「グラトリ向けのビンディングを使って、カッコよく回ったりジャンプしたい。」
このように思う方は、グラトリに適したビンディングを使うことが上達の近道です。
そこで今回は、グラトリ向けのビンディングを使うメリット、デメリットを解説し、その選び方とおすすめの12選もご紹介します。
グラトリ向けビンディングを使うメリット
軽くて疲れにくい
グラトリ向けのビンディングは比較的軽いものが多いので、疲れにくいメリットがあります。
重さのあるビンディングでグラトリをするより、軽いほうが取り回しが楽になるので、疲労が軽減されます。
グラトリはプレス系やオーリー系など、トリックがさまざまです。
たくさんグラトリを決めたり練習をしたい方は、軽めのビンディングを選びましょう。
柔らかくて操作性が良い
グラトリ向けのビンディングは軽さに加えて、柔らかめのフレックスが多いです。
ビンディングが柔らかいことで、足元の自由度が高まり操作性が向上します。
初心者の方、プレス系のグラトリやジブ系がメインの方は、柔らかめのビンディングがおすすめです。
グラトリ向けビンディングを使うデメリット
グラトリ向けのビンディングは、高速ランや高回転系トリックに不向きです。
グラトリ用のビンディングは柔らかめで操作性が良いものの、高速ランの際には安定感に欠けます。
また、板の弾きを重視したい高回転系トリックも、ビンディングが柔らかいことで板本来の持ち味を有効に使うことができません。
そのため、滑り方やグラトリの種類によっては、ミドルフレックスである少し硬めのビンディングを選ぶことも選択肢のひとつです。
グラトリ向けビンディングの選び方
初心者やプレス・ジブ系トリックがメインの場合
初心者やプレス・ジブ系トリックがメインの方は、硬さは柔らかめ、重さは軽め、の2点を意識しましょう。
ビンディングが柔らかいことで操作性が良くなり、また軽いことで疲労の軽減に繋がります。
そのため、初心者やプレス・ジブ系トリックをたくさん練習したい方は、柔らかさと軽さを重視してみると良いでしょう。
オールラウンドに使いたい場合
オールラウンドに使いたい方は、ミディアムで少し硬めのビンディングを選びましょう。
板の弾きを使うためには、ある程度ビンディングの硬さも必要です。
また、高速ランの安定性もビンディングの硬さに比例します。
オールラウンドにグラトリを楽しみたい方は、少し硬めのビンディングがおすすめです。
グラトリ向けビンディングおすすめ12選
【フラックス】
DS
1992年、日本人の足型に合う最高のビンディングを作ることをコンセプトに登場して以来、長い歴史を持つフラックス。
DSはフラックスの中でも、1番人気のモデルです。
パークからパウダーまで、さまざまなバーンに対応するミディアムフレックスは、低速から高速ラン、プレス系まで幅広く対応します。
DSは、一つあればどのようなスタイルにも合うフラックスが誇る万能モデルです。
【フラックス】
XF
フラックスの中でも、特にカービングや高速ランをメインにしたい方におすすめのXF。
XFは、DSより固めのフレックスであるものの、軽くしなやかな反応の良さが特徴です。
そのため、初心者の方やプレス系のグラトリは不向きですが、弾きの良さは高回転系トリックをサポートします。
XFは高速ランやカービングを基本に、高回転トリックも決めたい方へおすすめのモデルです。
【フラックス】
TW
ミディアムフレックスであるものの、操作性が良いことで人気のTW。
ミディアムフレックスのため少し硬めですが、グラトリやジブ系、初心者の方に相性が良いモデルです。
ハニカム形状のアンクルストラップにより足首が柔らかいので、硬めの割に操作性が良いことで知られています。
TWは、初心者の方にもおすすめできるビンディングです。
【フラックス】
PR
フラックスの中で、エントリーモデルにあたるPR。
軽量で柔らかめのフレックスなので、グラトリに最適です。
PRは、グラトリをメインで楽しみたい、まずはコスパの良いモデルがいい、という方におすすめのビンディングです。
【ユニオン】
フライトプロ
ユニオンは、2004年にアメリカで誕生したビンディングブランドです。
世界的に有名なブランドのユニオンが展開する最も柔らかいモデルのフライトプロは、柔らかく操作性の良さが特徴です。
また、ユニオンの中で最も軽いハイバックを採用したCP1により、柔らかさと取り回しの良さをサポートします。
フライトプロは、ユニオンのエントリーモデルとしておすすめです。
【ユニオン】
ストラータ
ユニオンの人気モデル、ストラータ。
ストラータは、ユニオンの中で一番売れているモデルです。
高速ランに対応できるミディアムフレックスを採用しています。
振動吸収性の高いベースプレートは、無駄な振動をなくし、正確なエッジングをサポートします。
また、ストラップの柔軟性も向上しているので、足首の操作性も良く、オールラウンドに使えるモデルです。
【ユニオン】
フォース
ストラータに並んで人気を誇るフォース。
ミディアムフレックスのフォースは、さまざまな滑りに対応するオールラウンドモデルです。
ストラータより安定性に優れていることで知られ、グラトリからカービング、キッカーなど幅広い滑りに対応しています。
フォースは、中級者以上にもおすすめのモデルです。
【バートン】
ジェネシス
スノーボードといえば誰もが知っている超有名ブランドのバートン。
オリンピックメダリストのショーン・ホワイト選手や平野歩夢選手も使用するなど、絶大な人気を誇っています。
ジェネシスは、無駄なストレスのない快適な動きを可能にするバートンの人気モデルです。
2012年に誕生して以来、一度もリニューアルすることなく高い完成度を誇ってきました。
そしてついにジェネシスは、今モデルよりハイバックのクッション性が向上しました。
そのソフトな乗り味は、グラトリや初心者の方におすすめのモデルです。
【バートン】
マラビータ
低速から高速ラン、高回転系のトリックやカービングに向くミディアムフレックスを採用したマラビータ。
左右非対称のアンクルストラップにより、足回りの自由度が高いのが特徴です。
また、少し硬めのハイバックは高速ランの安定性をサポートします。
マラビータはバートンのオールラウンドモデルとして、グラトリやフリーランを思う存分に楽しみたい方におすすめです。
【バートン】
ミッション
ミディアムフレックスで、オールラウンド向けのモデルとして知られるミッション。
高速ランや高回転系のグラトリに性能を発揮するミッションは、マラビータと同等の性能を誇りながら、コスパが良いモデルです。
ミッションは、バートンが展開するオールラウンド向けのエントリーモデルとしておすすめです。
【ローム】
vice
ロームの中で最もグラトリに適したモデルのvice。
サーフライドのような自由度の高い滑りを可能にする柔らかさと、反応の良さが人気を支えています。
柔らかさに加えて、軽めのモデルであるviceは、グラトリメインで考えている方におすすめのモデルです。
【サロモン】
トリガー
サロモンが展開するビンディングの中で、オールラウンド向けのミディアムフレックスを採用したトリガー。
ヒールカップとベースプレートを結ぶジョイントを採用したBlaster Techは、硬いバーンの上でサスペンションのような役割を果たします。
また、高回転トリックやキッカーにも向いているので、初心者のみならず中級者以上にもおすすめしたいオールラウンドモデルです。
まとめ
今回は、グラトリ向けのビンディングの選び方とおすすめ12選をご紹介しました。
グラトリに適したビンディングを選ぶことは、上達の近道です。
価格帯の幅も広いので、ぜひ自分に合ったビンディングを見つけてグラトリを楽しみましょう。
グラトリ向けビンディングの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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