」と感じた経験もあると思います。

そんな悩みを解決するのが、浅いキースイッチを採用し、応答速度を速めつつ、疲労も軽減できるロープロファイルキーボードです。

近年では有線接続だけでなく、無線接続対応品も登場し、製品数も増加していることから、注目を集めています。

今回はロープロファイルキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。

ロープロファイルキーボードを使うメリット

応答速度が速い

従来のキーボードの場合、3mm程度までキーを押し下げないと反応しませんが、ロープロファイルの場合は別です。

製品で個体差はありますが、アクチュエーションポイント(反応点)が1mm~2mmなので、軽く押すだけで入力できます。

必然的に入力に対する応答速度も速くなり、対応力も上がるため、状況が素早く切り替わるゲームでパフォーマンスを発揮できます。

連続押しも素早く行える

同じキー入力を連続で行う場合、1度押した後にある程度の高さまで戻し、再度押し込む必要があります。

ロープロファイルの場合、アクチュエーションポイント・ストロークが浅いので「押し込む→戻す→押し込む」が素早く行えます。

PCでゲームをプレイする際、特定のキーを連続押しする機会も多いですが、これらを正確且つスピーディに入力可能です。

疲労・負担が少ない

メンブレン・通常メカニカルキーボードの場合、打鍵感は味わえますが、入力するためにある程度の力を加える必要があります。

ロープロファイルキーボードはキーストロークが浅いため、力を込めて押し込む必要が無く、軽い力で入力可能です。

これにより、長時間操作を行っていても疲労を感じにくく、疲れによるパフォーマンスの低下が起きる心配もありません。

ロープロファイルキーボードを使うデメリット

メカニカル特有の心地良さが薄い

一般的なメカニカルキーボードの場合、軸によって違いはありますが、タイピング時の感触・打鍵音の心地良さが特徴です。

ですが、ロープロファイルキーボードはキーストロークが浅く、軽いタッチで入力できるので、心地良さが薄れてしまいます。

打鍵感・音にこだわりが無ければ、問題は無いですが、心地良さも求めている場合、満足できない可能性もあります。

高額な製品が多い

ロープロファイルキーボードは徐々に浸透してきてはいますが、まだまだ発展途上の段階にあり、製品数も少なめです。

ゲーミングデバイスとして製品化されている物が多く、導入するためには想定以上のコストが掛かる可能性もあります。

5千円以下で導入できる製品は極端に少なく、品質を求める場合、最低でも1万円前後の出費は覚悟しておいた方が良いでしょう。

キーの打ち間違いをする可能性がある

ロープロファイルキーボードは従来のキーボードと比較し、キーキャップ・スイッチが低く設計されているのが特徴です。

これにより、複雑な連続押しも瞬時に行えますが、軽いタッチで反応してしまうため、入力ミスが起きやすくなります。

軽やかに入力できるのが仇となり、文書作成時に修正が増えたり、ゲームで意図せぬプレイが起きやすくなる点には要注意です。

ロープロファイルキーボードの選び方

軸タイプで選ぶ

ロープロファイルスイッチにも軸タイプが存在しており、特徴も異なるため、好みに適したタイプを選ぶのが重要になります。

メカニカル特有の打鍵感をロープロファイルで求めるなら、青軸(クリッキー)を採用した製品がおすすめです。

スムーズな入力と静音性を重視するなら赤軸(リニア)、総合的なバランスを重視するなら茶軸(タクタイル)を選びましょう。

ゲームプレイでパフォーマンスを求めるなら、応答速度が速く、複雑な操作をスピーディに行える銀軸(スピード)がベストです。

接続方式で選ぶ

ロープロファイルキーボードの主な接続方式ですが、大きく分けると有線・無線の2種類が存在します。

有線タイプは安定した接続・充電不要といった魅力がありますが、ケーブルが邪魔になるというのがデメリットです。

無線タイプは場所を選ばすに使用しやすいですが、バッテリー管理が必要になりますし、入力遅延が起きる可能性もあります。

ご自身の使用環境・用途をはじめ、メリットデメリットを加味し、適した接続タイプを選ぶと良いでしょう。

メーカーで選ぶ

ロープロファイルキーボードは、デバイスメーカーとして人気と支持を獲得し、実績を挙げているメーカーから発売されています。

