コロナ禍を経てテレワークが普及した今、印刷も在宅でできればと、家庭用プリンターの購入を検討されている方もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、高速印刷が可能で価格の安い家庭用モノクロプリンターです。
しかし、家庭用モノクロプリンターにはどのような種類があるのかわからずに、購入する製品を悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで、家庭用モノクロプリンターのメリットやデメリット、選び方や安いおすすめ製品を紹介していきます。
目次
- 1 家庭用モノクロプリンターを使うメリット
- 2 家庭用モノクロプリンターを使うデメリット
- 3 家庭用モノクロプリンターの選び方
- 4 家庭用モノクロプリンターおすすめ10選
- 4.1 【エプソン】エコタンク搭載 A4モノクロインクジェットプリンター (PX-S170T)
- 4.2 【エプソン】ページプリンター A4 モノクロ(LP-S180D)
- 4.3 【エプソン】モノクロ インクジェット ビジネス向け(PX-K150)
- 4.4 【Canon】特大容量ギガタンク搭載 A4モノクロインクジェット (GM2030)
- 4.5 【Canon】Satera(MF272dw)
- 4.6 【Canon】Satera(LBP6240SS)
- 4.7 【brother】A4モノクロレーザープリンター(HL-L5100DN)
- 4.8 【brother】プリンター A4モノクロレーザー複合機(DCP-L2550DW)
- 4.9 【brother】レーザープリンター A4モノクロ(HL-L2375DW)
- 4.10 【エレコム】モノクロレーザープリンター WiFi接続(EPR-LS01W)
家庭用モノクロプリンターを使うメリット
家庭用モノクロプリンターを購入すると様々なメリットがあります。
1つ目は、カラープリンターと比較して単色での印刷となるため、色の処理にかかる時間を短縮できることから、高速印刷ができます。
次にカラープリンターと比較してトナーやインクの価格が安いなため、印刷にかかるランニングコストを安価に抑えることができる点です。
最後に、自宅にプリンターを導入することで、これまで印刷するためにコンビニを利用したり、出勤していた時間を削減できる点です。
これらのメリットにより、家庭用モノクロプリンターを導入することで、安価に便利な生活を送ることができるようになります。
家庭用モノクロプリンターを使うデメリット
家庭用モノクロプリンターを購入すると様々なメリットがありますが、デメリットがあることも忘れてはいけません。
1つ目は設置場所が必要という点です。
最近はコンパクトな製品も多くなりましたが、それでも設置するにあたって、位置決めや片付け、ケーブルの配線といった手間がかかります。
次に家庭用モノクロプリンターはカラー印刷ができないことから、写真などを印刷するには不向きです。
自分が印刷することの多い書類が、カラー印刷が不要なものが多いのか確認してから購入するようにしましょう。
カラー印刷ができないのはデメリットですが、モノクロ印刷は短時間に大量の印刷ができるので、多くの書類を印刷する方にはおすすめです。
家庭用モノクロプリンターの選び方
スキャナーの有無で選ぶ
家庭用モノクロプリンターの中には、印刷機能だけでなく、スキャナーを搭載したモデルも販売されています。
スキャナーが搭載されていると、書類の読み取りやコピーができるようになります。
書類の印刷だけでなく、コピーや、PDF化といった作業もされる方はスキャナーの搭載された複合機を購入するのがおすすめです。
両面印刷の有無で選ぶ
家庭用モノクロプリンターには両面印刷機能を搭載したモデルがあります。
両面印刷が可能であれば、印刷時に使用する用紙の量が半分で済むため、ランニングコストを削減することが可能です。
印刷の量が多く、ランニングコストを削減したい方は両面印刷が可能なモデルを購入するのがおすすめです。
印刷スピードで選ぶ
家庭用モノクロプリンターのメリットとして、カラープリンターと比較して印刷スピードが早いことが挙げられます。
印刷スピードにはipmとppmという単位があり、ipmは国際標準化機構が定めた単位、ppmはメーカー独自で測定した速度の単位です。
資料を大量に印刷する必要がある方は、印刷スピードの早いモデルを購入するようにしましょう。
メーカーで選ぶ
家庭用モノクロプリンターを販売するメーカーは多くありますが、トナーやインクなどの消耗品の購入を考えると国産メーカーがおすすめです。
基本的にプリンターの消耗品にはメーカー互換性がないため、メーカーが販売する消耗品が購入しやすい国産メーカーがおすすめです。
家庭用モノクロプリンターを販売する国産メーカーとしては、エプソン、Canon、brotherといったメーカーがあります。
価格帯で選ぶ
家庭用モノクロプリンターの価格帯は、1万円から3万円程度の価格帯のモデルが多いです。
両面印刷やスキャナーが搭載された多機能モデルは価格が高くなる傾向にあります。
初期費用を安く抑えたいのであれば、1万円程度で購入可能なスキャナーや両面印刷機能がないモデルを購入しましょう。
家庭用モノクロプリンターおすすめ10選
【エプソン】
エコタンク搭載 A4モノクロインクジェットプリンター (PX-S170T)
エプソンのモノクロインクジェットプリンターです。
大容量のインクボトルが搭載されており、1回のインク補充で約2000ページの印刷が可能となるので、インク購入の手間を省けます。
また、給紙トレイと排紙トレイが前面にあるので、デスクサイドなど狭い場所にも設置することができるのでテレワークに最適です。
スキャン | 不可 |
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両面印刷 | 不可 |
