スキーシールおすすめ12選!クライミングスキンの選び方は?

スキーシールはクライミングスキンと呼ばれることも多く、バックカントリーやツアーガイドを行う際に必要不可欠なアイテムのひとつです。

重要なアイテムとは言え、まだまだ認知度が低く、スキーシールを試して見たいと思いながらも購入を迷われている人も多いのではないでしょうか。

この記事ではスキーシールの購入を検討している人に向けて、 メリットやデメリットに加え、購入のポイントになる選び方やおすすめの商品を紹介していきます。

スキーシールとは 

スキーシールは斜面を進みやすく、登りやすくしてくれる雪山登山ユーザーには欠かせないアイテムです。

スキー板やスプリットボードの裏に貼ることで前に進みやすくなり、後ろに滑り落ちにくくしてくれます。 

スキーシールの素材は,、主にモヘアとナイロンの2種類あります。

モヘアは軽量でスライドに優れていて、ナイロンは濡れに強く耐久性が高いのが特徴です。

シール裏に付いてあるグルー(糊)は板のソールの部分に接着できるようになっており、前後に付属してあるストッパーで固定する仕組みになっています。

スキーシールを使うメリット

最大のメリットは、斜面を後退することなく前に進みやすくしてくれるということです。

進みづらい雪道の中で高いグリップ力を発揮し、雪山を登りやすくしてくれるということです。

また、スキーシールは登山だけでなく、滑走エリア外であるバックカントリーや未開拓エリアの斜面の攻略などにも力を発揮し、行動範囲を格段に広げてくれます。

雪山登山はもちろん、荒れた地形や勾配のきつい斜面で活動する人達にスキーシールが重要装備であることは間違いありません。

スキーシールを使うデメリット

シールの主な素材であるモヘアとナイロンですが、モヘアはグリップ力や耐久性に乏しく、 ナイロンはかさばりやすく重量があるものが多めです。 

それぞれの素材の特徴を理解して自分のスキースタイルに合ったものを選ばないとスリップの原因になってしまい、楽しみが半減してしまうことになります。 

また、摩耗やグルーがダメになることでシールが使用できなくなる場合もあります。

多くはグルーの寿命で使用できなくなることが多いため、そうなると張り替えをするか、新しいものを購入するしかありません。

スキーシールの選び方

季節

スキーシールを購入する際、季節に応じたものを選ぶことも重要です。

深雪になる事が多い1~2月あたりは、軽量で移動がしやすいモヘア素材がおすすめです。

また、3月以降のシーズン後半戦は雪面が固くなることが増えるため、グリップ力抜群のナイロン素材の使用がいいでしょう。

長さ

スキーシールは短い方がスライドしやすく、長さがある方がグリップ力が高くなります。

例を挙げると、スライド重視の場合は180cmのスキー板に対して170cmから180cm対応にしましょう。

一方で、グリップ力を重視する場合は、175cmから185cm対応にするという形になります。

メーカーにより長さの選択の幅は様々ですが、自分自身の好むスキースタイルにより選ぶことが可能です。

幅もスキーシール選びには 欠かせない条件のひとつです。

サイドカーブに乗った状態でエッジの1mmほど内側の位置で合わせられるのがベストです。

スキー板にシールの幅が合わない場合はスリップの危険性があり、斜面が進みづらくなることで体力の消耗にも繋がります。

素材

スキーシールの種類はモヘアとナイロン、さらにモヘアとナイロンの両方の特性を兼ね備えたミックスの3つです。

モヘアは歩行時の抵抗が少ないため、深雪のラッセルなどに適していると言われています。

グリップ力抜群のナイロンは、安定性が乏しいバックカントリー初心者の人におすすめです。

ミックスは両方の利点をうまく取り入れており、初心者から上級者まで幅広く愛されています。

素材も長さなどの形状と同じく、お好みのスキースタイルに応じて素材を選ぶようにしましょう。

接着方法

接着方法は吸盤とグルー(糊)の 2種類です。

グルーは板の粘着力は高めですが、ベタベタする事やメンテナンスが面倒なのがデメリットです。

