ファーストレイヤーとは、ベースレイヤーとも呼ばれ、直接地肌に触れるシャツやインナースパッツなどの下着類のことを指します。
スノボをしているときはすぐに汗だくになりますが、リフトや休憩のときに身体が冷えきってしまう人も多いです。
ファーストレイヤーは、そのようなときに快適な体温調整に一役買います。
そこで、今回はスノボ用のファーストレイヤーを、手の届きやすい価格帯の安いアイテムも含めてご紹介していきます。
スノボ用ファーストレイヤーを使うメリット
快適になる
スノボをしているときに、汗だくになったシャツがずっと身体にまとわりついているほど、不快なことはないでしょう。
さまざまなブランドから、吸収性、速乾性に優れたインナーシャツが出ています。
身体から出た汗を吸収するだけでなく、その後にその蒸気を解放してくれます。
そのため、身体に衣類がまとわりつくことなく、快適に滑走できるようになります。
保温性が高い
ファーストレイヤーは、汗の吸収と速乾性に優れているだけでなく、保温性にも優れています。
特に、スノーシーズンに使用するスノボ用のファーストレイヤーともなれば、それは第一に優先したいところです。
汗をかいた自分の身体は、乾いたとしても身体を冷やそうとする作用もあるため、適温に保温される必要があります。
普段使いもできる
ファーストレイヤーは、雪山でしか使用できないといった決まりはありません。
日常生活でも、気温が下がり始める秋頃からをはじめとして、とても寒い日には大活躍します。
いろいろなものを何枚も重ね着をすると、結局汗だくになってしまったり、脱ぎ着する手間があります。
良質なものをシンプルに着こなす方がとてもクールと言えるでしょう。
スノボ用ファーストレイヤーを使うデメリット
こだわると費用がかかる
ハイブランドから出ているものや良質なものは、費用がかさみます。
また、保温性、吸収性、透湿性、速乾性など、機能をこだわるとキリがありません。
その値段の幅は、数千円から、高いものでは数万円までします。
低価格であらゆる機能を持ち合わせている商品があれば買いですが、なかなか少ないです。
デザイン性は限られる
結局はインナーのため、外から他人に見られることはほとんどありません。
そのため、シンプルな色合いやデザインのものがほとんどです。
しかし、気分が上がるものを身につけてスノボができるほど、嬉しいことはありません。
機能重視で使用する人がほとんどだと思いますが、さらにお気に入りのデザインや色合いを見つけられたら運命でしょう。
サイズ感も大事
アウターはオーバーシルエットがトレンドですが、ファーストレイヤーもオーバーサイズで買ってしまうと失敗することがあります。
ミドルレイヤーやアウターとかさばり、ストレスとなるためです。
良質だからと数万円かけて失敗するよりも、普段から使用しているインナーをスノボ用に活用するのも一つでしょう。
スノボ用ファーストレイヤーの選び方
まずは機能重視
吸水性や速乾性の機能は必須と言えるでしょう。
その他、保温性や透湿性、生地の厚さなど、注目したい機能は多くあります。
身体が温まったらそれで良しとする人もいるかもしれませんが、多くの人は汗でベタベタになってしまった衣類は嫌でしょう。
また、汗で冷えてしまうこともあり、スキー場に着いてから寒いと感じること、動き始めて暑いと感じることもあります。
そのため、そのあたりを上手くケアしてくれる機能があるかどうかを 、しっかりと見極めることが重要です。
サイズ感
身体に無理なくフィットするサイズが良いでしょう。
大きすぎると、ミドルレイヤーやアウターを着たときにゴワゴワして負担となります。
また、伸縮性の乏しい素材の場合、ジャストサイズすぎると動きづらく、それもストレスになります。
購入前に試着できたらなお良いですが、肌に直接触れる衣類のため、店頭であっても試着が困難な場合がほとんどです。
自分の肩幅や身丈など、採寸のうえで検討できたら良いでしょう。
また、ネットでの購入の場合は、口コミなどの評価を見ることも一つです。
費用
価格帯は、ブランドや商品によってさまざまで、高機能であればあるほど費用がかさむことは仕方ありません。
