ドライバーやフェアウェイウッドの際にカーボンシャフトを取り入れる方はとても多いです。
しかし、最近ではアイアンにカーボンシャフトを選択したりウェッジも同じ流れでカーボンにする方が増えてきています。
アイアンはあまり飛距離を出すクラブではなく、安定した距離感やスピン性能を出したいとスチールシャフトを選択する方も多いはずです。
そこで今回やウェッジ用カーボンシャフトを使うメリットやおすすめの商品をご紹介するので是非ご覧ください。
目次
- 1 ウェッジ用カーボンシャフトを使うメリット
- 2 ウェッジ用カーボンシャフトを使うデメリット
- 3 ウェッジ用カーボンシャフトの選び方
- 4 ウェッジ用カーボンシャフトおすすめ10選
- 4.1 【藤倉コンポジット】 Fujikura MCI SOLID/MILD Graphite Shaft MC85 WEDGE 21sp
- 4.2 【BGT】ZNE 90 ウェッジ用 カーボンシャフト 2023年モデル
- 4.3 【CRAZY】STP Wedge
- 4.4 【CRAZY】DEAD Wedge
- 4.5 【三菱ケミカル】Diamana Thump Wedge-Series
- 4.6 【UST mamiya】ATTAS SPINWEDGE IP
- 4.7 【Graphite Design】RAUNE WEDGE Shaft 23sp
- 4.8 【CRAZY】CBI-9
- 4.9 【CONPOSITE TECHNO】 FIRE EXPRESS WEDGE
- 4.10 【LAGOLF】L-Series 120WV
- 5 まとめ
ウェッジ用カーボンシャフトを使うメリット
体の負担がかかりにくい
カーボンシャフトはスチールシャフトと比べると軟らかい傾向にあるため、スイング時に手首などの負担を減らしてくれる効果があります。
そのため、あまり力を使いたくない方や、ケガ防止の為にカーボンシャフト特有のしなりを活かしてスイングしてみるのも良いでしょう。
最近では、メンズ向けのウェッジ用カーボンシャフトもあるので、重さや硬さなどのバリエーションも多くなっています。
自分好みのシャフトを見つけやすい
スチールシャフトも重さの種類や硬さなどの違いがありますが、カーボンシャフトと比べるとしっかりめのシャフトが多いです。
それと比べるとカーボンシャフトは、シャフトの部分によってしなるポイントの違いを感じやすいのでより自分好みの物を選ぶことができます。
そのためには自分のスイングタイプを知ることや、購入前に試打など試してみることが大切になってくるでしょう。
高弾道のボールを打ちやすい
ウェッジ用カーボンシャフトは、スチールシャフトよりも飛距離が出やすく高弾道のボールを打ちやすい傾向にあります。
高弾道のボールを打つことができればスピンを活かしてボールを止めたり、飛距離が伸びるのでラウンドにも余裕が出てくるでしょう。
ウェッジに飛距離を求める方は少ないかもしれませんが、飛距離が伸びるとショットの幅も広がるので大切な要素となってきます。
ウェッジ用カーボンシャフトを使うデメリット
重さによっては肉厚設計のシャフトになる
スチールシャフトと同じ重さのカーボンシャフトにしようとすると、どうしてもカーボンシャフトは肉厚設計になりやすいです。
レディース用や、元々軽量シャフトを使用していた方はあまり影響はないでしょう。
ですが、重めのスチールシャフトを使用していた方は、同じ重量でカーボンシャフトにするとスイング時や構えた際に違和感を感じるかもしれません。
ミスの幅が大きくなりやすい
カーボンシャフトは、シャフトのしなりを利用して飛距離や高弾道のボールを打てることがメリットのひとつです。
しかし、それによってミスの幅が広がってしまう場合があります。
風の影響を受けやすかったり、強い球を打ちたい方にも物足りなさを感じるかもしれないので選ぶ際は注意が必要です。
ウェッジ用カーボンシャフトの選び方
フレックスで選ぶ
シャフトの硬さで選ぶ方法がありますが、ウェッジ用のカーボンシャフトはSやRなどの英語表記されていない物も多いです。
硬さが書かれている場合は、それを参考に自身のヘッドスピードと照らし合わせて決めるのが良いでしょう。
フレックスについて明確な表記がない場合は、アイアンのシャフト重量とのバランスで考えるのをおすすめします。
重量で選ぶ
シャフトを選ぶ上でスチールもカーボンにも共通しますが、重量は大切になってきます。
基本的にはアイアンの際に使っているシャフトの重さで考えると良いでしょう。
同じ種類の物か、飛距離を重視せずコントロール性能を求める方も多いので、少し重めのシャフトを選ぶのもおすすめです。
