様々なタイプのタープポールがありますが、ソロキャンプや登山など、軽量化が重視されるアウトドアなら、ウルトラライト向けの製品がおすすめです。
重量が1kg以下と非常に軽量コンパクトに持ち運ぶことができ、バックパックでの移動やツーリングにも携帯しやすく重宝します。
本格的なウルトラライト系の製品なら高品質でデザイン性も良く、驚くほど軽量でどこへでも持ち運べるでしょう。
今回はウルトラライト向けの軽量なタープポールを、メリットやデメリットと共にご紹介します。
軽量タープポールを使うメリット
軽量コンパクトに持ち運べる
軽量タープポールは、わずか1kg以下と軽量コンパクトで持ち運びに非常に便利というメリットがあります。
600〜800gでも軽量ですが、本格的なものは100〜200gの製品や50g台のものもあり、ウルトラライト志向の方にはとても重宝します。
登山や徒歩キャンプなど、バックパックで移動する方にもおすすめで、是非取り入れたいおすすめのアイテムです。
長さ調節ができる
軽量ポールも長さ調節ができる製品が多く、好みやキャンプスタイルに合わせて使用できるのは大きなメリットでしょう。
分割式を採用している製品は、ポールの接続する数によって何段階かに調節でき、アイディア次第で様々な使い方ができます。
スライド式は無段階で長さを変えられ、急な雨でもタープ内に吹き込まないよう、すぐに低くすることもできるので非常に重宝します。
本格的なものは非常に高品質
本格的なウルトラライト用の製品は、非常に高品質で優れた製品が多く、道具選びにこだわりたい方にとって嬉しいポイントでしょう。
登山やロングトレイルなどのハードな使用にも耐えられるよう、超軽量ながら耐久性も抜群です。
整備されたオートキャンプで使用する製品より高価にはなりますが、ウルトラライトを目指すなら取り入れて損はないでしょう。
軽量タープポールを使うデメリット
重いタープには不向き
軽量タープポールは、大型のタープやポリコットン製のタープなどの重量のある製品には不向きといえます。
携帯性を重視した設計のため、ポール本体も細くジョイント式で、安定感にも不安があるのでファミリーキャンプ用とは分けた方が良いでしょう。
スチール製のものは比較的耐久性や安定感があり、ソロ用のサイズならポリコットン製のタープも設営可能です。
価格の差が激しい
軽量タープポールは、ブランドや製品によって価格の差が激しいので、購入時に戸惑うかもしれません。
カーボン製のものやウルトラライト系の高品質な製品は非常に高価で、予算に限りがある方や初心者には手が出しにくいでしょう。
安価なアルミ製のものは耐久性に不安はありますが、気軽に購入しやすくキャンプで使いやすいため、キャンプ場での使用のみなら充分おすすめできます。
軽量タープポールの選び方
製品の品質で選ぶ
軽量のタープポールは、製品やブランドによって品質に大きな違いがあります。
キャンプ場やレジャーなどでも使いやすく、コスパも良いアルミ製の製品は、ソロキャンプやサブポール、キャノピーポールとしても重宝します。
気軽に取り入れやすくおすすめですが、耐久性に不安があり強風に弱いので、ハードなアウトドアでは使用しない方が良いでしょう。
ウルトラライト系の製品は、耐久性に優れたカーボンを採用している場合が多く、本格的にウルトラライトを目指すなら選んで損はありません。
デザイン性にも優れ、登山やロングトレイルなどのアウトドアにもぴったりですが、高価になるので上級者向きになります。
トレッキングポールを流用してみる
もっと荷物を軽量化してウルトラライトを目指すなら、伸縮性のあるトレッキングポールを流用してみる方法もあります。
ウルトラライト系の軽量なテントやタープにも使用でき、大幅に重量を減らすことができます。
かなりの上級者向きといえますが、非常におしゃれな雰囲気でベテラン感があり、一度試してみる価値はあるでしょう。
メーカーで選ぶ
上級者向きのウルトラライト系のブランドは様々ありますが、Six Moon DesignsやLOCUS GEARは有名で人気がありおすすめです。
非常にデザイン性にも優れ高品質で、テントなども人気があり写真映えも抜群です。
整備されたキャンプ場での使用がメインで予算を抑えたいなら、特にメーカーにこだわらず選んでも良いでしょう。
軽量タープポールの価格帯
