ゴルフクラブを収納するキャディバックは、各メーカーでさまざまなサイズが展開されていれ、選ぶのに迷ってしまいますよね。
中でも最も大きいサイズの11型は、収納スペースが多く使い勝手がいいため、ツアーバックとして多くのプロに愛用されています。
この記事では、そんな11型キャディバッグのメリットや選び方、おすすめのモデルまで詳しくご紹介します。
これを機に、快適な11型キャディバックへ買い替えてみるのもいいかもしれません。
11型キャディバッグを使うメリット
口径サイズ
最も大きい口径サイズをもつ11型キャディバックは、直径およそ28cmと広々とした取り出し口を持っています。
各コンパートメントでは、余裕を持ってクラブを収納できるので、クラブ同士がぶつかり傷になる心配がありません。
また、シャフトやグリップがバックの筒の中で絡み合うこともないので、クラブをスムーズに取り出すことができます。
収納力
プロユースのキャディバックなだけあり、11型のキャディバックは多数のポケットと広々とした収納スペースを持っています。
そのため、練習やラウンドに必要な全ての装備品を、キャディバックにまとめて持ち運ぶことができるでしょう。
レインウェアやゴルフシューズ、傘や軽食、さらにボールを数ダースほど入れても、スッキリ整頓して収納することができます。
耐久性
大型キャディバックは、頻繁な積み下ろしや悪天候での使用など、プロがツアーで持ち歩くことを想定してデザインされています。
そのため、通常サイズのバックに比べて耐久性が高く、高品質な素材を使用したモデルが多く展開されています。
また、キャディバックは頻繁に買い換えるアイテムではないので、長期間使用できるものの方がコスパが高いと言えるでしょう。
機能性
11型バックには、通常のバックにはないラグジュアリーで便利な機能が多く備えられています。
傘ホルダーやタオルリング、飲み物専用のクーラーバック付きポケットなど、プレー中にあったら助かる便利な機能が多くあります。
中でも、距離計用のマグネットつきポケットやスマホ用の防水ポケットは、ユーザビリティが高く人気のある機能の一つです。
プレミアムなデザイン
大型キャディバックはメーカーの顔として、世界中のツアープレイヤーに支給されるため、高級感のある素材やデザインが使用されます。
また、大会限定モデルのキャディバックも、大型サイズのみで展開されることが多いです。
11型のキャディバックは、ゴルファーのステータスシンボルとして、一際存在感のある選択肢になるでしょう。
安定性
大きな底面を持つ大型キャディバックは、カートに積み込んだときの安定感が抜群です。
ゴルフカートにしっかり固定できるサイズなので、カート道路を走行した際の激しい揺れでバックが斜めに動くことはありません。
乗用カートやキャディカートなど、どんなタイプのゴルフカートでも安全にゴルフを楽しむことができるでしょう。
11型キャディバッグを使うデメリット
重さ
平均的な11型キャディバックの重さはおよそ4.5kgで、これは一般的なキャディバッグのおよそ倍の重量です。
バックの大きさと、ハイエンドな素材を使用していることを考えると仕方のないことかもしれません。
ラウンドの際は、持ち運びに苦労しないよう、不必要なアイテムを詰め込みすぎないように気をつけましょう。
車の荷室
大型キャディバックの購入を検討している人は、まず車の荷室の容量やサイズを確認しましょう。
キャディバッグが車のラゲッジスペースに収まらない場合、他の荷物やシートの数を調整して積み込む必要があります。
そうなると、車内のスペースも制限されてしまうため、ゴルフ場までの快適な移動が難しくなるかもしれません。
余分な収納
11型キャディバックの持つ十分な収納スペースはメリットでもあり、デメリットでもあります。
たくさんのポケットや収納スペースがあると便利ですが、必要なものをすぐに取り出せない可能性があります。
それだけでなく、どこに何を収納したかを忘れてしまい、ラウンド中に探しものをするハメになるかもしれません。
歩きプレーに向かない
大型キャディバッグは通常、カートゴルフを前提としてデザインされています。
そのため、自分でゴルフバックを担いで歩く必要のあるウォーキングプレーには不向きと言えるでしょう。
ツアープロはキャディがバッグを運びますが、アマチュアは自分でバックを運ぶので、大型キャディバックの重さがプレーの障害になる可能性があります。
11型キャディバッグの選び方
ニーズに合った収納スペース
自分のプレースタイルに必要なアイテムを、快適に収納できる大きさのバッグを選ぶことが大切です。
中には、ボールやティーなどの使用頻度が高いアイテムは、すぐに取り出せる位置の大きなポケットに箱ごと収納したい人もいるでしょう。
また、クラブだけでなく、ゴルフシューズや予備のゴルフウェアなどをまとめてキャディバックに収納したい人もいるかもしれません。
必要なとき必要なアイテムへ、簡単にアクセスできるバックを選択できるといいでしょう。
重量と素材のバランス
ポリウレタンや合皮で作られたキャディバックは、高級感があり高い耐久性を持つ反面、重量があります。
しかし、同じバックを長年愛用したい人には、重くても耐久性の高い素材を使用したバックがおすすめです。
また一方で、ナイロンやポリエステル素材で軽量化を図った大型キャディバックも展開されています。
破れやすく、雨の日のお手入れが大変な素材ですが、とにかく持ち運びやすさを優先したい人には軽量モデルの方が扱いやすいでしょう。
口枠数
口枠の数やデザインは、ストレスなくスムーズにクラブを出し入れするためにも考慮したい重要なポイントです。
キャディバックの口枠は、3〜15分割の口枠タイプが展開されています。
