スケボーをするにあたって必ず準備しておきたいスケートボードシューズ(通称スケシュー)。
ですが、種類が多すぎて一体どれを買えばいいかわからないという方もいらっしゃるかと思います。
今回は、そのようなお悩みを抱える方からプロの方まで気に入っていただけるであろう、おすすめのスケボーシューズをご紹介。
履き心地も機能性にも優れているスケボーシューズを履くことで、皆様のスケートライフがより快適なものとなるでしょう。
目次
- 1 スケボーシューズを使うメリット
- 2 スケボーシューズを使うデメリット
- 3 スケボーシューズの選び方
- 4 スケボーシューズおすすめ14選
- 4.1 【Converse】ユニ ルイ・ロペス プロ オックススケートシューズ(163261C)
- 4.2 【Lakai Footwea】ケンブリッジスケートシューズ(MS3200252A00)
- 4.3 【GLOBE】Encore 2(GBENCO2)
- 4.4 【HUF】Galaxy(HUF-VC00011-BKBKG)
- 4.5 【Fallen】Roach(Roach-U)
- 4.6 【エメリカ】WINO G6
- 4.7 【エス】ACCEL OG(5101000139)
- 4.8 【ラストリゾートエービー】スケボーシューズ(VM001)
- 4.9 【CARIUMA】THE VALLELY
- 4.10 【アディダス】バルク Raid3r スケートボーディング(LWO58)
- 4.11 【エトニーズ】MARANA MICHELIN
- 4.12 【ディーシーシュー】KALIS VULC(DM224017)
- 4.13 【VANS】ROWAN
- 4.14 【ポゼスト】SLAPPY(PS-SP01)
- 5 まとめ
スケボーシューズを使うメリット
デッキコントロールがしやすくなる
厚底ブーツやサンダル、ハイヒールや革靴など、世の中には多種多様な靴が存在します。
ですが、それらはスケートボードをする時には適していません。
なぜならば、靴の形状上、スケートボードをコントロールしづらく危険であるため。
スケボーシューズは、ソール面がフラットな形状で、板の感覚が足に伝わりやすく、デッキコントロールがしやすいです。
また、トリック時の擦り上げ動作時にも制御性に優れているため、思った通りの動きを実現することができます。
デッキテープとの相性が良い素材で作られている
スケートボードのトリック時にはシューズとデッキテープが擦り合う動作が発生します。
その際に非常に重要となるポイントが「シューズの素材」です。
スケボーシューズで主に用いられる生地は、スウェード、ヌバック、キャンバス。
それらには、デッキテープへの食い付きに優れているという特徴があります。
特にスウェード生地が圧倒的にデッキテープとの相性に優れており、擦り上げ動作時にもとても食いつきが良いです。
ハイオーリーや、ビタビタのフリップもメイクすることが可能。
また、スケボーシューズはデッキテープに擦り続けられることで必ず消耗していき、やがて穴が空いてしまいます。
ですが、これらの生地を使用しているスケボーシューズは耐久性にも優れており、長く履き続けられるというメリットも。
また、穴あき防止や穴埋めの「シューグー」というアイテムも存在します。
シューズをより長く履き続けていきたい方は、こちらの「シューグー」も是非チェックしてみてください。
履き始めから足に馴染みやすい
新品のシューズは素材が固く、履き始めた頃は靴擦れになってしまったり、足が動かしづらいことがあります。
メーカーにもよりますが、実はスケボーシューズは最初から靴本体が柔らかく、すぐに足に馴染みやすいものが多いのです。
そのため、スケボーシューズであれば新品を履いてもいつも通りの滑りができ、ストレスなく快適にスケボーを楽しめます。
特にスケボーは足首のスナップ動作が多いため、この「靴の柔らかさ」という点は非常に重要。
また、本記事でご紹介するおすすめ商品も、数あるメーカーの中から特に足に馴染みやすいものを選定しています。
スケボーシューズを使うデメリット
一般層向けシューズと比べると価格が高い
一般層向けのシューズと比べると価格が高めである点は、スケボーシューズの最大のデメリットでしょう。
高い理由は「使用されている生地」や、クッション性能に優れた「インソール」などにあります。
裏を返せば、機能性や耐久性、履き心地やクッション性能に優れているからこそ価格が高い、ということですね。
もし機会があれば、スケボーシューズを販売するショップに行き、一般の靴のインソールとの違いをを比べてみてください。