軽量タープポールの価格帯は、製品によって大きく差があるので注意が必要です。
本格的なウルトラライトや登山など、ハードな状況にも耐えられる高品質な製品は、ポール1本でも1万円前後と非常に高価です。
ファミリーキャンプがメインの方にはとても敷居が高く、取り入れるのに躊躇してしまうかもしれません。
2本セットのアルミ製の軽量タープポールは非常に購入しやすく、セットで2〜3千円台と安価で、通常の使用なら充分な品質なのでおすすめです。
軽量タープポールおすすめ10選
メーカー名 製品名 | 重さ | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
Six Moon Designs SMD ポール | 54g | 114cm | カーボン |
Loveyes タープポール カーボン | 240g | 170×1.9cm | アルミニウム、カーボンファイバー、金属 |
IDMAX アルミ製タープポール | 635g | 195×1.6cm | アルミニウム |
FOREST HOME タープ用ポール | 250g | 154×1.3cm | アルミニウム、カーボンファイバー、金属 |
AGCAMP テントポール タープポール | 750g | 190×1.6cm | スチール |
CARBABY テントポール タープポール | 750g | 230×1.6cm | ポリエステル、アルミニウム |
KoiHouse タープ用ポール | 750g | 226×1.6cm | アルミニウム |
8tail コキザミポール 2本セット | 820g | 204×1.9cm | アルミニウム |
LOCUS GEAR CP3 カーボン製トレッキングポール | 155g | 65〜135cm | カーボンファイバー、EVA、ポリプロピレン |
NatureHike 超軽量トレッキングポール | 280g | 34〜135cm | アルミニウム、ステンレス鋼、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ナイロン、合金鋼 |
【Six Moon Designs】
SMD ポール
本格的なウルトラライトハイカー御用達のSix Moon Designsの製品で、1本わずか54gと超軽量なので持ち運びに非常に便利です。
ソロ用の軽量コンパクトな製品にぴったりのポールで、ウルトラライト系のアイテムだけに、1本単位での販売になるので購入時に注意してください。
こちらは3分割ですが更にコンパクトのなる5分割の製品もあり、なるべく軽量化をしたい方に重宝します。
重さ | 54g |
---|---|
サイズ | 114cm |
素材 | カーボン |
【Loveyes】
タープポール カーボン
58cm〜140cmまで無段階に高さ調節ができる使いやすい製品で、本格的な2本組のタープが欲しい方に最適です。
タープのループを引っ掛けるピンが着脱可能なので、収納時にかさばらず軽量コンパクトに持ち運べるのも大きなポイント。
カーボンファイバーを採用しているので軽量ながら耐久性も抜群で、安心して使用できるおすすめの製品です。
重さ | 240g |
---|---|
サイズ | 170×1.9cm |
素材 | アルミニウム、カーボンファイバー、金属 |
【IDMAX】
アルミ製タープポール
2本セットで重量635gと非常に軽量コンパクトなポールで、コスパも良く購入しやすいおすすめの製品です。
5分割なので好みの長さに調節することができ、気軽に持ち運びができるので様々なアウトドアで重宝します。
1年間の品質保証が付き、初心者の方でも安心して使用できるのも嬉しいポイントです。
重さ | 635g |
---|---|
サイズ | 195×1.6cm |
素材 | アルミニウム |
【FOREST HOME】
タープ用ポール
ジョイント式とスライド式を併用した設計の非常に使いやすいポールで、125〜154cmの間で長さの調節ができるのが大きなポイントです。
ショックコードが内蔵されているので、ばらけることなく簡単に組み立てることができるのもポイント。
重量はわずか250gと超軽量で、バックパックに入れて持ち運びしやすいので登山や徒歩キャンプなどにおすすめです。
重さ | 250g |
