黒い登山リュックおすすめ10選!メリットやデメリットを紹介!

登山リュックのカラーリングは、チェックすべき重要項目の一つです。

お気に入りのリュックでも、自分のウェアに合わない色だと野暮ったく見えてしまいます。

様々な色のウェアやギアと相性の良いリュックの色は、白やグレー、ベージュなどがありますが、最もオーソドックスなのは黒です。

本記事は黒色の登山リュックにフォーカスし、メリット・デメリット・選び方や各リュックの機能に注目して紹介します。

黒い登山リュックを使うメリット

様々なカラーバリエーションのウェアに合わせやすい

黒は、各登山リュックメーカーがカラーバリエーションに加えている事が多い色です。

ベースカラーであるため、黒の登山リュックが自分のウェアに合う合わないを気にする必要がありません。

カラーセンスに自信がない方にとって選びやすい色である事がメリットです。

傷や汚れが目立ちにくい

登山リュックは地面に置いたり木や岩で擦れたりする事が多く、使用期間が長くなると徐々に汚れていきます。

その中でも黒の登山リュックは汚れや穴あきが目立ちにくく、他の色と比べて補修箇所が分かりにくいのがメリットです。

また、表面加工やコーティングを施していたり、傷に強い生地を採用したリュックを選択することで、より目立ちにくくなります。

タウンユースできる

黒の登山リュックは地味な色であるため、デザインによってタウンユース出来る物があります。

仕事用として使用できるデザインの物も多く、過度な装飾が無いか、ノートパソコンが入るかなども確認する事をおすすめします。

お気に入りのメーカーやデザインのリュックを見つけたら、普段使いや仕事用として購入する事も検討してみて下さい。

黒い登山リュックを使うデメリット

日射でリュックが熱くなる

黒の素材は光を吸収するため、野外で長時間使用すると温度が上がります。

黒の登山リュックの温度が高くなると、チョコ系の行動食が溶けたり、食材が傷むリスクが高くなります。

食材をパッキングする位置を変えたり保冷バッグを活用するなど、対策が必要です。

食材の保冷や保温に気を配らなくてはならないのがデメリットです。

毒虫に刺されやすくなる

登山は自然の中で活動するため、危険な生物と遭遇する可能性が有ります。

その一つとして挙げられるのが、アブやブユ、蜂などの毒虫です。

これら毒虫は、登山道の近くに巣があったり人の血を狙って攻撃してきますが、黒の物体に対して特に攻撃性が高くなります。

黒い登山リュックを使う際は、虫よけ対策をしっかり実施しましょう。

所持しているリュックが黒ばかりになる

登山用リュックを日帰り用・宿泊用・縦走用・冬山やクライミングなど、用途によって複数所有している方は多いと思います。

黒の登山リュックは様々なウェアの色と相性がいいため、所有しているリュックの色が黒に偏りがちです。

新しくリュックを購入される際は、既に持っているリュックの色が黒に偏っていないかをチェックしてください。

リュックの中身の視認性が下がる

リュック生地が黒だと中が暗くなるため、暗い時間帯、森や谷間など暗い場所で何処にパッキングされているか判別し難くなります。

リュックから直ぐ物が取り出せないと、仲間を待たせてしまったり行動時間が長くなる等の不都合が生じます。

対策として、どこに何をしまうかパターンを決め、すぐ取り出せるように習慣付けると良いでしょう。

黒い登山リュックの選び方

色味の選択

黒と言っても暗黒色・ブラック・墨色など、トーンに微妙に違いがあります。

写真と現物で色味が違う事があるため、購入する前に現物を確認し、自分のウェアやギアとの相性をチェックするのがおすすめです。

黒以外で使われている色味を確認する

黒が基調のリュックでも、一部の生地やバックル、ロゴマークなどは黒以外の色が使われる場合があります。

例えば、ウェアの色が青系なのにリュックの黒以外の色が赤系だと、まとまりが無く感じます。

リュックに使われている黒以外の色と、自分のギアの色と相性が良いかをチェックしてください。

メーカー

多くの登山リュックのメーカーが、カラーバリエーションに黒を採用しています。

オーソドックスな登山用リュックのメーカーとしては、OSPREYやGREGORYなどが挙げられます。

一方、RawLow Mountain Worksやand wanderなどは、黒でもデザイン性の高いリュックを作るメーカーです。

自分の志向に合わせて、メーカーも選んでみて下さい。

価格帯

