好きな場所で音楽や動画配信の視聴に役立つイヤホンは、生活の必需品の一つです。
最新のイヤホンはワイヤレスタイプのほうが人気な傾向にありますが、歴史の長い有線イヤホンは今でも根強い人気を誇ります。
この記事では、有線イヤホンの中でも断線しにくいモデルをお探しの方に向けて、メリットとデメリット、そして選び方を解説します。
また、ケーブルが丈夫なモデルを厳選し、おすすめ10選としてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
断線しにくい有線イヤホンを使うメリット
有線イヤホンの故障原因トップの断線リスクが減る
水没や落下など、イヤホンが故障する原因にはさまざまなものがあります。
数ある故障原因の中で、有線イヤホンが故障する原因のトップはケーブルの断線です。
ケーブルが何かに引っかかったり、抜き差しを繰り返すうちに少しずつ根本が断線することでイヤホンは故障してしまいます。
断線しにくい有線イヤホンを導入することで、故障するリスクをグッと抑えることができます。
長期目線でコストパフォーマンスが高い
断線しにくいイヤホンは丈夫なケーブルを採用している分、多少価格が高くなってしまいます。
初期費用を抑えるために通常のケーブルタイプのイヤホンを選ぶ方もいますが、できれば断線しにくいイヤホンがおすすめです。
なぜなら、断線しにくいイヤホンのほうが長く使える分、買い替えコストを抑えられるためです。
お気に入りのイヤホンを長く使えて、かつ経済的な断線しにくいイヤホンは、満足度が高いと人気があります。
音飛びや遅延が少ない
断線して故障するリスクを考えて、ワイヤレスイヤホンを選択される方も少なくありません。
しかし、ワイヤレスイヤホンはスマホゲームなどに使うと音の遅延が発生し、快適にゲームを遊べなくなったという声が聞かれます。
また、ワイヤレスの場合周囲の環境によっては電波が交錯し音飛びが発生することもあります。
音飛びや遅延を気にする方には、断線しにくい有線イヤホンがおすすめです。
断線しにくい有線イヤホンを使うデメリット
ケーブルが太くなる
断線しにくい有線イヤホンは、ケーブルを丈夫にするために太めに作られているものが一般的です。
細いケーブルが好みな方にとっては、太めなケーブルは見栄えが悪いとデメリットに感じられるかもしれません。
一方、太めなケーブルは力強い印象を与えてくれるため、太いケーブルのほうが好きという声もあります。
導入コストがかかる
断線しにくい有線イヤホンは、ケーブルを丈夫にするために特殊な加工が施されているものもあります。
そして、その分は価格に反映されているでしょう。
そのため、とにかく安い有線イヤホンが欲しいという方には向いていません。
ですが、断線しにくい有線イヤホンでも手の届きやすいリーズナブルなモデルもたくさんあります。
断線による買い替えコストを考えると、断線しにくい有線イヤホンの方が経済的ということもあります。
断線しにくい有線イヤホンの選び方
プラグの形状を確認する
I字型プラグ
ストレート型とも呼ばれるI字型は最もオーソドックスなタイプです。
文字通り、音響機器に接続するプラグがまっすぐになっているものです。
I字型は差し込みやすいというメリットがありますが、強い力がかかると断線したりプラグが折れやすいというデメリットがあります。
L字型プラグ
プラグがL字型になっているタイプは外部からの力に強く、断線しにくいという特徴があります。
より断線しにくいモデルをお探しであれば、L字型プラグのイヤホンがおすすめです。
なお、好みのイヤホンがI字型しかない場合でも、L字型の変換プラグを使うことで断線対策を取ることが可能です。
ケーブルの太さや形を確認する
一般的な有線イヤホンは円柱型の細いケーブルを採用していますが、円柱型は根本部分が断線しやすい傾向にあります。
モデル数は限られてしまいますが、ケーブルが平べったいタイプのイヤホンは断線しにくくなっています。
また、断線の原因の一つは、ケーブルが絡みあって引っぱられる時に強い力がかかることです。
ケーブルが絡みにくいように編み込まれたモデルや、特殊な加工が施されているイヤホンは断線しにくいモデルが多いです。
また、ケーブルは太ければ太いほど断線しにくくなっています。
断線しにくい有線イヤホンおすすめ10選
【SONY】
MDR XB55