実際に使用し、感触が良かったメーカーを選んだり、メーカーに対するレビュー・高評価などを参考にし、選びましょう。

ゲーミングデバイスメーカーから発売されている製品が多いため、プロゲーマーの使用率が高いメーカーを選ぶのもおすすめです。

価格帯で選ぶ

ロープロファイルキーボードはゲーミング製品が多く、品質も高いですが、キーボードの中では高額な部類です。

ロープロファイルキーボードの場合、安くても5千円、高額なキーボードだと4万円に迫る製品もあります。

ただ、5千円程度だと選択肢が無いに等しいため、最低でも1万円前後~4万円の範囲内で選ぶことになります。

1万円~3万円の範囲内で予算と相談しつつ、気に入ったキーボードを選ぶのがベストです。

ロープロファイルキーボードおすすめ10選

メーカー・製品名タイプサイズ/重量接続
FILCO Majestouch Stingrayテンキーレス31.7×358×138mm/900g有線
Pulsar Gaming Gears PCMKテンキーレス22×355×127mm/498g有線
Archiss Maestro TKLテンキーレス36×360×140mm/975g有線
Keychron K1 Version5テンキーレス22×355×122mm/550g無線
Logicool G913 TKLテンキーレス22×368×150mm/810g無線
ROCCAT Vulcan TKLテンキーレス34×360×133.3mm/660g有線
Logicool MX MECHANICALフルサイズ26.1×312.6×131.55mm/612g無線
Razer DeathStalker V2 Proフルサイズ26×431×140mm/767g無線
CORSAIR K100 AIRフルサイズ17×437×156mm/780g両対応
Dell ALIENWARE AW510Kフルサイズ29.4×467×156mm/910g有線

【FILCO】
Majestouch Stingray(FKBS87XMRL/EB)

引用:Amazon

ロープロファイル赤軸スイッチを採用し、従来の銀軸と遜色の無いパフォーマンスを発揮するキーボードです。

湾曲したなだらかな形状に仕上げているので、疲労・負担を軽減しつつ、スピーディな入力が行えます。

Windowsキーロック機能も搭載されているので、ゲーム中に誤ってデスクトップ画面に戻ることもありません。

タイプテンキーレス
サイズ/重量31.7×358×138mm/900g
接続有線
赤軸

【Pulsar Gaming Gears】
PCMK

引用:Amazon

MXスイッチのホットスワップ機能に対応しており、自分好みのタイピングを追求できるキーボードです。

高密度ポリマー素材を基盤内部に設置し、静音性を高めつつ、専用ソフトウェアを活用し、細かいカスタマイズも行えます。

着脱式USBケーブルを採用し、コンパクトサイズに仕上げているので、あらゆるシーンで活躍できる点も魅力です。

タイプテンキーレス
サイズ/重量22×355×127mm/498g
接続有線
茶軸

【Archiss】
Maestro TKL(AS-KBM91/LGBAWP)

引用:Amazon

Mac/Windows用配列の即時切り替えが行えるスイッチを搭載し、適応力を高めたキーボードです。

ロープロファイルながらも肉厚キャップを採用しているので、メカニカル特有の心地良い打鍵感も楽しめます。

ロールオーバー・キーロックなど、ゲームプレイに最適な機能も搭載されており、幅広く活躍できる点が好評です。

タイプテンキーレス
サイズ/重量36×360×140mm/975g
接続有線
黒軸

【Keychron】
K1 Version 5

引用:Amazon

パンタグラフのように洗練されたスリム形状に仕上げつつ、有線・Bluetoothの両方に対応したキーボードです。

携帯性も抜群に高く、3台マルチペアリング機能にも対応しているので、あらゆるシーンで生産性を底上げしてくれます。

幅広いOSへの互換性もあるので、ゲーム・作業・仕事など、オールラウンドに活躍できる点もおすすめです。

タイプテンキーレス
サイズ/重量22×355×122mm/550g
接続無線
青軸

【Logicool】
G913 TKL(‎G913-TKL-TCWH)

