明かりを確保するための「ランタン」は、キャンプには必要不可欠のアイテムです。
その中でも、コンパクトで使いやすい「充電式の小型LEDランタン」が人気で、多くのアイテムが販売されています。
選択肢が多いのは嬉しいですが、その一方で「どれがいいか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、おすすめの充電式小型LEDランタン10選と、選び方のポイントを紹介します。
目次
- 1 充電式小型LEDランタンを使うメリット
- 2 充電式小型LEDランタンを使うデメリット
- 3 充電式小型LEDランタンの選び方
- 4 充電式小型LEDランタンおすすめ10選
- 4.1 【Goal Zero】Lighthouse Micro Charge(GZ-32008)
- 4.2 【Ledlenser】ML4(502053)
- 4.3 【UCO】Pika(ML-PIKA)
- 4.4 【DOD】 LEDソーラーポップアップランタン (L1-427)
- 4.5 【PEAKS&TREES】LEDランタン(MF-MINI LILIGHT BK)
- 4.6 【LUMENA】M3-BG
- 4.7 【HEXAR】UL3 ライトモデル(UL3W)
- 4.8 【LUMENA】LEDランタン(LUMENA7-GRN)
- 4.9 【FIELDOOR】LEDミニランタン
- 4.10 【5050 workshop】MICROLIGHT
- 5 まとめ
充電式小型LEDランタンを使うメリット
持ち運びの負担が少ない
小型LEDランタンは持ち運びやすく、ソロや車以外のキャンプでも手軽に利用できます。
大きいランタンであれば20cm程の高さのものもあり、バックパックでのキャンプでは幅をとってしまいます。
また、オイルなどの燃料も必要なく、荷物を最小限にできるのが大きなメリット。
100g以下の超軽量アイテムも多いので、荷物を軽く、持ち運びを楽にしたい方におすすめです。
小さくてもしっかりと明るい
小型のLEDランタンは、広範囲を照らせる明るいアイテムも多いのが魅力です。
明るさは「ルーメン」という単位で表され、数値が大きいほど明るくなります。
手のひらサイズでも最大1000ルーメンのランタンもあり、軽量さと明るさを兼ね備えています。
明るいと評判のGoal Zeroは150ルーメンですが、さらに小型で明るいアイテムもあるのでチェックしてみましょう。
火を使わないので安全
LEDランタンは火を使わないので、火事などの心配がなく安心して使えます。
オイルランタンやガスランタンなど、キャンプを彩る人気アイテムですが、火の扱いには注意が必要です。
一方、LEDランタンは火事の心配がなく、テントや車の中でも利用でき、就寝中つけたままでもOK。
子供がいるにぎやかなキャンプにも、安全なLEDランタンがおすすめです。
充電式小型LEDランタンを使うデメリット
紛失に注意
片手に収まるような超小型のランタンは「紛失」に注意しましょう。
持ち運びやすく重さの負担がない一方で、落としたことに気付かなかったり、草むらで紛失というケースもしばしば。
キャンプで明かりがないのは致命的なので、カラビナでバックパックにつるしたり、小型ランタンを2つ持ち歩くのもおすすめです。
充電できない環境では使えない
充電タイプのLEDランタンは、充電できない環境では使えなくなってしまうのが最大のデメリットです。
モバイルバッテリーやポータブル電源などを利用すれば解決できますが、このようなアイテムもまた充電がなければ利用できなくなります。
1泊のキャンプであればさほど大きな問題ではありませんが、連泊や車で充電ができない時は少し役不足かもしれません。
趣(おもむき)はあまりない
しっかりとした明るさが魅力のLEDランタンですが、オイルランタンのような趣は感じられないのが少し残念なポイントです。
LEDの白い明かりに対して「雰囲気がないな」と感じることもあるでしょう。
ですが、しっかりと手元を照らせば刃物も安全に利用でき、ロープで転ぶなどの事故も未然に防げます。
LEDランタンは照明として、オイルランタンなどは雰囲気作りとして割り切って使いましょう。
充電式小型LEDランタンの選び方
明るさや色味で選ぶ
LEDランタンを選ぶときは、まず「明るさ」が重要なポイントです。
明るさ不足だと手元が見づらくなったり、探し物がみつからなかったりと不便なキャンプになることも。
200ルーメン前後であれば身の回りをしっかり照らせ、1000ルーメン以上であればサイト全体を照らすパワーがあります。
また、白色や暖色などの色味も見え方に大きな違いがあり、色味を変えられるものがおすすめです。
白色の方が明るく見え調理がしやすく、寝る前などは刺激の少ない暖色がリラックスできます。
