キャンプには、強い日差しや急な雨風、そして何より虫対策など、防ぎたいものがたくさんありますよね。
それらすべてにバッチリ対応してくれるのが、メッシュタープテントです。
通常のタープと違い、ほぼテントに近い形で壁面がメッシュ生地になっています。
そのため、風通しがよく雨はもちろん虫も防げる、とくに夏場のキャンプで重宝するアイテムです。
この記事では、メッシュタープテントのメリット・デメリットや、おすすめの商品をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 メッシュタープテントを使うメリット
- 2 メッシュタープテントを使うデメリット
- 3 メッシュタープテントの選び方
- 4 メッシュタープテントおすすめ10選
- 4.1 【Quictent】ワンタッチ タープテント(1203BE)
- 4.2 【CAPTAIN STAG】プレーナメッシュタープセット(M-3154)
- 4.3 【UNIFLAME】REVO スクエアメッシュウォール(682319)
- 4.4 【通販のトココ】サンパーシー スクリーンテント
- 4.5 【MASTERCANOPY】ワンタッチ タープテントサイドシートセット
- 4.6 【Generic】大型オールメッシュスクリーンテント
- 4.7 【Alvantor】スクリーンハウス(9020#E10)
- 4.8 【Coleman】スクリーンキャノピージョイントタープ3(2000027986)
- 4.9 【snow peak】リビングシェル ロング Pro(TP-660)
- 4.10 【DYSSHSD】メッシュキャノピーテント
- 5 まとめ
メッシュタープテントを使うメリット
虫の侵入を防ぐことができる
メッシュタープテントの一番のメリットは、風通しは確保しながらも虫の侵入を防げることです。
一般的なタープと違い、天井と壁にしっかり覆われているため、ハチやアブや蚊が多い夏場でも安心してキャンプができます。
とくに、お子さんのいるファミリーキャンプでは、虫刺されに注意が必要なためメッシュタープテントがあると安心でしょう。
プライベート感がある
天井だけでなく、四方もメッシュの壁で覆われているため、周りからの目隠しになりプライベートな空間になっています。
キャンプの醍醐味は、自然の中で開放的に過ごすことではありますが、連休シーズンや人気のキャンプ場は混雑していることも多いでしょう。
隣のテントと距離が近かったり、人通りが多くて落ち着かないといったときには、メッシュタープテントが便利です。
自立式で設営しやすい
メッシュタープテントは、ポールとロープでバランスをとって設営するヘキサタープなどに比べると、自立式で組み立てが簡単です。
ポールで支えるタイプのタープは、慣れていないとロープの張りが弱くて不安定だったり、風で倒れやすくなったりします。
しかし、骨組みでしっかり支えてくれるテント式であれば、初心者でも安心して使うことが可能です。
メッシュタープテントを使うデメリット
解放感が少ない
メッシュタープテントのプライベート感は、メリットではありますがデメリットでもあります。
メッシュの壁に囲われているため虫も入らず安心ではありますが、そのかわり解放感がなくなってしまうためです。
わざわざ入口からチャックを開け閉めして出入りしなければならないので、面倒という問題もあります。
収納時にかさばる
2本のポールとロープ、そして天幕だけで構成されたタープに比べると、メッシュタープテントは収納時にかなりかさばります。
骨組みの量が多く、布面積も大きいため重量もあり、普通のテントと合わせて持っていこうとすると荷物の負担は大きいでしょう。
しかし、お子さんのいるファミリーキャンプや大人数のキャンプであれば、役立つこと間違いなしです。
見栄えが劣る
最近のキャンプはSNS映えを意識して、サイトのレイアウトにもこだわる方が増えてきました。
とくにテントとタープは見栄えに一番影響するアイテムです。
その点、ヘキサタープに比べると、メッシュタープテントは見栄えがパッとしない印象があります。
しかし、メッシュタープテントにもおしゃれな商品はありますので、デザイン性を重視して選ぶとよいでしょう。
メッシュタープテントの選び方
サイズ
屋根があるだけのタープであれば収容人数はある程度融通が利きますが、壁があるメッシュタープテントだとそうはいきません。
皆で快適に過ごすためには、使用人数に対してゆとりのある広さを選ぶ必要があります。
テーブルなどの家具の大きさにもよりますが、実際に使用する人数から+1~2人の容量を選ぶのがおすすめです。
設営方法