吸盤はシールを貼り付けて運ぶことができて接着剤を使用しないため、メンテナンスが容易なところがメリットですが、粘着力は低めになります。

メーカー

スキーシールには多くのメーカーが存在します。

中でも、スキーシールメーカーのひとつであるPOMOGAは、滑走を重視する世界中のプロフェッショナルから信頼されているブランドです。

ナイロンのみの商品は作っておらず、色が可愛いという特徴があります。 

また、Mede in AmericaのアウトドアメーカーであるBlack Diamondは粘着力に優れ、性能が良いにもかかわらず、価格帯は控えめでコスパ抜群です。 

この他にも様々なメーカーがありますが、長さや幅などに違いがあるため、各社それぞれの特色を理解した上で自分に合うものを選ぶようにしましょう。

価格帯

メーカーや素材により、差はもちろんありますが、3万円前後のものが大半を占めます。

スキーシールを購入することで行動範囲は格段に上がるため、妥協することなく自身のレベルやスタイルにあったものを選ぶようにしましょう。

スキーシールおすすめ12選

【Black Diamond】
アセンション スキン 

引用:Amazon

さらに軽量化されて、様々な形状の板に対応可能なアセンションスキンは、長さを決めてサイドカットするだけでOKのナイロン100%の優れものです。

雪の侵入を防ぐトップアンドテールのビキニカットは粘着力もあります。

素材はナイロン製プラッシュドマテリアルを使用していて耐久性も問題なく、非常に高性能なアセンションスキンです。

 素材

ナイロン100%

 サイズ

157−168cm

163−174cm

175−186cm

181−192cm

【Black Diamond】
グライドライトミックススキン(‎Black Daiamond)

グライドライトはロングツアーや長距離移動向けのモヘアとナイロンのミックスです。

見た目のおしゃれ感だけでなく、ティップアタッチメントは 先端形状が様々なものにもしっかり対応してくれます。

素材

モヘア65%

ナイロン35%

サイズ

163−74cm

169−180cm

157−168cm

【Black Diamond】
グライドライト ミックス FL 110 MM

引用:Amazon

グライドーライトミックスは 長距離移動のロング ツアー、バックカントリー向けのクライミングスキンです。

素材はナイロンとモヘヤ部屋のミックスで、軽量で、バランスよく滑らかな滑りを約束してくれます。

現場で交換可能なピボット式STSテールは、長さを20cm調整することが可能です。

素材

モヘア65%

ナイロン35%

サイズ

S

M

L

【G3】
130 mm Alpinist LTスキン(G3)

引用:Amazon

非常にコスパが良く、2万円を切る価格で手に入るというのが大きな魅力のひとつになります。

軽量な裏地とテールクリップが特徴で、重量が大きく左右するアルピニスト、スキーツーリングにおすすめです。

素材

モヘア100%

サイズ

100mm/Medium

【G3】
スキーシール 22-23 アルピニスト エレメンツ 

引用:Amazon

キュートな絵柄が特徴のG3アルピニストエレメンツはスキーシールに必要な機能を搭載しています。

リーズナブルな値段にも関わらず、収納ケースやトリムツールも付属品としてついてくるのがありがたいです。

素材

ナイロン100%

サイズ

S(153-169cm)

M(168−184cm)

L(183-199cm)

【G3】
スキーシール 22-23 アルピニストプラス グライド ffDWR

引用:Amazon

前モデルからPFC−FREEを考慮したものに リニューアルされ、進化を遂げています。

素材はモヘア 70%、ナイロン30%のミックス使用で、耐久性・グライド性にも長けており軽量でポテンシャルは高いです。

撥水加工されたGLIDEはリニューアルされたスキンは、ドライコンディションでその効果を大いに発揮してくれます。

素材

モヘア70%

ナイロン30%

サイズ

M(172−188cm)

