登山やウインタースポーツをしている方は誰しも、一度はバックカントリーに興味を持ったことがあるでしょう。
バックカントリーでの冒険に欠かせないのが、優れたスノーシューです。
これがあれば、深い雪や厳しい地形も難なく進むことができて、究極の自由を感じることができます。
しかし、種類も豊富で気軽に購入できる値段でもないため、購入には躊躇する方も多いでしょう。
そこで今回は、バックカントリー用のスノーシューについておすすめ10選を紹介します。
目次
- 1 バックカントリー用スノーシューを使うメリット
- 2 バックカントリー用スノーシューを使うデメリット
- 3 バックカントリー用スノーシューの選び方
- 4 バックカントリー用スノーシューおすすめ10選
- 4.1 【ATRAS】スノーシューズ(B08TW7T8RY)
- 4.2 【MSR】 Revo Explore 22 Snowshoes(B07ZRMBRFQ)
- 4.3 【INOOK】 スノーシュー ユニセックス(sp4344620406631u)
- 4.4 【MSR】 スノーシュー ライトニングアッセント(B07ZRMH1N4)
- 4.5 【ALPIDEX】雪山歩行 クライミングバッグ(B07JZ2RKYT)
- 4.6 【Prairie House】ラチェットバインディング リフター付き(B08JPMY5R1)
- 4.7 【ERYUE】アルミニウム ポール ケース付(B0CM5QP9JF)
- 4.8 【Compal】アルミ 収納袋付(B077T79TCB)
- 4.9 【TSL】スノーシュー (B0BH2NHTDY)
- 4.10 【TUBBS】スノーシュー ハイキング(B07FZ7WMWL)
- 4.11 【Xtrempro】スノーシューズ(B084WZP325)
バックカントリー用スノーシューを使うメリット
スノーシューを使うメリットは、利便性や安全性が挙げられます。
スノーシューを着用すると、深い雪や新雪でのハイキングが格段に楽になります。
そもそも、スキーやスノーボードのブーツなどで雪深い新雪の上を歩く事は、埋まってしまうため困難です。
そのため、移動手段としてスノーシューは欠かすことが出来ません。
スノーシューを着用することで雪山での行動範囲は広がり、自由度が広がります。
そして、安定した推進力や容易な移動性、変化に富んだ地形への適応が可能です。
スノーシューを着用することで、より安全にバックカントリーを楽しめること間違いなしです。
バックカントリー用スノーシューを使うデメリット
バックカントリーにおいて、スプリットボードを使う以外では、スノーシューは必須アイテムと言えます。
ハイクアップ時には着用しているため気にならないかもしれませんが、下山で携帯するときに、荷物になってしまいます。
また、ツリーランなど森林の中を滑走する際には、枝などに当たり滑走時不快に思うことがあるかもしれません。
他にも、防寒靴との相性には注意が必要です。
例えば、コブのない防寒靴にラチェット式のスノーシューなどを装着してしまうと、足への負担や靴を傷つける恐れがあります。
バックカントリー用スノーシューの選び方
サイズ
スノーシューは荷重(体重+荷物)がどれくらいかかるか、どんなシーンで使用するかで、サイズ選びを行います。
一般的には40〜60kgであれば22インチのもの、それ以上であれば25インチが推奨されます。
そのため、小柄な方であっても連泊予定で大きい荷物を所持する場合などは、25インチなど大きめを選定するのも一つです。
他にもレディース用であっても小柄な男性であれば使用しやすい場合もあるので、第一に自分の体格に合わせて購入することが最も重要です。
使用シーン
スノーシューは、サイズが大きいほど浮力が生まれます。
そのため75cm以上の雪深い新雪やトラバースでの使用が想定される場合は、大きいサイズを選定するとより歩きやすいです。
逆に長時間のハイクアップの際は、大きいサイズだとその分、重さが負担となってしまうので軽いものを選ぶのも一つです。
他にも幅が細いものや、テイルの着脱ができるものもあるため、使用シーンを想定して購入するのも良いでしょう。
種類
スノーシューの靴を固定する部分については、ラチェット式、ボア・ダイヤル式、バンド式の3タイプがあります。
ラチェット式やボア・ダイヤル式はギア自体がしっかりしているため、コバのある防寒靴との相性が良いです。
また、着脱が簡単なため初心者でもスムーズに装着できます。
バンド式は、故障時の対応もしやすく嵩張りにくいため、下山時の携帯もスムーズなところがメリットと言えるでしょう。