その他の機能で選ぶ
小型のランタンでも便利な機能が備えられているものがあり、付加価値も購入時のポイントです。
例えば、明るさの調整や色味の変更ができるものは、時間帯や環境に合わせて利用でき、バッテリーの節約にもなります。
そのほか、ランタン全体を覆って、全く違う雰囲気を楽しめるシェードが利用できるものも人気です。
しっかりと照らせることを前提に、そのほかの便利な機能や、遊び心をくすぐるアレンジが楽しめるアイテムを選びましょう。
人気メーカーから選ぶ
どのアイテムがいいか悩んだら、人気メーカーのアイテムをチェックしてみましょう。
例えば、小型LEDランタンと言えば「Goal Zero」が有名です。
コンパクトで明るく、ケーブル不要で充電ができ、モバイルバッテリー機能がある「Charge」モデルが注目を集めています。
そのほかにも、LEDライト専門ブランドのLedlenserや、HEXARも人気です。
人気メーカーのアイテムは、価格が高めだったり入手困難な場合もありますが、信頼性や耐久性が高いのがメリットです。
価格帯で選ぶ
小型のLEDランタンは、1,000円〜7,000円前後で購入できます。
メーカーなどにこだわらず手軽に使いたいのであれば、低価格でも十分な明るさのアイテムがたくさん販売されています。
ただし「すぐに付かなくなった」というレビューも見かけるので、安価なアイテムは事前にしっかりリサーチしましょう。
高価格帯のアイテムは、人気メーカーや機能性が高いハイエンドモデル。
高級感や機能性、信頼できるアイテムを長く使いたいという方にはこちらもおすすめです。
充電式小型LEDランタンおすすめ10選
メーカー・商品名 | 明るさ | サイズ | 重さ |
---|---|---|---|
Goal Zero Lighthouse Micro Charge | 150lm | 11.2×3.8cm | 87g |
Ledlenser ML4 | 5~300lm | 29×97cm | 71g |
UCO Pika | 最大150lm | 使用時:16×5cm、収納時:11.5×5cm | 118g |
DOD LEDソーラーポップアップランタン | 20~200lm | 使用時:8.5×11cm、収納時:8.5×6cm | 161g |
PEAKS&TREES LEDランタン | 記載なし | 12.5×2.7cm | 150g |
LUMENA M3-BG | 15~300lm | 10.2×3.4cm | 95g |
HEXAR UL3 ライトモデル | 2~300lm | 3.3×7.5cm | 63g |
LUMENA LEDランタン | 260~1300lm | 9.2×9.2×2.8cm | 220g |
FIELDOOR LEDミニランタン | 70~410lm | 7×12cm | 250g |
5050 workshop MICROLIGHT | 15~350lm | 6.4×1.6cm | 20g |
【Goal Zero】
Lighthouse Micro Charge(GZ-32008)
100g以下の小さなボディにさまざまな機能が詰め込まれた、人気の高いアイテムです。
ぶら下げてランタンとしての利用はもちろん、懐中電灯のようにも利用できます。
内蔵されたUSB端子をモバイルバッテリーに直接接続できるので、ケーブルを忘れて充電できないということがありません。
また、小型ランタンでは珍しくスマホなどを充電できるバッテリー機能も付いています。
明るさ | 150lm |
---|---|
サイズ | 11.2×3.8cm |
重さ | 87g |
【Ledlenser】
ML4(502053)
シンプルでコンパクトなボディと、カラビナタイプのフックで手軽に持ち運べるのが魅力の小型ランタンです。
ロープやバックパックなど、さまざまな場所につり下げて利用できます。
また、専用充電池仕様ですが、単3電池も利用できるのも大きなメリットです。
万が一充電が切れてしまっても、予備の電池を1つ持っておけば充電時間のロスがなく、すぐに明かりを確保できます。
明るさ | 5~300lm |
---|---|
サイズ | 29×97cm |
重さ | 71g |
【UCO】
Pika(ML-PIKA)
湾曲した優しい印象のホヤはスモーク仕様のため、柔らかい光で周囲を照らしてくれます。
まぶしすぎる光が苦手な方でも使いやすく、明るさが足りないと思ったら、リフレクターを併用するのもおすすめです。
また、懐中電灯として使えるフラッシュライト機能や、スマホなどを充電できるバッテリー機能もあり、災害時の備えとしても役立ちます。
明るさ | 最大150lm |
---|---|
