キャンプなどの屋外でレジャーを楽しむときに、屋根の役割をしてくれる「タープ」。
雨をしのいだり日陰を作るなど、屋外で快適に過ごすための必須アイテムと言えるでしょう。
「防水加工」の商品も多いですが、この機能は徐々に低下するため「防水スプレー」を使って機能性を維持するのがおすすめです。
そこでこの記事では、はじめて防水スプレーを購入する方に向けて「おすすめの防水スプレー10選」を紹介します。
また、防水スプレーのメリットや選び方も解説しますので参考にしてください。
目次
- 1 タープ向け防水スプレーを使うメリット
- 2 タープ向け防水スプレーを使うデメリット
- 3 タープ向け防水スプレーの選び方
- 4 タープ向け防水スプレーおすすめ10選
- 4.1 【CAPTAIN STAG】テント用防水スプレー300ml (M-9573)
- 4.2 【ヘンケルジャパン】LOCTITE超強力防水スプレー〔多用途〕2本パック(DBL-382)
- 4.3 【3M】 スコッチガード防水&UVカットスプレー 繊維製品・衣類用 (SG-V300i)
- 4.4 【Never Wet】 ネバーウェットネオ
- 4.5 【EIGERTEC】防水スプレー
- 4.6 【TEMPO】パラウエット テント用強力防水液(0070)
- 4.7 【LOGOS】デビルブロック防水スプレー(84960021)
- 4.8 【LOGOS】強力防水スプレー(84960001)
- 4.9 【アクティカ】アウトドア防水スプレー(GIGA)
- 4.10 【SUN UP】強力防水スプレー (SW-420)
- 5 まとめ
タープ向け防水スプレーを使うメリット
雨でもキャンプが快適に楽しめる
防水スプレーを利用すれば、雨のキャンプも安心です。
もともと防水加工のタープでも、利用していくと紫外線による劣化や加水分解、こすれなどで防水機能は低下します。
防水スプレーは生地の表面に膜を作って水分の侵入を防ぐ役割があり、防水機能を復活できるアイテム。
このように、防水スプレーを利用すれば雨漏りで荷物がぬれる心配なくキャンプを楽しめます。
片付けが楽になる
防水スプレーは、結果的に片付けを楽にする効果もあり、多くのキャンパーに愛用されています。
雨にぬれたタープは重くなったり、しっかり乾かすのに時間が掛かかるなど、片付けが大変ですよ。
ですが、防水効果が高ければ短時間で乾き、ぬれて重くなったタープを持ち帰るストレスから解放されます。
また、水をはじく「はっ水効果」も兼ね備えているアイテムなら、片付けはさらに楽になります。
同じアイテムを長く使える
「同じアイテムを長く愛用したい」という方は、防水スプレーの利用がおすすめ。
タープの寿命は4年程と言われますが、防水機能は徐々に低下してしまうため、ずっと快適に利用するのは難しいでしょう。
ですが、防水スプレーを利用して、ある程度の機能性を維持するのは可能です。
機能性の低下を抑えて、少しでも長く大切に使いたい方は防水スプレーを使いましょう。
タープ向け防水スプレーを使うデメリット
シリコン系は通気性が低くなる
防水スプレーには「シリコン系とフッ素系」の2種類があり、シリコン系は「通気性が低くなる」ことを把握しておきましょう。
タープでは影響は少ないですが、テントへの利用には注意が必要です。
それぞれに防水スプレーを利用したい場合は、タープはシリコン系、テントはフッ素系を使うのがおすすめです。
コスパが悪い
防水スプレーは、1本使い切りのアイテムが多くコスパの悪さを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
一般的には大型テント1つに対して、スプレータイプで400ml前後のアイテム1本の利用が推奨されています。
そのため、高額ではありませんが、頻繁にキャンプをする方には地味に痛い出費となることも。
セールなどを利用して、コストを抑える工夫をしてみましょう。
タープ向け防水スプレーの選び方
成分で選ぶ
防水スプレーは「シリコン系」と「フッ素系」の2種類が販売されており、ニーズに合わせて利用しましょう。