メッシュタープテントのいいところは設営のしやすいところですが、組み立て方法は商品によって違いがあります。
もっとも一般的なのが組み立て式ですが、さらに設営が簡単なワンタッチ式も人気です。
とくに、小さなお子さんがいるファミリーキャンプや、設営に手間をかけたくないという方にぜひおすすめします。
フルクローズ対応か
主に夏場で活躍するイメージが強いメッシュタープテントですが、メッシュを覆ってフルクローズにできる商品も存在します。
冷たい風を防ぐこともできるため、夏以外でも通年使えて大変便利です。
しかし、その分使う生地の量が増えて、収納時のサイズや重量が増してしまうため、どの季節にどのくらい使うか吟味してから購入しましょう。
メーカー
メッシュタープテントは、近年キャンプアイテムの中でも一般的になり、多くのメーカーで取り扱われています。
「コールマン」や「スノーピーク」人気の老舗ブランドでも取り扱いがあり、商品の質の良さやデザイン性にこだわる方におすすめです。
コスパのよい商品で人気のある「キャプテンスタッグ」には、様々なタイプのメッシュタープテントがあり、比較しながら選ぶことができます。
そのほか、様々なメーカーから商品が出ているので、フルクローズもできるタイプをお探しなら、「スクリーンテント」も検索してみてください。
価格帯
メッシュタープテントの価格帯は、容量やメーカーによって様々です。
安いものは1万円未満、高いものだと20万円くらいする商品もあります。
ソロキャンプや少人数のキャンプ用であれば、3万円以内の予算で充分見つかるでしょう。
5人用以上の大型の商品はとくに価格差が大きいため、素材や機能性、サイズ、デザインなど、何にこだわるかが重要です。
すべてにこだわろうとすると価格が上がってしまうため、自分のこだわりと予算のバランスをよく考えて選びましょう。
メッシュタープテントおすすめ10選
メーカー・商品名 | 重量 | 収容人数 | 設営方法 |
---|---|---|---|
Quictent ワンタッチタープテント | 17kg | 4-6人 | ワンタッチ式 |
CAPTAIN STAG プレーナメッシュタープセット | 6kg | 4-5人 | 組み立て式 |
UNIFLAME REVO スクエアメッシュウォール | 6.7kg | 6人 | 組み立て式 |
通販のトココ サンパーシー スクリーンテン | 7.7kg | 6-7人用 | 組み立て式 |
MASTERCANOPY ワンタッチ タープテントサイドシートセット | 17.58kg | 4-6人 | ワンタッチ式 |
Generic 大型オールメッシュスクリーンテント | 6.6kg | 10人 | 組み立て式 |
Alvantor スクリーンハウス | 9.98kg | 8-10人 | ポップアップ式 |
Coleman スクリーンキャノピージョイントタープ3 | 11.3kg | 4-6人 | 組み立て式 |
snow peak リビングシェル ロング Pro | 17.5kg | 6人 | 組み立て式 |
DYSSHSD メッシュキャノピーテント | 1.5kg | 8人 | 組み立て式 |
【Quictent】
ワンタッチ タープテント(1203BE)
ワンタッチで簡単に組み立て可能で、1人でも設営ができる便利なメッシュタープテントです。
高さを3段階で調整することができて、最高247cmと背の高い男性でもゆとりのある高さになり、開放感があります。
屋根部分の生地にはシルバーコーティングが施され、夏の強い日差しもしっかり防ぐことができるので、日焼けしたくない女性にも安心です。
重量 | 17kg |
---|---|
収容人数 | 4-6人 |
設営方法 | ワンタッチ式 |
【CAPTAIN STAG】
プレーナメッシュタープセット(M-3154)
4人以上で使用できる大型サイズなのに、重量が6kgと取り扱いしやすいメッシュタープテントになっています。
とくに、荷物の負担が大きいと大変なお子さん連れのキャンプでは、軽くて持ち運びしやすいこの商品は重宝されるでしょう。
1万円ちょっとと価格もお手頃なのも、ファミリーキャンプには嬉しいポイントですね。
重量 | 6kg |
---|---|
収容人数 | 4-5人 |
設営方法 | 組み立て式 |
【UNIFLAME】
REVO スクエアメッシュウォール(682319)
ゆとりのある広さで、デザインにもこだわりたいという方にもおすすめの商品です。
床面積が4m×4mとメッシュタープテントの中でも大きめなため、大人数のキャンプで活躍してくれます。
三角屋根のお家のようなおしゃれな外観で、SNS映えもバッチリです。
