イヤホンと聞くと、ワイヤレスイヤホンを思い浮かべる方も多くなったと思います。
その開放感と利便性は急速に市民権を得ましたが、かと言って従来の有線イヤホンが色褪せたわけではありません。
リモートワークが定着した今、プラグを挿せばすぐに使える有線イヤホンは、仕事での需要も高まっています。
この記事では、通話やリモート会議にも使える安いマイク付き有線イヤホンのおすすめ10をご紹介します。
安いマイク付き有線イヤホンを使うメリット
コスパが良い
バッテリー駆動が必要なワイヤレスイヤホンに比べ、有線イヤホンはコストパフォーマンスに優れているのが魅力のひとつです。
音質意外にも色々と複雑な機構になるワイヤレスイヤホンよりもシンプルな機構なので、コストを抑えることができます。
同じくらいの金額であれば、有線イヤホンのほうが音質を含めて基本的な性能が高いものも多いです。
リモコン操作ができる
マイク付きの有線イヤホンは、ケーブルの途中にリモコンが付いていることが大半です。
そのため、スマートフォンを取り出すことなく通話したり音楽の再生停止ができ、非常に便利です。
物理ボタンなので、タッチセンサーが多いワイヤレスイヤホンに比べて誤操作を大幅に減らすこともできます。
遅延がない
有線イヤホンの大きなメリットのひとつは遅延がないことです。
ワイヤレスイヤホンのように音声を信号として飛ばす必要がないので、そもそも遅延というものが存在しません。
動画鑑賞やリモート会議などの絶対に遅延したくない場面では、圧倒的に有線イヤホンのほうが有利です。
音飛びや音切れの心配も必要なく、安心して使用できます。
音質が良い
シンプルに音質を追求できる有線イヤホンは、基本的な性能が高く音質が良いです。
メーカーやブランドによって音質の個性を出しやすく、高音質の中での振り幅が広いのも有線イヤホンの魅力です。
低音を強調した音質が好きな方、全体的にサラッとした音質が好みの方も、お好みの音質を見つけることができます。
また、音質の聴き比べも楽しみのひとつになるでしょう。
バッテリーがいらない
イヤホン自体に電力を必要としないので、バッテリーの心配はいりません。
バッテリーの心配がいらないということは、充電の心配もいらないということです。
好きなタイミングでスマートフォンや音楽プレイヤーに繋げるだけで、すぐに音楽を楽しむことができます。
大事な場面でこそ有線イヤホンの本領を発揮できるのです。
安いマイク付き有線イヤホンを使うデメリット
ケーブルが煩わしい
ケーブルで繋がっている安心感と裏腹なのが煩わしさです。
行動範囲が制限される、ケーブルが絡まるなど、なにかと煩わしさがつきまとってしまうのが有線イヤホンです。
それでも、ケーブルをナイロン素材でコーティングするなど、絡まりにくいように工夫されたものもあります。
購入の際にはケーブルの質や耐久性にも注目してみましょう。
断線
有線イヤホンに必ずついてまわるリスクが断線です。
繰り返し何度も折り返しをしたり、強い衝撃などが加わったりすると、ケーブル内部の銅線が切れてしまい断線が起こります。
そうなると音が聴こえなくなり、イヤホン自体は壊れていないのに買い替えることになってしまいます。
対策としては、ケーブルを着脱できるものを選びましょう。
タッチノイズ
ケーブルが衣服などに擦れることで発生するのがタッチノイズです。
ケーブルを伝ってダイレクトにノイズが耳に入ってくるので、気になる方には重要な判断基準になります。
せっかくの音楽を余計なノイズで邪魔されたくないですよね。
少しでもノイズを減らすには、フラットケーブルもしくはナイロン製のものを選ぶと良いでしょう。
スマートホンとの接続
iPhoneを筆頭に最近のスマートフォンは、3.5mmのプラグを差し込むイヤホンジャックを廃止する傾向にあります。
これはワイヤレス接続が前提であるためですが、有線で繋ぐには変換プラグを使うか、それぞれの端子に合ったイヤホンが必要です。
iPhoneならばLightning、AndroidならばUSB-Cでの接続になります。
機能性
ワイヤレスイヤホンでは定番になりつつある外音取込やノイズキャンセリング機能は期待できません。
有線イヤホンはバッテリーを積まないので当然なのですが、基本的にこれらの機能は付いていません。
その分、イヤホンそのものの音質を直に感じられるので、自分に合った音質を選べます。
防水機能については対応しているものもあります。
安いマイク付き有線イヤホンおすすめ10選
【final】
E3000(FI-E3DSSC)
日本のオーディオブランド、ファイナルのロングセラー有線イヤホンです。
この価格帯でありながら、誰でも一聴して分かる音質の違いはこのイヤホンでなければ体験できません。