---|---|
サイズ | 154×1.3cm |
素材 | アルミニウム |
【AGCAMP】
テントポール タープポール
スチール製で耐久性があり、軽量ポールのなかでは重量もあるので安定感も抜群です。
本体が5分割されているのでお好みの高さに調節ができ、表面塗装加工がされているので錆びにくく、悪天候の日でも安心して使用できます。
ポリコットン製の重量のあるタープにもおすすめで、軽さと耐久性のバランスが良いおすすめの製品です。
重さ | 750g |
---|---|
サイズ | 190×1.6cm |
素材 | スチール |
【CARBABY】
テントポール タープポール
6分割にでき好みに合わせて77cm〜228cmまで、38cmごとに5段階に長さが調節することができます。
軽量ポールには珍しく最長230cmと高い位置でもタープを張ることができるのが大きな特徴で、キャンプスタイルや天候に合わせて使えるので非常に重宝します。
厚手の生地を使用した収納バッグが付いているので、徒歩キャンプやツーリングなど、アクティブなアウトドアにも持ち運びしやすいおすすめの製品です。
重さ | 750g |
---|---|
サイズ | 230×1.6cm |
素材 | ポリエステル、アルミニウム |
【KoiHouse】
タープ用ポール
非常にコスパが良く購入しやすい製品で、最長226cmまで38cmごとに高さ調節が可能です。
ポールの表面はマットな高級感のある加工を施し、キズや腐食を防いだおしゃれなデザインなのも大きなポイント。
耐久性やコスパ、使いやすさなど、初心者でも使いやすいバランスの良いおすすめの製品です。
重さ | 750g |
---|---|
サイズ | 226×1.6cm |
素材 | アルミニウム |
【8tail】
コキザミポール 2本セット(KP01)
軽量化も大切だけど安定感も欲しいなら、こちらの製品がおすすめです。
2本で820gと軽量ポールの中では重量があるので比較的風にも強く、タープやキャノピー用にぴったり。
小刻みに分割されているので5段階に長さ調節ができ、連結ボタンでしっかりと接続できるので耐久性にも優れ、コスパも抜群のバランスの良い製品です。
重さ | 820g |
---|---|
サイズ | 204×1.9cm |
素材 | アルミニウム |
【LOCUS GEAR】
CP3 カーボン製トレッキングポール
登山やロングトレイルなど、本気のウルトラライトを目指しているなら、トレッキングポールを流用することもおすすめです。
ローカスギアはウルトラライト系のスタイリッシュな日本のブランドで、高品質で優れたアイテムを多く販売しています。
こちらのポールは、タープやテントのポールとしても使用できる長さまで伸ばすことができ、非常におしゃれなデザインなのも大きなポイントです。
重さ | 155g |
---|---|
サイズ | 65〜135cm |
素材 | カーボンファイバー、EVA、ポリプロピレン |
【NatureHike】
超軽量トレッキングポール(NH15A023-Z)
収納サイズがわずか34cmと超軽量コンパクトなネイチャーハイクのトレッキングポールで、コスパが良く初心者でも取り入れやすいのがポイントです。
安価ながら耐久性に優れ、クッション性に優れたグリップは握りやすく、登山やロングトレイルにもぴったり。
テントやポールの設営にも使いやすい長さまで伸ばすことができ、品質に対してのコスパが素晴らしいおすすめの製品です。
重さ | 280g |
---|---|
サイズ | 34〜135cm |
素材 | アルミニウム、ステンレス鋼、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ナイロン、合金鋼 |
まとめ
初心者や上級者まで、様々な製品が揃っている軽量タープポールは、ソロキャンプや登山など、軽量化を目指す方に非常におすすめのアイテムです。
是非こちらの記事を参考に、軽くて持ち運びやすいタープポールを取り入れてみてくださいね。
軽量タープポールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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