スケボーシューズのインソールの方が圧倒的にフカフカで、触れただけでその違いがわかります。
そして、実際に履いてその場でジャンプすると、その履き心地とクッション性能が実感できるでしょう。
それほどの違いを持つスケボーシューズですから、少し価格が高くてもご納得いただけるかと思います。
取り扱いしている実店舗が少なめ
スケボーシューズは取り扱いしている実店舗が少なく、特定のメーカーに関しては日本国内で手に入らない場合も。
オンラインショップであればそこそこは手に入りますが、それでも数は限られている状況です。
それでも10年ほど前に比べれば、世に流通するようになった方で、ここ最近のスケートボードブームによって加速され続けています。
ですが、日本国内ではかなりマニアックとされるメーカーの場合、急にその取り扱い店舗数が激減。
欲しいモデルやシリーズのシューズが手に入らないことや、自分のサイズが売り切れてしまっていることも多々あります。
そのため、もし本当に欲しいメーカーのシューズがあれば、迷わず売り切れる前に購入することがおすすめ。
ほとんどのシューズがUS規格である
スケボーシューズは、ほぼ全て日本国外のメーカー。
そのため、自ずとほぼ全てのシューズがUS規格です。
日本の規格とUS規格の何が違うのかというと、それはサイズの微妙な誤差にあります。
例えば、日本規格の感覚で26cmのシューズを履くとピッタリではなく、やや大きいです。
US規格は日本規格と比べ、おおよそ0.5cmほど大きく設計されており、形状自体も諸外国人向けの作り。
「せっかくシューズ買ったのに、自分の足の形状に合わない。」
といったことが起こる可能性があるのです。
それらを防ぐため、事前に店舗で試し履きできれば良いのですが、ここで取り扱い店舗が少ない点がネックとなってきます。
オンラインショップで購入する場合、サイズが合わなかったら…と思うと不安な方も多いはず。
そのようなときは、「返品交換対応」「試し履きOK」のショップであるか、事前に確認しておきましょう。
スケボーシューズの選び方
シューズの形状に注目してみる
スケボーシューズは、ローテクまたはハイテク、レースアップまたはスリッポンタイプなど、種類は様々。
そして、それらはそれぞれ異なる特徴をもっています。
例えばローテクシューズは、デッキの感覚が伝わりやすくコントロールしやすいですが、衝撃もダイレクト。
数ある種類の中で、スケボーシューズに適しているのはフラットソールタイプです。
大半はフラットソールを採用していますが、ハイテクシューズの中には少し凸凹したソールのモデルもあります。
履き心地は、レースアップタイプは足にしっかりとフィットしますが、脱ぎ履きが面倒な面やシューレスが切れてしまう面も。
逆にスリッポンタイプは脱ぎ履きが楽でシューレスが切れる心配もありませんが、サイズを間違えると履き心地が非常に悪いです。
このように、ご自身が気に入った形状で選んでみるのもひとつでしょう。
使用されている生地を確認する
スケボードシューズは主にスウェード、ヌバック、キャンバスの生地を用いています。
スウェードはデッキテープとの相性と耐久性に優れており、柔らかな履き心地が魅力的です。
ヌバックは見た目がレザー素材に見えるため、フォーマルな服装にも合わせやすい上に耐久性にも優れています。
キャンバスは型崩れがしづらく、通気性にも優れているため、蒸れを心配することなくスケボーを楽しめる魅力が。
このように、生地によって特性が異なるため、求めている機能性を有した生地のものを選ぶのもおすすめです。
価格やデザインや口コミをチェックする
スケボーシューズは基本的に価格が高いですが、中には割安なシューズも存在します。
スケボーシューズを選ぶとき、消耗品ということを踏まえると、お値段で躊躇してしまうこともあるでしょう。
丈夫な生地のものを手入れしながら長く履き続けるのか、もしくは安めなものをリピート買いするのか。
このように、今後のスケートボードライフを考慮しながら選んでみることもおすすめです。
また、その際に役立つ情報といえば使用された方々の口コミ。
スケーターが実際に履いてどうだったのか、という点からシューズの購入を検討することは非常に大切でしょう。
また、せっかくのスケボーシューズですので、「ファッションスタイルへの合わせやすさ」という観点で選ぶのもおすすめ。
「早くこの靴を履いてスケボーしたい!」
という気持ちになり、自然とスケボーに対するモチベーションも湧いてくるでしょう。
結果としてスケボーのスキル上達にもつながるので、もし購入時に迷った際は「デザインで選ぶ」こともおすすめです。