上位機種にも通じるファイナルらしいナチュラルでクリアな音質は、音声通話でも声を明瞭に聴かせてくれます。
聴き慣れている音楽であっても新たな発見ができるモデルです。
【final】
STUDY 1
ファイナルと九州大学が共同研究した、学習用に主軸をおいた珍しいイヤホンです。
オンライン授業や英会話において「声」への集中力を高めるようにチューニングされ、学生でも手を出しやすい価格になっています。
ハンズフリーマイク内蔵なので、Web会議でも自分の声をクリアに届けることができます。
もちろん、音楽に関しても高音質で楽しめるモデルです。
【Sennheiser】
CX 80S
ドイツの老舗オーディオブランド、ゼンハイザーの音を低価格で体感できます。
ゼンハイザーらしい堅実な作りで、非常に高いレベルでバランスの取れた優秀なイヤホンです。
元々マイクに定評のあるブランドなので、内蔵されたハンズフリーマイクは声をクリアに届けてくれます。
リモート会議の多い方に特におすすめのモデルと言って良いでしょう。
【TNICE】
S6
AppleからMFi認証を得た、iPhone用の有線イヤホンです。
一般的な3.5mmプラグではなくLightningになっているので、イヤホンジャックのないiPhoneに直挿しができます。
イヤホン同士がマグネットでくっつくので、外したときも邪魔にならず、紛失防止にもなります。
iPhoneユーザーには相性抜群のおすすめのモデルです。
【audio-technica】
SoundReality(ATH-CKR30ISBK)
内蔵マイクによるビジネスチャットやリモート会議での使い易さにフォーカスした有線イヤホンです。
余計な音を拾わず声を聞き取りやすくし、クリアな中高音で自分の声もしっかりと相手に聴きやすく届けます。
ミニマルデザインでコンパクトになった本体と4種のイヤーピースで、しっかりと耳にフィットするのも嬉しいポイントです。
こちらのモデルはゲームや映画鑑賞がお好きな方にもおすすめです。
【JBL】
T210
アメリカの老舗オーディオブランド、JBLのマイク付き有線イヤホンです。
軽量ながら快適な装着感を実現し、そのコンパクトな筐体からは想像できないほどパワフルなサウンドを聴かせてくれます。
絡みにくくタッチノイズの少ないフラットケーブルを採用している点も注目ポイントです。
メインとしてもサブイヤホンとしても活躍してくれます。
【SONY】
MDR-EX255AP
ソニーの高音質インナーイヤーイヤホンです。
独自開発したドライバーユニットを採用し、深みと広がりのある高音質を実現しています。
ハンズフリー通話から音楽操作まで、すべてがマルチファンクションボタン一つで行えるのが魅力です。
さらにXperiaユーザーであれば、専用アプリでボタンのカスタマイズが可能となっています。
【UGREEN】
有線イヤホン(30638)
入力端子が3.5mmプラグではなく、USB-Cになっているマイク付き有線イヤホンです。
こちらのイヤホンの特徴は、通話用ノイズキャンセリング機能が付いている点です。
より明瞭でくっきりはっきりとした音声で、通話やリモート会議をサポートします。
USB-C端子の付いたスマートフォンやタブレットで使用したい方におすすめです。
【G.K】
KZ ZSN Pro X
この価格帯では珍しい耳掛けタイプのマイク付き有線イヤホンです。
ハイエンドイヤホンやプロ向けに多く採用される耳掛けタイプは、耳へのフィット感が高く音質の向上に一役買います。
しかも、このイヤホンはケーブルが着脱式できるので、断線してもケーブル交換ができるのが大きなメリット。
手軽にハイエンドな音を体感したい方におすすめです。
【intime】
碧 SORA Light
ハイレゾ対応イヤホンに拘ってものづくりをしている日本のメーカー、アンティーム。
小さな筐体でありながらハイレゾ認証を受けたサウンドは、立体的で臨場感のある鮮明は音質です。
マイク付きのリモコンは操作性に優れ、長時間聴いても疲れにくい音質なので、普段使いには最適となっています。
どなたにでもすすすめできるコスパに優れたイヤホンです。
まとめ
新たな働き方としてリモートワークが定着した今、マイク付きの有線イヤホンの重要性は高くなっています。
バッテリー切れの心配がいらない有線イヤホンを、仕事にプライベートに取り入れてみてくださいね。
安いマイク付き有線イヤホンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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