iPad Airはコンピューターと同等の性能を持ちつつ、携帯性にも優れており、あらゆるシーンで運用しやすい端末です。
1世代前となる第4世代iPad Airも使用率が高いですが、ソフトウェアキーボードの操作性に不満を持つ方も多いと思います。
しかし、別途キーボードを導入しようにも製品数が多く、各製品で様々な特徴が存在するため、迷うこともあるでしょう。
そこで本記事では、第4世代iPad Airキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
第4世代iPad Air用キーボードを使うメリット
文字入力を効率化できる
iPad Airにはソフトウェアキーボードが搭載されているため、キーボードを接続しなくとも文字入力が可能です。
ただ、通常のキーボードよりも操作性が低いですし、ミスタイプも起きやすく、作業で遅延が生じることも珍しくはありません。
ですが、別途キーボードを接続することにより、快適な操作性を実現できるので、文字入力がスムーズ且つ正確に実行できます。
ショートカットを活用できる
iOSはショートカットに対応していますが、ソフトウェアキーボードが対応していないため、ショートカットを活用できません。
本来ならショートカットで効率化できる作業の際、面倒な工程をすべて行う必要があり、ストレスになりがちです。
ですが、iPad Airに別途キーボードを接続することにより、ショートカットを有効化し、作業の円滑化を図れます。
視認性を確保できる
ソフトウェアキーボードは文字を入力する際、画面下部にキーボードが表示されるため、視認性に欠けるのが欠点です。
キーボードが表示される部分に参照したい情報等を表示している場合、情報が閲覧できないため、作業効率が落ちてしまいます。
ですが、別途キーボードを接続することにより、画面下部のキーボード表示を無くせるため、画面下部の視認性を確保できます。
携帯性に優れている
iPad Airはシリーズの中では2番目に携帯性に優れたモデルであり、対応キーボードも携帯性を考慮し、設計されています。
ケース＋キーボード一体型でカバーとしての役割を果たしてくれたり、厚みを抑えてスリムに抑えた製品まで様々です。
片手で持ち運べるキーボードも登場しており、気軽に持ち運び、あらゆるシーンでパフォーマンスを発揮してくれます。
第4世代iPad Air用キーボードを使うデメリット
バッテリー管理が必須
iPad Air対応キーボードは携帯性を考慮し、折りたたみ・ケース一体型・スリムタイプ等が登場しています。
どのタイプも優れた携帯性を持っていますが、あらゆるシーンに適応できるよう、内蔵バッテリー・乾電池式を採用しています。
定期的なバッテリー管理を怠ってしまうと、作業の中断を余儀なくされるため、こまめな充電等の管理が必要です。
遅延が起きる可能性がある
iPad Air対応キーボードは携帯性を考慮して設計されており、無線接続を採用しているのが基本です。
これにより、場所を選ばずに運用できますが、障害物・その他電波の干渉を受けやすく、接続遅延が発生する可能性があります。
近年では無線接続技術も進化しており、可能性は低いですが、0％ではないため、遅延が起きる可能性は想定しておきましょう。
慣れるまではミスが起きやすい
iPad Air対応キーボードは携帯性を考慮し、スリム且つコンパクトに仕上げた製品の多さが特徴です。
不要なキーをカットしたり、キーサイズを抑えた製品もありますが、慣れるまでは扱いにくさを感じる可能性があります。
パンタグラフに近いキータイプとなるため、使い慣れていない場合、慣れるまではタイプミス等が起きやすい点には注意です。
第4世代iPad Air用キーボードの選び方
タイプで選ぶ
iPad Airに対応したキーボードには、ケース一体型・折りたたみ・平面とタイプが存在し、特徴が異なります。
ケース一体型はケース＋キーボードを保護しつつ、セットで持ち運べるため、ケース導入コストを浮かせられます。
折りたたみは片手サイズでラクに持ち運べますし、平面タイプはシンプルで馴染みやすく、厚みを抑えているのが特徴です。
使用用途・環境により、適したタイプは異なるため、ご自身の用途等を考慮し、タイプを選択しましょう。
配列で選ぶ
第4世代iPad Airに採用されている配列ですが、日本語・英語配列の2種類が存在し、特徴が異なります。
日本語配列は日本語入力に最適化されており、ビジネス・文書作成をはじめ、日常使用にも最適です。
英語配列は日本語入力キーはありませんが、キー配置が合理化されており、クリエイティブな作業で活躍します。
使用用途によってベストな配列は異なるため、ご自身の環境を考慮し、適した配列を選択するのがおすすめです。
タッチパッドの有無で選ぶ
iPad Airに対応したキーボードには、タッチパッドを搭載したモデルも登場しており、高い操作性を実現しています。
