キャンプなどのアウトドアで、快適な就寝に欠かせないのが、マットやコットなどの寝具です。
その中でもワイドサイズのハイコットは、広いスペースで快適に寝ることができる、就寝時に欠かせないアイテムです。
高さがあるので上り下りもしやすい一方で、ワイドサイズのハイコットの良さはまだまだ知られていないのではないでしょうか?
そこで本記事では、ワイドサイズのハイコットを使うメリット・デメリットや選び方、おすすめ10選をご紹介します。
幅広で寝やすい商品を厳選しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
- 1 ワイドサイズのハイコットを使うメリット
- 2 ワイドサイズのハイコットを使うデメリット
- 3 ワイドサイズのハイコットの選び方
- 4 ワイドサイズのハイコットおすすめ10選
- 4.1 【Helinox】コットマックス コンバーチブル(1822175)
- 4.2 【コールマン】トレイルヘッドコット(2000031295)
- 4.3 【FIELDOOR】アウトドアコット ワイドタイプ 耐荷重180kg
- 4.4 【ロゴス】グランベーシック(73200028)
- 4.5 【DARCHE】XL100 ULTRAコット 2WAY 折りたたみ
- 4.6 【ogawa】ハイ&ローコットワイド(1984)
- 4.7 【FUTUREFOX】ワイドコット(WCOT)
- 4.8 【Moon Lence】コット 2WAY 折りたたみ式
- 4.9 【ドットウエスト】コット(2023wide)
- 4.10 【KingCamp】キャンプコット(KingCamp)
- 5 まとめ
ワイドサイズのハイコットを使うメリット
広いスペースで快適に眠れる
ワイドサイズのハイコットは、通常のベッドよりも幅が広いため、身体を自由に動かしながら寝ることが可能です。
また、身体の大きい方でもフレーム部分に触れることがなくなるので、ゆったりしたスペースで眠れます。
さらに、高さがあるので身体をしっかり支えてくれ、快適な寝心地が期待できます。
上り下りがしやすい
ワイドサイズのハイコットは、高さがあるため、上り下りしやすいところもメリットです。
特に、腰や足に痛みがある方は、高さがあることで立ち上がりや座り込みの際の負担を減らすことができます。
そのため、体に負担をかけたくない方におすすめのアイテムです。
地面からの影響を受けづらくなる
ワイドサイズのハイコットは、地面に直接触れないため、地面からの熱や冷気などの影響を受けづらくできます。
また、地面を這うような虫との距離も離れるので、刺されるなどの心配をしなくて済みます。
そういった地面からの影響が受けづらくなるので、キャンプで就寝する際も快適に眠ることが可能です。
子どもがいるファミリーに最適
ワイドサイズのハイコットは、通常のベッドよりも幅広く設計されているので、子どもがいるファミリーに最適と言えます。
特に添い寝が必要な子どもは、親が一緒に寝転ぶことができるので、ワイドサイズコットがぴったりです。
また、広いスペースで寝ることができるため、一緒に寝る人の存在を気にせずに快適に眠ることができます。
コットの下部が収納スペースとして使用できる
ワイドサイズのハイコットは、設営したときにコットの下部に空間ができるように設計されており、キャンプ道具や収納スペースとして使用可能です。
特にワイドサイズのものなら、大きめのバックパックや、使わないギアを入れる収納ボックスなどの荷物類を置けます。
また、テント内が整理しやすくなるので、テント内のセッティングもしやすく、お好きなキャンプスタイルにしやすくなります。
ワイドサイズのハイコットを使うデメリット
価格が高くなる
ワイドサイズのハイコットは、一般的な寝袋やマットレス、ローコットに比べて、価格が高くなる場合があります。
ワイドサイズかつハイのものとなると、それだけ使う素材が増えてしまうので、コストがかかってしまうのです。
そのため、とりあえず大きいものを買っておこうと思っている方は、価格が高くなる可能性があるので、しっかり検討してから購入しましょう。
重量が重くなる
ワイドサイズのハイコットは、通常のコットやローコットと比べて、重量が重くなるデメリットもあります。
通常のものより大きくなるので、仕方がないことではありますが、力に自信がない方にはおすすめできないアイテムです。
