スケボーデッキのサイズは0.125インチ刻みで販売がされています。
今回ご紹介する7.875インチのスケボーデッキは、8.0インチの一つ下のサイズに当たるデッキです。
0.125インチの違いをセンチに直すとおよそ0.3cm、二つ並べてみても見分けがつかない程に微々たる違いです。
ですが、スケボーの上に乗ると、足の裏でその違いを顕著に感じられ、8.0インチとは違った性質を持っていることがわかります。
今回は7.875インチのデッキはどのようなメリットデメリットがあるのかをご説明しつつ、おすすめスケボーデッキをご紹介します。
目次
- 1 7.875インチのスケボーデッキを使うメリット
- 2 7.875インチのスケボーデッキを使うデメリット
- 3 7.875インチのスケボーデッキおすすめ10選
- 3.1 【THANK YOU SKATEBOARDS】LOGO DECK YELLOW
- 3.2 【MAGENTA】GORE GUEST ARTIST
- 3.3 【EVISEN】CIRCLE SYNDICATE BLACK
- 3.4 【THEORIES】REVEALED
- 3.5 【PASS~PORT】TOBY ZOATES DARLING
- 3.6 【POLAR】HERRINGTON POT DEMONS
- 3.7 【STOKE】OG ANIMALS DECK FROG
- 3.8 【GIRL】PACHECO DECK
- 3.9 【TOY MACHINE】SECT EYE BLUE
- 3.10 【CALIFORNIA STREET】TEAM SIMPLE BLACK
- 4 まとめ
7.875インチのスケボーデッキを使うメリット
程良い安定感と回しやすさ
8.0のデッキが安定感と回しやすさを50/50に両立させたデッキサイズとすると、7.875は安定感40、回しやすさ60になります。
元々8.0インチのデッキを使っていた方がもう少しだけ回しやすくしたいと考え、7.875インチを選ぶことが多いです。
スケボーのトリックは非常に繊細で、この0.125インチの差で今までできなかったトリックができるようにもなります。
デッキのサイズアップやダウンをするときには、0.25インチ上げるよりも、0.125インチに刻んだ方が違和感なく変更できます。
8.0インチを基準にデッキサイズが下がると回しやすくなる、上がると安定感が増すとお考えください。
両方のトラックサイズを使用できる
トラックは各サイズ発売されており、デッキと合わせる必要性がございます。
各メーカーで表記が違うのですが、例としてベンチャートラックのサイズ表記でご説明いたします。
7.75インチのデッキの場合、使うトラックサイズは5.0。
8.0インチのデッキの場合、使うトラックサイズは5.25です。
デッキサイズが0.25インチ変わるたびにトラックも変えなくてはいけなくなってしまうので、余計な出費が増えてしまいます。
ですが、7.875インチでしたら5.0と5.25どちらのトラックサイズも使える中間サイズのスケボーデッキになります。
トラックを購入する必要なくサイズを変更できるので、トラックを何種類も持っていない方は7.875インチがおすすめです。
女性にも使えるデッキサイズ
7.875インチは女性からも人気が高いデッキサイズとなっており、デッキに安定感を求める女性におすすめです。
たとえば、スノーボードのオフトレやサーフィンの練習など、高度なトリックをせずスケボーの基礎トリックだけを練習したい方です。
ソフトウィールと呼ばれる柔らかいタイヤを履き、日常の移動手段としてスケボーを使いたい女性に最適なサイズと言えます。
もちろん、トリックの練習にも人気のサイズなので、初心者~上級者まで使われているデッキサイズになります。
7.875インチのスケボーデッキを使うデメリット
販売数が少ない
7.875インチのデッキや7.625インチなどの0.125インチ刻みの中間サイズは、販売数が少ない傾向にあります。
7.75や8.0などの0.25インチ刻みのほうが需要が高いので、それらと比べるとメーカーでの生産も多くありません。
デッキブランドによっては7.875インチの表記を7.8や7.85と表記されているブランドもあります。
これらのサイズは7.875インチとほぼほぼ変わらないので、7.875インチと思って購入して問題ありません。
日本人には人気の高いサイズとなっているので、日本のメーカーからは多くリリースされています。
ショップで見つかりにくい際にはネットで探すと豊富に在庫があるので、ネットでの購入がおすすめです。
ネットに古い板も多く存在する
ネット販売での購入はおすすめですが、一つ大きなデメリットがあります。
それは、いつ製造された板かがわかりづらいことにあります。
人気の高い8.0インチなどですと、生産と販売の循環がスムースなので、古い板がネット上に少ないです。
ですが、7.875インチなどのニッチなサイズになると古い板も少なからず見かけるので、そちらはご注意いただきたいところです。
デッキは木で作られているので、保管状況にもよりますが、湿気を吸ってしまっていたり、デッキがねじれていることもあります。
古いデッキはセールプライスで販売されていることが多いので、気にしない方にはコスパが高くおすすめです。