口枠が少ないタイプは、番手の近いクラブを同じコンパートメントに収納できるので、素早く数本のクラブを出し入れできます。
一方で、口枠が多いタイプは、一本一本のクラブを分けて収納できるため保護性が高いと言えるでしょう。
メーカー
キャディバックは、クラブメーカーだけでなくアパレルメーカからも豊富なラインナップが展開されています。
クラブメーカーのキャディバックは、スポーティーかつアスリート感のあるデザインが多いため、ゴルフ上級者のような貫禄があります。
また、アパレルメーカーのトレンドを取り入れたバックなら、その他のアイテムとテイストを合わせておしゃれを楽しめるでしょう。
自分の好みのメーカーを絞ってから、キャディバックを選ぶのもいいかもしれません。
価格帯
11型のキャディバックは、一般的なキャディバックに比べ高値で展開されています。
軽量素材であれば11型でも比較的低コストですが、重厚感のある高級な素材や、豪華なデザインを施したものは10万円を超えることもあります。
予算内で自分のニーズにあった耐久性の高いバックを選べると、コスパの高い買い物になるでしょう。
11型キャディバッグおすすめ5選
メーカー・商品名 | 重 さ | 口枠 | 素 材 | カラー |
---|---|---|---|---|
サンマウンテン ツアーカートバッグ | 3.21kg | 4分割 | ナイロン、ポリエステル | ネイビー、ブラック |
マジェスティ ハイクラス キャディバッグ | 5.4kg | 5分割 | 合成皮革(PUレザー)×牛革 | ブラック |
キャロウェイ 2021 フェアウェイ 14 スタンドバッグ | 2.4kg | 14分割 | ナイロン | ホワイト、ブラック、レッド |
ミズノ ツアー カート キャディバッグ | 約3.8kg | 14分割 | 合成皮革(PU) | ホワイトxブルー、ブラック |
ラウドマウス ジョンデイリー ツアー ラベンダー スカル キャディバッグ | 5.1kg | 5分割 | 合成皮革(PU) | 記載なし |
【サンマウンテン】
ツアーカートバッグ(267-2980207)
スタンドバックの元祖、サンマウンテンの軽量かつスタンドタイプの11型キャディバックです。
マジックテープ式のグローブ収納に加え、大小10個のポケットを搭載した、機能性の高い収納が魅力です。
口枠と一体化したグリップハンドルが装備されているので、車やカートへの積み下ろしを簡単におこなうことができます。
とにかく持ち運びやすさを重視したい人におすすめです。
重 さ | 3.21kg |
---|---|
口枠 | 4分割 |
素 材 | ナイロン、ポリエステル |
カラー | ネイビー、ブラック |
【マルマン】
マジェスティ ハイクラス キャディバッグ(CB3841)
マルマンのハイエンドラインであるマジェスティの、高級感あふれる牛革と合皮を使用したキャディバッグです。
サイドに施された編み込みデザインとシェイプパンチ加工、そしてゴールドのアクセント金具が、黒いボディーで華やかに際立ちます。
全体的に重厚なディテールで、この上なくラグジュアリーなキャディーバックと言えるでしょう。
重 さ | 5.4kg |
---|---|
口枠 | 5分割 |
素 材 | 合成皮革(PUレザー)×牛革 |
カラー | ブラック |
【キャロウェイ】
2021 フェアウェイ 14 スタンドバッグ(5120407)
大型でありながら超軽量ボディーのため、歩きプレーにも使用できるレアな11型スタンドバックです。
防水貴重品ポケット、レンジファインダー収納や携帯電話用スリーブ、断熱ボトルポケットなど、高機能ポケットが9つ搭載されています。
また、持ち運びしやすい大きなハンドルで素早く移動できるのも、歩きプレーに適した嬉しいポイントです。
重 さ | 2.4kg |
---|---|
口枠 | 14分割 |
素 材 | ナイロン |
カラー | ホワイト、ブラック、レッド |
【ミズノ】
ツアー カート キャディバッグ(5LJC2223)
ビビッドで爽やかな青の配色と、サイドの大きなランバードロゴが目を引く、ミズノのキャディバックです。
ボディーとフードには、耐久性の高い合皮が使用されているので、雨の日のお手入れも乾いた布で拭くだけでとても簡単です。
また、14分割の口枠はクラブが取り出しやすいだけでなく、繊細なクラブシャフトをあらゆる衝撃から守ってくれるでしょう。
重 さ | 約3.8kg |
---|---|
口枠 | 14分割 |
素 材 | 合成皮革(PU) |
カラー | ホワイトxブルー、ブラック |
【ラウドマウス】
ジョンデイリー ツアー ラベンダー スカル キャディバッグ(JD-CB0003LTD10)
米ツアー1の破天荒な男、ジョン・デイリーとのコラボモデルらしい、派手やかなデザインのキャディバックです。
ロックなスカルとグラマラスなフラワーのミックスプリントが、コースで強烈なインパクトを放つこと間違いなしです。
すっきりとしたシルエットのボディーに、ジョン・デイリーのネーム刺繍が際立っています。
重 さ | 5.1kg |
---|---|
口枠 | 5分割 |
素 材 | 合成皮革(PU) |
カラー | 記載なし |
まとめ
11型キャディバッグには、広大な収納スペース、機能的なデザイン、プロユースのスタイリッシュな外観など、多くの魅力が詰まっています。
自分にぴったりの11型キャディバッグをぜひ見つけて、ゴルフをもっと快適に楽しんでださい。
11型キャディバッグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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