色によって登山リュックの価格が変動することは、あまりありません。

登山リュックの値段は、容量やメーカー、リュックに施されている加工や生地、装飾によって変わってきます。

例えば、50Lや60Lなど大容量のリュックは日帰り用に比べて高価です。

また、ガレージブランドなどは大手メーカーと比較してこだわった生地やデザインとなっているため、価格が上がりがちです。

黒い登山リュックおすすめ10選

メーカー名・製品名

容量

生地

重量

フレーム

OSPREY ケストレル38

36L(S/M)

420Dリサイクルナイロン、PFASフリーDWR

1.84kg(S/M)

ライトワイヤーフレーム

GREGORY スタウト35

35L

210D、420Dナイロン

1270g

アルミフレーム

deuter FUTURA PRO 36

36L

210Dナイロン、600Dポリエステル

1580g

スプリングスチールフレーム

RawLow Mountain Works Antelope

36〜40L(S/M)

1000Dナイロン、スペクトラ Grid 210D、X-PAC(トップ&ボトム)

650g(S/M)

無し

and wander ECOPAK 45L

42-47L、雨蓋2L

リサイクルポリエステル 100%

1,445g

Arc’teryx アルファ FL 40

40L

315デニール Hadron AC2 LCPグリッド

715g

一体型バックパネルフレーム

MYSTERY RANCH SCREE 32

32L

210D Robic

1300g

有り

THE NORTH FACE テルス25

26L

260Dリサイクルドビーナイロン、315Dリサイクルスモールドビーナイロン

910g

無し

Black Diamond スピード40

38L(S/M)

210d Xリップナイロン

1.14kg(S/M)

フレームシート

FERRINO MT40+5

40+5L

305 Pリップストップ HP コーデュラ

1.65kg

T字フレーム

【OSPREY】
ケストレル38(OS50383003004)

引用:楽天市場

トレッキングポールを一時固定できるストウオンザゴーシステムや、簡単に調節できる背面調整システムが特徴です。

そのほか、内蔵レインカバーやヒップベルトのギアループ、ホイッスル付きのチェストバックルなど、十分な機能を備えています。

登山を始めたばかりの方の最初の登山リュックとしておすすめです。

容量

36L(S/M)

生地

420Dリサイクルナイロン、PFASフリーDWR

重量

1.84kg(S/M)

フレーム

ワイヤーフレーム

【GREGORY】
スタウト35(26J*49118)

バーサフィット・サスペンションにより、各個人に合わせて背面長を設定できるのが最大の特徴です。

また、本体のフレームがクッション性の高いヒップベルトと直結しており、加重をしっかり腰骨で受け止める事が出来ます。

これにより、長時間の山行でも身体への負荷を減らして歩き続ける事が可能です。

容量

35L

生地

210D、420Dナイロン

重量

1270g

フレーム

アルミフレーム

【deuter】
FUTURA PRO 36(3401121)

引用:楽天市場

スプリングスチールフレームがヒップベルトに直結しており、加重をしっかり分散してくれます。

背面はメッシュパネルで、アーチ状に湾曲したリュック本体背面とメッシュパネルの間に空間が設けられ、通気性が確保されています。

その他、トレッキングポール、ピッケルのアタッチメントやハイドレーションにも対応した汎用性の高い登山リュックです。

容量

36L

生地

210Dナイロン、600Dポリエステル

重量

1580g

フレーム

スプリングスチールフレーム

【RawLow Mountain Works】
Antelope(R13009)

引用:楽天市場

前面にマルチファブリックとデイジーチェーンが施されており、非常にデザイン性の高い登山リュックです。

一方、メイン生地に1000Dのナイロンが使われており、スレに対して強くなっています。

また、トップとボトムには防水性の高いX-PAC、ハーネスなど摩擦性の高い箇所にはスペクトラ Grid 210Dが使用されています。

容量

36〜40L(S/M)

生地

1000Dナイロン、スペクトラ Grid 210D、X-PAC(トップ&ボトム)