男性向けのウェッジ用カーボンシャフトは、80g台から120g台の物が多く出ています。
メーカー
様々なメーカーがありますが、有名なところだと藤倉、三菱、グラファイトデザインなどは聞いたことがある方も多いと思います。
また、地クラブメーカーで有名なクレイジーもウェッジ用カーボンシャフトが多数出ているので、そちらを見てみても良いでしょう。
後は海外のメーカーや、パターシャフトのメーカーがウェッジ用のシャフトを出していたりもするので、そこから探すのもおすすめです。
価格帯
ウェッジ用カーボンシャフトの価格帯はメーカーごとに大きく変わってきます。
シャフトのメーカーでも有名な藤倉や三菱、グラファイトデザインなどは1万円弱から2万円以内とお手頃な価格が多いです。
地クラブメーカーのクレイジーはやや高価格帯で、3万から4万円ほどかかってきます。
価格を気にして購入する方は、シャフトをセットで購入したりヘッド付きの物を考えてみても良いでしょう。
ウェッジ用カーボンシャフトおすすめ10選
メーカー 商品名 | 重さ | キックポイント | フレックス |
---|---|---|---|
藤倉コンポジット Fujikura MCI SOLID/MILD Graphite Shaft MC85 WEDGE 21sp | 87g/88g | 先中調子/中元調子 | SOLID/MILD |
BGT ZNE 90 ウェッジ用 カーボンシャフト 2023年モデル | 90g | ― | ― |
CRAZY STP Wedge | 127g/134g | ― | 120/130 |
CRAZY DEAD Wedge | 118g/127g | 中元調子 | Wedge |
三菱ケミカル Diamana Thump Wedge-Series | 89g/96.5g/107.5g/117.5g | Wedge | ― |
UST mamiya ATTAS SPINWEDGE IP | 88g/108g/123g | 中調子 | 1FLEX |
Graphite Design RAUNE WEDGE Shaft 23sp | 120g | 中調子 | WEDGE S/WEDGE+ X |
CRAZY CBI-9 | 68g/88g/105g | ― | 60/80/100 |
CONPOSITE TECHNO FIRE EXPRESS WEDGE | 82g/118g/120g | 中調子 | 80/115S/120X |
LAGOLF L-Series 120WV | 120g | ― | WEDGE |
【藤倉コンポジット】
Fujikura MCI SOLID/MILD Graphite Shaft MC85 WEDGE 21sp
こちらは2種類のシャフトから選ぶことができ、SOLIDはショットの延長でヘッドを動かして自然に打ちたい方向けです。
手元から先端まで一体感のある動きが特徴となります。
MILDは、フェースローテーションをせずにスクエアなインパクトで打ちたい方に使いやすいでしょう。
先端剛性を高めて、穏やかな動きが特徴となるシャフトになっています。
重さ | 87g/88g |
---|---|
キックポイント | 先中調子/中元調子 |
フレックス | SOLID/MILD |
【BGT】
ZNE 90 ウェッジ用 カーボンシャフト 2023年モデル
このメーカーはパター専用シャフトを作っていましたが、こちらはゴルフ界では初めての2ピース構造のウェッジ専用シャフトになります。
インパクト時にスクエアフェースになりやすい様、コントロールとスピン性能を重視した設計です。
従来のシャフトよりも2.5倍剛性が高くキックポイントを最適化しているので、イメージどおりの弾道を実現できるでしょう。
重さ | 90g |
---|---|
キックポイント | ― |
フレックス | ― |
【CRAZY】
STP Wedge
フレックス120と130から選ぶことができ、それぞれ重量が異なるので好みの重さを選ぶと良いでしょう。
特徴としては、カーボンシャフトにステップを搭載しているので、高弾道とコントロール性能とスチールとカーボンの良いどこ取りをしています。
狙うクラブとして求める性能を引き出したシャフトとなっており、よりシャフトにこだわりたい方におすすめです。
重さ | 127g/134g |
---|---|
キックポイント | ― |
フレックス | 120/130 |
【CRAZY】
DEAD Wedge
デッドに狙えるようにと作られた高弾性のカーボンシャフトで、重さが2種類から選ぶことができます。
