日常使いとしてスマートウォッチを付けている方は増えましたが、スマートウォッチはキャンプ時にも活躍するデバイスです。
スマートウォッチは時間を確認できるだけでなく、GPS機能や通知機能、キャンプ仲間と連絡を取り合ったりとさまざまなことができます。
確かにスマートウォッチがなくともキャンプはできますが、活用することで間違いなく今まで以上にキャンプを楽しめるようになるでしょう。
この記事では、キャンプ時にスマートウォッチを着用するメリットとデメリットや、製品を選ぶ際のポイントをご案内します。
また、「何を選べばいいかわからない」という方に向けて、おすすめのスマートウォッチ10選をご紹介します。
目次
- 1 キャンプでスマートウォッチを使うメリット・デメリット
- 2 キャンプ用スマートウォッチの選び方
- 3 キャンプ用スマートウォッチおすすめ10選
- 3.1 【Apple】Apple Watch Series 7
- 3.2 【Apple】Apple Watch SE
- 3.3 【SUUNTO】TRAVERSE(SS022226000)
- 3.4 【SUUNTO】SUUNTO9(SS050257000)
- 3.5 【GARMIN】Instinct(010-02064-12)
- 3.6 【GARMIN】fenix 7(010-02540-04)
- 3.7 【CASIO】PROTREKスマート(WSD-F30-BU)
- 3.8 【HUAWEI】WATCH FIT2(YDA-B09S)
- 3.9 【FOSSIL】ジェネレーション6(FTW4061)
- 3.10 【スカーゲン】FALSTER ジェネレーション6(SKT5302)
- 4 まとめ
キャンプでスマートウォッチを使うメリット・デメリット
今までキャンプ時にスマートウォッチを着用してこなかった方であれば「キャンプ時に腕時計って必要なの?」と思いますよね。
ここではキャンプ用スマートウォッチを着用するメリットとデメリットについて解説します。
メリット
通知や連絡をすぐに確認できる
仲間とキャンプをする時であれば、「薪を買ってきてほしい」「テントの設営を手伝って欲しい」などさまざまな連絡のやりとりがあるでしょう。
しかし何かの作業中であれば、スマートフォンをポケットやカバンにしまっていて、通知をその都度確認するのは難しいですよね。
スマートウォッチは連絡などの通知があればバイブレーションで知らせてくれて、腕を見るだけでメッセージを確認できます。
また、音声入力やボタン操作で返信や連絡もできますので、仲間とスムーズに連絡を取り合えるとキャンプの手間がグッと減ります。
天候を細かく確認できる
今や天気に関するスマートフォンアプリはたくさんあり、とても便利ですよね。
キャンプともなると、日の入りや日の出の時刻、雨や風の予報など、天気にまつわる情報は普段以上に気になるものです。
スマートウォッチであれば、これらの情報を文字盤に常に表示させたり、雨雲が迫っているときには通知が鳴るような設定もできます。
天候の通知がスマートフォンにしか表示されないと、確認が遅れて急な雨への対応が遅れてしまうことにも繋がるでしょう。
天候などの急を要する情報をすぐに教えてくれるスマートウォッチはキャンプ中にとても重宝します。
視認性が高い
キャンプは日常生活には無い、夜間や早朝の暗い環境も楽しみの一つですよね。
周りが静かに暗闇を楽しんでいる中、スマートフォンを開くと眩しさで迷惑をかけてしまうこともあります。
ほとんどのスマートウォッチにはバックライトが搭載されています。
暗くても情報が確認できる一方、サイズが小さいため周りを照らすほどの眩しさはありません。
周囲を気にすることなく情報を見られるのは、思った以上にストレスを減らすことに繋がります。
デジタルデトックスに繋がる
スマートフォンが普及したこの時代、「デジタルデトックス」という言葉は聞いたことがあるでしょう。
キャンプを楽しむ目的は人それぞれですが、日常の喧騒から離れて豊かな自然を楽しむためにキャンプをする方も少なくないですよね。
とはいえ、キャンプ中も情報収集や仲間との情報交換のため、スマートフォンを使う場面もあるでしょう。
「必要な情報を調べようとしてスマートフォンを開いたら、ついついSNSを開いてしまった」という経験は普段でもありますよね。
