ランタンの明るさは「ルーメン」という単位で表され、数値が大きいほど明るくなります。
1000ルーメン以上あれば、サイト全体をしっかりと照らせる明るさがあり、メインのランタンとして十分に機能するスペックです。
オイルランタンやガスランタンなどさまざまなランタンがありますが、1000ルーメンの明るさを確保したければ「LEDランタン」がおすすめです。
この記事では、1000ルーメンから2000ルーメン以上の明るいLEDランタンを紹介します。
目次
- 1 1000ルーメン以上の明るいLEDランタンを使うメリット
- 2 1000ルーメン以上の明るいLEDランタンを使うデメリット
- 3 1000ルーメン以上の明るいLEDランタンの選び方
- 4 1000ルーメン以上の明るいLEDランタンおすすめ10選
- 4.1 【WAQ】LED LANTERN2(waq-ll2-camo)
- 4.2 【FIELDOOR】LEDランタン サークルタイプ
- 4.3 【CT CAPETRONIX】LEDランタン(ER01-755)
- 4.4 【LETOUR】LEDランタン
- 4.5 【VASTLAND】LEDランタン 1000ルーメン(VL0178)
- 4.6 【Coleman】バッテリーガードLEDランタン/1000(2000038855)
- 4.7 【Vanto】LEDランタン(LEDRATA)
- 4.8 【Azamar】LEDランタン ソーラー充電
- 4.9 【XHP】LEDランタン(TD310)
- 4.10 【GENTOS】Explorerシリーズ EX-366D
- 5 まとめ
1000ルーメン以上の明るいLEDランタンを使うメリット
広い範囲を照らせる
1000ルーメン以上のランタンは、一般的なキャンプサイト一区画を十分に照らせる明るさです。
アウトドアでの明かりは必須アイテムですが、明るさが不足していると、ロープにつまずいて転んでしまうなどの危険なケースもあります。
サイト全体をしっかりと照らすランタンを利用することで、調理などがしやすくなり、快適にキャンプを楽しめます。
道具を安全に使える
しっかりとした明るさを確保することで、刃物などを安全に利用できるのも、1000ルーメン以上の明るいランタンのメリットです。
キャンプでは、ナイフやノコギリなど、不慣れな道具を使うことも多く、薄暗い中ではケガをするリスクが高まります。
手元をしっかり照らすことで、作業もしやすくなり、ケガを未然に防ぐことにもつながります。
スマホの充電ができる
1000ルーメン以上のランタンは、スマホなどのバッテリーとしても利用できるアイテムもあります。
強い明かりを照らすためには、多くのバッテリーが必要ですが、そのバッテリーをスマホなどの充電にも使えます。
モバイルバッテリーを忘れてしまったときや、災害時の備えとしてもおすすめです。
1000ルーメン以上の明るいLEDランタンを使うデメリット
利用時間が短い
1000ルーメン以上の明るさは多くのバッテリーを消費するため、利用時間が短いのがデメリットです。
例えば、300ルーメンであれば30時間利用できても、1000ルーメンだと6時間程度しか利用できないなど、大きな差があります。
1泊のキャンプであれば問題ありませんが、連泊では追加の充電が必要になるので、購入前には利用時間もしっかり確認しましょう。
単1などの重い電池が必要
乾電池を使用する1000ルーメン以上のランタンの多くは「単1電池」を使用するため、重量が重くなってしまいます。
単1電池は1つが約138g、3つ使用する場合は約420gとなり、ランタン本体が2倍ほどの重さになることもあるので注意しましょう。
車での移動では問題ありませんが、ツーリングやソロキャンプで荷物を軽量化したいスタイルには不向きのアイテムです。
強すぎる明かりは周囲への配慮が必要
1000ルーメン以上のランタンは広範囲を照らすパワーがありますが、周囲のサイトへの配慮を忘れないようにしましょう。
例えば、遅い時間まで強い明かりを照らすのは控え、隣のサイトに近い場所への設置は避けるのが無難です。
料理や食事中はしっかりとした明るさで、それ以降は明るさを抑えるなど、周囲への影響も視野に入れて利用しましょう。
1000ルーメン以上の明るいLEDランタンの選び方
充電タイプで選ぶ
LEDランタンは主に、充電式・乾電池式の2種類が販売されており、1000ルーメン以上であれば、充電式がおすすめです。
乾電池式は、電源がない場所でも利用でき、充電時間がないためすぐに使えるのが大きなメリット。
ですが、消費電力が大きい1000ルーメンのランタンでは、重さがある単1電池が必要でコスパもいいとは言えません。
そのため、充電の手間はありますが、1000ルーメン以上の明るいランタンなら充電式がおすすめです。