タープに利用するなら、安価で効果持続時間が長い「シリコン系」がおすすめです。
シリコン系は通気性が低くなるのがデメリットですが、タープであれば通気性の影響は少ないと言えます。
また、フッ素系は通気性を妨げないためテントへの利用はおすすめですが、シリコン系と比べると高額なのがデメリットです。
それぞれ使い分けて、快適にキャンプを楽しみましょう。
機能性で選ぶ
防水スプレーは水を染み込ませないだけでなく、プラスαの機能性を兼ね備えたアイテムもおすすめです。
例えば、虫よけやUVカット効果など、それぞれ別で準備しなくても防水スプレーがあれば2役をこなしてくれます。
荷物を軽量化でき、うっかり虫よけスプレーなどを忘れたときも助かります。
防水機能だけでも十分ですが、少しお得な気分になるプラスαの機能性があるアイテムもチェックしてみましょう。
メーカーで選ぶ
防水スプレーは、アウトドアメーカーからも発売されています。
タープにおすすめのシリコン系であれば、CAPTAIN STAGの「テント用防水スプレー300mL」が人気があります。
タープとテントどちらにも使うのであれば、LOGOSの虫よけ機能もある「デビルブロック防水スプレー」がおすすめです。
そのほか、アメリカの老舗塗料メーカー「RUST OLEUM」の「Never Wet NEO」も人気です。
価格帯で選ぶ
キャンプ道具を選ぶときは「価格帯」も重要なポイントです。
防水スプレーは400mlほどで、700円〜2,000円前後と値段はさまざま。
価格の差はありますが、防水機能を比較する数値などはなく、高いからいい、安いからよくないという判断は難しいと言えます。
ですので、購入の際は口コミや商品レビューをしっかりと確認しましょう。
また、まずは安いアイテムから試してみて、その機能性を確認するのがおすすめです。
タープ向け防水スプレーおすすめ10選
メーカー・商品名 | 容量 | 主成分 | 形状 |
---|---|---|---|
CAPTAIN STAG テント用防水スプレー300ml | 300ml | シリコン | スプレー |
ヘンケルジャパン LOCTITE超強力防水スプレー〔多用途〕2本パック | 420ml×2 | シリコン | スプレー |
3M スコッチガード防水&UVカットスプレー 繊維製品・衣類用 | 300ml | シリコン | スプレー |
Never Wet ネバーウェットネオ | 325ml | シリコン | ミスト |
EIGERTEC 防水スプレー | 430ml | シリコン | ミスト |
TEMPO パラウエット テント用強力防水液 | 1000ml | フッ素 | 液(ハケ塗り) |
LOGOS デビルブロック防水スプレー | 420ml | フッ素 | スプレー |
LOGOS 強力防水スプレー | 420ml | フッ素 | スプレー |
アクティカアウトドア防水スプレー | 420ml | フッ素 | スプレー |
SUN UP 強力防水スプレー | 420ml | フッ素+シリコン | スプレー |
【CAPTAIN STAG】
テント用防水スプレー300ml (M-9573)
大手人気アウトドアメーカーが発売している、シリコン系の防水スプレーです。
生地全体をシリコン樹脂の膜で覆い、雨水の侵入を防ぎます。
また、雨水だけでなく夜露・朝露対策にもおすすめです。
雨が降っていなくても、朝起きるとテントやタープの表面がびっしょりぬれていることがあります。
そんなときでも、はっ水効果で水をしっかりはじいて片付けも楽になります。
容量 | 300ml |
---|---|
主成分 | シリコン |
形状 | スプレー |
【ヘンケルジャパン】
LOCTITE超強力防水スプレー〔多用途〕2本パック(DBL-382)
コスパとお得感を重視したい方や、大型タープやテントを複数利用する方にぴったりの大容量の2本セット。
タープの機能性を保つにはこまめなメンテナンスが必要ですが、コストを抑えられればと考える方も多いのではないでしょうか?
