キャンプにこだわるようになると、設営にも一工夫してみたくなりますよね。
キャンプの設営方法のひとつに「小川張り」というものがあり、テントの入口にタープを重ねて設置するというものです。
雨が降っていても濡れずに外に出ることができたり、テントに日差しが当たることを防いでテント内が熱くなりすぎないようにできたりします。
この「小川張り」のために必要なのが、このタープテント用延長ベルトです。
この記事では、テントの設営の幅を広げてくれるテープテント用ベルトについて、おすすめ商品と共に詳しくご紹介していきます。
目次
- 1 タープテント用ベルトとは
- 2 タープテント用ベルトを使うメリット
- 3 タープテント用ベルトを使うデメリット
- 4 タープテント用ベルトの選び方
- 5 タープテント用ベルトおすすめ10選
- 5.1 【DaLaCa】小川張り タープ延長ベルト
- 5.2 【REVOR】小川張り専用 タープ延長ベルト
- 5.3 【Himimi】ハンギングチェーン(HMJP-Belt4in1)
- 5.4 【CAPTAIN STAG】タープ 延長ベルト(UA-4519)
- 5.5 【TRIWONDE】タープ延長ベルト(CA-OS2113)
- 5.6 【Doribiru】小川張り専用 タープ延長ベルト(TA-07)
- 5.7 【Keepjoy】小川張り タープ延長ベルト
- 5.8 【GEERTOP】小川張り テントロープ
- 5.9 【LOGOS】タープディスタンスループベルト(71909008)
- 5.10 【SEKIDAR】小川張りベルト(01)
- 6 まとめ
タープテント用ベルトとは
タープテント用ベルトはセッティングテープとも呼ばれ、主にタープエンドの穴の位置を延長する際に使用します。
タープエンドからポールまで距離ができるので、その空いたスペースにテントを設置するのが「小川張り」です。
ロープなどで代用することもできますが、専用のタープテント用ベルトであれば、より設営しやすく、後から長さを調節することも容易にできます。
タープテント用ベルトを使うメリット
憧れの「小川張り」が手軽にできる
とくにソロキャンパーに人気の「小川張り」ですが、なんとなく設営が難しそうと思っている方も多いのではないでしょうか。
一見、設営が大変そうに見える「小川張り」も、タープテント用ベルトがあればとっても簡単です。
わざわざリビング付きテントを買い直す必要もなく、このタープ延長ベルトを入手することで手持ちのアイテムでもすぐにチャレンジできます。
長さを調節しやすい
「小川張り」になかなか手を出せないという方の多くは、タープを上手に張れる自信がないという方がほとんどでしょう。
とくに「小川張り」は、テントを最適な位置に設置できるよう、タープエンドとポールをちょうどいい距離で設置しなければなりません。
タープテント用ベルトであれば、設営後でも長さを調節することができるため、失敗しても修正することができます。
ロープよりも丈夫で安定感がある
タープテント用ベルトは、単に延長するだけと考えればロープでも代用することができます。
また、こだわり派のキャンパーの中には、材料を組み合わせて自作する人もいます。
手慣れた上級キャンパーであればそれもよいでしょうが、やはり専用のタープテント用ベルトは使い勝手が段違いです。
最初から、タープの重量をしっかり支え、雨風に耐えられるように設計されているため、丈夫さと安定感が抜群になっています。
タープテント用ベルトを使うデメリット
ほかの使い方に応用しづらい
タープテント用ベルトは、基本的に「小川張り」のための専用アイテムになります。
そのため、ほかに応用できる用途がなかなか無いというのが、このアイテムの欠点です。
ロープであれば、ほかにもあらゆることに使用できるため、シーンに合わせて柔軟にレイアウトを変えたい上級キャンパーにとっては都合がいいでしょう。
しかし、タープテント用ベルトは1,000円前後の安い商品も多いため、「小川張り」をしたいという方であれば損することはないでしょう。
タープの強度が落ちる
タープテント用ベルト自体の問題というよりは、タープを延長することによってタープの強度が落ちるという問題があります。
タープを支える2本のポールの間隔が広くなることで、より負担が大きくなり不安定になるためです。
そのため、強風の日にキャンプするのであれば、使用を控えることをおすすめします。