今までスマートフォンでしていたことをスマートウォッチに任せることで、キャンプを全力で楽しむことができます。
デメリット
充電が必須であること
一般的な腕時計であれば電池交換は数年に一回程度で済むのに対して、スマートウォッチは1日から数日程度でバッテリーが切れてしまいます。
日常的に使用するスマートウォッチであれば充電も習慣となりますが、キャンプの時だけ使用する方は、充電を忘れてしまうことも考えられます。
ただ、今はモバイルバッテリーも普及しているので、そこまでバッテリー切れの心配をする必要は無いかもしれません。
例えば連日のキャンプをする方であればバッテリー容量の多いモデルを選ぶなど、事前の下調べが重要になります。
キャンプ用スマートウォッチの選び方
ここまで、キャンプ用スマートウォッチのメリットとデメリットを解説しました。
多くのメリットがあることはお分かりいただけたと思いますが、キャンプ用スマートウォッチは多くのメーカーが販売していて迷ってしまいますよね。
具体的な商品紹介にうつる前に、キャンプ用スマートウォッチ選びのポイントをご紹介します。
スマートフォンのOSに合った製品を選ぶ
OSとは「オペレーティングシステム」の略です。
「iOS」や「Android」という言葉を聞いたことはありますか?
例えば、AppleであればiOS、GoogleであればAndroidなどがOSにあたります。
スマートウォッチの機能を最大限発揮させるためには、このOSを合わせることが重要ポイントです。
OSはインターネットで検索すれば簡単に調べられます。
今お使いのスマートフォンのOSをあらかじめ確認した上で、スマートウォッチを選んでくださいね。
耐久性や耐水性を確認する
キャンプ中であれば、料理や急な雨など、スマートウォッチが水にさらされることは避けられません。
また、テント設営や薪をくべるときに、腕時計をぶつけてしまうシーンも珍しくないでしょう。
お気に入りのスマートウォッチがキャンプ中に壊れてしまったら、落ち込んでキャンプどころではなくなってしまいますよね。
そのため、できるだけ耐久性や耐水性が高いスマートウォッチをおすすめします。
また、スマートウォッチを保護するためのケースやフィルムが販売されているモデルもありますので、あわせて確認すると選択の幅が広がるでしょう。
用途にあった機能を搭載しているか確認する
スマートウォッチにはさまざまな機能が搭載されています。
もちろん、多機能なモデルの方が便利に使えますが、その分価格も高くなってしまいます。
せっかくGPSやコンパスなどの機能を持った製品を購入しても、その機能を使わないのであればもったいないですよね。
また、遭難時や怪我をした際の緊急通報など、活用シーンは少ないものの、いざという時にとても活躍する機能もあります。
ご自身のキャンプ経験を思い出しながら、必要な機能を持ったモデルを選んでください。
バッテリー性能や充電方法を確認する
すでにご説明したように、多くのスマートウォッチは数日間で充電が必要になります。
充電忘れやバッテリー切れの可能性も考慮すると、スマートフォンと同じケーブルを使えたりすると安心ですよね。
ほとんどのスマートウォッチは、スマートフォン同様USBで充電しますが、中にはソーラー充電が可能なモデルもあります。
スマートウォッチの使用頻度やキャンプ環境などから、ご自身にあった製品を選びましょう。
キャンプ用スマートウォッチおすすめ10選
【Apple】
Apple Watch Series 7
iPhoneユーザーであれば、Apple Watchがおすすめです。
iPhoneと接続することで、着信やメールをはじめとした各通知を受け取ったり、メッセージの送信も可能です。
耐水機能や緊急通信サービスなど、キャンプ用として十分な機能を持っています。
また、電子決済などの日常用の機能も豊富なので、キャンプ時のみならず普段から着用したい方にもおすすめです。
【Apple】
Apple Watch SE
Apple Watch SEは、必要な機能は残しながら価格を抑えたモデルです。
Series7との機能の違いは、血中酸素センサーや電気心拍センサーが無い点や、画面の常時表示ができない点です。
少し機能は抑えられているものの、泳げるほどの耐水性能や、各種通知機能、バッテリー性能などキャンプに必要な性能は十分搭載されています。
【SUUNTO】
