ハイスペックで高級ブランドのイメージが強いスノーピークの製品には、非常に快適で人気が高いオフトンシリーズという寝袋があります。
オフトンシリーズは、まるで布団のような快適さと寝心地を得られるアイテムで、キャンプで熟睡できない方や寝袋が苦手な方にもおすすめです。
スノーピークらしいユーザー目線のきめ細やかな多機能仕様もポイントで、非常に満足度が高く長く使用することができるでしょう。
今回は快適性に優れ高品質な、スノーピークのオフトンシリーズをメリットやデメリットと共にご紹介します。
目次
スノーピークのオフトンシリーズ寝袋を使うメリット
高品質で長く使える
スノーピークのオフトンシリーズは、非常に高品質で快適性にも優れていて長く使用できるため、頻繁に買い替える必要がありません。
本格的な登山用の寝袋と同等の価格帯で、初期費用はかかりますが非常に満足度が高く、ソロからグループまで全てのキャンパーにおすすめです。
これから長くアウトドアを楽しむなら、結果的に予算を抑えることもできるので、最初の寝袋としても取り入れて損はない優れた製品です。
掛と敷に分かれて布団のような寝心地
オフトンシリーズは掛と敷をセパレートして使用できる封筒型の製品で、温度調節も容易にできるため通年を通して快適に使用できます。
足元だけファスナーを開けて熱を逃がしたり、暑い季節には掛を横向きにしてお腹周りにだけ掛けたりと、オフトンシリーズの名の通り布団のような使用感です。
また、連結して大きな布団としても使えるため、ファミリーキャンプやグループキャンプにも重宝します。
保温性に優れ寝心地が良い
こちらのシリーズは中綿に高機能保温素材のアモノフォロファイバーや、丸洗いができて軽量なウォッシャブルダウンを採用しています。
どちらの素材も非常に保温性が高く、暖かく快適な寝心地でキャンプで熟睡できない方でもぐっすりと眠れることができるでしょう。
比較的取り入れやすいモデルは使用可能温度が5℃までと高めですが、非常に優れた品質の良さで、秋までのキャンプなら快適に過ごすことができます。
永久保証がつく
寝袋だけでなく、スノーピークの全ての製品には永久保証が付いているのも大きなメリットでしょう。
元々が非常に高品質なため、破損や初期不良も少ないメーカーですが、ユーザー目線で迅速に修理や交換をしてくれるので安心して使用できます。
スノーピークの製品は長く大切に使用されており、親から子供に受け継がれるほど愛されているのも大きなポイントです。
スノーピークのオフトンシリーズ寝袋を使うデメリット
高価なので気軽に取り入れにくい
オフトンシリーズはとても快適で使いやすい製品ですが、高価なため気軽に取り入れにくいというデメリットがあります。
特に、キャンプ道具をこれから揃える方には痛い出費になりますが、キャンプでの睡眠の質は非常に大切なので、思い切って購入しても損はありません。
シングルサイズで使用可能温度が高めの製品なら比較的取り入れやすいので、選択肢に加えてみてください。
収納サイズが大きい
たっぷり詰まった中綿とゆったりとしたサイズ感で、収納サイズが大きく重量も出てしまうのはデメリットといえるでしょう。
ウォッシャブルダウンを使用したタイプは比較的軽量ですが、アモノフォロファイバータイプは3シーズン用でも2kgを超える重量級です。
オフトンシリーズはオートキャンプ用と割り切って、登山や徒歩キャンプなどには軽量コンパクトな登山用を選ぶことをおすすめします。
スノーピークのオフトンシリーズ寝袋の選び方
サイズで選ぶ
スノーピークのオフトンシリーズにはシングルサイズとワイドサイズ、公式ショップにはダブルサイズもあり、使用人数に合わせて選ぶことができます。
広々として快適で気軽に使用できるのはワイドサイズですが、シングルサイズも幅80cmと十分な広さがあります。
ダブルサイズは幅170cmと4人家族にも最適なサイズ感で、高級な羽毛布団のような品質の良さは一生物と言える製品です。
また、オフトンシリーズはシングルサイズでも連結して使用できるため、お子様の成長やシーンに合わせて使い分けができるのも大きなポイントです。
中綿の種類で選ぶ
オフトンシリーズには、中綿にアモノフォロファイバーとウォッシャブルダウンの2種類を使用しており、好みでどちらかを選ぶことができます。
アモノフォロファイバーは重量がありますが、比較的安価で初心者でも取り入れやすく、初めての寝袋としてもおすすめです。
ウォッシャブルダウンはダウンに防水加工を施しており、自宅でも気軽に洗濯が可能で軽量に持ち運びができますが、アモノフォロファイバーより高価になります。
どちらの素材も保温性は抜群で高品質なため、予算と軽量性のどちらを重視するかで選ぶと良いでしょう。
使用可能温度で選ぶ
オフトンシリーズに限りませんが、寝袋選びは対応する季節や気温に見合った製品を選ぶことが重要になります。