タープテント用ベルトの選び方
長さ
タープテント用ベルトを選ぶ際にもっとも重要なポイントは、自分にとって適切な長さかどうかです。
第一に、自分のテントの大きさに応じて、必要な長さを考えなければなりません。
また、天候やシーンに合わせてレイアウトを変えていきたいという方は、最短と最長の調節幅が大きい商品を選ぶとよいでしょう。
耐荷重
タープの重さや風の抵抗によって負荷がかかりやすいタープテント用ベルトは、耐荷重が十分かどうかもチェックが必要です。
とはいえ、「小川張り」専用のアイテムですから大抵は問題なく使えるでしょう。
多少の風でも安心なベルトがいい、荷物や洗濯物を吊るしたいという方は、より耐荷重が優れている商品を選んでください。
機能性
基本的には「小川張り」のためにタープを延長するというシンプルな用途ゆえ、商品の違いがさほど無い場合もあります。
ですが、どうせ買うならより機能性の高いものを選びたいですよね。
耐荷重や耐久性はもちろんですが、長さ調節のしやすさ、物を吊るすためのフック用の引っかけが付いているかなどを確認するとよいでしょう。
また、カタビラや専用ケースなどの付属品が付いているかも、商品を選ぶ際の重要なポイントになります。
価格帯
タープテント用ベルトは、基本的にお手頃価格なアイテムです。
安いものは800円台、高いものでも3,000円前後で購入することができます。
有名ブランドの商品や、機能性が高い商品、または付属品が豊富に付いている商品は比較的価格が高めです。
デザインやブランドにどこまでこだわるか、自分にとって必要な機能性は何かをよく考えて選びましょう。
タープテント用ベルトおすすめ10選
メーカー・商品名 | 長さ | 素材 | 調節方法 |
---|---|---|---|
DaLaCa 小川張り タープ延長ベルト | 40-520cm | ナイロン | 無段階 |
REVOR 小川張り専用 タープ延長ベルト | 40-500cm | ナイロン | 無段階 |
Himimi ハンギングチェーン | 250-450cm | ナイロン | 無段階 |
CAPTAIN STAG タープ延長ベルト | 290m | ポリプロピレン | 6段階 |
TRIWONDE タープ延長ベルト | 315cm | ナイロン | 7段階 |
Doribiru 小川張り専用 タープ延長ベルト | 40-520cm | ナイロン | 無段階 |
Keepjoy 小川張り タープ延長ベルト | 40-520cm | ナイロン | 無段階 |
GEERTOP 小川張り テントロープ | 220-400cm | ナイロン | 無段階 |
LOGOS タープディスタンスループベルト | 650cm | ナイロン | 無段階 |
SEKIDAR 小川張りベルト | 315cm | ナイロン | 5段階 |
【DaLaCa】
小川張り タープ延長ベルト
最新仕様の小川張り専用ベルトで、より設営しやすく機能性の優れた商品です。
従来の商品は長さを段階的にしか調節できないものが多かったですが、1mm単位で細かな調節が可能なため、簡単に綺麗に張ることができます。
40cmから520㎝まで長さを調節することが可能なため、小型テントから大型テントまで幅広く応用できる使い勝手のよいタープテント用ベルトです。
長さ | 40-520cm |
---|---|
素材 | ナイロン |
調節方法 | 無段階 |
【REVOR】
小川張り専用 タープ延長ベルト
メーカーによる1年間の保証付きで、安心の耐久性を誇るタープテント用ベルトです。
高強度ナイロン製のベルトに加えて、金具や付属のカラビナはステンレス製になっているため、錆びにくく長持ちする素材にこだわった設計です。
アジャスターのロックを解除してベルトを引くだけで、ワンタッチ操作の調節が可能なため、女性でも扱いやすくなっています。
長さ | 40-500cm |
---|---|
素材 | ナイロン |
調節方法 | 無段階 |
【Himimi】
ハンギングチェーン(HMJP-Belt4in1)
小川張りのためのタープテント用ベルトというだけでなく、ハンキングチェーンとしても使える多機能な商品です。
さらに、収納ケースや2種類のカラビナが計14個付属しており、大変お得感があります。
かっこよく小川張りをした上に、ランタンやライトレールの装飾を施して、よりSNS映えを目指すのにもおすすめです。
