散歩用や、ちょっとした移動の時などに活躍するクルージング用スケートボード(クルーザー)。
トリック用とは真逆の特徴をもつクルーザーで、一番重要なパーツは「ウィール」です。
トリック用では固くて小さいハードウィールを使用しますが、移動に特化したクルーザーでは大きくて柔らかいソフトウィールを使用します。
今回は最強なソフトウィールのおすすめを10選ご紹介いたします。
本記事を一読いただければきっとお気に入りのソフトウィールを見つける事ができるでしょう。
目次
- 1 評価が高い最強ソフトウィールの特徴
- 2 最強ソフトウィールを使うメリット・デメリット
- 3 最強ソフトウィールの選び方
- 4 最強ソフトウィールおすすめ10選
- 4.1 【SHARK WHEEL】CALIFORNIA ROLL
- 4.2 【OJ Wheels】PLAIN JANES(OJW-SKW-3218)
- 4.3 【OJ Wheels】Mini Super Juice
- 4.4 【BONES WHEELS】ATF ROUGH RIDER SKATEBOARD WHEELS RUNNERS
- 4.5 【POWELL】CLEAR CRUISERS
- 4.6 【SATORI】GOO BALLS SUPER KUSH
- 4.7 【SPITFIRE】CHARGERS CONICAL
- 4.8 【MINI LOGO】AWOL WHEELS
- 4.9 【SATORI】GO BALL Purple Haze(S-26)
- 4.10 【BONES】SOFT WHEEL ATF ROUGH RIDERS RUNNERS
- 5 まとめ
評価が高い最強ソフトウィールの特徴
まず、ソフトウィールの評価点は大きく2点あります。
それは「走行の快適さ」と「静音性」です。
ソフトウィールは文字通り、柔らかいウィールです。
そして大きさもハードウィールに比べ大きいものとなっているため、地面との接地面が増える点もポイントです。
ハードウィールでは振動が強すぎて滑ることのできないような未舗装路でもこのソフトウィールを使うことによって見違えるほどに快適な滑走が可能となります。
また、ソフトウィールは静音性が非常に高い構造となっているため、トリック用のスケートボードで発せられるゴロゴロ音も一切と言っていいほど無音となります。
トリック用しか乗ったことのない方が初めてクルーザーに乗ると、その走行の快適さに感動することでしょう。
最強ソフトウィールを使うメリット・デメリット
メリット
ほぼプッシュしなくていい
装着しているベアリングにもよりますが一度プッシュすればかなりの距離を滑り続ける事ができます。
トリック用のスケートボード(ハードウィール)は減速しやすいため、結構な頻度でプッシュする必要性がありますが、やはり移動用に特化したソフトウィールではその必要性がほぼありません。
何度もプッシュをしているとかなり脚が疲れてきますが、ソフトウィール装着時の走行ではそのようなこともなく、長い距離を疲れずかつ快適に滑走することが可能となっています。
音が静か
接地面が広く素材が柔らかいソフトウィールは、ハードウィールと比べ全くと言っていいほど滑走時の騒音が発生しません。
そのため走行音を気にすることなくスケートボードに乗ることができます。
「ちょっとコンビニに行ってくるか」というようなシチュエーションでも気軽に安心して乗ることができますね。
買い替えの必要がほぼない
まず、トリック用のハードウィールはパワースライドなどのトリックを練習したり、結構な頻度で乗っているとすり減っていきますので、必ず買い替えのタイミングがやってきます。
ですが、ソフトウィール装着時にトリックを行うことはほとんど無くそもそものサイズも大きめなためなかなか消耗しません。
結果として買い替えの必要がほぼなく、一度買えば長期間使用可能なウィールとなります。
まれにソフトウィールを装着したスケートボードでダウンヒルを行いながらパワースライドをメイクするスケーターもいますが、ごく少数かと思われますので今回は一例から省かせていただきました。
デメリット
重たい
物理的にサイズが大きいため、もちろん質量も増えます。
そのためウィールだけでもなかなかの重量があります。
ただ、足回りが重いということはその分安定性も増すと考えていただければこちらのデメリットはむしろメリットと捉えていただけるかと思います。
トリックの練習には向かない
