アウトドアチェアはキャンプに欠かせないギアの一つですが、チェアによっては長時間座っていると体のどこかしらが痛くなってきたりします。
例えばコンパクトになり携帯性に優れたものは、そういった方向に舵を切られているので、どうしても快適さを犠牲にせざるを得ません。
今回紹介する「ゆったり座れるアウトドアチェア」は、携帯性は良くありませんが、その分快適なキャンプ時間を手に入れることができます。
それでは、ゆったり座れるアウトドアチェアの選び方や、メリット・デメリットも見ていきましょう。
目次
- 1 ゆったり座れるアウトドアチェアを使うメリット
- 2 ゆったり座れるアウトドアチェアを使うデメリット
- 3 ゆったり座れるアウトドアチェアの選び方
- 4 ゆったり座れるアウトドアチェアおすすめ10選
- 4.1 【村の鍛冶屋】 オークウッド ゆったりチェア(MK-6056)
- 4.2 【DesertFox】 アウトドアチェア 軽量 耐荷重150kg
- 4.3 【Whole Earth】 CLAM CHAIR ラウンド型
- 4.4 【ヴァストランド】 クッションカバー付き メッシュ生地
- 4.5 【WAQ】 フォールディングウッドチェア (WAQ-FWC1)
- 4.6 【Soomloom】ブラックウォルナットチェア 天然木
- 4.7 【ICECO】 アウトドアチェア ハイ/ローバック切替可能(Hi1600)
- 4.8 【OneTigris】 ハイバックチェア 折りたたみ
- 4.9 【snow peak】ローチェア30 竹集成材(LV-091-1-GY)
- 4.10 【snow peak】Take!チェア ロング (LV-086)
- 5 まとめ
ゆったり座れるアウトドアチェアを使うメリット
安定感がある
ゆったり座れるチェアは、比較的フレームが太く座面も広いものが多いので、座っていて安定感が高いです。
一方、コンパクトなチェアは、離れたコンテナに手を伸ばすような動作をすると、細いフレームがグラグラ動いて倒れそうになる事もあります。
また、フレームが太い商品は、ぬかるんだ地面にも埋まりにくく、快適に過ごすことができます。
快適性が高い
コンパクトになるキャンプチェアは、軽量・コンパクトで携帯性に優れていますが、長時間座っていると体のあちこちに痛みが出たりします。
ゆったり座れるチェアは、体を包み込んでくれるような座面であったり、キャンバス地を使用していたりと疲れを軽減してくれるよう出来ています。
携帯性は失われますが、それに見合った快適性を手に入れることができるでしょう。
高級感がある
ゆったり座れるアウトドアチェアには木製のアームレストやテーブルなどが付属していたりとゴージャスなものが多いです。
背もたれにゆっくり身を預けながら、アームレストに肘を置いている姿は贅沢そのもので、アウトドアシーンではなおさらです。
価格の方は少々高めに設定されていたりと、手軽に購入に踏み切れるものではないですが、手に入れた時の満足感は高いものがあります。
ゆったり座れるアウトドアチェアを使うデメリット
重量があるものが多い
ゆったり座れるアウトドアチェアは、コンパクトになるものよりフレームが太くなったりと、そもそもが大きいので重量もその分増えます。
やはり快適性、キャンプ時の利便性を求めて作られているので、重量が多少増えるのは致し方ありません。
軽量コンパクトを取るか、快適性を取るかはご自分のキャンプスタイルによって変わってくるでしょう。
価格が高い
モノにもよりますが、軽量コンパクトになるものよりも、価格が若干高くなる傾向にあります。
リクライニング機能が付いていたり、アームレストが付いていたりと、キャンプ時でも優雅に過ごせる機能が付属していることが多い為です。
軽量コンパクトになるものでも高価格帯のラインナップはある為、ここもやはりご自身のキャンプスタイルによって選択が変わってきます。
携帯性に難がある
ゆったり座れるアウトドアチェアは快適性を重視している為、あまりコンパクトになりません。
座面が大きいのはもちろん、ドリンクホルダーや雑誌入れなど付帯設備が多いので、収納時もかさばります。
徒歩キャンプや自転車、バイクキャンプに携帯するには大きすぎる為、車でのキャンプに向いているといえます。
ゆったり座れるアウトドアチェアの選び方
安定性はあるか
せっかくゆったりと優雅に座れても、ちょっと動いただけでグラグラと安定性の無い状態ではストレスが溜まるばかりですよね。
もちろん安定性という項目にはどのチェアも力を入れているとは思いますが、中には粗悪なものも存在するので注意が必要です。
「アームレストなどの付帯設備は多いがあまりに安価」といったものは避けた方がいいかもしれません。
体の痛みは出ないか
座面に使用されている素材や、フレームがどういうレイアウトになっているかも、アウトドアチェアを選ぶ際に重要な項目です。
あまりにゆったりとした座面だと立ち上がる時に疲れますし、フレームが太ももの裏に通っているタイプは、モノによっては痛みが出る可能性もあります。
座面は適度に張りがありスムーズに立ち上がれるか、フレームは脚に接触しないか、などを確認しておく必要があります。
ゆったりするために購入したのに痛みが出たり、逆に疲れが溜まったりしたら本末転倒ですよね。
耐久性はあるか
せっかく高いお金を払ってアウトドアチェアを購入したのに、すぐに壊れてしまっては元も子もないですよね。
