スケボーシューズはトリックのやりやすさや、体への衝撃を和らげるクッションの役割を持つ重要なギアの一つです。
シューズはスケボーコンプリートよりも重要度が高いと考える人が多く、プレーに大きな影響を与えます。
専用シューズ以外でスケボーをするとすぐに壊れ、体へのダメージが大きくなるので、スケボーには必ずスケシューを使いましょう。
足の裏から伝わるフィーリングが重要なスポーツですので、フィット感も非常に大事になってきます。
今回は、キッズ用スケボーシューズのメリットデメリット、さらにおすすめシューズ10選を安いものも含めてご紹介します。
目次
- 1 キッズ用スケボーシューズを使うメリット
- 2 キッズ用スケボーシューズを使うデメリット
- 3 キッズ用スケボーシューズおすすめ10選
- 3.1 【ETNIES】KIDS MARANA（4301000120）
- 3.2 【ETNIES】KIDS JOSL1N（4301000139）
- 3.3 【Emerica】THE REYNOLDS LOW VULC YOUTH（6302000016）
- 3.4 【Emerica】ROMERO LACED YOUTH（6302000015）
- 3.5 【DC shoe】Ks KALIS VULC（DK224004）
- 3.6 【DC shoe】インフィニットスリッポン（ADBS300356）
- 3.7 【DC shoe】LYNX ZERO（DK211001）
- 3.8 【LAKAI】GRIFFIN KIDS
- 3.9 【LAKAI】GRIFFIN KIDS
- 3.10 【VANS】OLD SKOOL KIDS（VN000W9T6BT）
- 4 まとめ
キッズ用スケボーシューズを使うメリット
高強度のアッパー素材
通常の子供用シューズと違い、スケボーをプレーするのに最適な素材と製法で作られているのがキッズ用スケボーシューズです。
シューズアッパー部分のオーリーなどで擦れる箇所には、グリップ力と耐久力に優れるスエード素材が多く使用されています。
ほかにもレザー地やキャンバス地などがありますが、最初は必ずスエード地のシューズをお選びください。
レザー地はスエードの次に耐久力が高い素材ですが、表面がある程度削れるまではグリップ力が低い物が多いです。
キャンバス地は伸びづらいメリットがあるのですが、耐久力が無いので、擦れない履き口などに使用されています。
耐久力とグリップ感に優れるスエードがスケボーシューズでは最も優れた素材です。
安定感とグリップ力のあるソール
キッズ用スケボーシューズのソールは大きく分けて2つあります。
安定感と耐久力に長ける「カップソール」と、グリップ力とボードフィールに長ける「バルカナイズドソール」です。
二つとも使用してみて、やりやすいほうをお選びいただくことをおすすめします。
ニースライドを多用し、一つの靴を長く使うキッズには、耐久力に長けるカップソールのほうがおすすめです。
最近のカップソールは最初は硬めですが、何度か履けばバルカと同等の柔らかさが得られるので、子供にはカップソールが最適です。
ランプやボウルなどを練習し、ハイスピードのスケボーが好きな子には足裏のグリップが優れるバルカナイズドシューズをおすすめします。
テクニカルな回しトリックを得意とする子にも、ボードフィールが優れるバルカナイズドシューズが適しています。
高いフィット感
スケボーシューズは、履いた際に靴の中で足が動かないほうがトリックの精度が高まるので、シューズのホールド感も重要です。
子供のうちは足の成長が早いため、大き目を買う場合が多いですが、スケシューに関してはぴったりのサイズをお選びください。
シューズは数か月履くと、体感0.5cm大きくなったように感じるほど伸びるので、最初から大き目を買うとホールド感が損なわれます。
もし緩くなってしまったら、厚い靴下を履いたり、中敷きを二重にすることでフィット感が向上する裏技もあります。
コストパフォーマンスの高さ
大人用のスケボーシューズと比べ、子供用スケボーシューズはほとんどが一万円以下で購入することができます。
使用される素材が少なかったり、クッション素材などを簡素化することによってコストを抑えています。
子供は体の柔らかさに加え体重が軽いので、大人用のような高いクッション性能を必要としない子が多いです。
膝や腰の痛みを持つお子さんは、別売りで高いクッション性の中敷きなどを入れてあげるとクッション性が向上します。
キッズ用スケボーシューズを使うデメリット
販売店が少ない
スケボーシューズはメーカー直営店かスケボーショップが主な販売店になります。
スケボーショップでは場所にもよりますが、大人用スケボーシューズの販売は多いものの、子供用は少ない印象です。
メーカーの直営店であれば幅広くラインナップされているので、子供用も取り扱っている場所が多くあります。
ですが、ETNIESやEMERICAなど直営店が無いシューズブランドは、スケボーショップから購入する以外の方法がありません。
オンラインであれば在庫は豊富にあるものの、試し履きができず、サイズが分かりづらいかと思います。
基本的に子供用はいつも履いているシューズサイズで問題ないので、今履いている物と同じサイズを購入してください。
大人用と比べ種類が少ない
大人用スケボーシューズは非常に多くの種類の靴が発売されており、日本独自のメーカーから発売されている物も多くあります。
ですが、子供用となるとかなり数が絞られてしまい、ぱっと思いつくもので5社程度と非常に少なくなってしまいます。
大人はファッションを意識し、靴の性能よりもデザインで選ばれる方が多くいますが、子供は機能性を重視した方が良いです。
メーカーの数は少ないものの、どのメーカーも品質の高い子供用シューズを作っているのでご安心ください。
キッズ用スケボーシューズおすすめ10選
【ETNIES】
KIDS MARANA（4301000120）
1986年に当時の人気プロスケーターのピエール・アンドレが設立した、初めてのスケーターによるスケシューブランド、エトニーズ。