スケボーシューズおすすめ14選
【Converse】
ユニ ルイ・ロペス プロ オックススケートシューズ(163261C)
Converseのユニ ルイ・ロペス プロ オックススケートシューズをご紹介いたします。
こちらはメイン素材がスウェードで、デッキテープとの相性が抜群です。
また、日本ではあまり流通していないCONSというスケシューのため、レアな商品でもあります。
ソールもグリップ力が良く、ファッション性にも優れたスケボーシューズです。
【Lakai Footwea】
ケンブリッジスケートシューズ(MS3200252A00)
Lakai Footweaのケンブリッジスケートシューズをご紹介いたします。
こちらはメイン素材がスウェードで、一部メッシュ素材を使用。
デッキテープとの相性はもちろん、透湿性に優れているため、蒸れを気にすることなく滑り続けられます。
また、ガムソールもデッキテープとの相性が良く、耐久性とグリップ性能に優れたシューズです。
【GLOBE】
Encore 2(GBENCO2)
GLOBEのEncore 2をご紹介いたします。
こちらはメイン素材がスウェードで、耐久性とデッキテープへの相性が優れた一品。
トリプルステッチと2層のつま先キャップで耐久性を向上させ、グローブのS-Tracで究極のグリップと柔軟性を実現させました。
【HUF】
Galaxy(HUF-VC00011-BKBKG)
HUFのGalaxyをご紹介いたします。
こちらはメイン素材が100%ファブリックで、耐久性と履き心地の良い優れもの。
EVAインソールを採用しておりクッション性能が非常に良く、ハードなスケボーシーンでも疲れ知らずな滑りを体験できます。
ファッション性にも優れ、コーディネートに合わせやすいブラックカラーのガムソールシューズです。
【Fallen】
Roach(Roach-U)
FallenのRoachをご紹介いたします。
こちらのメイン素材はスエードで一部キャンバス。
デッキテープへの食い付きと耐久性、そして型崩れ防止に優れたシューズです。
そして、強化ステッチとパッドが入ったアッパーで耐久性が向上。
また、レースアップでありながらスリッポンのような履きやすさのシューズです。
【エメリカ】
WINO G6
エメリカのWINO G6をご紹介。
こちらはメイン素材が100%スエードで、耐摩耗性とデッキテープへの相性に優れています。
そしてこちらのモデルは、マンウィズアミッションとのコラボでも使われたTEAMモデルであり、履きやすく頑丈なことで有名。
リアルスケーターのためのシューズ作りやイメージの集大成であるこちらの履き心地を、是非一度体験してみてください。
【エス】
ACCEL OG(5101000139)
エスのACCEL OGをご紹介いたします。
こちらはメイン素材がスウェードで、耐久性、柔軟性、デッキテープとの相性に優れたシューズです。
また、フラットな面をもつガムソールは、デッキ上でも優れたグリップ性能を発揮。
大きめなシルエットを持つこちらのシューズは日本のスケーターにも愛されています。
黄色と紫のカラーで有名な某有名スポーツショップでも良く販売されているのを目にするシューズです。
【ラストリゾートエービー】
スケボーシューズ(VM001)
ラストリゾートエービーのスケボーシューズをご紹介いたします。
こちらはメイン素材がスエードで、耐久性から履き心地、デッキテープへの相性まで抜群。
また、日本国内では販売店舗数も非常に限られているコアなスケボーシューズです。
そのため、今から履けばあなたもラストリゾートの古参ファンになれます。
さらにラストリゾートは、広範囲に渡るテストと開発を行なっております。
その結果、優れたグリップ性能と安定性を実現。
そして、どのような角度でも砂利などが入らないソールパターンを有している、唯一無二のシューズとなっています。
耐久性の面では磨耗しやすいパネル部に二重ステッチで強くし、フォキシングテープは厚さや高さをミリ単位で手直し。
優れた柔軟性とデッキの感覚を掴みやすくした、最高級品のスケボーシューズです。
【CARIUMA】
THE VALLELY
CARIUMAのTHE VALLELYをご紹介いたします。
こちらのメイン素材はスウェードとキャンバスで、耐摩耗と柔軟性、デッキテープへの相性から見た目の良さまで100点満点。
ソールはフラットタイプで、グリップ性能と穴あきへの耐久性もバッチリです。
またCARIUMAは、セレブからも注目を集めるブラジルリオデジャネイロ発の高品質スニーカーブランド。
天然コルクを使用した衝撃吸収ハイテク素材のインソールや、動物由来のものの3倍の強さがあるヴィーガンスウェードを使用。
