近年ではマクロ・キー割り当てをはじめ、あらゆる機能を持ち、利便性に優れたキーボードが多数製品化されています。
キーボードは便利な反面で溝が多く、汚れが隙間に蓄積してしまうため、定期的に慎重なメンテナンスが欠かせません。
しかし、防水性も無く、蓄積した汚れを取り除くのが難しいため、「しっかり洗浄したい」という理想を持たれる方もいるでしょう。
そこで本記事では、水洗いできるキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 水洗いできるキーボードを使うメリット
- 2 水洗いできるキーボードを使うデメリット
- 3 水洗いできるキーボードの選び方
- 4 水洗いできるキーボードおすすめ10選
- 4.1 【バッファロー】メンブレンキーボード(BSKBU12BK)
- 4.2 【バッファロー】メンブレンキーボード(BSKBU525BK)
- 4.3 【エレコム】メンブレンキーボード(TK-WS01UMKWH)
- 4.4 【エレコム】Bluetoothキーボード(TK-WS03BMKBK)
- 4.5 【サンワサプライ】メンブレンキーボード(SKB-BS6BK)
- 4.6 【POPETPOP】シリコンキーボード(P1265DA9T11X3622E)
- 4.7 【SHEYI】シリコンキーボード(SYWS0256-B)
- 4.8 【AERVEAL】シリコンキーボード(WET4EGF)
- 4.9 【xuuyuu】シリコンキーボード(xuuyuuqw3fgive9n-12)
- 4.10 【Shanrya】シリコンキーボード(LBEC2di6p5w9yg-11)
- 5 まとめ
水洗いできるキーボードを使うメリット
深い部分まで洗える
通常のキーボードの場合、水洗いできる範囲はキーキャップのみであり、エアダスター・除菌ティッシュでの洗浄が限度でした。
ですが、水洗いが行えるだけの防水・耐水性を持つキーボードの場合、あらゆる箇所を水で洗い流せます。
細部の取り切れなかった埃・ゴミを徹底的に除去できるので、新品同様の見た目をキープすることが可能です。
衛生面を清潔に保てる
キーボードは隙間に手垢・埃等が蓄積しやすく、「トイレの便器よりも汚い」と揶揄されるほどに汚れが溜まります。
そんな状態を払拭しようにも、従来のキーボードでは洗える範囲に限界があり、クリーンな状態を保つのは困難でした。
ですが、水洗いが行えるキーボードの場合、キーキャップをはじめ、隙間・深部まで洗浄できるので、清潔な状態を維持できます。
低コストで導入しやすい
キーボードは様々なタイプ・機能を持つ製品が存在しており、充実しているほどに価格も高額となるのが特徴です。
そんな中、水洗い可能な防水規格を持つキーボードは、シンプルに設計された製品が多く、導入しやすい価格で販売されています。
1万円を超える製品も多数存在する中、「2千円~5千円」の範囲で購入できるので、試しやすい点も大きなメリットです。
水洗いできるキーボードを使うデメリット
防水規格には注意が必要
水洗いできるキーボードは防水・耐水性に優れていますが、防水規格が高いほど、水に対する強い耐性を持つのが特徴です。
安易な説明だけを過信し、購入した場合、実際に水洗いを行って壊れてしまうケースもあります。
このような事態を回避するためには、「水洗い可能」または「IP5~IP8」防水規格が認定された製品を選ぶのが大切です。
こだわりを持って選びにくい
近年ではタイプをはじめ、機能性が充実したキーボードも多数製品化されていますが、水洗いできるキーボードは限られてきます。
全体数から見れば製品数も少ないですし、自由度が低いキーボードが多いため、理想を求める方には不向きです。
ゲームプレイをはじめ、プログラミング・イラストなどの作業においては、思うようにパフォーマンスが発揮できません。
水洗いできるキーボードの選び方
防水規格が高いものを選ぶ
耐水・防水性を持つキーボードには規格が明記されていますが、規格が低いとしっかり水洗いを行えません。
高水準規格を持っていなければ故障は免れないため、防水規格が高いキーボードを選ぶのが重要です。
具体的には「IP5~8」以上の防水規格を持っていれば、入念な水洗いにも耐えられることができます。
防水規格が表示されていない場合、「水洗い可能・丸洗い可能」で表記された製品を選ばなければいけません。
「防滴・防水表記」は少量の水に対する耐性でしかなく、水洗いは不可のため、選ぶ際には要注意です。
キーボードタイプで選ぶ
水洗い可能なキーボードにはメンブレン・シリコンタイプが存在しており、特徴もタイプで異なります。
メンブレンはキータッチが柔らかく、静音性に優れており、オフィス・事務作業などで使われているタイプです。
シリコンタイプは丸めて持ち運べますし、水に浸しての丸洗いも可能ですが、打鍵感が無く、心地良い体験は味わえません。
オフィス・自宅のような固定環境で使用するならメンブレン、屋内外で使用したいならシリコンタイプがおすすめです。
防水性を持つキーボードは製品数が少なく、こだわりは持ちにくいですが、好みのタイプから選びましょう。
配列で選ぶ
キーボードに用いられる配列ですが、大きく分けて日本語・英語配列が存在し、各配列で特徴が異なります。