最低限必要な機能とも考えられる吸水、速乾性に優れた商品を見つけてください。
さらに、保温性のあるミドルレイヤーやアウターとうまく組み合わせて使用することも一つでしょう。
そうすることで、低価格のものでもうまく使いこなせることがあります。
自分が持ち合わせているインナーやウェアとの組み合わせも考えながら、購入できると良いでしょう。
スノボ用ファーストレイヤーおすすめ7選
【BURTON】
Midweight Base Layer
透湿性が高く、常に快適に過ごすことができて、スノーシーズンだけでなく、暖かい季節にも大活躍間違いなしです。
速乾性にも優れているため、夏のシーズンにも重宝します。
伸縮性も優れているため、着心地は大変よく、アウトドアにピッタリ。
スリムフィットのシルエットですが、体との間にわずかな隙間を残してあるため、快適にフィットしてくれます。
【AIRBLASTER】
NINJA SUIT
AIRBLASTER独自のNINJA SUITは、スノーボーダーであれば誰しもが気になる商品でしょう。
こちらは、上下一体型のフードが着いたベースレイヤーです。
長年の研究により開発された、最高峰のスノーボードに特化したファーストレイヤーと言えるでしょう。
ストレッチの効いた生地で、身体へのストレスはまるでなく、快適に過ごすことができます。
【UNDER ARMOUR】
ファーストレイヤー(1375528)
幅広いトレーニングアパレルを扱うUNDER ARMOURからも、快適なファーストレイヤーが出ています。
スノーシーズンに限らず、あらゆるスポーツのインナーとしても活用できます。
サイズやカラーの展開も豊富で、ジャストサイズのお気に入りの色を見つけることができるでしょう。
同ブランドでレイヤリングを揃えてしまうのも一つかもしれません。
【mont-bell】
ジオライン
厚手でありながらわずか224gと、超軽量のファーストインナーです。
保温力がしっかりとあり、汗をかいても素早く吸収してくれます。
また、速乾性にも優れているため、常にドライな生地感を味わえます。
ストレッチ性に優れており、寒冷地での着用を前提に保温性が重視されているため、雪山にはもってこいの逸品です。
【VOLCOM】
JP Polartec PD 1st Lyer Tops(vol19snow31)
スノーボード商品も多く取り揃える、横乗りのスポーツのブランド「VOLCOM」。
人気のウェア類以外にも、高機能なファーストレイヤーに注目です。
汗を素早く吸収除去して、外側から逃がしてくれる二重のニット構造となっています。
そのため、適切な体温調整を実現し、汗をかいても冷えることなく快適に過ごすことが可能です。
【TESLA】
防寒インナー
重ね着をしても邪魔にならない伸縮性の高い生地が使用されており、ストレスのない着用感が魅力です。
通気性がある寒冷地仕様の素材で、保温性が高く、雪山でもしっかりと頼れる逸品です。
また、シンプルなデザインで、どのようなレイヤリングにも相性抜群です。
フォーマルな場面から普段使いまで、幅広いシーンで活用できます。
【Columbia】
UNDERWEAR
Columbiaが独自開発したOmni-Heatにより、常に質の良い暖かさを保ってくれます。
透湿性のある裏地に配置されたアルミドットプリントが、体温を反射して保温性を高めます。
また、発汗した蒸気も素早く解放するため、身体を常にドライに保ってくれるアイテムです。
抗菌作用も高く、着用している一日を快適に過ごすことができます。
まとめ
ファーストレイヤーにどこまでの機能を求めるのかや、自分の持ち合わせているミドルレイヤーやアウターとの組み合わせも考えられたらベストです。
快適なファーストレイヤーを身につけることで、ストレスのない最高のパフォーマンスに繋がるでしょう。
スノボ用ファーストレイヤーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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