こちらは2本セットなので、追加購入の手間も半分で済み、価格も平均以下のお財布に優しいプライスです。
容量 | 420ml×2 |
---|---|
主成分 | シリコン |
形状 | スプレー |
【3M】
スコッチガード防水&UVカットスプレー 繊維製品・衣類用 (SG-V300i)
防水効果に加え、UVカット機能もあるアイテムです。
安価なタープだと、生地が薄くて暑さをしのぐ効果が低いことがありますが、そんなときにおすすめ。
また、スプレータイプは短時間の乾燥で防水効果を得られるので、前日に準備できない方でも利用しやすいです。
そのほか、紫外線を防ぐことで色あせも抑えられるので、きれいな色味を保つのにも役立ちます。
容量 | 300ml |
---|---|
主成分 | シリコン |
形状 | スプレー |
【Never Wet】
ネバーウェットネオ
少々値段は高めですが、高いはっ水効果で人気の防水スプレーです。
雨が降ってもタープの表面を雨水がコロコロと転がって、片付けがグッと楽になります。
高い効果を得るには、ちゅうちょせずにたっぷりと塗布し、24時間以上しっかりと乾かすのがポイントです。
また、革製品にも利用できるため、ナイフカバーや皮手袋などに利用すれば汚れにくくなり耐久性もアップします。
容量 | 325ml |
---|---|
主成分 | シリコン |
形状 | ミスト |
【EIGERTEC】
防水スプレー
430mlの大容量で、大型のタープでも利用しやすい防水スプレーです。
アウトドアシーンだけでなく、靴やバッグなど幅広いシーンで利用できる人気の高いアイテムです。
また、塗布と乾燥を繰り返すことで防水効果がアップするので、キャンプの都度利用すれば、急な雨にも対応できます。
容量 | 430ml |
---|---|
主成分 | シリコン |
形状 | ミスト |
【TEMPO】
パラウエット テント用強力防水液(0070)
スプレータイプが一般的ですが、こちらは液体の防水液をハケで塗るタイプです。
スプレータイプのような手軽さはありませんが、隅々まで均一に塗布できるのが大きなメリットといえます。
機能性が低下しているアイテムを丁寧にメンテナンスしたい場合におすすめです。
また、スプレーの飛沫が苦手な方にも利用しやすいアイテムのひとつです。
容量 | 1000ml |
---|---|
主成分 | フッ素 |
形状 | 液(ハケ塗り) |
【LOGOS】
デビルブロック防水スプレー(84960021)
防水効果に加え、虫よけ効果もあり、2役をこなしてくれる便利アイテムです。
蚊を寄せ付けない「メンタンジオール」が配合されており、スプレーするだけで6時間防虫効果が持続します。
タープやテントの防水機能はもちろん、虫の多い時期のキャンプでも快適に過ごせます。
ただ、お値段は少し高めなので、期間を限定しての利用がおすすめです。
容量 | 420ml |
---|---|
主成分 | フッ素 |
形状 | スプレータイプ |
【LOGOS】
強力防水スプレー(84960001)
アウトドアブランドのアイテムをお探しの方はこちらがおすすめです。
正しい利用方法などの説明も、公式サイトの動画でチェックできます。
シリコン系とフッ素系で迷ったら、テントに使っても通気性を維持できるこちらでOKです。
テントサイトに持ち込んでも悪目立ちしない、おしゃれなデザインも人気のポイントです。
容量 | 420ml |
---|---|
主成分 | フッ素 |
形状 | スプレー |
【アクティカ】
アウトドア防水スプレー(GIGA)
インソールなどのフットケア用品を製造、販売している日本メーカーのアイテム。
靴を雨から守るための機能性は、アウトドアシーンでも重宝します。
テントやタープはもちろん革製品にも利用可能です。
また、ズボンなどの繊維製品に使っても通気性を損なわず、テントやタープだけでなく、大切な衣類も雨や泥汚れから守れます。
容量 | 420ml |
---|---|
主成分 | フッ素 |
形状 | スプレー |
【SUN UP】
強力防水スプレー (SW-420)
フッ素とシリコンを融合したハイブリッドアイテムです。
しっかりとした防水効果もありながら、通気性も確保できます。
また、登山靴などに採用されている透湿防水性生地にも利用でき、素材のよさを生かしたまま防水効果もばっちりです。
塗布後10分ほどで乾くので、急いで利用したいときでも安心して使えるアイテムです。
容量 | 420ml |
---|---|
主成分 | フッ素+シリコン |
形状 | スプレー |
まとめ
タープに防水スプレーを使用すると、雨のキャンプでも雨漏りなど心配せずに楽しめたり、片付けが楽になります。
また、機能性の低下を防ぎ、道具を長く愛用できるのもメリットです。
ひと手間で利便性がアップする防水スプレーを活用して、キャンプを楽しみましょう。
タープ向け防水スプレーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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