重量

650g(S/M)

フレーム

無し

【and wander】
ECOPAK 45L(5743975001)

引用:楽天市場

山でも目を惹く高いデザイン性と、防水耐久性を兼ね備えた登山用リュックです。

本体に斜めに付いているジッパーで、シュラフやテントなど大物の荷物の取り出しを素早く行えます。

リサイクルポリエステルとCO撥水仕上げで、耐久性と耐水圧20,000mmの防水性を確保しており、登山中の悪天候から荷物を守ってくれます。

容量

42-47L、雨蓋2L

生地

リサイクルポリエステル 100%

重量

1,445g

フレーム

【Arc’teryx】
アルファ FL 40(X000006447)

引用:楽天市場

快適で動作を邪魔しない、クライミング用軽量バックパックです。

メインの生地の独自開発素材の315デニールHadron AC2 LCPグリッドを採用、軽量さと高い耐摩耗性を両立しています。

サイドポケットや雨蓋を廃しており、ロールトップとドローコードで荷物へ直観的にアクセスできます。

容量

36〜40L(S/M)

生地

315デニール Hadron AC2 LCPグリッド

重量

715g

フレーム

一体型バックパネルフレーム

【MYSTERY RANCH】
SCREE 32(101001191110)

引用:楽天市場

3ジップデザインが目を惹く、多目的バックパックです。

前面に付けられた三か所のジッパーで、メインコンパートメントが大きく開くので、荷物の出し入れが容易です。

また、背面長は無段階で調整可能となっており、ユーザーを選びません。

デザイン性も高く、日帰りの登山から、旅行やタウンユースで活躍します。

容量

32L

生地

210D Robic

重量

1300g

フレーム

有り

【THE NORTH FACE】
テルス25(NM62369)

引用:楽天市場

背面部のEVAフォームは通気性が良く、夏場の暑い時期でも快適に背負えます。

また、肩回りにフィットするショルダーハーネスやコンプレッション用のサイドストラップが装備されている一方、過剰な装飾がありません。

これにより、通勤通学などのタウンユースでも活躍してくれる一挙両得な登山用リュックです。

容量

26L

生地

260Dリサイクルドビーナイロン、315Dリサイクルスモールドビーナイロン

重量

910g

フレーム

無し

【Black Diamond】
スピード40(BD54075002004)

引用:楽天市場

クライミング用に余計な装飾を廃した、シンプルなリュックです。

210d Xリップナイロンを採用したことで、岩や氷、アイゼンなどとの摩擦に対して、耐久性が確保されています。

また、フードやアイスツールループ、ヒップベルト、シートフレームを取り外す事で軽量化が可能です。

シンプルなリュックを探している方におすすめです。

容量

38L(S/M)

生地

210d Xリップナイロン

重量

1.14kg(S/M)

フレーム

フレームシート

【FERRINO】
MT40+5(75652)

引用:楽天市場

ハイキングからクライミングまでマルチに使える登山リュックです。

最大の特徴は、背中の反りに合わせて調整可能なT字フレームです。

MT40+5は背面長の選択はできませんが、このフレームにより背負った際のフィット感を向上させます。

また、ヒップベルト・バックパネル・雨蓋は取り外し可能で、950gまで軽量化できます。

容量

40+5L

生地

305 Pリップストップ HP コーデュラ

重量

1.65kg

フレーム

T字フレーム

まとめ

登山リュックは、各メーカーや容量で様々なラインナップが展開されています。

先ずは、自分の登山の目的やスタイルから、必要なリュックの容量や機能を把握し、最後に黒色があるかチェックしてみて下さい。

紹介アイテム一覧

黒い登山リュックの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

OSPREY
ケストレル38(OS50383003004)
GREGORY
スタウト35(26J*49118)
deuter
FUTURA PRO 36(3401121)
RawLow Mountain Works
Antelope(R13009)
and wander
ECOPAK 45L(5743975001)
Arc’teryx
アルファ FL 40(X000006447)
MYSTERY RANCH
SCREE 32(101001191110)
THE NORTH FACE
テルス25(NM62369)
Black Diamond
スピード40(BD54075002004)
FERRINO
MT40+5(75652)