日本語配列は「半角/全角・ひらがな/カタカナ」など、日本語入力に最適化されたキーが搭載されています。
対して、英語配列は日本語入力用のキーが無いですが、キー配置が合理化されており、エンジニア業務で使用頻度が高いです。
使用用途・環境を想定しつつ、使い慣れている方を選ぶ形で問題はありません。
水洗いできるキーボードおすすめ10選
【バッファロー】
メンブレンキーボード(BSKBU12BK)
温度・水洗い後の処理には注意が必要ですが、流水洗浄でキレイな状態を維持できるキーボードです。
付属クリーニングブラシでメンテナンスもラクですし、キーピッチ・キーストロークのバランスが良く、スムーズに入力できます。
メンブレン由来の静音性により、適応力も高いですし、湾曲形状で疲労・負担軽減が考慮されている点も好評です。
【バッファロー】
メンブレンキーボード(BSKBU525BK)
防水・防塵耐性を持ちつつ、抗菌樹脂素材を使用し、常に清潔な状態を実現できるキーボードです。
簡易メンテナンスが行えるブラシも付属されており、時間が取れないタイミングでも汚れを除去できます。
あらゆるデバイスへの互換性があるので、オフィスをはじめ、あらゆる用途・シーンで活躍が期待できます。
【エレコム】
メンブレンキーボード(TK-WS01UMKWH)
丸洗いにも耐えうる防水規格を持ち、キートップを浮かせて凹凸を減らすことで、汚れ・水分が蓄積しにくいキーボードです。
水洗いだけでなく、空気も通り抜けやすいので、エアダスター等を使用し、常に品質を維持できます。
あらゆるデバイスへの互換性を持っているので、事務作業をはじめ、オールラウンドに活躍できる点もおすすめです。
【エレコム】
Bluetoothキーボード(TK-WS03BMKBK)
排水構造で不意な水害による故障を防ぎつつ、水洗い可能な防水規格も持っているキーボードです。
キー部分の凹凸を極限まで減らしているので、簡単なメンテナンスで掃除もできますし、抗菌加工も施されています。
3台マルチペアリング機能に対応しているので、屋内外で使用しやすく、接続先を管理し、作業効率アップも期待できます。
【サンワサプライ】
メンブレンキーボード(SKB-BS6BK)
全109キーフルサイズに設計し、日本語配列を採用しているので、オフィス・事務作業に導入しやすいキーボードです。
キーピッチを狭くしているので、手の小さい方でもスムーズに入力しやすく、静音性にも優れています。
抗菌剤を練り込んでいるので、菌の繁殖も防げますし、流水を使用した丸洗いも可能であり、清潔な状態を維持できます。
【POPETPOP】
シリコンキーボード(P1265DA9T11X3622E)
耐熱・耐寒・耐裂性に優れたシリコン素材を使用しており、変形・変質を防ぎ、長期間使用できるキーボードです。
防水性にも優れているので、水滴による故障の心配も無く、酷く汚れてしまった際には丸洗いで品質を維持できます。
コンパクトサイズで携帯性にも優れていますし、4色のバリエーションから好みを選択できる点もおすすめです。
【SHEYI】
シリコンキーボード(SYWS0256-B)
柔らかいシリコン素材を採用しているので、丸めての収納・持ち運びが可能であり、適応力も高いキーボードです。
キーストロークが浅く、スピーディに入力できますし、静音性に優れているので、周囲を気にする必要もありません。
汚れが溜まりにくい形状ですし、水に浸しての洗浄も行えるので、常にキレイな状態で使用できる点も好評です。
【AERVEAL】
シリコンキーボード(WET4EGF)
フルサイズ英語配列仕様で設計されており、シリコン素材で防水・携帯性を高めたキーボードです。
あらゆるデバイスへの互換性があり、Bluetooth接続に対応しているので、幅広いシーンで活躍してくれます。
溝に汚れが溜まることもないため、簡易メンテナンスも簡単ですし、水に浸して洗浄できる点もおすすめです。
【xuuyuu】
シリコンキーボード(xuuyuuqw3fgive9n-12)
柔らかいシリコン素材を使用しているので、自由な形で収納し、持ち運びも可能なキーボードです。
溝が浅く、汚れも溜まりにくいですし、水に浸して丸洗い可能なので、常に清潔な状態を維持できます。
プログラミング・イラストで活躍する英語配列を採用し、3色のバリエーションから選択できる点もおすすめです。
【Shanrya】
シリコンキーボード(LBEC2di6p5w9yg-11)
防水・防塵・耐油性を兼ね備えており、あらゆる汚れに対する耐性を持っているキーボードです。
自由な形での・収納・持ち運びも行えますし、丸洗いも可能なので、菌の繁殖を防ぎ、清潔な状態をキープできます。
柔らかい素材ながらも強い反発力を持っており、心地良いタイピングと静音性を両立している点もおすすめです。
まとめ
水洗いが行えるキーボードは選択肢の少なさが欠点ですが、低コストで導入しやすく、試しやすいアイテムです。
持ち運びやすい製品も多く、利便性にも優れているので、気になる方は本記事を参考にし、選んでみてくださいね。
水洗いできるキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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