メーカー
スノーシューの注目メーカーは、INOOKやMRS、ATRASなどがあります。
INOOKは、スノーシューの専門メーカーです。
20年以上の実績があり、ここ数年で日本にも流通し、注目のメーカーといえるでしょう。
MRSは登山に特化したギアを専門に販売しているため、スノーシューの他にもポールやショベルなど、一式揃えることができます。
ATRASは1990年の創業以来19もの特許を取得しており、信頼できる機能が魅力といえるでしょう。
価格帯
安いものは1万円を切るものから、高ければ6万円超えのものもあります。
高ければ良いというわけではなく、自分がハイクするにはどの機能があれば良いのか見極めることも必要です。
高価なものは硬い氷や急斜などに対応する多機能なものが多く上級者向けのものが多いといえるでしょう。
また、安価なものでもラチェット式で着脱しやすかったり、収納袋やポール付きのセット商品などもあります。
自分のレベルに合わせて、必要な機能を検討しながら購入できたら良いでしょう。
バックカントリー用スノーシューおすすめ10選
【ATRAS】
スノーシューズ(B08TW7T8RY)
直進性と高いグリップ力を備えるノコギリ刃状のトラクションレールが特徴です。
斜面でもグリップ力を発揮し、しなりのあるフレームが複雑な斜面でも抜群の安定感です。
初心者にも履きやすく、足を包み込むウレタンバインディングが快適性を高めてくれます。
サイズ | 22インチ 18×56cm |
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総重量 | 1.65kg |
適応荷重 | 34~68kg |
【MSR】
Revo Explore 22 Snowshoes(B07ZRMBRFQ)
Revo Exploreスノーシューは、ExoTract TMデッキとHyperLink TMバインディングが冒険心を刺激する性能を有しています。
さらに新しいEVAクッションは快適性向上させてくれます。
ラチェットシステムで着脱簡単な上、追加のモジュラーフローテーションテールとエルゴテレベーターでトレイルやオフでの使用も可能です。
オプションの5インチテールを使うことで操作性も向上できます。
サイズ | 22インチ 20×56cm |
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総重量 | 1.91kg |
適応荷重 | 57kg |
種類 ベルト式
【INOOK】
スノーシュー ユニセックス(sp4344620406631u)
プレート部分はPEBAX®という高品質ポリマー素材が使用されており、柔らかくフィット感がありながら耐久性は高いです。
オートスライディングシステムにより、かがむことなくストックで固定/歩行/登高のモード切替が可能となっています。
フロントの5つの爪とフレームのノコギリ歯のにより、グリップ力は抜群でどんな斜面でも安定感があります。
サイズ | EU 34~47 (約22cm~約30.5cm) 本体23cm x 65cm |
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総重量 | 2.16kg |
適合荷重 | 45kg~120kg |
【MSR】
スノーシュー ライトニングアッセント(B07ZRMH1N4)
MSRスノーシューのフラッグシップシリーズは、強力なグリップ力と剛性を実現しています。
ライトニングデッキと新しいパラゴンバインディングが絶妙な組み合わせで、あらゆる地形に対応可能です。
また、バックパックに括りつけた際、ストラップが邪魔にならないため持ち運びにも優れています。
サイズ | 22インチ 56x20cm |
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総重量 | 1.84kg |
適応荷重 | 41〜102kg |
【ALPIDEX】
雪山歩行 クライミングバッグ(B07JZ2RKYT)
大きなフレームとデッキにより、雪上歩行がスムーズになります。
踵を上げて、足を水平に保ってくれるヒールリフター(クライミングエイド)があるため斜面上でも歩きやすいです。
ダブルトラクションビンディングにより着脱は簡単にできます。
24cm~29cmまでの柔軟なサイズ調整ができるため、どの防寒靴とも相性も良いでしょう。
サイズ | 24cm~29cm 66x25x17cm |