ただ、タッチパッドに関しては必ずしも必要という訳では無く、タッチパッドに慣れているなら快適になる程度です。
そのため、普段からタッチパッドに慣れているなら、タッチパッド搭載モデルを選ぶのもおすすめです。
逆に、タッチパッドに慣れていないのであれば、非搭載モデルを選びましょう。
メーカーで選ぶ
第4世代iPad Air対応キーボードはデバイス・家電メーカー等から登場しており、製品数も多めです。
ただ、同じ価格帯でもメーカーによって性能差が顕著に表れることもあるため、メーカー選びは慎重に行う必要があります。
メーカー選びで失敗しないためには、ユーザー人気が高く、レビュー数が多いメーカーを選ぶのがおすすめです。
特に、レビューに関してはユーザーの使用体験が綴られており、製品イメージを掴みやすいため、必ずチェックしましょう。
価格帯で選ぶ
第4世代iPad Airに対応したキーボードの製品数は非常に多く、幅広い価格帯で展開されています。
ただ、価格＝性能の結び付きが強く、低価格で導入できる製品は最低限文字入力が快適になる程度です。
低価格帯なら2千円程度で導入できる製品もあるため、最低限を求めるのであれば、2千円前後から探すのがおすすめです。
多機能・利便性を追求するのであれば、5千円～1万円に迫る製品を製品をチェックし、気に入ったキーボードを選びましょう。
第4世代iPad Air用キーボードおすすめ10選
| メーカー・製品名 | タイプ | サイズ/重量 | タッチパッド | 配列 |
|---|---|---|---|---|
| kaitesi ケース一体型キーボード | ケース一体型 | 274×204×29mm/690g | 無 | 英語 |
| BORIYUAN ケース一体型キーボード | ケース一体型 | 400×300×13mm/810g | 有 | 英語 |
| ESR マジックキーボード | ケース一体型 | 255×195×10mm/950g | 有 | 日本語 |
| Logicool Combo Touch | ケース一体型 | 252×189×17mm/574g | 有 | 日本語 |
| EWIN 折りたたみキーボード | 折りたたみ | 244×125×30mm/330g | 無 | 英語 |
| Omikamo 折りたたみキーボード | 折りたたみ | 300×98×19mm/210g | 有 | 英語 |
| Omikamo 折りたたみキーボード | 折りたたみ | 340×114×9mm/265g | 無 | 日本語 |
| Rucceko ワイヤレスキーボード | 平面 | 250×173×6mm/260g | 有 | 日本語 |
| Logicool K380 | 平面 | 279×124×16mm/423g | 無 | 日本語 |
| Logicool KEYS-TO-GO | 平面 | 242×137×6mm/180g | 無 | 英語 |
【kaitesi】
ケース一体型キーボード
ケース一体型でキーボード＋端末を保護しつつ、スリムに仕上げることで携帯性を高めたキーボードです。
キーキャップには窪みを設けており、タイピング時に指先にしっかりとフィットし、タイプミスを防いでくれます。
マグネット着脱式で自由に運用しやすいですし、iOSをはじめ、あらゆるOSへの互換性を持つ点も好評です。
| タイプ | ケース一体型 |
|---|---|
| サイズ/重量 | 274×204×29mm/690g |
| タッチパッド | 無 |
| 配列 | 英語 |
【BORIYUAN】
ケース一体型キーボード
ケース一体型でキーボード＋端末を確実に保護しつつ、マグネット着脱式で自在に運用できるキーボードです。
7色に光るバックライト機能により、あらゆるシーンで視認性を確保できますし、オートスリープでバッテリー消費も軽減できます。
ケース部分が角度調節スタンドとしても機能してくれるので、常にラクな姿勢を維持しやすく、疲労を軽減できる点も魅力です。
| タイプ | ケース一体型 |
|---|---|
| サイズ/重量 | 40×30×13mm/810g |
| タッチパッド | 有 |
| 配列 | 英語 |
【ESR】
マジックキーボード
ケース一体型でキーボード＋端末を保護しつつ、タッチパッドを搭載し、操作性を高めたキーボードです。
クイックセットアップで瞬時に立ち上げれますし、オートスリープ機能が搭載されているので、バッテリー消費も抑えられます。
ショートカットキーにより、幅広い操作をワンタッチで行えるので、タッチパッドと合わせて効率を飛躍的に高められます。
| タイプ | ケース一体型 |
|---|---|
| サイズ/重量 | 255×195×10mm/950g |
| タッチパッド | 有 |
| 配列 | 日本語 |
【Logicool】
