スケボーデッキにはさまざまなデザインがありますが、大きく分類するとシンプルもしくは派手なデザインに分類することができます。
シンプルなデッキにはシンプルなデッキの、派手なデッキには派手なデッキのメリットがあり、どちらが良いとは断言できません。
ですが、トリックのやりやすさを重視するのであれば派手なデッキをお選びください。
今回は、トリックがやりやすくなる理由をご説明しつつ、派手なスケボーデッキおすすめ10選をご紹介します。
目次
- 1 派手なスケボーデッキを使うメリット
- 2 派手なスケボーデッキを使うデメリット
- 3 派手なスケボーデッキおすすめ10選
- 3.1 【PRIMITIVE】RODRIGUEZ THREAT RED
- 3.2 【PRIMITIVE】PRIMITIVE × MEGADETH SILVAS PEACE SELLS
- 3.3 【PRIMITIVE】NEAL VENOM DECK
- 3.4 【GIRL】VIBRATIONS OG Sean Malto
- 3.5 【PREMIUM】KOUSEI TOYOOKA ANTHISI DEEP PURPLE
- 3.6 【ALMOST】MAX SPACE RINGS IMPACT DECK
- 3.7 【ALMOST】RODNEY MULLEN HAROSHI MONSTER
- 3.8 【TIGHTBOOTH】TEAM LOGO PURPLE
- 3.9 【MADNESS】Clay Kreiner Tantrum Impact Light Holographic Skateboard
- 3.10 【POWELL】SAKURA YOSOZUMI SAMURAI RED FLIGHT
- 4 まとめ
派手なスケボーデッキを使うメリット
回転が見やすい
スケボーの板を回すトリックは、ほんの一瞬を見極めなければいけません。
デッキの裏表が視覚的にわかりやすいと、トリックが非常にやりやすくなります。
デッキの表側が黒のデッキテープ、裏面が派手なグラフィックだと明暗がはっきりし、回転中に板の裏表がわかりやすくなりキャッチ率が向上します。
夜にはその効果を大きく発揮するので、夜間のスケートが多い方には特におすすめです。
私自身、昼も夜もスケボーをしますが、昼夜どちらも派手なデッキの方がトリックがしやすく、メイク率も変わってきます。
スケートパークなどで目立てる
スケートパークには多くのスケーターがいるので、その中で目立つのは難しいことです。
どうしてもスキルの高いスケーターに目がいきがちになってしまいます。
ですが、派手なスケボーデッキに乗っていれば目立ちやすくなるので、人に注目されたい方にとってはメリットとなるでしょう。
また、早くスケーターの輪の中に入るきっかけとなってくれます。
さらに、スケボーにおいて目立つということは、スポンサーなどを獲得するチャンスにもつながります。
今後そう言った先を見据えているスケーターにはぜひ乗っていただきたいデッキです。
自分のデッキを見つけやすい
スケートパークやイベントなどに行くと多くのスケボーがあり、自分のデッキを見失ってしまうことがあります。
探せば見つかりはしますが、他人のデッキを勝手に触るのは躊躇してしまうことです。
そのようなとき、派手なデッキであれば遠目からも自分のものとわかりやすくなります。
些細な事ではありますが、その探している際は気まずいものです。
スケーターなら誰しもが経験したことがあると思いますが、未然に防ぐのに派手なデッキは役立ちます。
派手なスケボーデッキを使うデメリット
飽きやすいうえに傷が目立ちやすい
派手なギアはシンプルなものより飽きやすいと感じる方が多くいます。
シンプルなデッキの方が使用していく中で傷が付いても目立ちにくい点はメリットです。
逆に派手なデッキは傷が目立ちやすく、見た目から消耗してきたなと感じてしまいます。
シンプルなものと派手なものでは消耗度が変わるわけではないので、使用上は問題ありません。
箔が服についてしまう
派手なデッキでここ数年流行っているのが、デッキ全体を金や銀の箔で覆ったフォイルデッキです。
フォイルデッキは箔プリントなので、傷ついた際に箔が剥がれてしまい、そのスケボーを持つと箔が衣服に付いてしまいます。
箔は手で取るのが難しく、付いてしまうとやっかいなので、持ち運ぶ際はスケボーバッグに入れることをおすすめします。
派手なスケボーデッキおすすめ10選
【PRIMITIVE】
RODRIGUEZ THREAT RED
リビングレジェンド、ポール・ロドリゲス手掛けるプリミティブによる、P-RODのシグネチャーモデルになります。
日本好きなデザイナーが在籍するPRIMITIVEには和をオマージュしたグラフィックが多いです。
こちらも手裏剣をサンプリングしたデザインになっています。
赤と銀の2トーンになり、ソリッドなカラーリングが魅力的で価格も安いのでおすすめの一枚です。
【PRIMITIVE】
PRIMITIVE × MEGADETH SILVAS PEACE SELLS
プリミティブの代名詞でもある全金箔プリントを施したデッキとなっており、派手さナンバーワンのグラフィック。