もし使用する場合は、力のある男性や2人でも持つなど、落として怪我しないように注意しましょう。
上り下りの際に転倒する可能性がある
ワイドサイズのハイコットは、床からの高さがあるため、上り下りする際に転倒する危険性があります。
特に、高齢者や体力の弱い人、子供などは転倒しやすく、ケガをする可能性があります。
そのため、転倒する可能性のある方は、台を用意するなどの工夫をして使用するようにしましょう。
テントが小さい場合は使いづらい
ワイドサイズのハイコットは高さや幅があるため、テントの天井が低かったり、狭いテントのだったりする場合は、使いづらいと感じることがあります。
特にソロキャンプ用のテントとなると、テントが小さくなるので、コットが入らないことにもなりかねません。
そのため、ワイドサイズのハイコットを使用する際は、テントの大きさも考慮した上で選ぶようにしましょう。
ワイドサイズのハイコットの選び方
幅の広さで選ぶ
ワイドサイズのハイコットの幅は、アイテムによって広さが変わってきますので、ご自分の身体のサイズに合ったものや、シーンに合わせた選び方が大切です。
適切な幅のものを選ぶことで、就寝する際の寝心地にも影響してきますので、しっかり確認してから選ぶようにしましょう。
ワイドサイズのハイコットの幅は、およそ70〜90cmほどのアイテムから選ぶことができます。
身体が大きい方や寝返りが多い方は、できるだけ幅が大きいアイテムを選ぶのがおすすめです。
また、添い寝が必要な子どもがいらっしゃるファミリーも、できるだけ大きいアイテムの方が使いやすいと言えます。
ただし、前述したようにテントのサイズも確認してから選ぶようにしましょう。
耐荷重で選ぶ
ハイコットは、通常のベッドよりも高さがあり、また、床板が固定されていることが多いため、安定性が求められます。
そのため、耐荷重についても注意が必要で、自分の体重や寝具、その他の荷物などを支えるために、適切な耐荷重のハイコットを選ぶことが大切です。
ポイントとしては、体重や荷物の重さに加えて、使用人数やどういった使い方をするのかが大切になります。
例えば、ワイドサイズのハイコットはベンチとしても使用できるようになっているので、大人が2、3人座ることも想定できます。
そのため、もし複数人座るなど、ベンチとしても使用したい方は、150〜200kgほど耐荷重があるものを選ぶのがおすすめです。
耐荷重は商品の購入ページに表示されていることが多いので、購入する際に必ず確認しましょう。
設営方法で選ぶ
設営方法で選ぶことも、ワイドサイズのハイコットを選ぶ際のポイントとなります。
組み立て方法や持ち運びのしやすさなど、自分が重視したいことを考慮して選ぶようにしましょう。
設営方法は「折りたたみタイプ」「収束タイプ」「組み立てタイプ」の3つの方法から選ぶことができます。
折りたたみタイプは、座面の生地の張りが強いものが多く、しっかり支えてくれるので、快適な寝心地が期待でき、寝返りもしやすくなっています。
収束タイプは、パッと開くだけで設営できるところが特徴で、力に自信がない方でも簡単に組み立て可能です。
組み立てタイプは、座面とフレームが分かれるようになっており、コンパクトにできるところが特徴となっています。
それぞれに良し悪しはあるので、自分が重視したいアイテムを選ぶようにしましょう。
2WAYタイプから選ぶ
ワイドサイズのハイコットの中には、ハイコットとローコットと高さ調節ができる2WAYタイプのアイテムもあります。
高さ調節ができることで、ペットや子どもが使いやすくなるなど、使うシーンも広げることが可能です。
2WAYタイプのアイテムは、脚部のパーツを取り付けるものと、脚部の位置を簡単に切り替えられるものがあります。
中には、脚部のフレームと脚部のパーツの中がゴム紐で連結されているものがあり、連結されていることで組み立ても簡単です。
ワイドサイズのハイコットおすすめ10選
【Helinox】
コットマックス コンバーチブル(1822175)
こちらの商品は、コットレッグを装着することで、ハイコットとしても使用できるタイプのコットです。
サイズは長さ210cm、幅75cmと大きい身体の方が使用してもゆっくり寝転べる大きさとなっています。
また、重量も約2.9kgと軽量に設計されているのに加えて、とてもコンパクトに収納できるので、持ち運びも楽におこなえます。
【コールマン】
トレイルヘッドコット(2000031295)
幅が87cmと、余裕を持って広々と使用できるところが特徴的なワイドサイズのハイコットです。