機能性で選ぶ
LEDランタンには、明かりをともす以外にもさまざまな機能性があり、ニーズにあったアイテムを選びましょう。
例えば、スマホの充電や、射光範囲を調整して懐中電灯のように使えるものもあります。
また、ソーラー充電機能がついたものなら、太陽光で充電ができ、万が一バッテリーがなくなったときにも対応できます。
明るさの調整や、光の色味を変えられるなどの機能が備えられていますので、キャンプスタイルにあったアイテムを選びましょう。
メーカーで選ぶ
1000ルーメン以上のランタンは、多くのメーカーから販売されています。
その中でも日本の老舗LEDメーカー「GENTOS」は、バリエーションも多さと、コスパの良さで多くのキャンパーから支持されています。
キャンプでの明かりは必要不可欠とも言えるため、GENTOSのような信頼できるメーカーのものがおすすめです。
ネットでは低価格の明るいランタンが多く販売されていますが、レビューなどを参考に安心して使えるメーカーのアイテムを選びましょう。
価格帯で選ぶ
1000ルーメン以上の明るいランタンは、3,000円前後の低価格から販売されています。
更に格安の商品もありますが「明るいほど高価格」ということはなく、ネームバリューや付加価値による価格の差といえるでしょう。
シンプルに明かりが確保できれば十分ということであれば、しっかりとレビューをチェックしたうえで安価なものでもOKです。
充電機能や防水機能、ブランドにこだわりたいという方でも、1万円以下で1000ルーメン以上のランタンは購入可能です。
1000ルーメン以上の明るいLEDランタンおすすめ10選
メーカー・商品名 | 明るさ | 重さ | バッテリー |
---|---|---|---|
WAQ LED LANTERN2 | 1650ルーメン | 410g | 充電式(Type-C) |
FIELDOOR LEDランタン サークルタイプ | 470~1000ルーメン | 295g | 充電式(microUSB) |
CT CAPETRONIX LEDランタン | 3200ルーメン | 550g | 充電式(Type-C) |
LETOUR LEDランタン | 4000ルーメン | 260g | 充電式(microUSB) |
VASTLAND LED ランタン1000ルーメン | 1000ルーメン | 420g | 乾電池(単1×3) |
Coleman バッテリーガードLEDランタン/1000 | 75~1000ルーメン | 570g | 乾電池(単1×4) |
Vanto LEDランタン | 1000ルーメン | 278g | 充電式(USB / ソーラー) |
Azamar LEDランタン | 1000ルーメン | 340g | 充電式(USB / ソーラー) |
XHP LEDランタン | 1000ルーメン | 250g | 充電式(USB / ソーラー) |
GENTOS Explorerシリーズ EX-366D | 50~1000ルーメン | 533g | 専用充電池 / 乾電池(単1×3、単3×6、単4×6) |
【WAQ】
LED LANTERN2(waq-ll2-camo)
自然になじむおしゃれなアースカラーと、荷物のすき間にすっきり収まるスリムな形状が魅力のLEDランタンです。
吊り下げフックは取り外し可能で、三脚に取り付けて証明としても利用可能。
どこにでも吊り下げられるメーカーオリジナルのカラビナや、マルチコネクタ付きのType-Cケーブルなど、付属品も充実したアイテムです。
明るさ | 1650ルーメン |
---|---|
重さ | 410g |
バッテリー | 充電式(Type-C) |
【FIELDOOR】
LEDランタン サークルタイプ
約300gと軽量で、片手に収まるほどコンパクトですが、最大1000ルーメンの明るさでサイトをしっかり照らせるアイテムです。
電球色・昼光色・昼白色の3パターンから明るさを選べ、利用シーンに合わせて使い分けられます。
吊り下げての利用はもちろん、背面のマグネットでポールなどに付けての利用も可能です。
明るさ | 470~1000ルーメン |
---|---|
重さ | 295g |
バッテリー | 充電式(microUSB) |
【CT CAPETRONIX】
LEDランタン(ER01-755)
最大3200ルーメンの強い明るさで、広範囲を照らせるLEDランタンです。
キャンプなどのアウトドアはもちろん、暗い場所での作業などで手元をしっかり照らしたいときに重宝します。
明るさは3段階に調整でき、低輝度の400ルーメンでも不便のない明るさなので、必要に応じてバッテリーを節約しながら使うのがおすすめです。
明るさ | 3200ルーメン |
---|---|
重さ | 550g |