上記でも記載させていただいた通りソフトウィールは重たく大きく柔らかいウィールのため、トリックの練習用としては向いておりません。
必ず用途に合わせたウィール選びが重要となってきますのでご注意ください。
「トリックの練習には向かない」と表記させていただいた理由としましては、まれにクルーザーでもフリップなどを行うスケーターがいるため、上記のような表記とさせていただきました。
ライザーパッドが必要な場合もある
ライザーパッドとはデッキとトラックの間に挟めてウィールバイト(ウィールとデッキがくっついて急ブレーキがかかる現象)を防ぐパーツの名称です。
どうしてもウィールサイズが大きくなるとデッキに干渉してしまう場合もあります。
そのような場合は別途ライザーパッドの購入及び装着が必要となってきます。
ただし、ライザーパッド自体の値段はそこまで高くはありませんのでその点につきましてはご安心ください。
最強ソフトウィールの選び方
デザインで選ぶ
せっかくの移動用のスケートボードですので、デザインにこだわってみてはいかがでしょうか。
トリック用ですと例えばデッキのデザインが削れてしまったり、ウィールがすり減ってきたり、最終的には結構な頻度で買い替えをする必要性が出てきたりなどします。
ですが、クルーザーですとほぼずっと乗り続けられますし、トリック用に比べてデザインが削れてなくなることもほぼありません。
ですので、ウィールやデッキなどのデザインにこだわった自分なりのセットアップを作ってみることをお勧めします。
ウィールの固さで選ぶ
実はソフトウィールでもさまざまな固さのものが存在します。
結構きれいめな路面で走行する場合、やや硬めのウィールを選ぶと良いでしょう。
逆に小石が突出しているような悪路にて、やや硬めのソフトウィールで走行した場合、せっかくのクルーザーなのに乗り心地が悪いと感じてしまうことがあります。
そのようなことにならないためにも、まずは「どのような路面で走行するのか」をチェックしていただいた上でウィールの固さを選ぶことをお勧めします。
シェイプで選ぶ
「ソフトウィールなんだし、シェイプって全て同じなのでは?」と筆者も思っていた時期がありました。
ですがなんと、ソフトウィールもさまざまなシェイプが存在するのです。
よくある平べったいシェイプや、接地面がやや狭目のクラシックシェイプ。
そしてメーカー独自で開発している特殊なシェイプのウィールなど。
シェイプは好みもありますが、それぞれ特徴もありますので気になった方はシェイプで選んでいただくこともお勧めします。
最強ソフトウィールおすすめ10選
【SHARK WHEEL】
CALIFORNIA ROLL
早速ではございますが、上記でも記述いたしました「特殊なシェイプ」のウィールをご紹介します。
その名も「シャークウィール」。
このような特殊なシェイプのウィールが存在することをご存じでしたでしょうか。
こちらのウィールはその深い溝が掘られていることで濡れた路面や悪路でも快適な走行を可能としています。
また、ウィールの固さも78Aで非常に柔らかめ。
これからクルーザーをセットアップしていくという方は、こちらのシャークウィールを使用してみることを強くお勧めします。
【OJ Wheels】
PLAIN JANES(OJW-SKW-3218)
お次はウィールの代表ブランドでおなじみOJ Wheelsから販売されているウィールのご紹介です。
こちらのソフトウィールの硬度はやや硬めの87Aのクラシックシェイプ。
その硬度からパークでも使用している方はいらっしゃいます。
新たにクルーザーを購入しないでトリック用のデッキに付けたい、けど少しはトリックしたい。
そのような方におすすめできるウィールです。
【OJ Wheels】
Mini Super Juice
続きまして同じくOJ Wheelsから販売されているソフトウィールのご紹介です。
こちらのウィールは硬度が78Aで柔らかめ、そして接地面が非常に大きいシェイプとなっております。
これぞTHEソフトウィールという印象を受けますね。
OJ Wheelsはカラーバリエーションが豊富となっておりますので、ご自身の作り上げたいセットアップに合わせたカラーを選んでみてくださいね。
【BONES WHEELS】
ATF ROUGH RIDER SKATEBOARD WHEELS RUNNERS
お次は有名ブランドBONESより販売されているソフトウィールのご紹介です。
こちらのウィールは硬度が80Aでやや固めとなっております。