耐荷重もコットが約80kg、ベンチが約70×2となっており、2人で座る程度なら余裕を持って座れます。
少し重量が重いところはありますが、それだけ安定性は高くなってくるので、少々地面に凹凸があっても安心して使用できます。
【FIELDOOR】
アウトドアコット ワイドタイプ 耐荷重180kg
耐荷重が最大180kgと成人の男性が2、3人乗っても大丈夫な設計となっているので、ベンチとしても使用できるコットです。
座面は豊富なカラーから選べるので、さまざまなキャンプスタイルに合わせやすくなっています。
幅も86cmと大きい身体の男性が寝転がってもゆったり使えるサイズなので、広々と寝転がりたい方におすすめです。
【ロゴス】
グランベーシック(73200028)
こちらの商品は、幅の広さが驚きの約111cmある、家庭用シングルベットと同じサイズの巨大コットです。
幅が広いところから、添い寝が必要な子どもがいても、一緒に横になって過ごせる大きさとなっています。
また、組み立てに便利なアシストバーを装着しており、簡単に設営可能です。
【DARCHE】
XL100 ULTRAコット 2WAY 折りたたみ
サイズが長さ216cm、幅が約100cmと、とてもワイドに設計されている、広々と使用できるところが特徴のワイドサイズハイコットです。
設営方法は折りたたみタイプとなっており、とてもワイドに設計されている反面、とてもコンパクトにもなる優れものです。
また、設営するときも脚と座面を広げてるだけで設営できる簡単仕様となっているので、設営に手間をかけたくない方でも手間なしで使用できます。
【ogawa】
ハイ&ローコットワイド(1984)
こちらの商品は、名前の通りハイタイプとロータイプの2つの高さに調節できるタイプのコットです。
脚の部分を閉じたり開いたりするだけで、高さを調整できるので、お好みの高さに素早く調整できます。
設営方法は、組み立てタイプとなっており、ワイドサイズとなっている一方で、コンパクトに収納可能なアイテムです。
【FUTUREFOX】
ワイドコット(WCOT)
幅が90cmあることに加えて、耐荷重が最大150kgまで耐えられる設計となっており、寝返りも安心してできるワイドコットです。
レッグフレームの取り付けが、ボタンで解除できるレバーロック式となっているので、簡単かつ安全になっています。
幅広で耐荷重もあるので、キャンプ以外の、ピクニックやレジャーでも活躍できるアイテムです。
【Moon Lence】
コット 2WAY 折りたたみ式
こちらの商品は、アルミ合金の中でもトップクラスであるA7075超々ジュラルミンを使用しているので、耐荷重が180kgととても高いところが特徴的です。
また、座面の素材には、耐久性の高い300Dポリエステルを使用しており、程よく沈み込むので、寝心地にも期待できます。
サイド面には、大型のサイドポケットも付いているので、じゃまになる小物類を一度に入れられます。
【ドットウエスト】
コット(2023wide)
脚が4脚設計となっているので、従来のものと比べても沈みすぎず、ハリがあるので、しっかり身体を支えてくれます。
フレームがゴム紐で繋がっているタイプのコットなので、組み立てする際に手間がかかりません。
重量は、ワイドサイズながらも約3.6kgと軽量になっており、持ち運びも楽におこなえます。
【KingCamp】
キャンプコット(KingCamp)
座面の素材には、頑丈で伸縮性がある600Dオックスフォードを使用していることに加え、PVCコーティングも施しているので、水にも強くなっています。
また、フレームは錆びないようにコーティングされているので、急な雨が降っても安心です。
設営方法は折りたたみタイプとなっており、慣れれば30秒ほどで設営できる手軽さも持ち合わせているアイテムです。
まとめ
ワイドサイズのハイコットは、広いスペースがあるので、身体が大きい方でも快適に眠れるアイテムです。
サイズや種類も豊富にあるので、幅や耐荷重、設営方法などをチェックするようにしましょう。
迷ったときはこの記事を参考にして、自分に合うコットを選んでくれると幸いです。
ワイドサイズのハイコットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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