Combo Touch（IK1095GRAr）
ケース一体型で端末＋キーボードを保護しつつ、広めのトラックパッドを採用し、操作性を高めたキーボードです。
iOS用ショートカットキーにより、幅広い操作をワンタッチで行えますし、自動調節バックライトで視認性も確保できます。
ケース部分がスタンドとして機能してくれるので、姿勢を維持しやすく、用途に合わせたモードが搭載されている点も魅力です。
| タイプ | ケース一体型 |
|---|---|
| サイズ/重量 | 252×189×17mm/574g |
| タッチパッド | 有 |
| 配列 | 日本語 |
【EWIN】
折りたたみキーボード（EW-RB024）
三つ折りタイプでコンパクトに抑えつつ、テンキーまでを搭載し、作業に運用しやすく仕上げたキーボードです。
Bluetooth5.1高速通信に対応しているので接続時に遅延が起きにくく、あらゆるシーンで快適な環境を構築できます。
端末用スタンドで操作時の姿勢を維持しやすく、コンパクトながらも40時間稼働できるバッテリーを採用している点も好評です。
| タイプ | 折りたたみ |
|---|---|
| サイズ/重量 | 244×125×30mm/330g |
| タッチパッド | 無 |
| 配列 | 英語 |
【Omikamo】
折りたたみキーボード
三つ折りでコンパクトに抑えつつ、広めのタッチパッドを搭載し、操作性を高めたキーボードです。
一定のキーピッチを確保しつつ、静音性に優れたパンタグラフを採用しており、周囲を気にせずにタイピングが行えます。
有線・無線両接続に対応しており、シーンに合わせて運用しやすく、マルチペアリングに対応している点もおすすめです。
| タイプ | 折りたたみ |
|---|---|
| サイズ/重量 | 300×98×19mm/210g |
| タッチパッド | 有 |
| 配列 | 英語 |
【Omikamo】
折りたたみキーボード
各種キーを搭載し、フルサイズに引けを取らない操作性を実現しつつ、折りたたみでコンパクトに仕上げたキーボードです。
最新Bluetooth5.2に対応しているので、接続時に遅延が起きにくく、マルチペアリングで作業効率も高められます。
フル充電時に90時間稼働できるバッテリーも搭載しており、こまめなバッテリー管理が不要な点もおすすめです。
| タイプ | 折りたたみ |
|---|---|
| サイズ/重量 | 340×114×9mm/265g |
| タッチパッド | 無 |
| 配列 | 日本語 |
【Rucceko】
ワイヤレスキーボード（B1）
不要なキー・スペースをカットし、幅を抑えつつ、広めのタッチパッドを搭載し、操作性を高めたキーボードです。
スリムな形状で携帯性を高めつつ、付属の端末用スタンド＋背面の滑り止めにより、安定した環境を構築できます。
オートスリープ機能により、無駄なバッテリー消費を抑えつつ、マルチペアリングに対応している点も魅力です。
| タイプ | 平面 |
|---|---|
| サイズ/重量 | 250×173×6mm/260g |
| タッチパッド | 有 |
| 配列 | 日本語 |
【Logicool】
K380
不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、充実したショートカットキーで操作性を高めたキーボードです。
電池式バッテリーを採用しているので、こまめなバッテリー管理の必要が無く、安定して使用できます。
スリムで軽量に仕上げつつ、設置時に角度が付くように設計されており、ラクな姿勢を維持しやすい点も魅力です。
| タイプ | 平面 |
|---|---|
| サイズ/重量 | 279×124×16mm/423g |
| タッチパッド | 無 |
| 配列 | 日本語 |
【Logicool】
KEYS-TO-GO（IK1042CB）
不要なキーをカットし、サイズを抑えつつ、充実したショートカットキーで高い操作性を実現したキーボードです。
パンタグラフ方式を採用しており、軽いタッチで入力できますし、一定のキーピッチを確保しており、タイプミスも防いでくれます。
フル充電時には最大3か月間連続使用できるバッテリーを搭載しており、こまめなバッテリー管理が不要な点もおすすめです。
| タイプ | 平面 |
|---|---|
| サイズ/重量 | 242×137×6mm/180g |
| タッチパッド | 無 |
| 配列 | 英語 |
まとめ
第4世代iPad Air対応キーボードは携帯性に優れており、あらゆるシーンで運用できますが、デメリットには要注意です。
とはいえ、快適な環境を構築できるのは間違いないので、気になる方は本記事を参考にし、選んでみてください。
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