エトニーズのフラッグシップモデルであるMARANAをキッズ仕様にアップデートした一足です。
発売から数年経つ今も圧倒的な人気を誇り、キッズ用の代表的シューズともいえる名作です。
カップソールの高い安定性と、エトニーズ独自のソールパターンから生まれる適度なグリップ感を特徴としています。
一番のポイントは、どのシューズよりも耐久力が高い点でしょう。
【ETNIES】
KIDS JOSL1N（4301000139）
クリス・ジョスリンのシグネチャーシューズ、JOSL1Nのキッズ仕様です。
MARANAと肩を並べ人気が高い一足となり、MARANAと同様のソールを使用しているので履いたフィーリングは非常に似ています。
つま先部分からオーリーエリアにかけて、シューズ内部にラバーキャップが内蔵されています。
よって、一枚目のスエードが貫通してしまっても2枚目のラバーキャップがあるので、貫通しない非常に高い強度が特徴です。
さらに、シューズを繋ぐステッチが少なく、ステッチの破れによる故障が起こりづらくしてあります。
強度の面で見たらMARANAをしのぐ一足です。
【Emerica】
THE REYNOLDS LOW VULC YOUTH（6302000016）
ETNIESと兄弟ブランドであり、高品質のシューズを開発するSOLE TECHNOLOGY社制作によるスケボシューズ、エメリカ。
エメリカの定番モデルであるREYNOLDS LOW VULCをキッズモデルに再構築したシューズとなります。
フィット感の高い作りとなっており、履いたその日からスケボーに使えるほど柔らかいソールが使用されています。
グリップ力が強いバルカナイズドシューズなので、ランプを練習しているお子さんにおすすめの一足です。
【Emerica】
ROMERO LACED YOUTH（6302000015）
エメリカに所属するプロスケーター、レオ・ロメロのシグネチャーシューズ、ロメロのキッズシューズモデルです。
安定感の高いカップソールが使われており、型崩れを起こし辛いモデルになります。
グリップ力はレイノルズと比べると劣るものの、耐久力はこちらのほうが高く、経たりにくいので長期間使用する方におすすめです。
デッキシューズのようなデザインとなり、大人な雰囲気を持つ靴なので、ファッション的にも非常に魅力溢れるモデルです。
【DC shoe】
Ks KALIS VULC（DK224004）
フィリーから生まれた伝説のスケーター、ジョシュ・キャリスのシグネチャーモデルのバルカナイズド仕様になります。
グリップ力が非常に高く、足の裏から感じるボードフィールも繊細に伝わってくるので、テクニカルなスケーターにおすすめです。
DCのシューズは上質なスエード生地を使用しているにもかかわらず、価格が良心的なのでコスパが非常に高いシューズです。
【DC shoe】
インフィニットスリッポン（ADBS300356）
キッズ用シューズでは珍しい、上履きタイプのスケボーシューズ、スリッポンモデルになります。
靴紐を結ぶ手間が無く、靴の脱ぎ剥ぎが容易なので、小さいお子さんにはこちらのようなスリッポンタイプがおすすめです。
スケボーで擦り切れやすいつま先部分とオーリーエリアを高強度のラバー素材で覆っているので、強度も非常に高い一足になります。
【DC shoe】
LYNX ZERO（DK211001）
90年代のストリートシーンで流行したファットなシルエットのスケボーシューズ、LYNXのスリムバージョンになります。
スリムバージョンと言えど、通常のスケボーシューズより太いシルエットのシューズとなります。
90年代に流行したバギーパンツに合わせる方が多く、東海岸のストリートスケートシーンが好きな人がよく着用していました。
このようなカルチャーが詰まったシューズを子供が履いていると、大人から好印象を受けることができます。
ファッショナブルなシューズでもあるので、太いパンツに合わせることをおすすめします。
【LAKAI】
GRIFFIN KIDS
GIRLの伝説的プロスケーター、マイク・キャロルとリック・ハワードにより設立された、スケーターによるシューズブランド、ラカイ。
スケボーの特性を熟知した彼が作るシューズは、スケーターファーストに考え、履き心地とプレーのしやすさを追求しています。
定番モデルあるグリフィンはまさにスケボーシューズの王道と言えるデザインで、欠点が一切ないラカイの決定版です。
【LAKAI】
GRIFFIN KIDS
こちらはグリフィンのベルクロ仕様で、靴の脱ぎ剥ぎがしやすくなっているので、お子さんにうってつけのモデルです。
シューズが切れてしまうトラブルも起こること無く、高いフィット感が得られるのでキッズシューズにはベストマッチな仕様です。
足なじみの良いバルカナイズドソールが使用されているため、幅広いお子さんの足にフィットする一足となっています。
【VANS】
OLD SKOOL KIDS（VN000W9T6BT）
設立より40年を超える元祖スケートボードシューズ、ヴァンズの定番モデルになります。
バンズオリジナルのソールパターン、ワッフルソールが採用されており、スケシューでトップクラスのグリップ力を持つ一足です。
つま先部分には強度の高いスエードが使われていますが、オーリーエリアはキャンバスなので、シューグーなとで補強が必要です。
ファッション性が良く、大人にも人気の高いモデルなので、スケボー以外で履いても周りと差を付けられるシューズと言えます。
まとめ
大人より滑る時間が多く、練習量が多いキッズには、耐久力が高いモデルが重要です。
よって、必然的にキッズ用スケボーシューズが必要となります。
安定感を取るかグリップ力を取るか、またはファッション性を重視したモデルを選ぶか、スケーターの個性が出る部分でもあります。
キッズ用スケボーシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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