今回ご紹介する10選は、古い板を除いた、最近発売されたモデルのためご安心ください。
7.875インチのスケボーデッキおすすめ10選
【THANK YOU SKATEBOARDS】
LOGO DECK YELLOW
伝説のスケーター、デーウォンとトーリーが当時のブランドを離れ、結成したのがTHANK YOUになります。
今まで携わってきたスケートボードに対し、感謝の気持ちを体現するブランド活動をコンセプトにしています。
こちらは最も人気のあるシンプルなロゴデッキで、飽きること無く万人受けするデッキグラフィックです。
【MAGENTA】
GORE GUEST ARTIST
プロスケーター兼アーティストとして二足の草鞋で活躍するSoy Pandyらが、2010年にフランスでスタートしたマゼンタ。
世界中にライダーがいるマゼンタの、アメリカのサンフランシスコ支部を代表するベン・ゴアのシグネチャーモデルです。
写真家としても活躍するベン・ゴアが自ら撮った写真をプリントした、おしゃれなグラフィックを採用しています。
【EVISEN】
CIRCLE SYNDICATE BLACK
日本を代表するドメスティックスケートブランド、EVISENによるチームモデルになります。
ブラック×シルバーのシックなデザインとなっており、派手さもありつつ高級感のあるグラフィック。
日本のデッキブランドということもあり、レングスが短めに設定されているので女性にもおすすめの一枚です。
【THEORIES】
REVEALED
ニューヨークのスケートシーンのキーマン、フィルマーのジョシュ・スチュワート手掛けるセオリーズ。
都市伝説をモチーフに、スケートボードの世界観とリミックスさせたアパレルが世界中で人気なブランドです。
ピラミッドをモチーフにし、アメリカらしいポップなグラフィックを採用。
90’sテイストなデッキグラフィックをお探しの方におすすめです。
【PASS~PORT】
TOBY ZOATES DARLING
オーストラリアから世界に発信し、感度の高いスケーターから注目を集めるデッキブランド、パスポートのデッキです。
2008年に設立され、その人気はじわじわと上昇。
今では世界の有名なトッププロも在籍する一大スケートブランドにまで成長を遂げました。
ブラックバックにでたらめともいえる奇抜なイラストを配置した前衛的なデザインで、流行に敏感なスケーターにおすすめの一枚です。
【POLAR】
HERRINGTON POT DEMONS
2011年に映像作家、プロスケーター、絵描きとして多彩な才能を発揮する、ポンタス・アルブが設立したポーラー。
アパレルも非常に人気が高く、金メダリストの堀米選手も愛用するほど、世界中のトップスケーターから愛されています。
非常に品質の高いカナディアンメイプルを使用しているので、長期間使用しても湿気にくく、経たりにくいデッキです。
【STOKE】
OG ANIMALS DECK FROG
日本の登戸に店舗を構えるスケートボードショップ、STOKEによるオリジナルデッキです。
メキシコの一流工場で生産されているので、品質に関しては折り紙付き。
ウィールバイトが発生する位置にウェルと呼ばれる堀があり、ウィールバイトが軽減されるよう設計されています。
日本人向けにかなり短めに設定されているので、軽い力でデッキコントロールをしたい方におすすめです。
【GIRL】
PACHECO DECK
プロスケーターのリック・ハワードと映画監督のスパイク・ジョーンズにより設立されたデッキブランド、ガール。
長年続くブランドの若手筆頭として非常に人気が高いプロスケーター、テイラー・パチェコによるシグネチャーデッキになります。
GIRLのデッキを象徴するロゴグラフィックとなり、数十年発売され続けるデザインです。
通常の価格よりかなりお安くなっているので、非常にコスパの高い一枚となっています。
【TOY MACHINE】
SECT EYE BLUE
プロスケーター、アーティスト、写真家、さまざまな分野で活躍する元祖マルチスケーター、エド・テンプルトン手掛けるトイマシーン。
トイマシーンを代表するセクトアイという定番のデザインを採用した、エド・テンプルトンを代表するアートワークの一つです。
無駄な装飾やステインカラーを省くことでコストを抑えたプライスポイントデッキとなり、低価格で高品質となっています。
【CALIFORNIA STREET】
TEAM SIMPLE BLACK
代官山に店舗がある老舗スケートショップ、カリフォルニアストリートのオリジナルデッキです。
こちらのデッキは世界的に有名なブランドのデッキを製造するBBS社で製造しており、その品質は折り紙付きです。
在庫を切らすことなく販売しているデッキになるので、リピード買いができます。
デッキは毎回同じものを使用したほうが、調子を崩すことなく効率良く練習ができるのでおすすめです。
まとめ
適度な安定感とデッキの回しやすさを兼ね備えた7.875インチは、全てのスタイルに適応できるオールラウンドなデッキです。
8.0インチをすでに乗っていて、もっと回しやすいデッキが欲しいという方には非常におすすめのデッキサイズと言えます。
7.875インチのスケボーデッキの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方