印刷スピード | 約15ipm |
【エプソン】
ページプリンター A4 モノクロ(LP-S180D)
エプソンのモノクロレーザープリンターで、1分間に30枚もの印刷をすることが可能なため、大量に印刷する方におすすめです。
標準で両面印刷が可能なため、コピー用紙の節約ができるのもおすすめのポイントです。
接続方法がUSB接続のみのため、設置場所とケーブル長の確認を確認する必要があります。
スキャン | 不可 |
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両面印刷 | 可能 |
印刷スピード | 30PPM |
【エプソン】
モノクロ インクジェット ビジネス向け(PX-K150)
エプソンのモノクロインクジェットプリンターです。
スキャンや両面印刷といった機能はなく、印刷スピードも特段早いわけではないですが、本体価格は比較的安いです。
前述のPX-S170Tと比較すると1枚あたりの印刷コストも高い傾向にあるため、初期費用をとにかく抑えたいという方におすすめです。
スキャン | 不可 |
---|---|
両面印刷 | 不可 |
印刷スピード | 15ipm |
【Canon】
特大容量ギガタンク搭載 A4モノクロインクジェット (GM2030)
Canonのモノクロインクジェットプリンターで、大容量タンク搭載のため、インクボトル1本で約6000枚の印刷が可能です。
給紙トレイも前後にセット可能なため、合わせて350枚を給紙することができ、用紙の補充頻度を抑えられます。
専用アプリを使用することでスマートフォンからも印刷可能なため、仕事以外の用途でも活躍します。
スキャン | 不可 |
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両面印刷 | 可能 |
印刷スピード | 13ipm |
【Canon】
Satera(MF272dw)
モノクロレーザビームプリンター複合機でスキャナー搭載のため、印刷だけでなくコピーやスキャンをすることも可能です。
ファーストプリントが5.4秒で可能なため、使いたい時にすぐに印刷できるので、ビジネスでの利用にもおすすめです。
スキャン | 可能 |
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両面印刷 | 可能 |
印刷スピード | 29PPM |
【Canon】
Satera(LBP6240SS)
Canonのモノクロレーザビームプリンターで、スキャナーは非搭載ですが両面印刷機能を搭載しているため、用紙を経済的に使用できます。
トナー交換や用紙補給を前面操作だけで実施できるので、設置位置が省スペースで済みます。
本体価格も1万円前後のため、必要最低限の機能で良いという方におすすめのモデルです。
スキャン | 不可 |
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両面印刷 | 可能 |
印刷スピード | 25PPM |
【brother】
A4モノクロレーザープリンター(HL-L5100DN)
ブラザー工業のモノクロレーザープリンターで、1分間に40枚もの大量印刷が可能なのが魅力のモデルです。
多目的トレイがあるため、コピー用紙だけでなくハガキや封筒の印刷にも対応しています。
印刷時にパスワードの入力を求めるセキュリティ印刷機能が搭載されており、機密データを保護できるので、テレワークにもおすすめです。
スキャン | 不可 |
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両面印刷 | 可能 |
印刷スピード | 40PPM |
【brother】
プリンター A4モノクロレーザー複合機(DCP-L2550DW)
ブラザー工業のモノクロレーザー複合機で、1分間に34枚もの大量印刷が可能ながら、スキャンも可能な多機能モデルです。
ブラザーはトナーとドラムが分離型のため、両方を無駄なく使い切れるため、低ランニングコストで印刷が可能です。
トナー交換・用紙セットは全面で可能なモデルのため、省スペースに設置可能で、家庭での使用におすすめです。
スキャン | 可能 |
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両面印刷 | 可能 |
印刷スピード | 34PPM |
【brother】
レーザープリンター A4モノクロ(HL-L2375DW)
ブラザー工業のモノクロレーザープリンターです。
1分間に34枚の大量印刷、両面印刷対応でありながら、1万円前後で購入可能と初期費用を抑えて導入できます。
USB接続、有線・無線LANと幅広い接続が可能なので、自宅のネットワーク環境を問わず使用でき、ご家庭での利用におすすめです。
スキャン | 不可 |
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両面印刷 | 可能 |
印刷スピード | 34PPM |
【エレコム】
モノクロレーザープリンター WiFi接続(EPR-LS01W)
PC周辺機器メーカーのエレコムが販売するモノクロレーザープリンターです。
国内最小と謳われているほど小型なため、ご家庭での利用であっても設置場所を選びません。
アドホックモード搭載のため、自宅にネットワーク環境がなくてもスマートフォン、タブレットからワイヤレスで印刷が可能です。
スキャン | 不可 |
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両面印刷 | 不可 |
印刷スピード | 22PPM |
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