フレームにはどんな材質が使われており、その材質はすぐに錆びたりしないか、併せてガタなどは出ないかも確認しておきましょう。
また、座面も同様で、すぐに破けたりしないかをチェックしたり、使われている素材は火に強いか、などもチェックするべきポイントです。
ゆったり座れるアウトドアチェアおすすめ10選
【村の鍛冶屋】
オークウッド ゆったりチェア(MK-6056)
フレームにはオーク材を使用し、高級感を演出しているほか、アイボリーカラーの座面はキャンプフィールドによく合います。
座面には帆布を採用しており、ゆったり感を満喫できるほか、背もたれ裏側にはポケットを配置し、雑誌や小物を収納することができます。
オーク材は非常に硬く傷も付きにくいので、アウトドアにピッタリな材質です。
【DesertFox】
アウトドアチェア 軽量 耐荷重150kg
付属の多機能収納バッグはホック式で、左右どちらにも取り付け可能となっており、どこに置くか迷ってしまう小物も便利に収納できます。
フレームに採用されているのはカーボンスチール製で、木目調にカラーリングされており、キャンプで使用しても違和感を感じさせません。
チェアを閉じた際に勝手に開かないようマジックテープが付属しており、地味な部分ですが嬉しい仕様です。
【Whole Earth】
CLAM CHAIR ラウンド型
座面には中綿をたっぷり入れてあり、長時間の使用でも疲れを感じにくく、肘置き部分まで生地が回っているので快適に使用することができます。
フレームにはスチール材を使用していますが、比較的軽量で収納もワンタッチで行えることから、女性の方にもおすすめのチェアとなっています。
包み込むような座り心地で、キャンプ時のひとときを癒してくれるチェアです。
【ヴァストランド】
クッションカバー付き メッシュ生地
クッションカバーを脱着できる仕様なので、暑い時期にはカバーを外してメッシュに、寒い時期にはカバーを装着して暖かくできます。
クッションカバーには帆布を採用しているので、火の粉に強く、焚き火の近くでも使用できそうです。
アームレストには天然木を使用しているほか、直径25mmのアルミパイプを採用しており剛性感も十分です。
【WAQ】
フォールディングウッドチェア (WAQ-FWC1)
座面にキルティング加工を施しており、高級感と座り心地をアップさせたアウトドアチェアで、快適に使用できます。
チェア背面にはウェビングベルトや収納ポケット、サイドにはドリンクホルダーが付属していたりと、嬉しい機能が満載です。
まさにキャンパーの悩みや要望を汲み取った、アウトドアで「使える」チェアになっています。
【Soomloom】
ブラックウォルナットチェア 天然木
フレームに硬さと頑丈さを併せ持ったブラックウォルナットを使用しており、ヴィジュアル・機能性ともに高いレベルにあります。
各部にステンレスのプレートを使用して強度を高めており、錆びにくい材質ですので安心して長く使用できそうです。
正しい姿勢で座れるよう計算された座面になっているので、ダラっと座るより逆に疲れにくいです。
【ICECO】
アウトドアチェア ハイ/ローバック切替可能(Hi1600)
アルミ合金製のフレームを使用することにより、耐荷重285kgという圧倒的な容量を誇っていて、大柄な男性も余裕を持って使用することができます。
ローバック仕様とハイバック仕様を切り替えられる背もたれや、小物を収納できるポケットのほか、アームレストも付いた充実のチェアです。
自然に馴染むカラーで、気持ちよく使用することができるでしょう。
【OneTigris】
ハイバックチェア 折りたたみ
コンパクトチェアでありながら、高耐荷重、ハイバック仕様でゆったりとキャンプを楽しむことができます。
サイドにはポケットが付いており、携帯電話やライターなど、失くしやすいものを入れておくことができて安心です。
折りたたみ式のフレームで収納時も小さくなり、持ち運びもストレスを感じることがありません。
【snow peak】
ローチェア30 竹集成材(LV-091-1-GY)
シンプルな作りですが、ゆったり座れる座面や、スムーズな肌触りを有した竹製のアームレストなど、基本を抑えたアウトドアチェアです。
アルミ合金製のフレームは強度を持たせるようにクロスした形になっており、重量も3.6kgと比較的抑えられています。
座面はポリエステル製で、強度と軽さを併せ持っているほか、速乾性もあるので仮に濡れたとしても乾くのが早いので安心です。
【snow peak】
Take!チェア ロング (LV-086)
竹とステンレスで作られたフレームは違和感なくマッチしており、互いに支え合っていて剛性感もあります。
まさにゆったり座るという言葉が似合うアウトドアチェアで、綿帆布の座面は肌触りもよく、通気性もあって快適です。
何かと汚れやすいアウトドアギアですが、座面は本体から外して丸洗いできますので、いつでも清潔に使用できます。
まとめ
アウトドアチェアはキャンプに必要不可欠なものですから、なるべく快適なものを選びたいですよね。
普段はコンパクトチェアしか使わない方も、ゆったり座れるアウトドアチェアを使用してみると、また違ったキャンプの感覚を味わえるかもしれません。
ゆったり座れるアウトドアチェアの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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