やや重めとなっているのである程度パワーのある男性か、カーボンシャフトで重めのアイアンを使っている方におすすめです。
プロやトップアマの方のデータを元に作られているので、性能は非常に高く疾走感が出るシャフトになっています。
重さ | 118g/127g |
---|---|
キックポイント | 中元調子 |
フレックス | Wedge |
【三菱ケミカル】
Diamana Thump Wedge-Series
このシャフトも幅広い重さから選ぶことができ、操作性に優れているのでアスリートの方にも問題なく使えるシャフトです。
先端剛性の適正化によって入射角を調整しやすく、自分自身のタイミングでオートマティックに振り抜くことができるでしょう。
転がしたい、止めたいなどのスピン量の調整が効きやすいので、スチールシャフトとはまた違ったフィーリングを得ることができます。
重さ | 89g/96.5g/107.5g/117.5g |
---|---|
キックポイント | Wedge |
フレックス | ― |
【UST mamiya】
ATTAS SPINWEDGE IP
シャフトの強度が高く手元部分を緩くした設計なので、スピン性能とコントロール性能の向上に繋がるシャフトです。
バイアス層と補助バイアス層のシートの巻き数を増やしており、シャフトが捩れにくくボールがつかまりやすくなっています。
こちらも80g台後半から120g台と幅広い種類から選べるので、アイアンとのシャフトの調整もしやすいでしょう。
重さ | 88g/108g/123g |
---|---|
キックポイント | 中調子 |
フレックス | 1FLEX |
【Graphite Design】
RAUNE WEDGE Shaft 23sp
2023年モデルのシャフトで、剛性を低くして打ち出し角度やスピン量をコントロールできるように設計されています。
元部が太めに作られていることにより、振り幅の小さいスイングでもエネルギーを最大限のスピン性能に変えられることが特徴です。
シャフト内部には強い材料を使っていますが、外部は低弾性ピッチ系カーボンを使用して全体的な剛性を抑えています。
重さ | 120g |
---|---|
キックポイント | 中調子 |
フレックス | WEDGE S/WEDGE+ X |
【CRAZY】
CBI-9
アイアンとウェッジ兼用のシャフトになり、重さも軽量の物から100g台の物まであるので色んな方に使いやすいです。
超高弾性シャフトとなっており、異次元の操作性と粘りや走る感じを実現しています。
重厚的な打感ながらも抜けの良さを感じられるシャフトになっているので、アプローチだけでなくフルスイングの時にも使いやすいでしょう。
重さ | 68g/88g/105g |
---|---|
キックポイント | ― |
フレックス | 60/80/100 |
【CONPOSITE TECHNO】
FIRE EXPRESS WEDGE
ショートゲームに最適なシャフトで、様々なライからの球筋や距離感にも対応できる様になっています。
アドレス時に構えたフェースの向きでインパクトしやすく、ゆっくりのスイングでも理想の球を打ちやすいでしょう。
WEDGE80は、適度な重さとあまり硬くはない仕様となっており、細目のテーパー形状でシンプルにスイングしやすくなっています。
重さ | 82g/118g/120g |
---|---|
キックポイント | 中調子 |
フレックス | 80/115S/120X |
【LAGOLF】
L-Series 120WV
このシャフトメーカーはパターのシャフトで有名ですが、今回パターシャフトの振動減衰技術を活かしています。
それによって低トルクでも安定した方向性とう、優れたスピン性能を発揮できるシャフトです。
重さは120gの1種類で、デザイン性では他のシャフトとは違いマットブラックの少しザラつき感があるデザインとなっています。
重さ | 120g |
---|---|
キックポイント | ― |
フレックス | WEDGE |
まとめ
ウェッジ用のカーボンシャフトは、スチールシャフトと比べるとまだ種類は少ないですが、カーボンを活かした良さがあります。
アイアンと揃えてみたり、スチールシャフトが重く感じる方はカーボンシャフトにしてみても良いでしょう。
ウェッジ用を検討される方は是非今回の記事を参考にしてみてください。
ウェッジ用カーボンシャフトの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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