こちらもストリートやパークでも気軽に使える硬度となっておりますので、是非ご自身の滑りたい場所、路面状況と照らし合わせて購入を検討してみてください。
【POWELL】
CLEAR CRUISERS
お次はPOWELLより販売されているクリアカラーのソフトウィールをご紹介いたします。
こちらのウィール硬度は80Aとなっておりますので、ストリートでもパークでも使いやすい硬度となっております。
また、こちらのソフトウィールの特徴はなんといってもそのカラー。
すこし透明な素材となっており、カラーは「グリーン」「レッド」「ブルー」の3色からお選びいただくことが可能となっております。
ぜひご自身の作りたいセットアップにあったカラーを選んでみてくださいね。
【SATORI】
GOO BALLS SUPER KUSH
1995年にイーストコーストで設立された「SATORI」。
ウィールの硬度は78Aで柔らかめです。
特殊なウレタン素材を使用したこちらのウィールは総重量が軽く、そして丈夫さも兼ね備えている超万能最強ソフトウィールとなっております。
お洒落な見た目とブランド名、こちらのウィールをセットアップに組み込みクルージングをしていたらあなたも「悟り」が開ける…かもしれません。
【SPITFIRE】
CHARGERS CONICAL
お次はウィールでお馴染み「SPITFIRE」より販売されているソフトウィールのご紹介です。
SPITFIREはトリック用でも愛用されている方は結構いらっしゃいますよね。
そのような同一ブランドから出ているソフトウィールということだけでも、大きなメリットなのではないでしょうか。
やはり多くの人に使用し続けられているブランドならではの安心感があると思います。
ウィールの固さは80HD、ストリートでもパークでも使用しやすい固さです。
そしてデザインはクラシックなSPITFIREロゴデザイン。
シェイプはコニカルとなっております。
どこをとっても安心感のあるウィールでセットアップを組んでみてはいかがでしょうか。
【MINI LOGO】
AWOL WHEELS
お次はコスパ最強でお馴染みのMINI LOGOから販売されているソフトウィールのご紹介です。
MINI LOGOはなんといってもそのコストパフォーマンスの良さ、ではありますが改めて本記事では「高品質や高級品を厳選」してご紹介しております。
ではなぜそこでコスパ最強ブランドのウィールを紹介するのか。
それは「品質の良さ」であります。
MINI LOGOはシンプルなデザインで価格を抑えつつも品質はしっかりと維持しているという事でも有名なブランドです。
ウィールの固さは80Aでストリートでもパークでも使いやすい固さとなっております。
また、シンプルデザインなので足回りをすっきりとしたセットアップにしたいといった方にもお勧めできます。
【SATORI】
GO BALL Purple Haze(S-26)
お次は先ほどもご紹介させていただきました「SATORI」のソフトウィールです。
ウィールの硬度は78Aで柔らかめ。
小石が突出した悪路での走行も快適になる硬度になります。
カラーが全体的にパープルとなっており、サイドのデザインが非常にユニーク、個性的となっております。
セットアップから独自のスタイルを出していきたい方に非常におすすめできるソフトウィールとなっております。
【BONES】
SOFT WHEEL ATF ROUGH RIDERS RUNNERS
お次は先ほどもご紹介させていただきました「BONES」のソフトウィールです。
ウィールの硬度は80Aでやや硬め。
路面状況の良いストリートやパークでの走行に向いています。
また、カラーがビビットグリーンですのでポップで派手目なセットアップを作っていきたい方におすすめのデザイン及びカラーのソフトウィールとなっております。
まとめ
ソフトウィールでも硬度やシェイプ、そして何よりもデザインの種類がそれぞれ異なりますので、ご自身のスタイル、作りたいセットアップ、滑走する予定の路面状態などを考慮してお選びいただくことが非常に重要なポイントとなります。
是非本記事を参考にしていただき、ソフトウィールを使ったクルージングを体験してみてください。
その滑走の快適さ、そして気持ちよさにきっと病みつきになる事でしょう!
最強ソフトウィールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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