L(183-199cm)

【POMOCA】
Climb Pro Mohair

引用:Amazon

素材が100%モヘア構造で、グライド性能に優れています。

条件の悪い雪道やパウダースノーでも その性能を存分に発揮することができます。

素材

モヘア70%

ナイロン30%

サイズ

S(160-169cm)

M(170-179cm)

X-L(190-203cm)

【POMOCA】
クライム2.0 Ready 2 クライムクライミングスキン(Pomoca)

引用:Amazon

オールラウンダーなクライミングスキンで様々な雪の条件下でそのポテンシャルをいかんなく発揮してくれます。

素材はモヘア70%、ナイロン30%のミックスでグライドとグリップの調和を取り、安定性抜群です。

Ever Dry3.0防水加工は、皮膚凍結を防いでくれます。

POMOCAの商品は繊維のテンションの書き方など独自で開発しており、シールによりハイレベルな歩行を行うことができます。

素材

モヘア70%

ナイロン30%

サイズ

XS(145-159cm)

S(160-169cm)

M(170-179cm)

L(180-189cm)

X-L(190-203cm)

【POMOCA】
クライムプロ Sグライド クライミングスキン  Ready2climb

引用:Amazon

プロフェッショナルもご用達のアンチグリップスキンです。

POMOCAが開発した2クライムセットは特殊な工具を使用することなくたった2分ほどでカットを可能にしてくれます。

素材

モヘア70%

ナイロン30%

サイズ

XS(145-159cm)

S(160-169cm)

M(170-179cm)

L(180-189cm)

X-L(190-203cm)

【colltex】
コールテックス スキーシール 22-23 TODI CRYSTAL

引用:Amazon

強い粘着力を持ち、あらゆるシーンに対応してくれる商品で、初心者から上級者まで愛されるcolltexのベストセラー商品です。

グリップ力・耐久性・滑走力のバランスが取れており、様々な雪質うあ天候に対応することができます。 

安定した強いグリップ力を求める初心者はもちろん、山岳ガイドの人にも適しています。

素材

モヘア65%

ナイロン35%

サイズ

165-175cm

170-180cm

175-185cm

180-190cm

【colltex】
コールテックス スキーシール 22-23 

引用:Amazon

コールテックスの主力商品であるPALUスキーシールは長時間の移動やハイクアップを 行う上級者向けの商品です。

100%モヘアの素材による滑走性は、新雪や乾燥雪に大きな力を発揮します。

新技術のDRY BASEコーティングは 水の吸収率を減らし、接着剤の耐久性を高めてくれます。

素材

モヘア100%

サイズ

165-175cm

170-180cm

175-185cm

180-190cm

【ATOMIC】
クライミングスキン HYBRID SKIN 78 (AL6000144)

引用:楽天市場

アトミックのクライミングスキンは山岳レース用に開発された商品です。

グリップ性も抜群で体力の消耗も防げます。

また、取り付けや取り外しも従来品よりも楽になり、グルーの塗り直しの必要もありません。 

素材

モヘア100%

サイズ

163cm

175cm

紹介アイテム一覧

スキーシール おすすめ ~クライミングスキンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

Black Diamond
アセンション スキン 
Black Diamond
グライドライトミックススキン(‎Black Daiamond)
Black Diamond
グライドライト ミックス FL 110 MM
G3
130 mm Alpinist LTスキン(G3)
G3
スキーシール 22-23 アルピニスト エレメンツ 
G3
スキーシール 22-23 アルピニストプラス グライド ffDWR
POMOCA
Climb Pro Mohair
POMOCA
クライム2.0 Ready 2 クライムクライミングスキン(Pomoca)
POMOCA
クライムプロ Sグライド クライミングスキン  Ready2climb
colltex
コールテックス スキーシール 22-23 TODI CRYSTAL
colltex
コールテックス スキーシール 22-23 
ATOMIC
クライミングスキン HYBRID SKIN 78 (AL6000144)
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