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総重量 | 2.76 kg |
適応荷重 | 130kg |
【Prairie House】
ラチェットバインディング リフター付き(B08JPMY5R1)
高い浮力があるので新雪でも軽快な歩行が可能となります。
片足約750gと超軽量設計で丈夫なアルミフレームのため長時間使用しても疲れにくく、耐久性も十分です。
簡単なラチェットバインディングで素早い取り付けと調整が可能なので初心者でも安心して脱着可能です。
急な斜面でもヒールリフターで足裏を真っ直ぐに保ち、歩行の負担を軽減できます。
サイズ | 25インチ 62x22cm |
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総重量 | 1.5kg |
適応荷重 | 72kg |
【ERYUE】
アルミニウム ポール ケース付(B0CM5QP9JF)
高品質なアルミ素材で、耐久性抜群です。
バインディングシステムにより初心者でも着脱がスムーズに可能となっています。
また、踵には調整可能なストラップがあるため、防寒靴をしっかりホールドしてくれます。
付属のウォーキングポールは高さ調節も可能です。
スノーシューキャリーバッグもついてくるので、持ち運びや保管する時も重宝します。
サイズ | 23インチ 67x30x7cm |
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総重量 | 3.5kg |
適応荷重 | 124kg |
【Compal】
アルミ 収納袋付(B077T79TCB)
アルミフレームで軽量性と耐久性を兼ね備えたスノーシューです。
深い雪でも沈まず、手軽に雪上歩行が可能になります。
ラチェット式で簡単装着であり、収納袋も付属しているところが初心者でも購入しやすく嬉しいポイントです。
安心の滑り止め付きで、靴にピッタリフィットします。
雪の上を効率的に歩くために、反り上がった先端で歩きやすい設計になっています。
サイズ | 21インチ 53x 21cm 適合サイズ23~28.5cm |
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総重量 | 1.586kg |
適応荷重 | 55kg |
【TSL】
スノーシュー (B0BH2NHTDY)
シンプルながら軽量でグリップ力抜群の3Dフレームの高性能を備えています。
ラチェット式で足首周りは滑りにくくなっており、スムーズな装着が実現します。
デザインを始めとし、とてもシンプルなビンディング構造となっているため、気楽なバックカントリーを楽しむ方にピッタリです。
サイズ | (EU):35~43、55×20.5x10cm |
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総重量 | 1.6 kg |
適応荷重 | 80kg |
【TUBBS】
スノーシュー ハイキング(B07FZ7WMWL)
TUBBSのスノーシューはボディ全体にトーションが効くようになっており、より自然な歩行が維持できます。
山岳地帯に適したハイキングスノーシューで、不整地の歩行も快適です。
バインディングはダイヤル式となっており、絶妙なフィット感を提供してくれます。
軽くて歩きやすいため、初心者にもおすすめです。
サイズ | 24インチ 61×20.3cm |
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総重量 | 1.75kg |
適応荷重 | 90kg |
【Xtrempro】
スノーシューズ(B084WZP325)
クイックロックバインディングとラチェットシステムは、面倒な脱着作業を効率的にサポートしてくれます。
軽量アルミニウム合金が使用され、動きやすさを追求した設計に注目です。
UVシューズデッキは最大の浮力を可能にして、歩行を助けてくれます。
バックパックストラップとキャリーバッグが付属しており、携帯時や収納もコンパクトにまとめられます。
サイズ | 25インチ 68.58 x 27.94 x 10.16 cm |
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総重量 | 2.36 kg |
適応荷重 | 300 ポンド(136kg) |
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