丈夫なリサイクルキャンバスを使ったタフなハイブリッドアッパーなど、細かな点までこだわり抜いた地球にも優しいシューズです。
【アディダス】
バルク Raid3r スケートボーディング(LWO58)
アディダスのバルク Raid3r スケートボーディングをご紹介。
メイン素材は合成繊維となっており、靴の形崩れの防止から透湿性にまで優れております。
こちらのシューズはリサイクル素材を50%以上使用した、環境に配慮した一品。
シューレースクロージャーは足へのフィット感にも優れております。
ソールもグリップ力に優れ、デッキの感覚も掴みやすいため、非常に優秀なコントロール性能も持ち合わせたシューズです。
【エトニーズ】
MARANA MICHELIN
エトニーズのMARANA MICHELINをご紹介いたします。
こちらはメイン生地がスエードとキャンバス。
履き心地、デッキテープとの相性、透湿性など、スケボーをするのに欠かせない機能を全て備えています。
特徴は、磨耗の激しいつま先部分にはトゥキャップが施されていること。
また、衝撃吸収性の高い PRO FOAM 1 インソール搭載しています。
さらに、タイヤブランドMICHELINのアウトソールを採用していることもポイント。
高いグリップ力と耐久性を実現した、最高品質のコラボレーションシューズといえます。
【ディーシーシュー】
KALIS VULC(DM224017)
ディーシーシューのKALIS VULCをご紹介いたします。
こちらはスウェード、ヌバック、レザーの複数生地を使用したシューズ。
耐久性や透湿性、見た目の良さから履き心地まで、まさに死角がないスケボーシューズです。
インソールもクッション性もデザインも良く、グリップ力に優れたソールも魅力的。
また、ディーシーシューは低価格な面でも評価が高く、学生スケーターの使用度も高いです。
【VANS】
ROWAN
VANSのROWANをご紹介いたします。
こちらはスエード、キャンバス、レザーの複数生地から構成されるスケボシューズです。
クラシックなデザインを有するこちらは、スケボーシューズであることを実感させられる特徴を多く持っています。
VANSならではの調整がされたラバーコンパウンド「SickStick」を採用し、グリップ力と耐久性のアップを実現。
こちらはなんとVANS史上最も粘着性のあるグリップ力とされています。
おしゃれなインソールは「PopCush」といい、優れた衝撃吸収性とクッション性が特徴。
さらに、エネルギーリターン機能にて足の疲労が軽減されるので、最高の履き心地を体験できます。
優れたファッション性と機能性、そして耐久性をもつVANSのROWANをぜひ一度体感してみて下さい。
【ポゼスト】
SLAPPY(PS-SP01)
ポゼストのSLAPPYをご紹介いたします。
こちらは生地がスウェードとキャンバスで構成されたシューズです。
ポゼストは2016年の11月に創立したばかりの"日本の"スケートシューズブランド。
ローテクな見た目ですが、機能性は抜群で、様々な特徴を持っています。
素材には厚みのある耐久性に優れたキャンバス素材 (14oz) と、汚れに強いスエード素材を使用。
靴側面部分は二層構造となっていることから、耐摩耗性にも優れております。
また、表面の下にもう一層あるため、表面が削れてしまっても二層目が靴本体に穴が開くことを防ぐメリットも。
そのことから、まさにスケボーのために作られたシューズと言っても過言ではありません。
さらに、グリップ力と柔軟性に優れたワッフルパターンのガムソールや、衝撃吸収性の高いウレタン素材を使用したインソールも付属。
そして、足ムレを軽減するハニカム構造(土踏まずから踵部分)の通気性能など、非の打ちようのない素晴らしいシューズです。
まとめ
スケボーシューズは、「メーカー」というカテゴリ以外にもチェックすべき点があります。
なぜなら、「メーカーから出している何のモデル(シリーズ)か」によっても特徴や性能が異なるためです。
そのため、本記事でご紹介したシューズの中で気になるメーカーがあった場合、より詳しくチェックすることをおすすめします。
もしかすると、より自分自身に合ったスケボーシューズに巡り会えるかもしれません。
最高品質のスケボーシューズを履けば、ストレスなく快適に滑り続けることができます。
ぜひ今回ご紹介したスケボーシューズを参考にしながら、お気に入りのシューズを見つけてみて下さい!
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