長さ | 250-520cm |
---|---|
素材 | ナイロン |
調節方法 | 無段階 |
【CAPTAIN STAG】
タープ 延長ベルト(UA-4519)
シンプルな機能性で使いやすく、コスパ抜群のタープテント用ベルトです。
最長290㎝のベルトを、6か所のポール受けグロメットで長さ調節ができます。
ベルトはポリプロピレン製、金具とカラビナは鉄製と低コストを重視しつつも、耐久性にもこだわった商品です。
長さ | 290m |
---|---|
素材 | ポリプロピレン |
調節方法 | 6段階 |
【TRIWONDE】
タープ延長ベルト(CA-OS2113)
数あるタープテント用ベルトの中でもトップクラスのコスパのよさを誇る、なんと1,000円未満の商品です。
安いといっても、小川張りをするためには十分な機能性と耐久性を備えています。
7か所のポール受けグロメットがあり、ワンタッチで取り付けが簡単なためキャンプ初心者にもおすすめです。
長さ | 315cm |
---|---|
素材 | ナイロン |
調節方法 | 7段階 |
【Doribiru】
小川張り専用 タープ延長ベルト(TA-07)
最長520cmと長めで、大きめなツールームテントでも小川張りができる商品になっています。
最短は40cmと調整域がかなり広めで、ソロキャンプからファミリーキャンプまであらゆるシーンで使うことが可能です。
ワンタッチ式で初心者や女性でも設営しやすく、ロック機能付きのカラビナで安定感もしっかりしています。
長さ | 40-520cm |
---|---|
素材 | ナイロン |
調節方法 | 無段階 |
【Keepjoy】
小川張り タープ延長ベルト
機能性と価格のバラスがよい、取り回しのしやすいタープテント用ベルトです。
安価な商品だと最短2mとあまり短くできないものが多いですが、この商品は40cmから使えるため、ソロキャンプでも活躍してくれます。
3色から選べてデザイン性もよく、アジャスターによる無段階調整が付いていないもっと安いタイプを選ぶことも可能です。
長さ | 40-520cm |
---|---|
素材 | ナイロン |
調節方法 | 無段階 |
【GEERTOP】
小川張り テントロープ
無骨なデザインとワイルドなキャンプにも耐えうる丈夫さが、男性ソロキャンパーにとくに人気のあるある商品です。
価格も1,200円台ととってもお手頃で、大型テントにも対応できる長さと耐久性を備えています。
収納サイズはコンパクトで220gと軽く、専用の収納ケースも付いているため持ち運びにも便利です。
長さ | 220-400cm |
---|---|
素材 | ナイロン |
調節方法 | 無段階 |
【LOGOS】
タープディスタンスループベルト(71909008)
ハンキングチェーンとしても使える便利なタープテント用ベルトです。
最長650mまで伸ばして使うことができ、縦長のツールームテントにも使用できる、尾籠キャンプにもぴったりの商品になっています。
何か所も入れられたロゴスのロゴがおしゃれで、デザインを気にする方にもぴったりでしょう。
長さ | 650cm |
---|---|
素材 | ナイロン |
調節方法 | 無段階 |
【SEKIDAR】
小川張りベルト(01)
「アーミーグリーン」「レッド」「ブラック」の3色から選べて、かっこいい付属の専用ケースも付いている、デザイン性の高い商品です。
5段階で長さを変えることができ、シンプルな設計のため、あえて初心者にとっては使いやすいでしょう。
小川張り以外の用途でも、洗濯物干しや荷物の固定ベルトとして多目的で使うことができます。
長さ | 315cm |
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素材 | ナイロン |
調節方法 | 5段階 |
まとめ
小川張りは、すばやく上手にできれば、キャンプ上級者になれたように思えますよね。
なによりとっても快適で、一度やってみたらハマること間違いありません。
ぜひ、自分にぴったりのタープテント用ベルトを見つけて、小川張りをマスターしましょう。
タープテント用ベルトの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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