サイズ | 使用時:16×5cm、収納時:11.5×5cm |
重さ | 118g |
【DOD】
LEDソーラーポップアップランタン (L1-427)
コスパがよくコンパクトですが、さまざまな機能性が詰め込まれたランタンです。
白色、暖色に加え、温かみのある常夜灯モードや、ゆらめく焚き火のようなゆらぎモードも楽しめます。
ニッケル水素電池(別売り)を使用しての充電だけでなく、単3電池やソーラー充電もできるなどさまざまな環境で使えるのも大きなメリットです。
明るさ | 20~200lm |
---|---|
サイズ | 使用時:8.5×11cm、収納時:8.5×6cm |
重さ | 161g |
【PEAKS&TREES】
LEDランタン(MF-MINI LILIGHT BK)
スリムで懐中電灯として握りやすい形状のため、キャンプではもちろん、夜間のランニングなどにも使いやすいアイテムです。
はっきりした温白光と、寝る前などリラックスタイムでも刺激の少ない暖色の2パターンで、シーンに合わせて利用できます。
また、描かれたかわいい絵柄も人気のポイントで、カジュアルなアイテムをお探しの方におすすめのアイテムです。
明るさ | 記載なし |
---|---|
サイズ | 12.5×2.7cm |
重さ | 150g |
【LUMENA】
M3-BG
高級感のあるデザインと、最大300ルーメンの明るさが魅力のランタンです。
コンパクトなアイテムはチープさを感じることがありますが、つややかなボディでキャンプの主役になるような高級感があります。
三脚やシェードを取り付ければ雰囲気ががらっと変わり、違った雰囲気を演出してくれます。
キャンプだけでなく、自宅利用もおすすめのおしゃれなアイテムです。
明るさ | 15~300lm |
---|---|
サイズ | 10.2×3.4cm |
重さ | 95g |
【HEXAR】
UL3 ライトモデル(UL3W)
最大300ルーメンの明るさがあり、ソロキャンプであればメインランタンとして利用できる高スペックのランタンです。
わずか63gの超軽量で、持ち運びの負担はほぼなく、明るさは無段階で調整できるのでバッテリーの節約も可能。
雨でも利用できる防水機能付きで、過酷な環境でも躊躇なく利用できるアイテムをお探しの方におすすめです。
明るさ | 2~300lm |
---|---|
サイズ | 3.3×7.5cm |
重さ | 63g |
【LUMENA】
LEDランタン(LUMENA7-GRN)
荷物のすき間にすっきり収まるコンパクトさですが、サイト全体を照らせる最大1300ルーメンのハイパワーランタンです。
また、1300ルーメンでも8時間利用できる大容量バッテリーも人気のポイント。
スマホの充電もできるので、夜はランタンとして、就寝中はモバイルバッテリーとして利用可能。
バッテリーを気にせずしっかり明かりを確保したい方におすすめです。
明るさ | 260~1300lm |
---|---|
サイズ | 9.2×9.2×2.8cm |
重さ | 220g |
【FIELDOOR】
LEDミニランタン
据え置きのランタンとして、小さいテーブルの上でも邪魔にならないミニランタンです。
安定性が高いので倒れる心配がなく、つり下げられる場所がなくても利用できます。
また、紛失の心配がある超小型ランタンに対して、大きすぎず小さすぎないサイズ感も魅力。
色味は白色、暖色の2パターン、最大410ルーメンの明るさでサイトをしっかり照らせます。
明るさ | 70~410lm |
---|---|
サイズ | 7×12cm |
重さ | 250g |
【5050 workshop】
MICROLIGHT
重量がわずか20gの超軽量、超小型のランタンです。
全長も5cm弱しかなく、全くかさばらないので、車のキーなどと一緒に持ち歩けば紛失しにくくなります。
かなり小さいですが最大350ルーメン、明るさは3段階調整、暖色、白色の切り替えもでき、機能性も抜群です。
長時間の利用には向かないので、予備のランタンとして1つあると重宝します。
明るさ | 15~350lm |
---|---|
サイズ | 6.4×1.6cm |
重さ | 20g |
まとめ
充電式が主流となったLEDランタンは、電池を入れるスペースが必要ないので、小型で持ち運びしやすいのが大きな魅力です。
事前の充電が必要ですが、モバイルバッテリーやポータブル電源を活用しながら、上手に使ってキャンプを快適に楽しみましょう。
充電式小型LEDランタンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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