春から秋までの3シーズンの使用なら、使用可能温度が5℃までの製品でも十分快適に過ごすことができます。
ゆったりしたサイズ感のオフトンシリーズは、インナーシュラフや毛布などを導入しても快適さを失わないので、急な冷え込みにも対応できるでしょう。
冬キャンプなら、とても高価になりますが使用可能温度がマイナス8℃からマイナス15℃までの製品なら安心です。
オフトンシリーズの価格帯
スノーピークは高品質で耐久性に優れた製品を展開しており、オフトンシリーズも非常に品質が良い分、高価な価格設定で少々敷居が高いアイテムです。
使用可能温度が高い薄手の製品でも1万円〜2万円台となり、冬用の厚手の製品なら6万円〜10万円台と非常に高価になります。
それでも快適性は抜群で満足度が高く、ファンも多く人気のアイテムで愛用者が多いのが特徴です。
予算に余裕があるなら購入して損はありませんが、なかなか手が出しにくいアイテムなのは否めないでしょう。
スノーピークのオフトンシリーズ寝袋おすすめ3選
商品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 使用可能温度 |
---|---|---|---|---|
セパレートシュラフオフトン | 2100g | 敷・80×210cm、掛・86×200cm | 40Dナイロンリップストップ、TCコットン、アモノフォロファイバー | 5℃ |
セパレートシュラフオフトン ワイド | 2600g | 敷・105×210cm、掛・110×200cm | 40Dナイロンリップストップ、TCコットン、アモノフォロファイバー | 5℃ |
セパレートオフトン ワイド1400 | 1400g | 敷・105×210cm、掛・110×200cm | 高密度ナイロンタフタ、ネル生地、ウォッシャブルダウン | −8℃ |
【snow peak】
セパレートシュラフオフトン(BD101)
オフトンシリーズの標準モデルで、スノーピークの寝袋が初めての方にも取り入れやすい、コスパも抜群な製品です。
使用可能温度が5℃までと高めの仕様ですが、とても暖かく秋までの使用にも対応し、アウトドアはもちろん自宅での普段使いにも重宝します。
冬キャンプには別売りのダウンレイヤーを接合することもできるため、コストを抑えつつ高品質な寝袋が欲しい方にもおすすめです。
重さ | 2100g |
---|---|
サイズ | 敷・80×210cm、掛・86×200cm |
素材 | 40Dナイロンリップストップ、TCコットン、アモノフォロファイバー |
使用可能温度 | 5℃ |
【snow peak】
セパレートシュラフオフトン ワイド(BD-103)
こちらは横幅が広いワイドタイプのモデルで、伸び伸びと身体を動かすことができる快適な製品です。
通常のモデルより収納サイズや重量は少々大きくなりますが、窮屈感がなく寝袋で眠るのに不慣れな方でも違和感なく使用できるのが大きなポイント。
中綿には高い保温性を誇るアモノフォロファイバーを使用しているため、秋の肌寒い時期でも暖かく安眠することができます。
重さ | 2600g |
---|---|
サイズ | 敷・105×210cm、掛・110×200cm |
素材 | 40Dナイロンリップストップ、TCコットン、アモノフォロファイバー |
使用温度 | 5℃ |
【snow peak】
セパレートオフトン ワイド 1400(BDD104)
ワイドタイプの中綿に、軽量で保温効果も抜群なウォッシャブルダウンを使用した製品で、高価ですがとても暖かく冬キャンプに最適です。
通常では丸洗いが難しいダウン素材ですが、こちらは気軽に洗濯ができるよう特殊な防水加工を施しており、いつでも清潔に使用できます。
アモノフォロファイバーモデルに比べて軽量なのもポイントで、なるべく荷物を減らしたい方やツーリングにも重宝します。
重さ | 1400g |
---|---|
サイズ | 敷・105×210cm、掛・110×200cm |
素材 | 高密度ナイロンタフタ、ネル生地、ウォッシャブルダウン |
使用温度 | −8℃ |
まとめ
スノーピークのオフトンシリーズは、寝袋が苦手な方や、高価でも品質が良いものを長く使用したい方におすすめのアイテムです。
耐久性や保温性に優れ、寝袋にありがちな窮屈感がないので慣れないキャンプの夜もぐっすりと安眠できます。
是非こちらの記事を参考に、オフトンシリーズを取り入れてみてください。
スノーピークのオフトンシリーズ寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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