テントやタープを設営する際に使用する「ペグ」ですが、ひとえにペグと言っても、材質や形状など様々な種類が存在します。
皆さんは普段どういったタイプのペグを使用していますか?
さまざまあるペグですが、最近注目されているのがチタン製のネイルペグです。
今回は、チタン製のネイルペグについてメリットやデメリットとおすすめ商品10選をご紹介します。
目次
- 1 チタン製ネイルペグを使うメリット
- 2 チタン製ネイルペグを使うデメリット
- 3 チタン製ネイルペグの選び方
- 4 チタン製ネイルペグおすすめ10選
- 4.1 【Soomloom】ペグ チタン製 固定ロープ付き
- 4.2 【TITAN MANIA 】チタンペグ ソリッド
- 4.3 【Boundless Voyage】チタンペグ ソリッド 焼き色 (Ti4015P24-6)
- 4.4 【ELLISSE】鍛造 64チタンペグ(MK-200TI)
- 4.5 【TiTo】 チタンペグ 軽量テントステーク(400MM-6Pcs)
- 4.6 【NORDISK】 釘型ペグ チタン製 (107034)
- 4.7 【FIELDOOR】チタンペグ テント用 タープ用
- 4.8 【MERIGLARE】 チタン合金 ネイルペグ
- 4.9 【HOMUTE】携帯用テントネイル(TI4005P)
- 4.10 【Eono】テント タープ用ペグ/ステーク 64チタン合金製 (ti25)
- 5 まとめ
チタン製ネイルペグを使うメリット
軽さ
チタン製のペグを使用する理由として、重量の軽さが挙げられます。
チタンは鉄やステンレスなど他の金属と比べて重さが軽いとされており、同じ長さの鍛造ペグと比べるとチタン製ペグの重量はおおよそ1/2程度です。
多いと20本以上使用することもあるペグを軽量化したいと考えている方にはチタン製ネイルペグを使用することをお勧めします。
高い強度と刺さりやすい形状
硬い地面や大きな石が埋まっていることもあるキャンプ場では、ペグが刺さらず曲がってしまうことも珍しくありません。
チタンは強度の高さから、エンジンの部品などの重要な場面で用いられています。
チタンの強度+地面に刺さりやすい形状の組み合わせであるチタン製のネイルペグであれば、ほとんどのフィールドで安心して使用できます。
錆びにくい性質
ペグは硬い地面に打ち込まれて傷がついたり、雨や泥のなかで使用したりと錆びやすいキャンプ道具であるといえます。
チタンはその性質上錆びにくく、水洗いが可能なため綺麗に使い続けることができます。
また、ハードに使えてガシガシ洗えるチタン製品はアウトドア向きであり、メンテナンスの手軽さも魅力的です。
チタン製ネイルペグを使うデメリット
価格が高い
ペグはテント購入時に付属でついてくることが多いため、ペグを別で買うこと自体に抵抗がある方も多いのではないかと思います。
ただでさえ購入に抵抗がある上に、他の金属と比べて高価なチタン製のペグは一本当たりの価格が高くなります。
しかし、上記で挙げたメリットと価格を天秤にかけた時、メリットが上回ることがほとんどです。
ペグからロープが外れやすいような形状
チタン製に限らず、ネイルペグ全般に言えることですが、ヘッド部分に引っ掛かりの少ない形状のものが多く、ロープやベルトの外れやすさが挙げられます。
強風時やペグの使い方次第では、せっかく張ったロープが外れてしまうことも。
そのため、地面に対して斜めにペグを打ち込みロープを外れにくくするなど、使い方に工夫が必要です。
チタン製ネイルペグの選び方
必要になるペグの長さ
まず、最も重要となるのがペグの長さです。
使用するテントやタープのサイズによって、必要となるペグの長さが異なります。
ソロ用サイズのテントでは20cm程度のペグでも使用できますが、大型のテントやタープでは30cm以上長さがあると安心です。
また、長さが長くなるとその分価格も上がりますが、安全に使用するためにも必ず道具に合わせた長さのペグを購入しましょう。
ヘッド部分の形状
チタン製ネイルペグにはヘッド部分に穴の空いているものや、くびれのあるものなど様々な形状があります。
デメリットでも挙げたように、テントやタープのロープが外れやすい形状のものあるため、購入する際には注意が必要です。
テントの設営に慣れていない方や初心者の方は、ヘッド部分に返しがついた形状のものを購入することをおすすめします。
溶接部分が脆い可能性
ペグのヘッド部分についている返しは、ロープを外れにくくする他にもペグを抜くときに引っ掛けて使うこともできます。
しかし、返しがペグ本体と溶接で繋げてある場合、チタン製品に限らずペグ本体から返しの根本が折れて外れてしまうことがあります。
その状態のペグを地面から抜き取ることは至極困難です。