アメリカ出身のヘヴィメタルバンド、メガデスとのコラボレーションモデルです。
スケートブランドとしては初のコラボ商品になるので、ファンにはたまらない逸品となっています。
【PRIMITIVE】
NEAL VENOM DECK
マーベルとのコラボレーションモデルです。
スパイダーマンに登場するヴェノムをスケボーらしいおどろおどろしいグラフィックで表現した、インパクト抜群の一枚。
ダークな世界観とシルバーのフォイル、鮮やかなブルーの配色が素晴らしいです。
一枚の絵として飾っても、インテリアとして映えるデザインになっています。
【GIRL】
VIBRATIONS OG Sean Malto
プロスケーターのリック・ハワードと映画監督スパイク・ジョーンズにより設立されたデッキカンパニー、ガールによるチームデッキです。
トレードマークである女性マークをサイケデリックにリデザイン。
ピンクとブルーの相対的な配色が80年代を彷彿させる派手さを持っています。
デッキ幅は7.75インチとなり、長さが31.125インチとかなり短めなので、力の弱い女性にも乗りやすい一枚です。
【PREMIUM】
KOUSEI TOYOOKA ANTHISI DEEP PURPLE
カナダのデッキブランドのプレミアムより、日本人プロスケーターToyookaKouseiによるシグネチャーモデルです。
自身が手掛けるタイダイプロジェクト「ANTHISI」とのコラボレーションモデル。
ヒッピーテイストなタイダイ柄が特徴的なデッキとなっています。
こちらのデッキも日本人向けの仕様となっており、長さが短いのでどなたにでも扱いやすいような設計です。
【ALMOST】
MAX SPACE RINGS IMPACT DECK
現スケートボードの生みの親、ロドニー・ミューレン手掛けるデッキカンパニー、オルモスト。
若手プロスケーター、マックス・ゲロンジのシグネチャーモデルです。
デッキの中で最も負荷のかかるトラック装着部に高強度のカーボン素材が組み込まれています。
そのため、折れる心配が無く強いポップを実現させています。
宇宙をテーマにしたグラフィックで、派手さの中に落ち着きも持たせたデザインなので、長く使用しても飽きがこないです。
【ALMOST】
RODNEY MULLEN HAROSHI MONSTER
HUFやBERRICSなどのデザインも手掛ける日本人アーティスト、HAROSHIの作品をプリントした話題性の高いデッキです。
こちらは箔プリントではなくホログラムプリントなので、見る角度によって見え方が変わる非常に珍しい加工が施されています。
デッキを繋ぐ接着剤が石油ベースではなく、リサイクルされた素材からできた新接着剤を使用。
そのため、地球環境に優しいデッキになっています。
【TIGHTBOOTH】
TEAM LOGO PURPLE
日本のスケボー業界で最も知名度が高いアパレルブランド、タイトブースによるチームデッキです。
ロゴグラフィックはシルバーのフォイルプリント、バックの紫は型押しを使っているので、高級ブランドの様な上品さを感じます。
話題性の高いブランドとなり、高感度のスケーターから支持されているので、流行のデッキを使いたい方はこちらがおすすめです。
【MADNESS】
Clay Kreiner Tantrum Impact Light Holographic Skateboard
世界最高峰のスケートボード制作技術を有するドゥインドゥル社傘下のデッキブランド、マッドネス。
こちらはクレイ・クライナーのシグネチャーモデルになります。
シルバーのフォイルプリントの上からホログラフィック加工を施した手のかかった一枚。
通常のデッキより価格が高いですが、その分希少価値も高いです。
インパクトライトと呼ばれるカーボン素材を使用し、プレス枚数を1枚減らすことで、高強度と軽量化を両立させたモデルとなっています。
【POWELL】
SAKURA YOSOZUMI SAMURAI RED FLIGHT
老舗デッキブランドのパウエルによる、東京2020女子パークで見事金メダルに輝いた四十住さくら選手のシグネチャーモデルです。
デッキにはパウエルの最新技術であるFLIGHTが使用されています。
それにより、通常のデッキと比べ、25%薄く、10%軽く、10%跳ねが良く、3倍以上の耐久力を持っています。
レッドフォイルを基調としたデザインで、光の反射を受けてきらりと輝くデッキなので、目立つこと間違いなしの一枚です。
まとめ
プリント技術の向上により、ホログラム加工やフォイル加工など、昔ではありえなかったデッキが多く発売されるようになりました。
光り輝くデッキは大人になっても気分が上がり、スケボー欲も向上し、より楽しんでスケボーに打ち込んでいけるかと思います。
こちらの記事を参考に、見た目にも良く、トリックもやりやすい派手なスケボーデッキをぜひお試しください。
派手なスケボーデッキの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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