テントやタープを固定するのに必要不可欠なペグ。
地面の硬さや天候に応じて選べるように、色んな長さのペグが販売されていますが、50cmもの長いペグをお持ちの方は少ないのではないでしょうか。
市販されているペグの中で最も長いクラスと言えるので、滅多に登場することは無いかもしれませんが、状況次第では持っていると重宝することも。
そこで本記事では、50cmペグがおすすめなシーンやおすすめ商品をご紹介します。
目次
50cmペグを使うメリット
強風時に強い
山間キャンプ等では、強い突風が山から降りてくることが多いもの。
その威力は、簡単にテントをなぎ倒したり、タープが飛んでしまう程です。
そんな時に力を発揮してくれるのが50cmペグです。
ペグは地中への刺さり具合が深ければ深いほど抵抗力が強くなるので、風への耐久力が高く、安心してキャンプを続行できるでしょう。
大型のテントやタープでも安心
ファミリーやグループでのキャンプに欠かせないのが大型のタープやテントですよね。
大人数がひとつ屋根の下に集えるタープがあると盛り上がりますが、特にタープは風を受ける面積が大きい分、ポールを支えるペグにも大きな負担がかかります。
30cm程度のペグの場合、風に煽られると曲がってしまうことも珍しくありませんが、50cmペグであれば大型タープでも安定しやすいです。
柔らかいコンディションの地面にも
雨が降った後の地面は通常よりも水分を含んで柔らかくなっていますが、20〜30cmのペグでは簡単に奥まで打ち込めてしまう場合があります。
すぐに打ち込めるということは、すぐに抜けてしまいやすいということなので、そんな時には50cmペグを使用してみましょう。
地中深くまで刺さることにより、地面のコンディションが良くない時でもしっかり固定してくれます。
50cmペグを使うデメリット
持ち運びが不便
ペグを持ち運ぶにはペグケースに入れている方が大半だと思いますが、50cmのペグが入るケースは探すのが難しいです。
市販のペグケースは30〜40cmまでのものが多くなっているので、他のペグとは別で持ち運ぶことになります。
50cmペグは長い分重量感もあるので、しっかり保護して持ち運びましょう。
打ち込む時と抜く時が大変
「大は小を兼ねる」とは言えないのがペグです。
その時の状況やコンディションに合わせて適切な長さを選ぶことが大切ですが、比較的どんな時でも使いやすいのは30cm程度のもの。
50cmペグは長い分打ち込みに時間がかかり、抜く時にもかなり力を要しますので、状況を見ての使用がおすすめです。
50cmペグの選び方
鍛造ペグの必要があるかどうか
鍛造ペグとは鉄でできた、鍛造という製法で作られた非常に強度の高いペグのことです。
硬い地面に食い込んでいく力では、他のペグの比ではありません。
しかし、鉄でできているため重量感があり、特に50cmもの長さになると取り回しにくいという側面があります。
特に負荷のかかるメインポールのロープに使うなど、部分的に取り入れるのも有効です。
50cmペグおすすめ3選
【snow peak】
ペグ ソリッドステーク(R-105)
ペグ界の中では1番有名と言ってもよいほど評判がよく、最強との呼び名も高いスノーピークのソリッドステーク。
燕三条の鍛造製法による堅牢な造りが、岩をも砕くと言われるほどの強さを生み出しています。
耐久性があるので、長く使い続けたい方にもおすすめです。
【CAPTAIN STAG】
鍛造ソリッドペグ (UA-4504)
こちらのキャプテンスタッグの鍛造ペグは、「羽」がついているのが特徴です。
この羽があることにより、地中での空回りを防いで抜けにくくする効果があります。
表面にカチオン電着塗装を施すことで、鍛造ペグの欠点である錆びやすさをカバーしているのも嬉しいポイント。
【CAPTAIN STAG】
サンドスチールぺグ50cm (M-8741)
砂浜や河原等の柔らかい地質に使われるサンドスチールペグ。
砂浜に使用するペグは細いものでは抜けやすいため、この太めな形状が適しています。
反対に、キャンプ場など硬い地面には、抵抗が大きく打ち込むのに苦労するので注意しましょう。
まとめ
今回は、ペグの中でも最長クラスである50cmペグをご紹介しました。
1本〜数本だけでも準備しておくと、風の強さや地面のコンディションに合わせて登場させることができ安心です。
ぜひチェックしてみてくださいね。
50cmペグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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