TRAVERSE(SS022226000)
SUUNTO(スント)TRAVERSEはミリタリーユースにも使える高スペックなスマートウォッチです。
キャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、登山など幅広い場面でお使いいただけます。
自転車、水泳、ランニングなどにも対応しており、アクティブに活動をする方であればさらに満足いただけるモデルです。
【SUUNTO】
SUUNTO9(SS050257000)
SUUNTO9は80種類以上のスポーツに対応している人気のモデルです。
最大14日間持つバッテリー性能があり、連日のキャンプを楽しむ方でも安心してお使いいただけます。
高度計やGPS機能、10気圧の防水性能が搭載されており、キャンプと登山を組み合わせる方にも不満なく使える高スペックモデルです。
【GARMIN】
Instinct(010-02064-12)
GARMIN Instinctは、アメリカの国防省基準の耐熱、耐水、耐衝撃性能がある頑丈なモデルで、過酷な環境でキャンプを行う方におすすめです。
もちろん、スマートフォンと連携することで各種通知を受け取ることも可能です。
キャンプ初心者にはオーバースペックかもしれませんが、これから本格的なキャンプをしてみたいという方でも、モチベーションを上げてくれるでしょう。
【GARMIN】
fenix 7(010-02540-04)
GARMINの機能をフルに活用したい方は、フラッグシップモデルであるfenix7をおすすめします。
キャンプに活用する機能はもちろん、運動時のストレスレベルや心拍変動、睡眠の質をスコア化するなど非常に多くの機能を搭載するモデルです。
GARMINならではの重厚な外観で、アウトドアが好きな男心をくすぐるデザインも特徴です。
【CASIO】
PROTREKスマート(WSD-F30-BU)
CASIO PROTREKシリーズは、国内ブランドのCASIOがアウトドア向けに開発、販売する商品です。
オフラインでもカラー地図が表示できるなど、アウトドアに特化した機能を搭載しています。
キャンプでも活用できる十分な機能を持ちながら、CASIOブランドで安心してお使いいただけるでしょう。
【HUAWEI】
WATCH FIT2(YDA-B09S)
HUAWEI(ファーウェイ)のアウトドア向け人気モデルです。
操作しやすい大画面や、10日間持続するバッテリーなど、抜群の使いやすさがあります。
Bluetoothでスマートフォンと繋ぐことでスマートウォッチでの通話も可能なため、キャンプ仲間と頻繁に連絡を取り合うことができます。
血中酸素や睡眠モニタリングなどの健康管理に使える機能も搭載されており、普段使いにもおすすめです。
【FOSSIL】
ジェネレーション6(FTW4061)
フォッシルはライフスタイルブランドとしてのおしゃれなデザインが人気です。
デザイン面だけでなく、通話機能やスマートウォッチ単独のGPS機能、30分で80%充電できるなど、アウトドア用としての機能は本格的です。
Google検索にも対応しており、キャンプ中のちょっとした調べ物をすぐに検索できるのはとても便利ですよね。
【スカーゲン】
FALSTER ジェネレーション6(SKT5302)
スカーゲンのFALSTERは、ケースとバンドがステンレス鋼製と、おしゃれなデザインを持つ点が特徴です。
AMAZONのALEXAに対応しており、「アレクサ」と声をかければ知りたい情報をチェックしたり、タイマーやアラームを設定できます。
同期はAndroidデバイスのみ互換性があるため、現在Androidスマートフォンを利用している方におすすめのモデルです。
まとめ
キャンプ用スマートウォッチのメリットとデメリットや選び方のコツ、そしておすすめのスマートウォッチ10選をご紹介しました。
手作業の多いキャンプの場面では、腕で情報確認ができることはとてもメリットになります。
ぜひキャンプ用スマートウォッチを活用して、キャンプをより楽しいひとときにしていただけたら幸いです。
キャンプ用スマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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