絡みにくいセレーションケーブルとL字型プラグを採用した、断線しにくい有線イヤホンです。
SONYの技術を結集したベースブースター機能を搭載し、ドライバーから耳へダイレクトに伝わる重低音のグルーヴ感を楽しめます。
耳の奥まで装着できるように密閉性を高めながら、快適な装着感も両立しています。
レッドやグリーンなど、おしゃれなカラーも複数色揃えている人気モデルです。
【SONY】
MDR-EX155AP
こちらのモデルも絡みにくさを強化するべく、セレーションケーブルを採用しています。
また、付属のケーブルスライダーを活用することでさらに絡みにくくなり、より断線への対策を図れます。
音漏れを低減する形状をしており、マイクも付いているため、リモート会議やハンズフリー通話にも活躍する便利なイヤホンです。
全8色の充実したラインナップを誇る人気モデルです。
【オーディオテクニカ】
ATH-CK350X
根本の断線に強いL字型プラグを採用し、ケーブルには細かい溝が刻まれ断線しにくくなっています。
再生プラスチックを50%使用することで、環境にも配慮されている有線イヤホンです。
付属のイヤーピースは抗菌仕様となっており、お手入れの頻度が少なく済む点も好評です。
グリーンやピンクのモデルはパステルカラーで、女性からも人気があります。
【JBL】
T210
JBLのこちらの有線イヤホンはフラットケーブルを採用しており、絡みにくさや断線に配慮されたモデルです。
シンプルな1ボタンのリモコンにはマイクが内蔵されており、リモコンで着信応答しそのままハンズフリー通話を開始できます。
コンパクトながらパワフルなサウンド再生を実現しています。
ビジュアルグランプリを受賞した実績もある人気デザインモデルです。
【JVC】
HA-FX46-N
こちらのモデルはケーブルが厚手のシース素材で作られており絡みにくく、かつ断線しにくい有線イヤホンです。
コードの長さを調整できる付属のコードキーパーを使いケーブルを適切な長さにすると、引っかけて断線するリスクを軽減できます。
アルミ切削の高剛性メタルボディから聴こえるクリアでキレのある重低音が好評なモデルです。
【Glhty】
Y-HLQ-EJ-9B15NSC
断線しにくさを重視する方におすすめの有線イヤホンです。
ケーブルは丈夫で高品質なTPE素材で作られており、引っぱりに強く、絡みにくさも実現しています。
人間工学に基づいたデザインで、快適な装着感にもこだわっています。
マイク内蔵のリモコンは、音楽再生や着信応答、着信拒否までさまざまな操作が可能です。
【SUSAN】
有線イヤホン
根本の断線に強いL字型プラグを採用し、ケーブル本体も断線しにくいように強化された素材を使用している有線イヤホンです。
14.2mmの複合ドライバーは、強力な低音とクリアなサウンドを提供してくれます。
イヤホンの直径はわずか6mmで圧迫感が無く、耳が小さい方にもフィットするモデルです。
【BASN】
Metalen
音楽のプロ達にもよく使われているインイヤーモニター型の有線イヤホンをご紹介します。
編み込まれたシルバーメッキオーディオケーブルは断線に強くなっています。
優れた密閉性により高い遮音性を誇り、音楽をダイレクトに楽しめるモデルです。
カラーラインナップは6色と、お好みのカラーをお選びいただけます。
【KASOTT】
有線イヤホン
切り込みが入ったセレーションケーブルにより、絡みにくさと断線しにくさを高めた有線イヤホンです。
イヤーピースを左右に振れるメカニズムによって、耳の形にジャストフィットさせられる特徴があります。
従来のモデルと比べて50%遮音性を高めており、風音や騒音をカットしクリアな音声を楽しめます。
【URIZONS】
有線イヤホン
カラフルなナイロンを織り込んだケーブルが特徴的な有線イヤホンです。
ナイロンはアウトドアグッズなどにも使われる高耐久素材で、ケーブルに採用することで耐久性と絡みにくさを実現しています。
かわいらしいデザインで、子どもへのプレゼントとしての需要も高いモデルです。
まとめ
断線しにくい有線イヤホンは、故障原因トップである断線を防ぐことで長く使えるため、経済的なメリットもあります。
ぜひこの記事をご覧になり、ケーブルが丈夫なお気に入りの有線イヤホンが見つかれば幸いです。
断線しにくい有線イヤホンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方