寒い時にはフルクローズにして、冷たい風を防ぐこともできます。
重量 | 6.7kg |
---|---|
収容人数 | 6人 |
設営方法 | 組み立て式 |
【通販のトココ】
サンパーシー スクリーンテント
ファミリーキャンプにぴったりのサイズ感で、天井の220cmと高めなため、大人が経って歩いてもゆとりのある広さです。
シルバーコーティングで夏の紫外線もしっかりカットしてくれて、フルクローズにできるため夏以外も通年で使うことができます。
正面部分の壁は、ポールで跳ね上げてキャノピーとしても使用することが可能です。
重量 | 7.7kg |
---|---|
収容人数 | 6-7人 |
設営方法 | 組み立て式 |
【MASTERCANOPY】
ワンタッチ タープテントサイドシートセット
優しいベージュの色合いが上品でエレガントな印象の、グランピング風キャンプにもぴったりの商品です。
本体重量は重めですが、その分骨組みがしっかりしていて風の中でも安定感があります。
側面のメッシュスクリーンは自由に取り外すことができるため、レイアウトに合わせてアレンジすることが可能です。
ワンタッチ式で簡単に設営ができることも魅力的な点になります。
重量 | 17.58kg |
---|---|
収容人数 | 4-6人 |
設営方法 | ワンタッチ式 |
【Generic】
大型オールメッシュスクリーンテント
8人以上でも使用可能な大型のメッシュタープテントですが、お値段も12,000円台と大変お手頃な商品です。
最大収容人数は10人となっており、ファミリーキャンプや大人数でのキャンプにぴったりでしょう。
天井も250cmと高めで、テントタイプでありながらもかなり解放感があります。
6.6kgと軽量なところも嬉しいポイントですね。
重量 | 6.6kg |
---|---|
収容人数 | 10人 |
設営方法 | 組み立て式 |
【Alvantor】
スクリーンハウス(9020#E10)
珍しいバルーンのような丸い形のメッシュタープテントです。
同じ商品シリーズで、2人用から12人用まで幅広いサイズ展開があるため、自分にぴったりのサイズを選ぶことができます。
これだけ大型の変わった形のテントであれば、組み立てが大変そうと心配される方もいるでしょう。
しかし、このテントはポップアップ式のため、なんと組み立て不要で広げるだけで設営が完了します。
重量 | 9.98kg |
---|---|
収容人数 | 8-10人 |
設営方法 | ポップアップ式 |
【Coleman】
スクリーンキャノピージョイントタープ3(2000027986)
ジョイントラップ付きでコールマンのテントとの連結が簡単にできる商品になります。
単体でメッシュタープテントとして使うほか、連結してツールームテントのような使い方もできるためとても便利です。
レイアウトも自在に変えられて、夏以外も1年中あらゆるシーンで活躍してくれます。
重量 | 11.3kg |
---|---|
収容人数 | 4-6人 |
設営方法 | 組み立て式 |
【snow peak】
リビングシェル ロング Pro(TP-660)
お値段が18万円ほどとかなり高額ではありますが、品質は最高峰の「スノーピーク」によるメッシュタープテントです。
スタイリッシュでデザイン性も高く、性能も抜群なため買って後悔はしないでしょう。
インナーテントやグランドシートなどオプションを組み合わせることで、ツールームテントや普通のテントとしても使用できます。
重量 | 17.5kg |
---|---|
収容人数 | 6人 |
設営方法 | 組み立て式 |
【DYSSHSD】
メッシュキャノピーテント
ヘキサタープの見栄えのよさも、フルメッシュの便利さもどちらも欲しい欲張りさん向けの商品になっています。
ご紹介の商品はメッシュタープのみの販売になっているため、別途タープ本体の用意も必要です。
サイズと形状さえ合っていれば、あらゆるメーカーのタープに使用することができます。
重量 | 1.5kg |
---|---|
収容人数 | 8人 |
設営方法 | 組み立て式 |
まとめ
キャンプに虫はつきものですが、刺されるのはできるだけ避けたいですよね。
蚊ならまだしも、スズメバチなど危険な虫にはとくに注意しなければなりません。
虫を気にせずに済み、また日差しや冷たい風も防ぐことができるメッシュタープテントで、キャンプをより快適にしましょう。
メッシュタープテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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