バッテリー | 充電式(Type-C) |
【LETOUR】
LEDランタン
吊り下げフック付きで、どこでも手軽に利用できる最大4000ルーメンの明るいLEDランタンです。
キャンプサイト全体を照らしたり、大型のテントでも隅までしっかりと照らせます。
電球のようなシンプルなデザインで、どんなキャンプサイトにもマッチし、自宅の間接照明としての利用もおすすめです。
明るさ | 4000ルーメン |
---|---|
重さ | 260g |
バッテリー | 充電式(microUSB) |
【VASTLAND】
LEDランタン 1000ルーメン(VL0178)
コスパが良く、環境に左右されず利用できる乾電池仕様のLEDランタンです。
単1電池が3本必要で少々重さはありますが、充電ができない環境でも利用できるのが大きなメリットです。
環境に優しい充電池などを利用すれば、電池購入や廃棄の手間を軽減できます。
また、白いホヤで目への刺激が少なく、無段階で明るさの調整ができるので、環境に合わせて使い分けられます。
明るさ | 1000ルーメン |
---|---|
重さ | 420g |
バッテリー | 乾電池(単1×3) |
【Coleman】
バッテリーガードLEDランタン/1000(2000038855)
電池の過放電を防ぐ「バッテリーガード」付きで、頻繁に利用しない方でも使いやすいランタンです。
乾電池は消灯中でもバッテリーが消耗しますが、バッテリーガード機能があれば「いざ使うときに電池が切れていた」ということを防げます。
3段階調整できる明るさは、最大1000ルーメンで約14時間利用でき、連泊のキャンプにも対応できます。
明るさ | 75~1000ルーメン |
---|---|
重さ | 570g |
バッテリー | 乾電池(単1×4) |
【Vanto】
LEDランタン(LEDRATA)
軽量でコンパクトでありながら、多機能で利便性の高いLEDランタンです。
USB充電に加えソーラー充電もでき、スマホなどを充電できるバッテリー機能もついているので、災害時の備えとしても役立ちます。
また、吊るしたり、置いてランタンとしての利用はもちろん、懐中電灯として利用すれば射光範囲を制限でき、周囲への配慮にもなります。
明るさ | 1000ルーメン |
---|---|
重さ | 278g |
バッテリー | 充電式(USB / ソーラー) |
【Azamar】
LEDランタン ソーラー充電
最大1000ルーメンの明るさに加え、温かい暖色の炎モードのゆらゆらとした明かりでキャンプの夜を演出できます。
キャンプはもちろん、自宅で焚き火のような雰囲気を味わう「癒やしアイテム」としての利用もおすすめです。
そのほか、USB充電に加えソーラー充電ができ、バッテリー機能も付いた、機能性の高いアイテムです。
明るさ | 1000ルーメン |
---|---|
重さ | 340g |
バッテリー | 充電式(USB / ソーラー) |
【XHP】
LEDランタン(TD310)
プロペラのように広がる4つのライトと中央のライト、計5つのライトで広範囲を照らせるLEDランタンです。
暖色光と白色光が利用でき、6パターンの照明モードでシーンに合わせて明るさを調整できます。
また、懐中電灯としても利用でき、照射範囲を制限したいときにも便利な機能です。
ソーラー充電や、バッテリー機能もついており、いざというときに役立ちます。
明るさ | 1000ルーメン |
---|---|
重さ | 250g |
バッテリー | 充電式(USB / ソーラー) |
【GENTOS】
Explorerシリーズ EX-366D
1000ルーメンで約11時間利用でき、1泊であればこれ1つで安心してキャンプを楽しめます。
単1、単3、単4電池、全て対応しているので、自宅にある電池を無駄にせず利用できます。
また、別売りの専用充電池であればゴミが出ないので環境にも優しく、繰り返し使えて経済的です。
そのほか、防水機能も高いので、雨のキャンプでも慌てることなく安心して使えます。
明るさ | 50~1000ルーメン |
---|---|
重さ | 533g |
バッテリー | 専用充電池 / 乾電池(単1×3、単3×6、単4×6) |
まとめ
キャンプに、1000、2000ルーメン以上のランタンが1つあれば、サイト全体を照らせ、ナイフなどの刃物も安全に利用できます。
明るさ不足で不便なキャンプにならないように、しっかりとした明るさのライトを選びましょう。
1000ルーメン以上の明るいLEDランタンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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