引用:Amazon

LIGHTSPEEDワイヤレス接続に対応しており、無線ながらも有線同様の安定接続を実現したキーボードです。

メディアコントロールによる直感的な操作に加えて、専用ソフトウェアを活用し、高度なカスタマイズも細かく行えます。

テンキーレスサイズで携帯性に優れていますし、耐久力も高く、あらゆるシーンで運用しやすい点も魅力です。

タイプテンキーレス
サイズ/重量22×368×150mm/810g
接続無線
茶軸

【RACCAT】
Vulcan TKL(ROC-12-285)

テンキーレス且つスリムに仕上げつつ、頑丈なアルミニウム素材を使用し、耐久力を高めたキーボードです。

高低差を抑えているので、操作時の疲労・負担軽減が期待できますし、キースタビライザー技術で安定性も確保されています。

充実したメディアコントロール機能を搭載しつつ、多彩なカスタマイズが行える点も魅力です。

タイプテンキーレス
サイズ/重量34×360×133.3mm/660g
接続有線
赤軸

【Logicool】
MX MECHANICAL(KX850FT)

引用:Amazon

キー同士の間隔を狭めつつ、不要なスペースをカットし、フルサイズながらもコンパクトに仕上げたキーボードです。

Windows/MacOSへの互換性を持ち、携帯性にも優れているので、あらゆる用途・場面で活躍してくれます。

周囲に合わせて変化するバックライト機能で彩りも楽しめますし、専用ソフトウェアでカスタマイズ性を高めている点も好評です。

タイプフルサイズ
サイズ/重量26.1×312.6×131.55mm/612g
接続無線
茶軸

【Razer】
DeathStalker V2 Pro(RZ03-04361400-R3J1)

引用:Amazon

独自高速無線・Bluetooth接続に対応しており、3台のマルチペアリングも行えるキーボードです。

メディアコントロールキー・ノブを搭載し、直感的な操作を可能にしつつ、バックライトで視認性も高めてくれます。

指先にフィットするキーキャップを採用し、自然な傾斜角度も付けているので、疲労・負担軽減も期待できます。

タイプフルサイズ
サイズ/重量26×431×140mm/767g
接続無線
赤軸

【CORSAIR】
K100 AIR(‎CH-913A01U-JP)

引用:Amazon

パンタグラフと遜色の無いスリムな形状に仕上げており、超高速な応答速度を実現したキーボードです。

有線をはじめ、独自高速無線・Bluetooth接続にも対応しており、あらゆる用途・状況にも適応できます。

充実したメディアコントロールキーをはじめ、専用ソフトウェアによる高度なカスタマイズ性も好評です。

タイプフルサイズ
サイズ/重量17×437×156mm/780g
接続両対応
茶軸

【Dell】
ALIENWARE AW510K(AW510K-L)

引用:Amazon

Cherry MX 赤軸を使用しており、軽いタッチで素早い操作を可能にし、ユニークに仕上げたキーボードです。

マクロ設定可能なキー+メディアコントロールノブを設置することで、操作性を向上させています。

角度調節スタンドを活用しつつ、なだらかなキー形状で整えており、操作時の疲労・負担も軽減してくれます。

タイプフルサイズ
サイズ/重量29.4×467×156mm/910g
接続有線
赤軸

まとめ

ロープロファイルキーボードは携帯性も高く、多彩な機能を持っているのが特徴ですが、高額製品が多い点には要注意です。

製品数も少なく、選択肢は限られていますが、本記事を参考にし、お気に入りを見つけてみてくださいね。

紹介アイテム一覧

ロープロファイルキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

FILCO
Majestouch Stingray(FKBS87XMRL/EB)
Pulsar Gaming Gears
PCMK
Archiss
Maestro TKL(AS-KBM91/LGBAWP)
Keychron
K1 Version 5
Logicool
G913 TKL(‎G913-TKL-TCWH)
RACCAT
Vulcan TKL(ROC-12-285)
Logicool
MX MECHANICAL(KX850FT)
Razer
DeathStalker V2 Pro(RZ03-04361400-R3J1)
CORSAIR
K100 AIR(‎CH-913A01U-JP)
Dell
ALIENWARE AW510K(AW510K-L)