購入の際には、商品のレビューに同様の意見が寄せられていないかチェックしてみましょう。
チタン製ネイルペグおすすめ10選
【Soomloom】
ペグ チタン製 固定ロープ付き
ヘッド部分に返しのついたものと、付いていないものの2種類が存在します。
返しはU字型をしており、ペグハンマーを使ってペグを抜くことができます。
また、夜光ロープが付いているため、夜間にペグにつまずく心配がありません。
収納袋が付属しますが、3本セットと4本セットのみ袋が付属しないので注意が必要です。
【TITAN MANIA 】
チタンペグ ソリッド
こちらのペグも、ヘッドに返しの付いたものと付いていないものの2種類があります。
長さは、20cmから40cmまで全5種類から選ぶことができます。
専用の収納バッグが付いており、持ち運びの際に周囲のものを汚してしまうことがない点もお勧めです。
【Boundless Voyage】
チタンペグ ソリッド 焼き色 (Ti4015P24-6)
こちらの特徴は、ヘッド部分がストレートのものと、扁平になっておりハンマーで打ち込みやすい形状の2種類が存在することです。
ヘッド上部がストレートのタイプにはチタン特有の青い焼き色が入っており、他の素材では味わうことのできない雰囲気があります。
長さは20cmから40cmまでの5種類から選ぶことができます。
【ELLISSE】
鍛造 64チタンペグ(MK-200TI)
ものつくりの街、新潟県燕三条市にある、村の鍛冶屋さんが展開するエリッゼシリーズです。
ヘッド部分はくびれによりロープが外れるのを防ぎ、本体部分は楕円形になっており、地面に刺さった部分が回転することを防ぎます。
ペグを抜く際はペグハンマーの爪がヘッド部分の穴に入らないため、購入後にロープを通しておくことが推奨されています。
【TiTo】
チタンペグ 軽量テントステーク(400MM-6Pcs)
TiToのペグは、ヘッドに返しが付いているため、ロープが外れにくく、安心して使用できます。
また、打ち込みやすいヘッド部分が扁平になっているタイプと、軽さに特化したヘッドがストレートになっているタイプも発売さています。
長さも最大で40cmまで展開されており、大型テントやタープを建てる際にも使用できます。
【NORDISK】
釘型ペグ チタン製 (107034)
長さは15.5cmの一種類ですが、一本あたりの重量はなんと8g。
デザインを重視しているNORDISKらしいスタイリッシュで無駄のない形状をしています。
価格は若干高めですが、とにかく軽さにこだわりたい方や人と違った物を探している方におすすめです。
【FIELDOOR】
チタンペグ テント用 タープ用
ヘッド部分に2つの返しが付いており、片方には物をかけられるといった特徴的な形をしています。
テントやタープの設営以外にも、蚊取り線香や小物をかけたりと使い方はさまざまです。
また、ヘッド部分は幅広く、返しについている穴にペグをさすこともでき、打ち込みやすく抜きやすい理想的な形状をしています。
そのため、初心者の方でも使いやすくおすすめの商品です。
【MERIGLARE】
チタン合金 ネイルペグ
こちらは本体部分の直径が5mm、ヘッド部分の直径が7mmとなっておりロープが抜けてしまうことを防いでいます。
ヘッド部分には穴が空いており、ロープを直接通すこともできます。
長さは16.5cmのワンサイズのみなので、ご購入される際はお間違えのないようにお気をつけください。
【HOMUTE】
携帯用テントネイル(TI4005P)
こちらのペグはヘッド部分が若干太くなっており、ロープが外れにくくなっています。
また、ヘッド部分の穴には反射剤入りのロープが付属しており、購入後はそのまま使用できます。
本体部分にはロゴが入り、全体的にすっきりした印象のペグです。
【Eono】
テント タープ用ペグ/ステーク 64チタン合金製 (ti25)
価格の高いチタン製のペグを、より安価に購入したい人やお試しで使ってみたいと考えている方におすすめです。
収納袋が付属していたり、反射材入りロープが付属している点は魅力的ですが、長さが25cmの商品しかないので注意が必要です。
まとめ
軽く、硬く、錆びにくいといった特徴のチタン製のペグは、そのほとんどのフィールドで使用できるはずです。
同じチタン製でも、形や使いやすさは様々ですので、ぜひこの記事を参考に自分の使い方に合わせたペグ選びをしてみてください。
チタン製ネイルペグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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